パリでお金持ちが住むエリアといったら、昔から16区が有名ですよね。
実際は、最近のパリはもっと細分化されてきていて。
例えば8区とかサンジェルマンのある6区とか、もちろんパリのど真ん中の1区とかも部分的にかなり裕福なエリア。
他の区でももちろん、小刻みに高級エリアというものはあるんです(2-3通りを先に行くと急に移民エリアになったりするけど)
加えて、以前はぜんぜんラグジュアリーではなかった9区や10区、18区でさえ(モンマルトル、アベスあたり)一部は中心をしのぐ高級エリアになってきつつあるので、一言で
「○区が高級エリアです」
とは言いにくくなっているのですが。
しかし16区が昔も今も高級エリアであることは間違いないでしょう!
特にトロカデロ、IENAあたりはやはりあいかわらず格が違いますね!
オスマンスタイルの畏怖堂々とした町並みと建物が、やはり16区の特徴でしょう。
ということで前置きが長くなりましたが、16区にいってきたときの写真を。

午前中16区で仕事を終えた後、お昼を食べに行くのと場から美術館をみにいくため、ちょっと付近を散歩。


IENA公園
↑こちらはアメリカ大使館があるあたりのとても落ち着いたエリア。
バカラ美術館のまん前、最寄はIENAです。

16区坂

この坂をのぼっていくと、シャルルドゴール広場のほうへ向かっていきます。

パリ16区

建物の合間からところどころエッフェル塔が見えるのもこの区域。
「アパルトマンの窓からエッフェル塔をみながら朝食」みたいなのもこのエリアならきっとあり(←やや妄想入っています


プラックヴェール
パリでたまに見るこうした緑色の車のプレートは外交関係者の車。
確かCCとCGがあり、CCのほうが駐在員など。CGが現地スタッフか、駐在員でも期間限定とかそういった人のものです。
このエリアは各国大使館が集まっているエリアなので、そこらじゅうプラックヴェール(緑プレート)だらけです。

場から美術館

バカラ美術館でございます。実は今回はじめて訪れました!

シャンデリアバカラ

こんな大きなゴージャスなシャンデリアが薄暗い建物にそこらじゅうにきらめいていて、心癒される空間でしたよ。

バカラ美術館階段
階段が素敵で、このようにライトアップされていて上品でした。


しかし美術館が館内にあるときいていたのになかなか見つからず、と思ったら美術館というよりこんな狭い部屋だったんですね。

バカラ美術館内

↑この部屋がメインであとはちょこちょこっとグラス類が展示されていたぐらい。
入場料がかかるようなのだけれど、そのへんのお姉さんにきいたら
「Allez allez(いいから行きなさい)」といわれ、なぜか私とそれに続くおそらくドイツ人カップルは入場料も払わずにはいったのだけれど(多分忙しくて面倒だったのだと思う)、その前に入っていた日本人カップルはどうやらお金を払い入場していたようで、ちょっと不機嫌そう。
当たり前ですよね。
そうした怒りうるクレームとかかんがえずに、その場のフィーリングで適当に事を進めるのがフランス人のいいところであり、悪いところであり。
でもまぁ、ラッキー。

バカラバスルーム
↑バカラのバスルームが超ゴージャスで素敵でした。
暗くてちょっと見えないかもしれませんが、クリスタル尽くしです。

フランスの回想録はこれぐらいになります。
まだまだ旅ボケが直りませんが、そろそろ東京の日常に頭をもどさなくっちゃ!