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2015.07.08 (Wed)

パリ最終日、そしてロンドンへ

パリでの最終日は、朝は少しだけゆっくり。
ゆっくり朝ご飯をてべて、その日の夜にはロンドンに向かって電車に乗るので簡単に荷造りをしておきます。

私が買い付けの時にアパルトマンを選ぶ理由の一つが、レイトチェックアウト。
アパルトマンですと僅かな追加料金で夕方まで使わせてくれるのですが、ホテルですと夕方アウトですともう丸一日チャージされてしまいます。
フロントに荷物を預けて・・・という手もあるのかもしれませんが、何といっても貴重品が多く、そして買い付けのたびは本当にハードですから私にっとってはギリギリまでお部屋を使わせてもらえると言うことが、とても大事なポイントです。


午前中のアポの人から携帯に連絡が!
パリ市内のひどい交通渋滞で少し遅れそうとのこと・・・であれば。
まず買い付けの前にお土産の買出しにいきましょう。
ということでいつもどおり、ボンマルシェの食品館にいきます。
ここは本当に世界中の美味しいものが集まっていて、何時間でもいたくなります(^ ^)

そして出発!
午後も仕事はしますが、大きな買い付け@パリはここで最後になりそうです。
長年お世話になっている女性ディーラーさん。
今回も悩ましいほど、素晴らしいジュエリー(しかもハイクラスのジュエリーが多かった!)がたくさんあり、何を優先するのかと言うことでかなり悩みました。
結局、5点に絞込み、ただその内の2点がかなり高価なものだったので、予算がオーバー!
どうしても削れなかったアールデコ期のダイヤモンドのボンブリングは、次回まで取っておいてくれるということで決着。

そしてひたすらお喋り。
何をそんなに喋っているかというと、もちろんジュエリーの話、彼女の買い付けの話、この業界の話、日本及びフランスのマーケットの状況。
あと完全なプライベートの話。
プライベートに関しては彼女は聞けばなんでも気持ちよく教えてくれますが、私もそう詮索好きな方ではありません。
会うたびに「ふーん、そんなことがあったんだ!」と言った話が会話の中から出てくる程度です。
ただ今回思いがけず彼女のまた私生活にかかわる発見があり、それは詳しくはかけませんが、同じ女性としてすごいなと改めて思う事柄でした。

シャキシャキとしたキャリアウーマンで、世話好き&話好き。
一方でどんなに忙しくても、いつも身だしなみがしっかりしていて、その日もネイルにヒールの高いサンダルといつもかっこいい彼女。
その燦々としたオーラーは、人生の中で簡単ではないことも、人一倍抱えて潔く生きている、そんなところからにじみ出ているのかもしれません。

日本女性の社会進出、やはり欧米と比べて劣っているところがありますね。
その背景には、やはり「女性に不寛容な社会」と言うのがあると思います。
ヨーロッパはこの10年間でこれまで以上に女性がいきやすく、色々な選択肢を取れる社会により進化してきているように思うのですが、日本はどちらかというと近年、よりコンサバな風潮が見られるように個人的には思っています。
先日、自分のビジネスをして頑張っている昔からの知り合いの女性が
「アジア女性が突き当たる、ガラスの天井は確かにある」
と言う話をしてくれて、共感しました。
私たちが10-20代の頃以上に、日本は少しコンサバな方向に向かっているような気がして、息苦しさを覚えることも多いこのごろです。

とても優秀で世界でもまれに見る気配り上手な日本女性。
あともう一段私たちが飛躍し、そして色々な女性が様々な選択肢をより気持ちよく取れるようになるために・・・私たちに最後にあと少しだけ欠けているのは気概、「勇気」なのかもしれません。
このディーラーさんのように自信を持って、世の中的には不利なことも、自分の人生を生きるためなら引き受けることを辞さない!
そんな風に生きれたらいいな、といつも眩しく思うのです。

弾丸トークで3時間が過ぎ、急いで次の場所に向かわなくてはなりません。
それからパリ市内でもう一箇所回りアパルトマンに帰宅。
思いがけず、かなりギリギリになってしまい、もうダッシュで最後の荷造り&お部屋の片付け。
そして・・・うっかり前述した彼女のところに(大したものではないですが)忘れ物をしてしまっていることに気づきました。。。
それで電話して、またおしゃべりをしていたらいよいよ追い込まれ・・・マズイ!
あわててパリ北駅までいくタクシーを予約し、アパルトマンの片付けも道半ばでタクシーに乗り込みます。

夕方時でしたら思ったより道は込んでなく、ぜんぜん余裕で北駅に到着。
イギリスの入国審査(北駅で行われる)も無事にすみ、今日は後はユーロスターに乗るだけ!と思ったら・・・放送が・・・
なんと「30分遅れます!」とのこと。
あんなに急いでアパルトマンを出たのに・・・。
私がユーロスターで遅延などのトラブルに巻き込まれることはとても多いです。
3回に一回ぐらい、当たりすぎじゃないですか!??
まぁそれぐらいの遅れでも無事に着くならまぁ、いいとしましょう。

無事に電車に乗り込み、席を移動し横の開いている席へ。
電車がしばらく進み、イギリスとフランスの国境あたりに近づいてきた時、美しい夕焼けが見えました。
写真ですとそこまで伝わるか分らないのですが(クリックしていただくと拡大します)、それは美しい夕焼けでした。
どこまでもなだらかに続く田園風景とサンセット。
日本の田舎は土地の勾配が強く、それがまた美しい自然の姿ですが、ヨーロッパの田園風景はどこまでもなだらかですね。
どちらもそれぞれに美しく、ちょうど旅の疲れが出てくるころでしたが、見も心も癒されました。

sunseteurostar.jpg

sunseteurostar2.jpg

ロンドン、セント・パンクラス駅に到着。
夜遅い時間ですが、一年で最も日の長い季節、まだそれほど暗くはなっていません。
ユーロスターの着く駅から徒歩五分ほどのアパルトマンタイプのホテルを予約していましたので、スーツケースをごろごろさせながら無事に宿につきました。
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