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2008.10.12 (Sun)

パリでの日々

パリにきて、3日目になります。
今回は、懇意のディーラーたちと前半にアポをいれていたので、短時間にかなり良い買い付けをすることができています。
この2日間は、特にお昼はほとんど食べれないくらいハードに動いていました。
夜は夜で、とまらせてもらっている友達と、また別の友達の家に出かけたりと寝るのおそめ。
そして朝は朝で6時ぐらいにはおきて仕事をしている。
というわけで珍しく寝不足なのですが、おかげで時差も感じません!

今回はたいしたトラブルもなく、拍子抜けぐらいいろんなことが順調かなー(今のところは)。
日本では最近ずっと、金融不安のニュースばかりで、皆顔をあわせれば、「不景気だねー」という話題ばかり。
なんか気がめいっていたのですが、こちらはぜんぜんそんなことないです。

アンティークの人たちも、「近年外国人のディーラーが少なくて沈滞気味だったのに、ここにきてきゅうに活気付いている」、いう人が多いです。
「金融危機でゴールドとか、価値の高い資産(ヨーロッパではアンティークもかなりかたい資産)にお金が逃げているからかなー」といっている人もいました。
本当のところ、どうなのかはわからないけれど、みんな話題として金融危機の話はしつつ、マイペースで自分の生活を楽しんでいる感じ。

あと、フランス的には、今回の金融危機はアメリカ的(アングロサクソン的)なあまりに奔放な市場経済主義の行き詰まりをしめすもので。
フランスやドイツなどは資本主義といいつつ、かなり国の統制が厳しい「社会資本主義」みたいな社会なので。
だからいったじゃないかといわんばかりに、「フランスモデル」に自信を深めているとこともあるみたいです←これはむしろ政治的なものなのだと思うけれど。サルコジ大統領がちかぢかそういった内容の演説を国際舞台で行おうとしているのだとか。

もちろんフランスの株価もかなり激しく下がっているし、私が泊まらせてもらっている友人のダニーも、アジアを中心とする新興国のカブに投資していたそうですが、「セ・ラ・ヴィ(それが人生さ)」とかいっていて、その気持ちの切り替えがフランス人らしくて笑えます。

なんかだらだらと書いていてまとまりないのですが、昨日ダニーと、ギョーム&マリーというフランス人カップルの家に遊びに行って。そこでの話もとても面白かったです。
マリーは今、妊娠5ヶ月。
近年出生率がうなぎのぼりのフランスでは、保育園とか女性が子供を産む環境がずいぶん整えられているというのが定説になっていますが。
実はパリに関していえばぜんぜん足りていないそう。
あと彼らは共稼ぎ&高級取りだったりするので、1ヶ月の払う保育園のお金は600ユーロなんだとか。
先日、私の日本人の友達に子供が生まれたのですが。
600ユーロって、彼女から聞いた日本の保育園のお金より高いじゃん!
日本ではフランス女性はめぐまれている、ばら色の生活をしているというイメージがあるけれど、よくよく聞いているとそんなに簡単なものじゃなくって。
ほかもいろいろ、マリーがキャリアパスについて悩んでいる話などもきいて、とても面白かったです。

フランスにきて好きなのは、こうした現地の人の話を聞けることかな。
あとアンティークに関しても、やっぱり現地では見れる量がまったく違うし、いろいろな人に教わることが多くて、刺激になります。
やっぱり買い付けも一朝一夕にできることではないので、たまに現地にきて世間話もまじえていろいろな人と交流することが大事かなと思っています。


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