さて三日目の夜は、ようやく友人と夕食に出かけることができました!

親しい男友達が二人いて(二人ともあちらの方ですが・・・)、そのうちの一人がこの時に骨折をしていて。
まず一人の友達の家にまず行き、そこからもう一人の友達の家に車で行こうということになっていたのですが、当日になりプラン変更!
パリの中心地にあるお魚料理のおいしいお店に行こうーとのこと。
「骨折しているのに、どうやってくるの???」と思ったのですが、無事に松葉杖を着いて友人登場。



どういうことか??だったのですが、この骨折をした友人。
以前から「会社辞めて自分で独立したいーーー」と叫んでいたのですが、その夢かない前回パリであった割とすぐ後に離職。
自分で立ち上げるモバイルのソーシャルアプリケーションの事業に加えて、こちらの事業と平行してフリーランスのコンサルタントとしても活躍。
コンサルタントをしている会社が指定してきたレストランの目の前だったんです。
「コンサルタント業だけで既にサラリーマン時代の収入を上回っているよ!」と超短期間の内に何気にすごく成功している。
「本当おめでとう、骨折大変そうだけどね・・・。チーン」
ということで再会を祝いました。


そしてこの魚料理のお店、本当に魚がフレッシュでおいしい。
なんでもチリ料理と和食にインスピレーションを受けているようで、フレッシュなお魚をカルパッチョ風に仕立てています。
日本人の舌にも良くあうと思います。
そんなに高くもありません。
よかったらどうぞ。

レストランの名前:Restaurant la Cevicheria
住所: 14 rue Bachaumont, 75002 Paris


dinner_poisson.jpg


3人でぺちゃぺちゃおしゃべり。
話はやはりパナマ事件のこと。
実は友人の内の一人は、フランスを代表する大手銀行の証券部門につとめていますが、この銀行、実はこのパナマ事件とのつながりが指摘されているんです。
あまり詳しく書けないけど・・・。

あともちろんテロの影響のこととか。
二人とも数年のスパンで考えているけど、「数年後には一度、パリを離れたいな」といっていました。
それは治安の理由というよりも、なんだか今のヨーロッパの不安が蔓延する雰囲気が好きではないとのこと。
あとこれは私も含めて皆で一致したことですが、今やネットの発達とかフリーランスで働いている人にとってはある意味、場所の制約がなくなってきているねねということ。
東京であってもパリであっても、そこでしか出来ないことが段々と少なくなってきている。
であれば、その時に心が赴く場所で生活してもいいのかもしれない、ということです。


二人ともパリでかなりいい仕事をしていて、不動産なども保有しているのですが。
それはそれで保有しているものにとらわれ過ぎる必要ももないんだ、ということ。
二人とも精神が自由で、いつも話していて「自由」をもらえるような気がする。
とかいうと、友人Dにはいつも
「tomokoは本当に(良い意味で)日本人っぽくないよ、付き合いが長くなればなるほどそう思う。 相当に自由人だね」
とか言われます。
かれこれ20年の付き合いだから、おそらく的を得ているんだと思う。。。

食事の後は骨折した友人は、タクシーを呼びつけて優雅に帰宅(毎日タクシー通勤しているそうな)。
もう一人の友人Dが「autolib(オートリブ)」という電気自動車シェアリングシステムを使って、アパルトマンまで車で送ってくれました。
いつも大好きな友人たち、またパリあるいは京都、(あるいは別のところになってそうで怖いけど)会おうね!