先日の関西でのオープンサロンにお出かけくださいました皆様、有難うございます。
巧く日程が合ってお出かけくださいましたお客様もいらっしゃいましたし、ご希望をいただきながらも平日ということで日程の調整が難しかったり、逆にオファーいただきました日程がどうしても私のほうで難しかったりもしました。
こんな年度末の日程にしてしまい大変申し訳ございません。
考えましたら年度末な上に、ちょうど確定申告のしめの直前の難しい日程でしたね!

でもお会いできました皆様とは楽しいお時間を過ごさせていただきまして、本当にありがとうございます。
東京で行う催事も遠くから来てくださるお客様がいらっしゃるのですが、関西でも有難いことに色々なところからきてくださいます。
これまで京都で行ったオープンサロンには東は名古屋、西は鳥取のお客様がおいでくださいました。
本当に有難うございます。
日本の行っていない地域にも行ってみたいなーという気持ちがいつも湧いてきます。


さてオープンサロンで皆様のご反応を見ているととても参考になることが多いです。
今回はちょっと角度を変えて、サロンでどんなジュエリーが人気だったかをご紹介したいと思います。
もちろんアンティークジュエリーは何がお好みかは、人それぞれ違うものだと思います(幸いなことに!)。
しかしながら他の方の視点から気づくことも多いのではないかと思いまして、それを知ることも中々楽しいのではないでしょうか?

j00956-3.jpg
1)まずいつも催事の時にお出しするのを忘れてしまうアンティーク時計。
こちらアップしてからかなり時間がたっているのですがまだなぜかある!
セールにもなっていて本当にものすごくお買い得!というご反応を今回数名の方から頂きました。
でもなぜかまだあるんですけどね(笑)。
当店のお客様はやはりジュエリーをお探しの方が多いからだと思いますが、ジュエリーとしての完成度ももちろん、メカの部分も手入れが完璧になされていて、機能的にもとてもしっかりとしたアンティーク時計です。
時計の手入れは今、すべて神奈川の専門工房でチェックを全てお願いしています。
こちらの工房、同業者のかたからご紹介いただいたのですが本当に優秀で、どんな時計でも直せて(こちらの時計は仕入れた時点から完璧に動いていましたが念のためにチェックは入れてます)、そして一度ここでオーバーホールをしてもらえば本当に長持ちすると評判です。


j01083-5_20150314232433295.jpg
2)ご覧になられたほぼ全ての皆様がご反応くださる、それは美しいダイヤモンドのペンダントヘッド。
「写真でも綺麗だとは思っていたけど、本当に綺麗」と絶賛くださいます。
ダイヤモンドの色はほんの僅かにシャンパンを帯びておりそれがまた良いのですが、「真っ白に見える」とおっしゃる方が多いです。

j01041-3.jpg
3)フルールドリスの指輪。
「ダイヤモンドが本当に大きくて綺麗!」とダイヤモンドに目の行かれる方が多いです。
シンメトリーなデザインで、着けられた時にクラシックに安定感を持って収まるところも評判が良いです。

j00783-6.jpg
4)だいぶ前にアップした商品なのですが、今回ご反応くださるお客様が多かったです。
カボションカットされた明るいガーネットはまるでルビーのような綺麗な色です。
透明な宝石をカボションにするには、その宝石が極めて質がよくないとできません。
光の反射に頼らない分、資質の良い宝石が必要になんです。
そうした意味でも貴重なピアスです。

j00962-8.jpg

5)ガーネットのクロス。
催事の時はクロスは独特なものかなと思い、あまりお出しすることがなかったのですが、今回たまたまお出ししましたら皆様、そのガーネットの美しさとリーズナブルさを指摘されてました。
滴るような艶のあるガーネットです。
クロスは宗教色が強いので・・・とおっしゃるお客様もいらっしゃるのですが、私は特にそうしたものは考えないのですがいかがでしょう?
考えましたら西欧の文化で、キリスト教から派生していないものなんてないですしね・・・。
十字架は生活の厳しい女性がつけていたというイメージをお持ちの方も日本にはいらっしゃるようですが、生活が厳しかったら当時このレベルのジュエリーは持てないです(笑)
フランスでは純粋にファッションモチーフです、ハートとかお花のモチーフとそれほど変わらずといった印象です。

他もたくさんご反応頂いたジュエリーはありますが、どうでしょう?
ご自身はノーマークで、「でも確かにそういわれればいい!」と思われたものもありませんか?
ジュエリーの見方ってごく私的で主観的でいいと思うのですが、人の反応もまた面白くそこから影響を受けることもありますね。
私もいつも仕入れの際は、自分のビジョンを大切にしていますが、ディーラーさんの意見とかとても興味深く影響を受けることもあります。
そうして世界が広がっていくのもやはり楽しいものです。


今回のオープンサロンは京都での開催だけで失礼いたしましたが、首都圏やそれ以外のお客様のこともよく思い出しています。
「あの方はお元気かしら?」ですとか
「○○されるといってらっしゃったけれど、どうかな?」ですとか。
商品に関すること以外でもお気軽にご連絡をください!
いつでもお待ちしております。