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2014.12.11 (Thu)

アンティークアメジスト指輪(スミレ色、スクエアカット、18KYG)

最近読んだ素敵な本がありましたので、ご紹介したいと思います。
テーマは「エレガンス」!


こちらの本、何と東京の催事の際に、お客様から頂いたものです。
(店主なのにお土産まで頂いてしまい恐縮です。皆様、どうかお気遣いなく手ぶらでいらしてください)

永久不滅のエレガンスのルール永久不滅のエレガンスのルール



ジュヌヴィエーヴ・アントワーヌ・ダリオーさんというフランス女性が書いた本です。
この方、ニナリッチのオートクチュールサロンの支配人を長く勤められていた方。
長きにわたって社交界のパリジェンヌを素敵に変身させてきたということで、言葉に重みが・・・!


読み始めると夢中になって進みました。
もう辛口です(笑)
自分も「まずいな」と思うところしきりで、手に汗をにぎりっぱなしでした。
今、猛省しています。


もちろん時代もお国も違いますのでいろいろあてはまらないこともあるでしょう。
今は女性がもっともっと動くようになっていますから、この本の書いたとおりにするのは難しい部分もあると思うところも多々ありましたが、エレガンスに関して不動のこともやはりあると思いました。
とても参考になります。

ダリオーさん、中々アンティークジュエリーにもお詳しいです。
ご自身も良家のご出身でしょうから、身近に見て育ったのではないでしょうか。
やはりエレガントな装いにアンティークジュエリーはかなり重宝する存在であること、中でも真珠のネックレスを高く評価されており個人的には嬉しかったです。

ダーリオさんの辛口トークと表現の辛らつさが非常にフランス女性的です。
スパイスがきいてきますが軽快に読めますので、皆様ぜひ機会がありましたら読まれてください。
女性なら読んで損はないと。
それにしてもやはりフランス女性に脈々と受け継がれてきたエレガンスは確かにあるなと改めて思いました。
センスは一朝一夕にならず、きっと良家のフランスのお嬢さんは、家庭でそうしたセンスを磨かれてきたという素養も多いのかもしれませんね。


フランスをはじめヨーロッパの女性の生き方などについて書かれた本やエッセイが私はとても好きでして、でもなかなか「これは!」と思うものも少ないのが事実です。
芸能人のパリ日記みたいなのはやはりつまらないですしね!


フランスのエッセイで好きなのは吉村 葉子さん、あとイギリス関係では井形慶子さんの本も好きでよくよんでいます。
とにかくこの手のお話は好きで仕方ないので、皆様良い本があったらぜひご紹介くださいね。



先日アップしました「アンティークアメジスト指輪(スミレ色、スクエアカット、18KYG)」
柔らかいスクエアのアメジストの指輪です。
アメジストの色がスミレ色で、またとても良い色です。

アンティークのアメジストは(現代のアメジストと比べて)濃い色をしているか、淡い色をしているかどちらかのことが多い」と言われています。
標準的なアメジストの色は逆に少ないです。
これはなぜかといいますとアメジストの紫色の要因は、微量に含有された鉄イオンによるものなのですが、この紫色は加熱処理することによって色を調整することが可能だからです。
勘の良い方ならもう分かるでしょう。
現代では、色の調整がされたアメジストが非常に多いのです。

着けた時の色合いがとても心地の良い指輪です。

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