京都も梅の花の美しい季節になってまいりました。
今日は二条城へ。
気の早い私はいつも見ごろより早く行きがちなのですが、今日はほぼ見ごろでちょうど良い感じでした。

梅の花は桜みたいにぎっしりと咲いていないので、見ごろでも少しまばらな感じなのですがそれがまた粋ですね。
ピンク、白、赤といっても、そんな簡単にくくれないほど微妙な色合いがあり、つくづく自然の美しさを感じます。


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例えばこのピンクなんかはかなり濃い目の色です。

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こちらは世にも珍しい源平咲き。

匂いも良くて、この梅苑に足を踏み入れた途端良い香りが。
京都のこうした神社仏閣(あるいは城!)の自然と調和した季節ごとの美しさが本当に好きです。
肉体はつかれていないんだけど、何だかちょっと疲れているみたい・・・みたいな時がありましたら是非京都へ!
なんだかちょっとすっきりしないなーみたいな時に、神社仏閣(あるいは城)を見ると、少し頭が冴えてくるように思います。
今日は私自身、いつも以上に癒されました。


私は村上春樹さんが昔からとても好きなのですが、以前エッセイだったか小説だったか忘れてしまいましたが、著書の中で「とても良い音楽でもすごく心にしみてくる時とそうでもない時がある・・・」といった趣旨のことを書かれていました。
それは相手方のパフォーマンスの良し悪しが理由ではなく、自分のコンディションとかタイミングなのだと。
それってすごく分かるんですよね、何事にもタイミングみたいなのがあって、ぴったりフィットした時はえもいわれぬ体験をすることができる。


アンティークジュエリーにもそういったところがあるのではないかなと思います。
急に気になるものってありますし、何か呼ばれているような気がするときもある。
100年以上も前から存在している固形物なのに、何だかraw materialなところがあるのが面白いですね!


ところで4/1から消費税が5%→8%になります。
消費税前にと言うことでしたらあと一週間ぐらいですね。
もしもうかなり心に決められたジュエリーのある方は是非今月中にご連絡をくださいね。
厳密にはどうも3月中に配達が完了したもののみが5%適用になるようなのです。
オンラインショップの価格変更もろもろ、作業もそれなりに大変そうで、もしかしますと4/1辺りは少し混乱しているかもしれません。


下記は先日アップしましたマベ真珠の指輪です。
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マベ真珠はフランスのアンティークジュエリーにおいても珍しいですが忘れた頃に時々見つかります。
マベ真珠とは母貝をマベ貝とする真珠で、「半円の核」を貝殻の内側に貼り付けてできる半円形の真珠のことです。


とても珍しいジュエリーでした、あっという間に完売です。
ありがとうございます。