2010.11.12 (Fri)
銀杏モチーフのアンティーク指輪(バロック真珠、アールヌーボー)
下記は先日アップしましたアールヌーボーの銀杏モチーフの指輪。
大きなバロック真珠をいかした大胆な構図、ヌーボーの作家性がとても強く出た作品です!
銀杏(いちょう)をモチーフにしたジュエリーは、フランスのジュエリー史においてもほぼアールヌーボーの時代だけです。
現在では、人為的な移植により世界中に分布していますが、もともとは日本が由来。
ヨーロッパへは江戸時代にわたります。
まさに「海を渡った日本の花」なのです。
フランスのジュエリーにおいて、イチョウがモチーフとして表現されたのは、唯一アールヌーボーの時代です、
当時のフランスでは、ジャポニズムが席捲しており、アールヌーボーはやはり日本の影響を強く受けているのです。
ジュエリーの他にも、アールヌーボーの時代には、イチョウは版画、当時の工芸品にも好んで描かれました。
ところで銀杏(イチョウ)はフランス語では「GINKGO(ジンコ)」と呼びます。
このスペル、「銀杏(ぎんきょう)」とちょっと似ていると思いませんか?
江戸時代に日本からヨーロッパに「銀杏(Ginkyo)」という言葉が伝えられた際、「Y」と「G」が間違えられて伝わったそうです。

大きなバロック真珠をいかした大胆な構図、ヌーボーの作家性がとても強く出た作品です!
銀杏(いちょう)をモチーフにしたジュエリーは、フランスのジュエリー史においてもほぼアールヌーボーの時代だけです。
現在では、人為的な移植により世界中に分布していますが、もともとは日本が由来。
ヨーロッパへは江戸時代にわたります。
まさに「海を渡った日本の花」なのです。
フランスのジュエリーにおいて、イチョウがモチーフとして表現されたのは、唯一アールヌーボーの時代です、
当時のフランスでは、ジャポニズムが席捲しており、アールヌーボーはやはり日本の影響を強く受けているのです。
ジュエリーの他にも、アールヌーボーの時代には、イチョウは版画、当時の工芸品にも好んで描かれました。
ところで銀杏(イチョウ)はフランス語では「GINKGO(ジンコ)」と呼びます。
このスペル、「銀杏(ぎんきょう)」とちょっと似ていると思いませんか?
江戸時代に日本からヨーロッパに「銀杏(Ginkyo)」という言葉が伝えられた際、「Y」と「G」が間違えられて伝わったそうです。

16:34
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