下記は昨日アップしました、アールデコ期の逸品。
ブルーサファイアとダイヤモンドのリングです。
贅沢なブルーサファイアの使い方が素晴らしく、またクールでありながら細部の工夫がたくみで、とても着けやすいリングでもあります。

ブルーサファイヤはカリブレカットされてます。

カリブレカットとは石を留めるのに爪を使わずに、石の両側の縁をわずかに倒して留めます。
アールデコ期(1920年代)に同じ色の同じ形の連続する石を留める時に用いられた技法で、主にアクセントカラーとなる色石に用いられました。
長方形、正方形、台形など作り上げたいデザインに応じて、小さく面取りしてカットしレール状の台座にはめ込んでいきます。
カリブレカットのメリットは何とっても石と石の間に爪が見えないこと。
小さな石を連続してラインを作る時、宝石がすっきりとして見えるのが魅力です。



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