GW、皆様はいかがお過ごしになられたでしょうか?

本日「アンティークローズカットダイヤモンドピアス(星と花、金細工、ローズゴールド)」をアップ致しました。

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シェルシュミディでご紹介するアンティークピアスは20世紀初頭のジュエリーが多いのですが、こちらはその一時代前、1890年頃の作品です。
ポエティックで温かみのある作風、ローズカットダイヤモンドは20世紀以降もなくなったわけではないのですが、やはりこの時代のローズカットは20世紀以降のローズカットと少し異なりますね。
写真はアップして撮っておりますが、金細工の細かさがお分かりいただけますでしょうか。


こちらのピアス、外枠はお花の形をしていますが、ダイヤモンドの台座部分が星(エトワール)です。
エトワールをモチーフにしたジュエリーは、19世紀後期以降も20世紀初頭-アールデコ期に秀でたジュエリーが作られるのですが、それはおそらく1910年に地球に接近したハレー彗星が影響していると思います。
当時、ハレー彗星はヨーロッパで大きな話題になりました。

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星をモチーフにしたジュエリーには、他のジュエリーにはないロマンを感じますね。