2時間遅れでパリに到着後、慌ただしくバスに乗りようやくホテルへ。
以前から渋滞の多かったパリですが、迫るオリンピックのためか工事中のところが増えていて、これまで以上にカオスになっています。
バスも見えてるのになかなか着かないです!
業を煮やして「途中で降ろしてーーー」みたいな人がパラパラと出てきまして、私もまだ距離は少しあったのですが歩ける距離だったので「降ろして~」といって微妙な場所で下車。
ガラガラとスーツケースを引いてホテルへ到着。

ところが…朝便だったので部屋が用意できていないとのこと
着いてすぐに部屋を使いたいため、前の晩分から予約してたのにです。
「困るよー、入れて!」って言ったら、とても感じの良いマネージャーさんで「もっと大きな部屋ですぐに用意するね!」といってくれまして。
ほら、一人なのに無駄に広くて素敵な部屋! 寝室以外にちょっとしたリビングスペースと簡易キッチンもあり本当に助かりました。
hotel


窓から見える風景。
l'exterieur



出張中はトラブルもとても多いのですが、幸運なこともあります。

実は今回のホテルはひと騒動ありまして、もともと長年お世話になっているエージェントから、マレ地区のアパルトマンを借りる予定にしていました。
マレ地区は独特の雰囲気のあるとても素敵な界隈でアパルトマンもパリらしい味わいのあるものだったのでとても楽しみにしていたのですが・・・。

実はマレ地区は、ファッションとゲイタウンという顔の他に、ユダヤ人街という顔も持っています。
ユダヤ人学校にシナゴーグ、ユダヤ歴史博物館などが狭い面積の中に密集して存在しています。

昨今の中東問題の中、やはりいろいろ考えますと今回は避けた方が良いかなと泣く泣くキャンセルしました。
改めて取った場所は、エリアとしては面白みはないですが多くの取引先と地理的に近かったので。
現地のディーラーさんにも事前にいろいろと聞きまして、やはり今は用心するにこしたことはないといことで、多くのディーラーさんのところに頑張れば歩ける距離のこの9区エリアにしました。

でも治安問題は日本で報道されているより、ずっと落ち着いていました。
フランスは移民の多い国ですが、多くの人がそれについて慎重に考えて冷静に対応している感じを受けました。
移民の歴史も長く、それを受けて入れてきた人たちの歴史も長く、いろいろ考えると感慨深いです。