2014.08.15 (Fri)
アンティークブローチ→ペンダントへの加工の実例
お盆ですね。
帰省されてらっしゃる方も多いことでしょう。
お盆中は休まずに営業しております。
引越しに伴い、シェルシュミディのポストカードをデザインも一新しました。
新しいポストカードは、こんな感じになります。

いかがでしょう?
ここの所、いろいろな印刷物やHPのデザインはわりとシャープに「黒x白」などの配色にしていましたが、少し柔らかい雰囲気をだしてみたくて色を変えてみました。
クオリティーを高く保つのはもちろんのこと、使っていて使い心地が良いジュエリー、そんなアンティークジュエリーがご提供できたらよいなという気持ちをこめました。
アンティークジュエリーって良いものはどこかとても収まりが良いところがあるように思ってます。
お盆の間は京都市内でのんびりしております。
昨日は大学時代の友達で京都出身の友達が帰省していましたので、女二人で夜、お出かけしました。
食事をしてからまだ少し飲み足りない!ということで、kawa cafeという鴨川に面したカフェバーへ。
実はこちらのお店、もともと京都にお詳しいお客様にご紹介いただいたお店なんです!

こちら何とフランス人の方がオーナーで、以前行ったときはオーナーさんはいなかったのですが、夜だからかいらっしゃって、このフランス人のおじさんがしゃべること!
もともと「ドリンクだけなら窓辺はだめだよ。」と言われていたのですが、フランス語だしなんとなく気をよくしたのか、窓際の席に通してくださり。
京都の景観条例のことや私の友達の恋愛について、もう話がとまりません。
しかもとても毒づいていて、面白いかったです。
私は大学の専攻がフランス語だったので、友人も同じ学科の友達だったのでもちろんフランス語が分かり、おじさんの選ぶ言葉が強烈すぎて二人でおなかを抱えて笑っていました。
目の前は鴨川、気持ちの良い風をあびながら、おいしい白ワインを気心の知れた友人とのみ、パンチのきいたお店のオーナーさんが面白い話を提供してくださる。
なんだか居心地がよくてついつい長居をしてしまいました。
彼女とも長い付き合いで、20代の頃はお互いもうちょっとぎらぎらしていて、親しい友人でもどこか構えている部分もあったのかなと。それがいい意味でお互い力がぬけて、昔以上に楽しいです。
学生時代の友人って本当に有難い存在だなと思うことが最近増えてきました。
男の子の友達はやはりお互い家庭をもったりすると以前のようにはつきあえなくなり、自然と少なくなっていきました。
会社や会社員時代の業界の友達は会社をやめてから何年もたつと、やはり疎遠にはなってしまう人が多いです(続いている人もいるけれど)
しかし学生時代の友達は不思議なぐらいなんかずっと変わりません。
驚くほど年月はすぎているのに。
有難いと素直に思ってます。
アンティークジュエリーでは秀逸なブローチが比較的よく見つかりますが、現代ではブローチをされる女性はそれほど多くはございません。
そうした理由もあり「元々アンティークブローチとして作られたものに、ペンダント用の通し輪を加えて、ペンダントとしても使えるようにしてほしい」といったご依頼はよく受けます。
また既に当店で仕入れをした時点で、ヨーロッパで既にそのように作業をされたと思われるジュエリーもございます。
こうしたアンティークジュエリーに付加の機能を加えるタイプの修理は、オリジナルのラインや機能を邪魔せずに、オリジナルに変更が加わらないように行うのであれば、多くの場合、アンティークジュエリーの価値を大きく損ねるものではありません。
しかしこのオリジナリティを損ねずに・・・と言うのが作業的にも難しく、熟練した職人さんにきっちり作業をしてもらうことが必要になります。

↑
こちらは先日再アップしましたフルールドリスのダイヤモンド&エメラルドブローチです。
ペンダントとして使うときようの通し輪を新たに提携工房で足してもらいまして、そのお披露目です。
ペンダントのフルールドリスの形にあわせて通し輪をつくってもらい、それを素材を見ながら溶接してもらっています。
最初は私はもっと簡単に考えていたのですが、デザイン的にも素材的にも難易度が高かったようで、職人さんがずいぶん頭を悩ませてらっしゃいました。
このジュエリーの場合、難しいポイントが3点ありました。
・通し輪をフルールドリスの形にあわせて、正面から見たときも裏から見たときも美観を損ねないようにすること。
・地金が銀で、裏面がヴェルメイユであるため。
火をかけたときに、年月を経たヴェルメイユの色合いが変わることになります。
それをどう最小限に抑えるのか。
・かなり重量感のあるジュエリーですので、左右のバランスよくシルエットとしても綺麗に見えるようにする。
(2つの通し輪をつけていただくことで解決しました)
時間がかかっただけありとても綺麗にしあげてくださり私も大満足です!
これでペンダントとしてお使いいただくときにより安心ですし、シルエットとしても2つの通し輪をつけていただきそこにバランスよく力がかかることでより綺麗につけていただけると思います。
帰省されてらっしゃる方も多いことでしょう。
お盆中は休まずに営業しております。
引越しに伴い、シェルシュミディのポストカードをデザインも一新しました。
新しいポストカードは、こんな感じになります。

いかがでしょう?
ここの所、いろいろな印刷物やHPのデザインはわりとシャープに「黒x白」などの配色にしていましたが、少し柔らかい雰囲気をだしてみたくて色を変えてみました。
クオリティーを高く保つのはもちろんのこと、使っていて使い心地が良いジュエリー、そんなアンティークジュエリーがご提供できたらよいなという気持ちをこめました。
アンティークジュエリーって良いものはどこかとても収まりが良いところがあるように思ってます。
お盆の間は京都市内でのんびりしております。
昨日は大学時代の友達で京都出身の友達が帰省していましたので、女二人で夜、お出かけしました。
食事をしてからまだ少し飲み足りない!ということで、kawa cafeという鴨川に面したカフェバーへ。
実はこちらのお店、もともと京都にお詳しいお客様にご紹介いただいたお店なんです!

こちら何とフランス人の方がオーナーで、以前行ったときはオーナーさんはいなかったのですが、夜だからかいらっしゃって、このフランス人のおじさんがしゃべること!
もともと「ドリンクだけなら窓辺はだめだよ。」と言われていたのですが、フランス語だしなんとなく気をよくしたのか、窓際の席に通してくださり。
京都の景観条例のことや私の友達の恋愛について、もう話がとまりません。
しかもとても毒づいていて、面白いかったです。
私は大学の専攻がフランス語だったので、友人も同じ学科の友達だったのでもちろんフランス語が分かり、おじさんの選ぶ言葉が強烈すぎて二人でおなかを抱えて笑っていました。
目の前は鴨川、気持ちの良い風をあびながら、おいしい白ワインを気心の知れた友人とのみ、パンチのきいたお店のオーナーさんが面白い話を提供してくださる。
なんだか居心地がよくてついつい長居をしてしまいました。
彼女とも長い付き合いで、20代の頃はお互いもうちょっとぎらぎらしていて、親しい友人でもどこか構えている部分もあったのかなと。それがいい意味でお互い力がぬけて、昔以上に楽しいです。
学生時代の友人って本当に有難い存在だなと思うことが最近増えてきました。
男の子の友達はやはりお互い家庭をもったりすると以前のようにはつきあえなくなり、自然と少なくなっていきました。
会社や会社員時代の業界の友達は会社をやめてから何年もたつと、やはり疎遠にはなってしまう人が多いです(続いている人もいるけれど)
しかし学生時代の友達は不思議なぐらいなんかずっと変わりません。
驚くほど年月はすぎているのに。
有難いと素直に思ってます。
アンティークジュエリーでは秀逸なブローチが比較的よく見つかりますが、現代ではブローチをされる女性はそれほど多くはございません。
そうした理由もあり「元々アンティークブローチとして作られたものに、ペンダント用の通し輪を加えて、ペンダントとしても使えるようにしてほしい」といったご依頼はよく受けます。
また既に当店で仕入れをした時点で、ヨーロッパで既にそのように作業をされたと思われるジュエリーもございます。
こうしたアンティークジュエリーに付加の機能を加えるタイプの修理は、オリジナルのラインや機能を邪魔せずに、オリジナルに変更が加わらないように行うのであれば、多くの場合、アンティークジュエリーの価値を大きく損ねるものではありません。
しかしこのオリジナリティを損ねずに・・・と言うのが作業的にも難しく、熟練した職人さんにきっちり作業をしてもらうことが必要になります。

↑
こちらは先日再アップしましたフルールドリスのダイヤモンド&エメラルドブローチです。
ペンダントとして使うときようの通し輪を新たに提携工房で足してもらいまして、そのお披露目です。
ペンダントのフルールドリスの形にあわせて通し輪をつくってもらい、それを素材を見ながら溶接してもらっています。
最初は私はもっと簡単に考えていたのですが、デザイン的にも素材的にも難易度が高かったようで、職人さんがずいぶん頭を悩ませてらっしゃいました。
このジュエリーの場合、難しいポイントが3点ありました。
・通し輪をフルールドリスの形にあわせて、正面から見たときも裏から見たときも美観を損ねないようにすること。
・地金が銀で、裏面がヴェルメイユであるため。
火をかけたときに、年月を経たヴェルメイユの色合いが変わることになります。
それをどう最小限に抑えるのか。
・かなり重量感のあるジュエリーですので、左右のバランスよくシルエットとしても綺麗に見えるようにする。
(2つの通し輪をつけていただくことで解決しました)
時間がかかっただけありとても綺麗にしあげてくださり私も大満足です!
これでペンダントとしてお使いいただくときにより安心ですし、シルエットとしても2つの通し輪をつけていただきそこにバランスよく力がかかることでより綺麗につけていただけると思います。
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