先日、個人的にとても好みの真珠の指輪をアップしました。
さりげなく良い指輪です。

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デザインはとてもシンプルなようでいて、その作りのよさがあってこそ。
宝石(ダイヤモンドと天然真珠)が共にとても綺麗で、愛らしくも可憐。
一方でけっしてチャチになることのない、クオリティー良さを感じさせる指輪です。
こうしたさりげなく段々に効いて来るジュエリーというのは、なかなかないものです。


フランスでは1900年前後に作られることの多かった「真珠xダイヤモンドの指輪」、どれ一つ同じものが存在しません。
見比べてみると、それぞれ表情が異なり面白いですよ。
以下、売却済みのものも多いですが少し似たタイプのものをご紹介いたしますね。
正にそれぞれ似て異なるものなのです。


ナチュラルパールクラスターリング(マーガレット、オールドマインカットダイヤモンド)
こちらもほぼ同時代、先日アップしたばかりのリング。
少し大人っぽい雰囲気です。
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アンティーク天然パールリング(クロスオーバー、ローズカットダイヤモンド)
こちらは売却済み、愛らしく可憐な雰囲気の指輪でした。
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天然真珠とダイヤモンドのアンティークリング(1920年代アールデコ)
もう少し後年になります。売却済み。
洗練されたリングでした。
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アンティークマベ真珠指輪(オフホワイト天然真珠、ダイヤモンド)
真珠が少しのっぺりした感じだと思いませんか?珍しいマベ真珠を用いたリングでした。
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ダイヤモンドと真珠のアンティーク指輪(クロスオーバーリング、トワエモワ)
少しいびつな真珠とボリュームあるダイヤモンド。
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こうしてみますと一言で「アンティークの真珠とダイヤモンドのリング」と言いましても実にいろいろなデザインと表情があることが分かりますね。
いずれのリングもフランスで1900-1920年頃に作られたものなのですから、その豊かなデザインとセンスのよさには改めて惚れ惚れします。