今日、久しぶりに「天然パールリング」をアップしました。
仕入れ時に久しぶりに胸の高鳴りを感じた真珠です。

さて「アンティーク真珠のリング」、特に天然真珠を用いたリングはアンティークジュエリーの王道の一つで、誰もが一つは手に入れたいと思われるアイテムだと思います。
そしてアンティークジュエリー、あるいはジュエリーを深めていくうちに最終的にいきつくところが「真珠」と言う方は多いです。


真珠のリングは不思議なほど、その指輪ごとに雰囲気が異なります。
アンティークジュエリーは一つ一つの表情が豊かなものですが、それでも他の宝石を用いたジュエリーにくらべても、真珠のリングは格別にそれぞれの指輪が持つ「表情のようなもの」が異なります。 
これはやはり真珠が自然の産物であったからに違いありません。


その真珠のそれぞれの表情を活かして、デザインも様々に異なるので、結果として二度と同じ真珠のリングに会わないです。

本日アップしたのがこちらの「アンティーク天然パールリング(トワエモワクロスオーバーリング 1900年頃)」
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ほぼ同時代のやはりフランスの真珠のリングで、しかもやはりクロスオーバーリングでも、下記のリングは上記の真珠のリングとまったく雰囲気が異なりますね。
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真珠のリングはやはりお探しの方が多いのか、一点ずつポツリポツリと売れていき、はたと気づくと品薄になっていることが多いです。
私自身の真珠の特に指輪とネックレスは大好きで、仕入れの時に納得できたものはほぼ必ず仕入れているにもかかわらずです・・・。

下記はまだ販売可能な真珠のリングの中で、よくお問い合わせを頂く二点です。

上品で優しげな真珠のリング。
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下記は初期の頃の養殖真珠ですが、こちらも実に綺麗で指輪デザインも魅力的だからか、よくお問い合わせを頂くアイテムです。
年代としては上記のリングたちと同時代。
1900-1930年頃までは、天然真珠と養殖真珠の両方が混じっています。
そして養殖真珠もこの時代のものは特にある程度の大きさがあった場合、驚くほど高価な価格が認められています。

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