先日、お問い合わせが重なったアンティーク指輪がございました。
ご購入をご希望いただくお客様が数人いらっしゃったのですが17号とかなり大きめのサイズで、たまたまご興味を持ってくださったお客様が細身の方が多く、複数の方から9-11号の間でサイズダウンのご相談を受けました。

このようにかなり大きなサイズダウンになりますと、仕上がりの形が完璧な真円にはなりません。
4号以上のサイズダウンになりますと、少し円形を押しつぶしたような形になります。
ただこの「円形をちょっと押しつぶしたような形」って言葉で説明されても、なかなか想像しにくいものだと思います。


今回、11号へと6号ダウンいたしましたのでご紹介いたしましょう。

Before(17号)
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After (11号)

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少し円形がギュッとなったのが分かるでしょうか?
刻印も微妙な位置にありなかなか難しかったのですが、綺麗に直していただけました。

お店側としましてはご説明の際に慎重にご案内申し上げるのですが、サイズダウンの場合はこのように少し押しつぶしたような形がむしろ愛らしく可愛い仕上がりになることが多いです。

ですが6号を超えてくるサイズアップやダウン(特にサイズアップの場合)はかなりシルエット的に難しくなってくるのは事実です。
ケースバイケースですので、ご相談いただけましたら幸いです。