さて今回のロンドンは駆け足でした。
と言うのも元々会おうとしていた女性ディーラーとうまく予定があわず、それで短めにしたのです。

実働はほぼ一日で、大きなマーケットに向かいましたが、会う人は限られています。
まず一番会うべき人のところに朝一番でいき、そのときは正直あまりピンと来るものがなかったので「とりあえず、他を回ってくるわ」
ということで早々に退散!

次に会うべきお兄さんのところに向かいます。
彼とは旧知の仲で(というのもイギリス人なのに、なぜかパリでよく会う)、顔見知りのフランス人ディーラーさんの話題を共有しながら、いくつかの指輪を入手。


j01242-1.jpg
プラチナのエタニティーリングで、紫石はアメジストです。
イギリスで買いましたがフランス製!
エタニティーリングでアメジストの入ったものは、私も彼もとても珍しいように思いました、いかがでしょう?
初めて見ます。

j01243-1.jpg
イギリスのオーソドックスなアンティーク指輪。
あまりこうしたオーソドックスなイギリスのジュエリーは扱ってこなかったのですが、ブルーサファイヤが綺麗で、最近はこうしたオーソドックスなリングも結構高くなってきているのですが、比較的リーズナブルで刻印も綺麗で残っていたので入手しました。

j01244-1.jpg
こちらはさりげなく良質なエメラルドのリング。
15金であることが確認できていて、つまり1854年以前の作品であることが分かります。

次にやはり懇意にしているマダムの元に行き、なぜかイギリスでフランスの指輪を買ってしまう私・・・。
実は今回の買い付けの中でも、ひそかに結構この指輪がお気に入りです。
アンティークと言うよりヴィンテージ、1940-1950年頃の作品。
このダイナミックなかっこよさがいいです。

j01241-9.jpg

それから最初の人のところに戻りしばし雑談をして 15金のゴールドチェーン(つまりやはり1854年以前の作品ということです)
j01245-4.jpg

そしてまだ調査中なのですが非常に貴重なジュエリーを譲っていただきました。
希少なのは分かるけどプライシングがあまりに難しい・・・。
少し色々調べたりしたいので、こちらは情報を公開するのは少し先にさせていただきますね。


さてもうお腹が一杯過ぎるほど働きつくし、その日の午後だけオフだったので少し気分転換がしたくなりました。
ホテルに戻ったのがもう14時近くでそこからいけるところも少ないのですが、たまたま日本でイギリス関連の本を読んでいたときに、著者の方がリッチモンドに滞在だったので、何となく気になりリッチモンド公園に行くことに!
もうこれが素晴らしく良かった!
とてもラフな自然です。
ロンドンの公園といえばハイドパークあたりを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、私はどちらかと言うと粗野な自然その物を見せてくれるところが好きで、前回訪れたハムステッドの原野や今回のリッチモンド公園が断然好みです。
鹿の糞とかが普通に落ちていて、最高です☆
なのにiphoneに撮った写真が消えてしまっていて・・・・。
また人に頼んで、ご紹介できそう撮ってきてもらえそうだったら、とってきてもらいますね。

今回も仕事、仕事におわれた買い付けの旅。
でもなんだかそれがとても好きなんです。
余裕があって時間があって、観光なんてしても言いと言われたら悲しいので、今後も力尽きる限り走り続けます。
と、最後は熱く〆させていただきました