2日目は、パリではなく電車で地方の町へ。
午前と午後でアポが入っています。
町の薬屋さんの建物がこんなに歴史的で素敵な町です。
まず最初に約束していたムッシューのところへ。
ここにお伺いするのは実は初めてで、午後のところも今回が初めてです。
毎年量が減ってきていたアンティークジュエリーですが、特にコロナ禍明けになり一層、物価高と円安もありなかなか仕入れが大変です。
1か所で仕入れられるジュエリーが減っているため、新規開拓もがんがん頑張ってます!
午前のアポ先、特に期待していったのですが・・・。
なんか変。
何も良さげなものが出てこないんです。
ムッシューも無駄に、私に明らかに関係のない現代の宝石(ルース)なんかを見せて長話をしてくるし・・・
私:「メインの商材が私の探しているものが違うのかも・・・」と遠慮しながら言うと。。。
ムッシュー:「いや、そうじゃないんだ。あったんだ。あったんだけど・・・わずか2カ月ほど前に強盗にあったんだ」
まさか!!!!
いやでも確かにそういわれればうなづけます。
確かに商品量がとても少ない。
素晴らしいアールヌーボーのネックレスとかいろいろあったのに・・・とのこと
良質なアンティークジュエリーがそうやって価値の分からない人の手元に渡り、破壊されていったであろうことを考えるとその切なさといったら。
1月ほどバカンスに出る予定だたムッシュー。
大事なものはもちろん金庫へ。
ところがそのバカンスに出る前日バタバタと忙しくジュエリーを金庫に入れたのはいいけれど、金庫の鍵を比較的分かりやすい同じ事務所の部屋の中に置きっぱなしにしていってしまったそうなんです。
これが痛恨のミス。
強盗が入り、セキュリティーをかけているので警報はなって警察もきたようなのですが、それまでの間に金庫の中をごっそりととっていかれたとのこと。
結局何も私の欲しいものは見つからず、でもその話は本当に気の毒で、でもごめんなさい。
で、無理して買っても私も困るので失礼しました。
本当にいたたまれないです。
期待して遠い町まできたのに午前中、収穫はゼロ。
パリより町は寒いし、お腹もすいてきて、すっかり私の気持ちも萎えてきます。
下記のようなパンを買って済ませようかと考えましたが、外でほおばるには何とも寒いですし・・・まともな食事がしたい!
疲れたときは・・・そう食べる!!!!
次のアポも迫っていますが何とかレストランにかけこみメインディッシュ1品だけ頂いてようやく心も体も温まりました。
そして次のアポへ。
こちらも初対面なのですが、別のフランス人ディーラー友達から評判を聞いて薦められていたんです。やっぱりある!!!
良かった、ここまで来た甲斐があった。
カルティエの従業員用の非売品のピアスや、通常のフィリグリーチェーンより少し古い時代の珍しい編みのフィリグリーチェーンなど、やはりパリだったらもう残っていないようなアンティークジュエリーを何点か見つけました。
温かい女性ディーラーさんと良いお仕事ができて嬉しくなり心も温まり、ほっとして外に出たところ、まさに「嵐」と呼ぶべき横殴りの雨と風。
傘ももっていましたが、そんなんでは全く歯が立ちません。
なんとかこの町で買おうとしていたチョコレート屋にたどりつき、何でここまで意地を張ってチョコレートを買わないといけないのか分かりませんが、びしょぬれになりながらチョコレートを買いました。
そしてパリへ戻ります。
午前と午後でアポが入っています。
町の薬屋さんの建物がこんなに歴史的で素敵な町です。
まず最初に約束していたムッシューのところへ。
ここにお伺いするのは実は初めてで、午後のところも今回が初めてです。
毎年量が減ってきていたアンティークジュエリーですが、特にコロナ禍明けになり一層、物価高と円安もありなかなか仕入れが大変です。
1か所で仕入れられるジュエリーが減っているため、新規開拓もがんがん頑張ってます!
午前のアポ先、特に期待していったのですが・・・。
なんか変。
何も良さげなものが出てこないんです。
ムッシューも無駄に、私に明らかに関係のない現代の宝石(ルース)なんかを見せて長話をしてくるし・・・
私:「メインの商材が私の探しているものが違うのかも・・・」と遠慮しながら言うと。。。
ムッシュー:「いや、そうじゃないんだ。あったんだ。あったんだけど・・・わずか2カ月ほど前に強盗にあったんだ」
まさか!!!!
いやでも確かにそういわれればうなづけます。
確かに商品量がとても少ない。
素晴らしいアールヌーボーのネックレスとかいろいろあったのに・・・とのこと
良質なアンティークジュエリーがそうやって価値の分からない人の手元に渡り、破壊されていったであろうことを考えるとその切なさといったら。
1月ほどバカンスに出る予定だたムッシュー。
大事なものはもちろん金庫へ。
ところがそのバカンスに出る前日バタバタと忙しくジュエリーを金庫に入れたのはいいけれど、金庫の鍵を比較的分かりやすい同じ事務所の部屋の中に置きっぱなしにしていってしまったそうなんです。
これが痛恨のミス。
強盗が入り、セキュリティーをかけているので警報はなって警察もきたようなのですが、それまでの間に金庫の中をごっそりととっていかれたとのこと。
結局何も私の欲しいものは見つからず、でもその話は本当に気の毒で、でもごめんなさい。
で、無理して買っても私も困るので失礼しました。
本当にいたたまれないです。
期待して遠い町まできたのに午前中、収穫はゼロ。
パリより町は寒いし、お腹もすいてきて、すっかり私の気持ちも萎えてきます。
下記のようなパンを買って済ませようかと考えましたが、外でほおばるには何とも寒いですし・・・まともな食事がしたい!
疲れたときは・・・そう食べる!!!!
次のアポも迫っていますが何とかレストランにかけこみメインディッシュ1品だけ頂いてようやく心も体も温まりました。
そして次のアポへ。
こちらも初対面なのですが、別のフランス人ディーラー友達から評判を聞いて薦められていたんです。やっぱりある!!!
良かった、ここまで来た甲斐があった。
カルティエの従業員用の非売品のピアスや、通常のフィリグリーチェーンより少し古い時代の珍しい編みのフィリグリーチェーンなど、やはりパリだったらもう残っていないようなアンティークジュエリーを何点か見つけました。
温かい女性ディーラーさんと良いお仕事ができて嬉しくなり心も温まり、ほっとして外に出たところ、まさに「嵐」と呼ぶべき横殴りの雨と風。
傘ももっていましたが、そんなんでは全く歯が立ちません。
なんとかこの町で買おうとしていたチョコレート屋にたどりつき、何でここまで意地を張ってチョコレートを買わないといけないのか分かりませんが、びしょぬれになりながらチョコレートを買いました。
そしてパリへ戻ります。
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