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2011.03.20 (Sun)

3.11を越えていくということ

地震に津波に、原発問題。
この一週間は私たち日本人にとって「国難」というべき試練の日々でしたね。

アメリカ人にとって9・11を境に世界がかわったように、私たち日本人にとっては3・11を機にいろいろなものが変わるのだろうと思います。
いままで当たり前と思って享受してきたことが崩れてみて愕然としますが、失ったところから這い上がってきたのが日本という国なんですよね。


シェルシュミディの取引先のフランスのディーラーさんからもたくさん毎日のようにメッセージをいただき、「家にとめてあげるから家族と一緒に逃げてきなさい」などといってくれました。
そういっていただくと嬉しいのとともにそこまで心配されているのだと、事態の深刻さに今一度気づかされたりしていました。
海外から見ると、入ってくる情報が津波の被害の映像やら原発の危機だけだったりするので、首都圏では案外普通の生活がいとなまれているにもかかわらず、それだけしか見えないことで余計心配になるのかもしれませんね。


あまりの被害に絶望的な気持ちになりつつ、他の人のために働いている人たちやお互い譲り合っているところなどを見ると、日本の底力を感じ、勇気づけられました。
特に危険を冒しながらも任務を遂行してくれた自衛隊や消防隊員の方々の姿を見ると、こうした人たちのおかげで日本という国は支えられてきたのだなと。
被災者の方たちに深い哀悼をささげる一方で、私たちは前を向いて歩いていかないといけないんですよね。

3.11を機会に硬直した悪い日本のシステムにさよならをして、新しい価値観、自分の欲だけじゃなくて、他の人と共生していくといった価値観が出てくるような、そこからまた新しい日本の力がわいてくるのではないかという予感がしています。
予感というより、私はこれからの日本がずっとずっと良くなっていくものと確信していて、日増しにその気持ちは強くなってきています。

そのために自分ができること、会社ができること考えていきたいです。

シェルシュミディでも3月分の売り上げの一部を寄付させていただきます。
具体的にどこの機関に寄付するかはまだ検討中なのですが、これからの世代のために、震災で孤児になってしまった子供たち等の支援に寄付できたらと思っております。
このあたりはまた確定しましたらHP上などでも公表させていただきます。
皆様のご理解をいただけましたら幸いです。



美しいものには人の心を癒す効果がありますから、自粛しておりました新商品のアップもそろそろ再開していきたいと思います。
その昔、日本よりずっと離れた場所で職人たちが心を込めて作り上げたジュエリーが、数十年後遠く離れたこの日本で再び人の心に灯りをともす、当時の職人さんたちはそんなことを露にもおもっていなかったでしょう。
そう考えると現存するアンティークジュエリーは、これまでどんな災害も事故もくぐりぬけてきた強運の持ち主ですね。
いまその力を発揮してもらって、ちょっとでも皆さんの心を明るくできたらと思います!
皆が通常の仕事に復帰することで日本経済が通常化していく原動力にものあるでしょう。
それが直接的には震災にあわなかった者の勤めでもあるのかもしれないですね。
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