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2016.11.18 (Fri)

Brexitとロンドンでの買い付け

そしてロンドンへ。
今回はいつもより少しだけ長めにロンドンにいました。

なぜかと言うと、やはりbrexitの後のポンド安です。
ポンドが一昔前のユーロぐらいのレートになっていたので、割安感は否めません。


私はフランスのアンティークジュエリーが好きで今回も買い付けたジュエリーの大半がフランス製なのですが、数点はロンドンで買い付けたものです。
長らくアンティークジュエリーの中心地であるロンドンには、パリ以上に世界中からアンティークジュエリーが集まってきます。

本来は
フランス製のアンティークジュエリー=フランスで買う。
イギリス製のアンティークジュエリー=イギリスで買う。


のが私のポリシーですが、それでも昔の在庫などを出してもらうとロンドンでもなかなか良い買い付けが出来たのです。

為替の大きな下落で割安感のあるロンドンのアンティークジュエリーは、今在庫が少なくなってきていますから、そんな幸運は残念ながらあっという間に終わってしまうでしょう。

ロンドンはポンド安になってもパリ以上にホテル代が高い!
ということで今回はロンドンのステイは巷でうわさのair bnbにしました。
これまでも興味はあったのですがジュエリーをもっているときはやはり防犯面の心配がぬぐえずにいました。
今回、貴重品を私の信頼する方に滞在中預かってもらえましたので、それで身軽な身でair bnbに宿泊していました。
中心部からちょっと離れた交通の便の良いところになると、料金もぐっとリーズナブルになり満足のいく滞在ができました。

airbnb.jpg

価格も魅力ですがやはりアパルトマンですと短期間でも暮らすように生活できるので、居心地がよく身体への負担も少ないように思います。
ただ宿主の対応はまちまちのようで、いわば副業のように素人的なオーナーさんも多いので、ホテルのようなプロフェッショナルなサービスは期待できないですね。
今回あらかじめ合意していたチェックインの時間を変更して欲しいと言うメッセージが来まして、結局オーナーさんの隣人がチェックインを代理でしてくれました。
私は出張中も常時ネットに接続していますし、まぁ英語もOKですので比較的問題ないほうですが、場合によっては混乱を起しそうですね。
ですのであくまで一つのチョイスというところでしょうか。


ロンドンでも数こそパリよりずっと少なくなりますが、良質のジュエリーをリーズナブルに仕入れることができました。

j01285-1.jpg

下記はフィリグリー細工の素晴らしい蝶の形のブローチです。
ゴールドではなくシルバーギルドなのですが(その分リーズナブルでもあります)、この仕事ぶりは本当に素晴らしい!
ただブローチはあまり使わないでしょうか。
今、ペンダントに加工しようか検討中です。
ご意見がございましたらぜひ!

下記はチェーンもついた完品のガーネットx天然真珠のペンダントネックレス。
イギリス、エドワーディアンジュエリーの一つの王道ですね。
こうしたイギリスらしさが綺麗に出たジュエリーも良いですね。

j01286-1.jpg

普段はかなり高額に感じるこのタイプのジュエリーもセールかと思うほどの、リーズナブルな仕入れができましたので、皆様にも還元いたしますね。
今回は為替が本当に素晴らしく嬉しい悲鳴でしたが、アメリカでトランプ大統領が誕生してから、多くの為替専門家の予測を裏切って急激に円安が進んでいますし、こうした幸運は長くは続かないのでしょう。
残念ながら・・・。
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