お盆の最終日8/16は京都で記録的な豪雨となりご心配くださる方もいらしてくださいますが、大丈夫です!
一部、住んでいる近くの京都御所の周りでも冠水が見られましたが、幸い私の近くでは何事もありませんでした。
またジュエリーは常に厳重保管しておりますので、ご心配なく。


しかし・・・その日は何と私はよりによって比叡山にいっておりました。
天気予報では「時々弱い雨」となっているぐらいでしたので行ってきたのですが、延暦寺もおまいりしてご飯を食べて帰ろうと思った瞬間、ものすごい雨がふってきまして。
最初はすぐにやむだろうと思ったのですがますますひどくなるばかり。
見たこともないような雨で、途中ワイパーを最速で回しても前が見えなくなってしまったときがありましてそのときはもう本当に背筋が凍りました。


1車線しかないような道でUターンできるような場所もなく、とりあえず次の駐車場に何とかたどり着くまで死ぬ思いでした。
何とか駐車場にたどり着き、そのまま車内で小一時間ほど休み、少し雨が小降りになってきた頃に下山したのですが。
雨は小降りにはなってきていましたが今度は、京都市内の山の麓(と言っても既に民家が広がるエリアです)でところどころ小さな土砂崩れがおきていまして、それも怖かったです。
幸いとても小さな濁流のようなものがところどころで流れている状態でしたが、何かの弾みでどばっと大きな濁流がきてしまえば流されてしまいますからね。
しかもやはり細い道なのでUターンとかできない道ですから進むしかないのです。
自然の怖さをあらためて感じました。


駐車場で雨が待つのを待つ間は、大きな雷が地鳴りのように響き、怖いのだけれどどこか神々しくもありました。
延暦寺をお参りした後だったので特にそんな風に思えました。
安全を確保したところから見れば(不安定な状態でしたが)どこか怖いほど美しいのです。


>その日は五山の送り火でして、こんなに猛烈な雨が降った後に決行するのだろうかと思っていましたが、決行されました。
それもすごいですね。
新居の窓からはちょうどまっすぐに大文字が見えるので、早速恩恵にあずかりました。
昼間の強烈な雨を体験していたからか、大文字を穏やかに見れることが余計に有難く感じられました。
この日は窓から普段はっきり見える大文字山は雲で大きくかすんでいて、大文字の「大の字」がまさに夜の暗闇に浮かび上がるように燃えていました。
それがまた幻想的で美しかったです。


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自然の畏怖を、お盆だからか余計に感じた不思議な一日でした。


<皆様も日常に戻られているでしょうか。
夏もきっともうあと少し、過ぎ行く夏はどこかノスタルジックな気分にさせますね。
この時期は私は案外好きなのですが、皆様はいかがでしょう?