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2015.08.10 (Mon)

ハート型アンティークロケットペンダント(3色カラーゴールド、天然真珠)

先日、フランスアンティークジュエリー、特に優美な最後の貴族文化であるベルエポック時代の王道のアンティークジュエリーをアップしましたのでご紹介いたします。


パッと見たところ愛らしいハートのペンダントに見えますが・・・。
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何と中が開く、ロケットペンダントです。
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ロケットペンダントは、普段アンティークジュエリーにご興味のない方もアンティークでお探しになられる方もいらっしゃるようで、よく色々なご質問をいただくアイテムです。
このロケットペンダントは100年以上の時を経ていますが、今もパチンと良い音を立てて閉まります。
これって当たり前のように思いますが、経ている年月を考えましたら驚異的なことです。


あと100年後・・・、私は間違いなくこの世にはいないと思います。
今、私がこうしてブログを書いているパソコンは数年後には壊れているでしょうし、珈琲を入れているマグカップも、絨毯も、携帯電話も10年後には使える状態ではきっとないですね。
今住んでいるマンションですら(賃貸なので自分のものというわけでもないですが)、きっともうないでしょう。


ふと日常を見渡して自分の死後も美しいまま残っているものがあるか、想像してみてください。
「もう、何もかも残らないんだわ!」と悲観的になることもないと思います。

でもこのペンダントは100年後も今ときっとあまり変わらないまま、これまでの100年も美しく存在し続けたように美しいままでしょう。
このように自分に置き換えて考えてみますと、なぜ昔の人がロケットペンダントに愛する人の髪の毛や写真を入れたのか分るような気がしませんか?

Life is very short・・・だけれども、永遠に持ち続けていたい気持ちや感情があったのでしょう。
昔の人の時間の捉えかたは現代人のそれより悠久としているような気がします、素敵ですね。
でも忙しい現代人の私たちだからこそ、もう少し長いスパンで自分の人生を見れたらいいですよね。
そんなこんなを色々夢想させてくれる、ロケットペンダント。
文章長くなりましたがロケットペンダントは、色々なこを想像してしまう、アンティークジュエリーの中でもひときわ物語性のあるジュエリーです。
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