最近ちょっと面白い本を読みました。
和の柄や色についての本です。
京都にいると和のものも日常的に見る機会が多く、個人的に和のアイテムも好きです。
で、何に惹かれるのだろうと思ったとき、それは私の場合、「色」であることが多いんです。
では何をもって私たちはそれを「和の色」だとか「フランスらしい色」とか判断しているのでしょう。
この本には、和の色の組み合わせについてかなり具体的に書かれていて、特に和モダンということでかなりのページ数で日本のアールヌーボーとアールデコの色について書かれていたんです。
それで本屋でちょっと面白そう!と思いパラパラしていたのですが、「これは買わねば!」と思い入手しました。
この時代のモチーフや色はフランス本国のアールヌーボーやアールデコと通じるところもあります。
でも色合いとかモチーフがやはり「和」であって、それがまた魅力的。
ヌーボーの頃は、日本の着物などでもやはり植物や蔦系の植物などがモチーフとして輝き、そして色的には濃淡を生かした組み合わせや、淡い色と明るい色の組みあわせなどが好まれたそうです。
不思議なもので、私は和のものを見ていても、自然とこの時代のものに惹かれることが多いです。
現代ものの和雑貨でもしかりで、当然それらは今作られたものなのですが。
この時代の色合いを生かして作られたものが好きだったり。
感覚的なものなのでなんでだろう?と思っていたところ、この本を読んで少しその理由がわかったような気がします。
フランスに行く時によくお土産なども持っていくのですが。
何となく私が「フランス人が好みかな?」と思いそして現地で喜ばれるものも、
この辺りの時代のインスピレーションを受けた色の組み合わせがあるもののように思います。
よく分からないけど、つくづくこの時代にご縁があるのだなと。
きっと前世はこの時代に生きていたに違いありませんね!
時々、西洋のジュエリーから少し離れたところから、また西洋のジュエリーなり文化を眺めてみるということも面白いものですね。
アンティークの世界は深いです!
先日アップしましたトパーズの指輪。
イエロートパーズに関しては、宝石としては黄褐色のものが上質とされていて、この色のトパーズを特別に「インペリアルトパーズ」と呼ぶことがあります。
クラックが少ない透明な結晶が採れることが少ないため重宝されていて、トパーズの中で一番価値のある色とされています。
こちらも初期アールデコの時代のリングです。
やっぱりこのリングのどこかポイントと言うと色合いです。
トパーズのとても綺麗なレモンイエロー。
トパーズをかこうダイヤモンドはよく煌きながらもトパーズに陰影を与えています。
トパーズをイエローゴールドで囲い、ダイヤモンドをホワイトゴールドにしていたりとその辺りの「色の切り替え」がトパーズに美しい額縁を与えているのです。
この辺りの色の妙はもう天才的で、このあたりがフランスのアンティークジュエリーが最も美しいと思う理由です。
最も最も美しいといえば、先日ふらりとよった和骨董のお店でみたアンティークの着物が忘れられません。
「じゃ、買えば?」と言われそうですが、何と5歳ぐらいの女の子のもの。
紫をベースにしたアンティーク着物に、赤い襦袢、赤い帯を重ねていても、もうその色合いの妙にノックダウンされました。
つくづく享楽的な私です。。。
和の柄や色についての本です。
和モヨウ配色手帖$301Cオシャレな“和モヨウ”でもっと磨く配色レッスンBOOK (美術のじかんシリーズ) (2010/09/16) |
京都にいると和のものも日常的に見る機会が多く、個人的に和のアイテムも好きです。
で、何に惹かれるのだろうと思ったとき、それは私の場合、「色」であることが多いんです。
では何をもって私たちはそれを「和の色」だとか「フランスらしい色」とか判断しているのでしょう。
この本には、和の色の組み合わせについてかなり具体的に書かれていて、特に和モダンということでかなりのページ数で日本のアールヌーボーとアールデコの色について書かれていたんです。
それで本屋でちょっと面白そう!と思いパラパラしていたのですが、「これは買わねば!」と思い入手しました。
この時代のモチーフや色はフランス本国のアールヌーボーやアールデコと通じるところもあります。
でも色合いとかモチーフがやはり「和」であって、それがまた魅力的。
ヌーボーの頃は、日本の着物などでもやはり植物や蔦系の植物などがモチーフとして輝き、そして色的には濃淡を生かした組み合わせや、淡い色と明るい色の組みあわせなどが好まれたそうです。
不思議なもので、私は和のものを見ていても、自然とこの時代のものに惹かれることが多いです。
現代ものの和雑貨でもしかりで、当然それらは今作られたものなのですが。
この時代の色合いを生かして作られたものが好きだったり。
感覚的なものなのでなんでだろう?と思っていたところ、この本を読んで少しその理由がわかったような気がします。
フランスに行く時によくお土産なども持っていくのですが。
何となく私が「フランス人が好みかな?」と思いそして現地で喜ばれるものも、
この辺りの時代のインスピレーションを受けた色の組み合わせがあるもののように思います。
よく分からないけど、つくづくこの時代にご縁があるのだなと。
きっと前世はこの時代に生きていたに違いありませんね!
時々、西洋のジュエリーから少し離れたところから、また西洋のジュエリーなり文化を眺めてみるということも面白いものですね。
アンティークの世界は深いです!
先日アップしましたトパーズの指輪。
イエロートパーズに関しては、宝石としては黄褐色のものが上質とされていて、この色のトパーズを特別に「インペリアルトパーズ」と呼ぶことがあります。
クラックが少ない透明な結晶が採れることが少ないため重宝されていて、トパーズの中で一番価値のある色とされています。
こちらも初期アールデコの時代のリングです。
やっぱりこのリングのどこかポイントと言うと色合いです。
トパーズのとても綺麗なレモンイエロー。
トパーズをかこうダイヤモンドはよく煌きながらもトパーズに陰影を与えています。
トパーズをイエローゴールドで囲い、ダイヤモンドをホワイトゴールドにしていたりとその辺りの「色の切り替え」がトパーズに美しい額縁を与えているのです。
この辺りの色の妙はもう天才的で、このあたりがフランスのアンティークジュエリーが最も美しいと思う理由です。
最も最も美しいといえば、先日ふらりとよった和骨董のお店でみたアンティークの着物が忘れられません。
「じゃ、買えば?」と言われそうですが、何と5歳ぐらいの女の子のもの。
紫をベースにしたアンティーク着物に、赤い襦袢、赤い帯を重ねていても、もうその色合いの妙にノックダウンされました。
つくづく享楽的な私です。。。
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