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2015.11.30 (Mon)

2015クリスマスキャンペーンスタートしました!

こんばんは。
本日で11月も終わり、明日からいよいよ12月に突入です!
今年は晩秋になりましても京都も驚くほど暖かかったせいか季節感が沸かず、恒例の(郵送の)クリスマスカードは少し遅れて近日中に皆様のお手元にお届けさせていただく予定です。


クリスマスイルミネーションで有名な近所の学校も明かりがともり始め、こんなに暖かいですが本当にいよいよクリスマスシーズンの到来ですね!

12月25日までに当店で10万円以上(税抜き)ご購入の方にもれなく京都のフローリストショップ「プーゼ(POUSSE)」の特製アレンジメントをプレゼントさせていただきます!

プーゼさんは「パリx京都」なセンスがとても素敵なお花屋さんです。

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当店のホームページも例年通り、本日からクリスマスモードになりました。
まだHPにアップできていない新着のジュエリーのお写真も掲載しておりますので、ぜひご覧いただけましたら幸いです。
これから年末にかけて何かとお忙しい時期とは思いますが、どうぞ麗しいクリスマスシーズンをお迎えくださいませ。
21:59  |  お知らせ  | 

2015.11.25 (Wed)

ライラック(リラの花)のアンティーク指輪(ルビーとダイヤモンド、14金ゴールド)

「今年はずいぶん暖かですね」なんていっていたら、今朝はかなりの冷え込みで、いよいよ冬の到来のようです。
京都の紅葉は今年はずいぶん色づきが遅く、真っ赤になる前に散ってしまっているところも多いですが、この寒さでいっきに色づくことでしょう。
例年より少し遅れて12月の1週目ぐらいが市内の見ごろになりそうです。

さて最近ばたばたとしており、なかなかブログを更新できておらず申し訳ございません。
仕事の中で何が一番すきかといいますと買い付けや接客もとても好きですが、色々調べ物をしてそれを文章にしてご紹介することも地味ではありますがとても好きです。
そうした作業がなければいくら長くやっていたとしても、なかなか知見が深まっていかないのです。
分かっているようでも文章にするために色々調べなおしていくことで、ようやく血肉になるようなそんな感覚もあります。


さて先日アップして、お客様はもとより私の友人にまでとても評判のよい「ライラック(リラの花)のアンティーク指輪」をご紹介いたします。
ライラックという言葉が日本では一般的ですが、ヨーロッパではむしろフランス語の「リラ」をそのまま用いて通じることが多いです。

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紫のイメージが強いかもしれませんが、この指輪で表現されているような赤系のリラの花も多いです。
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昔のビルマ産のルビーはピンクを帯びた独特の赤色が特徴的で、まさにこうした赤ピンクのライラック(リラの花)を表現するのにぴったりの宝石といえます。
リラはヨーロッパを代表する花ですが、薔薇や勿忘草、パンジーなどに比べても、アンティークジュエリーのモチーフにされていることは少ないです。
その理由は分からないですが推測するに、どちらかというと1つの花の造形は比較的さっぱりしていて、集団で美しく見える花だからではないかなと思います。
薔薇のように1つの花のシルエットが豊かなほうが、ジュエリーのモチーフにしやすいのです。


淡い色と濃い色がブーケになったときに引き立つ、この派手ではない可憐な美しさは、むしろ日本人の美意識によりそうものではないでしょうか。
けっして派手ではないですが、「なんて可愛いのかしら!」と一目ぼれで仕入れたジュエリーです。
上品で良いです。


14:28  |  新着アンティークジュエリー  | 

2015.11.15 (Sun)

パリの同時テロについて

昨日、世界を震撼させたパリの同時テロについて、感じていることを書きます。

昨日より当店でもお世話になっているディーラーさんにメールなどで連絡をしています。
パリ地域に住む何人ものディーラーさんやあるいは友人たちからの声を聞くと、私も一緒に(しっかりしていないといけないのですが)、落ち込みます。
ただ悲しいです。


何も自由を守るべく闘わなくてはならないとか、西欧的な価値観を守る、といった気持ちはないです。
ただあまりの出来事にショックですし、それらが身の回りの近い人から聞こえてくるとこたえるのです。

彼らからも、何かに対して抗議するとか、政治的なニュアンスはまったくなく、
ただ「本当に怖い」「これからどういう風になるかわからない」「絶対的な恐怖を感じた、悲しい」とただ率直な声が多かったです。
私も本当にそう思うのです。


少なくとも身の回りのフランス人から、愛国をあおったり、好戦的な声はまったく聞こえてこないです。
相手を報復として物理的に壊滅させれば解決することではないということは私も感じるところですし、多くの方が感じてらっしゃることでしょう。
一方で何の罪を犯していない人を無差別に殺戮することが、許されることではないです。
放っておくこともできないでしょう。


パリに限った話ではなく、これからの世界情勢がどうなるのだろう?と考えるとその問題の複雑さや難しさから、ため息が出るようなそんな状態に昨日からいます。

皆さんはどう考えるでしょう?
善を持って悪をやっつければよいという問題ではないですし、いったい「善」って誰が決めるのでしょう?
世界の秩序は?平和は?


とにかく努めて(これは親しいディーラーさんにも伝えたことですが、sensitiveな人がこうした映像を見ると参ってしまうのです)映像を見ないようにしていて、日常のことを丁寧に過ごしていこうと私も思っています。
きっと国家同士の戦いではイデオロギーの衝突は解決できないです。
毎日のささやかな生活や、愛情のある生活、そうした個人レベルの思考と行動の集結が実を結ぶことを願っています。
一方でそうした日常のありきたりな平穏や愛情さえ感じられない地域が世界には確実にあるわけで、そうした難しさも感じます。

祈る、ただそれしかできないような無力感に襲われつつ、私はフランスのジュエリーを輸入する者としてきちっと商売をすることで、戸惑いの中にある取引先の人を何かしら支えていけたら・・・と思っています。
無力ながら、そんな一人ひとりの日常を支える力・・・が実ることを切に祈ってます。

犠牲になられた方に、哀悼の意を表します。
一日も早くパリが日常を取り戻せるよう、心より願っています。
17:31  |  オーナー私生活  | 

2015.11.13 (Fri)

京都アンティークフェア(11/20-11/22)

京都アンティークフェアがいよいよ来週にせまっておりますので、詳細のお知らせです。

期日:11/20(金)、11/21(土)、11/22(日)の3日間
10-17時になりますが、最終日の日曜は16時までとなっております。

場所:京都パルスプラザ

シェルシュミディのブース:44A(1Fの入り口に比較的近いところになります)

友人のアンティーク屋さんの代理で今回出展しておりますので、ブース名は「エンジェルコレクション」となっております。
何かございましたら、075-406-5462にお電話くださいませ。
会場の私に転送されるようにしておきます。


会場へのアクセス等に関しましてはどうぞ下記の京都アンティークフェア公式サイトをご参考くださいませ。



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入場料無料&予約不要ですが、
会場も混雑しておりますし、もしいらしていただけそうでございましたら、よろしかったらあらかじめぜひご連絡をくださいませ。
会場にはすべての在庫はおそらく持っていけなさそうですので、ご覧になられたいジュエリーを必ず持参するようにいたします。


考えましたらあと一週間弱。
準備を始めねば・・・!
22:12  |  催事オープンサロン  | 

2015.11.10 (Tue)

アールヌーボーゴールドネックレス(カボションカットルビー、バラ)

最近、ブログが買い付け日記一色になっていたので、なかなか細かくできなかった新着ジュエリーのご紹介。
本日は書きたいことが満載の「アールヌーボーゴールドネックレス(カボションカットルビー、バラ)」です。

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こうしたタイプの金細工のネックレスは、フランスのアンティークジュエリーがお好きな方なら「あっ、あれだ!」と思ってくださることでしょう。
実際、ザ・フランスアンティークジュエリーの王道で、これまで当店でも何度か似たテイストのネックレスをご紹介させていただきました。

面白いのはこのテイストのネックレスは、イギリスなど他国のアンティークジュエリーでは見つからないことです。
またフランスでも作られた年代は非常に限られ1890-1910年頃。
特にこのようなヌーボーの特徴が出ているものは1890-1900年頃に製作されています。
知名度のわりに数が出てこないのは、「限られた場所で短期間の間にしか作られなかったから」です。
*近年特に数が少なくなってきております。


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秀逸な金細工がポイントになりますが、その金細工も彫金なのかレポゼ(押し出し)なのか等、ネックレスによって用いられている技法が異なります。

例えば下記は同時期の典型的なレポゼ技法によるネックレスです。
一般的にレポゼの場合は、軽量になります。
薄手のブラウス(例えばシルク布)にあわせて、女性らしさ、繊細さで繊細さを表現することに長けています。

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今回ご紹介しているルビーのネックレスは、彫金によって仕上げているネックレス。
彫金によって仕上げている場合にはある程度重みのあるほうが、落ち着きがありクオリティーも高いことが多いです。
重量があれば良いというわけではないのですが、この手のネックレスはかなりピンきりですので作りの良いものを選ぶことが大事です。
あまり良くないものですとすぐに裏返ってしまったりと、使いにくいという声をよく聞きます。


こうしたアールヌーボーのネックレスは「金細工」が要ですので、宝石はナシで18金だけで仕上げられたもの、あるいは少し小さな真珠の入ったものが大半です。

下記はやはり今回仕入れることができた同時代のネックレス、真珠が入っています。
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色石が入っている例というのは非常に少なく、特にカボションカットされたルビーが入っているのには驚きました。
ルビーの滑らかな赤色が首元を華美すぎず、しかし艶やかに美しく見せてくれるまさに大人の女性のためのネックレスです。

こうした程よく色合いの明るいネックレスを、年齢を重ねた高齢のフレンチマダムはさらっと着けるのに長けています。
サンジェルマンなどを歩いていますと、白髪のおばあちゃんがこうしたジュエリーを着けて一人でカフェでお茶を飲んだりしているのがなんとも様になって「あっ、フランスにいる」と感じる瞬間です。
私はフランスが好きなのは美しい洋服や建造物、優れたガストロミーというより、女性が年齢を重ねるほどに美しいから・・・です。
09:35  |  新着アンティークジュエリー  | 

2015.11.09 (Mon)

Perle du Japon (日本の真珠?)

先日、真珠に関してちょっと面白い出来事がありましたのでご紹介いたします。
当店のお客様で真珠をこよなく愛される方から、興味深い昔のデッサンを頂きました。

「Perles du Japon(直訳しますと「日本の真珠」)」と書いてあるんですけど、日本の(養殖)真珠はこの時代から一般的に流通していたのでしょうか?
と疑問に思われたようです。

「表面」
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「裏面」
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色々と読み進めていくとどうも変です。
ちょうど忙しい時期だったということもあり、なんだか変だなーと思い少ししてから集中して読みましたがやはり変です。

なぜなら説明文を乱暴に直訳しますと、

「日本の真珠(Perles du Japon)、青い250グラムの丸箱で売ります。
認可取得済み
(marque deposeというのは色々な分野で使われる言葉で、そのブランドなどが確かに認可されたことを示す言葉です)

1889-1900年パリ万博金賞受賞。

Perles du japon(日本の真珠)は流行している一方、探されています。
(話題になっているが需要が供給に追いついていないといった感じなのでしょう)。
このおいしい食材は、これまでの様々なフランスのポタージュのいずれにも類似していません。
その名前が示すように、調理をするとこれ(perles du japon)はその形といい透明感といい、本当に真珠に似ています。
すべての食材屋で販売します。」

お粗末な翻訳ですがこんな感じです。

日本の真珠が食材屋さんで手に入る?
ポタージュ??
いったい何のことを言ってるのだろう?と頭の中が???になります。


答えはこちらでした。
なんとタピオカ!

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この時代にフランスを席捲したエギゾティックな食べ物を「日本の真珠(perles du japon)」と命名していたのです。
その色合いや形、またこれまで見たこともない不思議な食べ物は、極東の未知なる国、「日本」を連想させたのでしょう。
日本でもそうですが、海外でも外国名を取り入れた面白い商品名というのはあるものです。
イギリスでは近年、「極度乾燥(しなさい)」というブランドも流行していますね。

そして今でも、タピオカはフランスでperles du japon(日本の真珠)と呼ばれ続けているようです。

すっかりネーミングに騙されてしまいました!
ちょっと面白い発見でした。

22:01  |  アンティークジュエリーレッスン  | 

2015.11.08 (Sun)

ロンドン〆

さてさて長らく続きました買い付け日記もこれにて一度〆にしたいと思います。

最終日のロンドンでは朝早くから大きなマーケットへと出かけます。
フランスに比べてまだこうしたマーケットが存続しているイギリスですが、ありきたりのものがそれなりに高価に売られてはいるのですが(つまりそれなりの物量は相変わらずあるのですが・・・)ここぞというものを見つけるのは(ある意味ではパリよりも)難しいです。

あと純粋にアンティークでないもの、戦後のヴィンテージであったり現代物に近かったり、部分的に改造されていたり・・・というものも格段に増えてきていますね。

朝早い時間でしたが、地下鉄で向かいました。

後日、それはあまりに危険だからやめたほうが良いと同業者にいわれましたので、次回はやめておこうと思います。
さすがにちょっと危ない雰囲気がありましたし、何かあってからだとまずいですもんね。

お目当てだったディーラーさんの元へ。
残念ながらこの日はあまりいいものをお持ちではなかったのですが、しばらく雑談を。
「君はいつもパーフェクトで、感動する」
と言っていただく。
何を持ってだか良くわからないのですが、とりあえずフランスでアイフォンを壊したとは言わないことにしておきます!

一つ彼が自分の指にしていた指輪が素晴らしかったのですが(ありえないほどシルキーで滑らか)、これは「まだ売ることができない」とのこと。
「自分も見たことのない謎の刻印が入っているので、もう少し調べてみたい」そうです。
詳しく見せてもらいましたが、確かにイギリスの刻印と類似していますが「20カラット」の刻印が入っており、それ以外のホールマークも見たことのないものです。
おそらくアイルランドなのではないかということでしたが、午後により詳しい人に来てもらって調べてもらうとのことでした。

ディーラーさんには色々なタイプの人がいて、こうした未知のものに出会ってもそのまますぐに売ってしまう人もいますし、一度きちんと調べてから売却する人もいます。
でもこうした細かいことをきちんと調べていくのは地道なながら大事なことで、これだけの人でもそうしたことを繰り返しているのだなと思いました。
そうじゃないと、ここまで一線では活躍できないのでしょう。


マーケット自体は大きくディーラーさんの数も多いですが、見たいと思うディーラーさんは限られています。
いつも同じ人のところにいってしまうのは、やはり好みがあうからなのでしょう。
それからいくつかのディーラーさんのところを回り、これだけ大きなマーケットなのに指輪2点だけを入手。
ユーロに比べてもポンドは高値が続いていますので、イギリスでの仕入れも一筋縄にはいきません。
特に私が欲しいと思っているのは典型的なイギリスアンティークではないので、なおのこと難しい。

しかしイギリスとフランスの両方を回ることで知識も相互補完的になりますし、イギリスのディーラーさんは優秀な人が多いのも事実ですので、今は二つの国を回ることがとてもためになっています。
(なんといっても世界のアンティークがもっとも集まるのはロンドン、でもフランスアンティークを買いたいならもちろんパリ!)

イギリス人ディーラーとフランス人ディーラーもつながるとことはつながっていて、例えばこの前の日にたくさんのダイヤモンドを仕入れたイギリス人女性は、私が初日にパリで買い付けをした女性と知り合いですし(仲は良くないけど・・・)。
この日に訪れたイギリス人男性の友人は、私と取引のあるフランス人が良く知っている人です。
なので色々話していくと「パリにによく行くんだ、○○って知ってる?」
「あっ、その名前聞いたことがある」
とか色々つながりさらに面白いです。

The world is small and the life is very short, maybe.

午前中いっぱい仕事をして一度ホテルに帰り、そして・・・ようやく半日のフリータイム☆
今回はロンドン郊外のハムステッドに行くことに決めていました。
ノーザンラインに乗ってロンドンの中心部から15-20分あまり、ハムステッドヒースと呼ばれる手づかずの広大な自然に触れることができます。

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ずっと緊張感を持って小さなものを見続けていたから、もう自然に触れたくて・・・
ひたすらハムステッドヒースを歩き回り、それからその後この界隈に住む知り合いの日本人家庭の家にお邪魔しまして(なんと裏庭からヒースにいけるというゴージャスなフラットでした)、一緒に夕飯をいただき失礼いたしました。
ひと時の休暇です。

フランスは相当、住んでいるときに行きつくしましたのでロンドンの特に郊外でいってみたいところを買い付けのたびに1回の旅行で1箇所だけ、大事に訪れてみたいなと思っています。




12:50  |  買い付け日記  | 

2015.11.07 (Sat)

18世紀ダイヤモンドリング(シャンパンカラーダイヤモンド)

早々と売り切れてしまいましたが、きちんとご紹介しておきたいジュエリーがございますので、ブログでもご紹介させていただきます。

18世紀ダイヤモンドリング(シャンパンカラーダイヤモンド)。

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18世紀のジュエリーは以前も数が少なくご紹介するのが大変だったのですが、ここ数年はさらに激減しまして、マーケットでもまず出てこないジュエリーになっています。
特に出てこないのが指輪とピアス。

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しかも今回はなんとシャンパンカラーのダイヤモンドが特徴的です。
写真絵は少し分かりずらいと思いますが真ん中の宝石もシャンパン色です。
上下の色がもっとイエローが強いです。

ロココファッションでシャンパンカラーは流行するのです。
ダイヤモンドは当時、19世紀以上に希少で、その上人口加工などできない時代でしたから、ただでさえダイヤモンドからさらにシャンパンカラーとなりますとまさに天文学的な希少性で。
ですから当時、シャンパンカラーのペーストガラスもハイジュエリーに用いられています。
このちょっといびつな形のダイヤモンドにあわせた台座の形も迫力がありますね。

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背景になっている無数の石もダイヤモンドです。
これらの石も少し傷みのある石もありますが、欠けずに残っていたのは奇跡的です。
まさにダイヤモンドのタペストリー。


そして横から見た写真が分かりやすいですが、縦長のこちらの指輪、上下に微妙なしなりが作られています。
この独特のしなりのおかげで指にとても気持ちよくフィットするのですよ。
本当に素敵な迫力ある18世紀の指輪でした。

21:36  |  新着アンティークジュエリー  | 

2015.11.06 (Fri)

ロンドンで買い付けの日々

さてロンドンお仕事編。
1日目はついただけで、2日目は朝から忙しい日でした。

まず早起きして、1つ目はアポイント。
イギリス人ディーラーですが、イギリスのジュエリーというよりフランスや大陸ヨーロッパのジュエリーを得意とする方がいて、メールで一月以上前から色々とやり取りをしていたのです。

これまでも何度もお世話になっている彼女ですが、これまではそこまで取引額はそこまで大きくなかった方です。
しかし今回、なんと私が送ったいくつかの写真や説明にぴったりのジュエリーで、しかももっと大粒のダイヤモンドのジュエリーをいくつも用意してキープしていてくれたのです!
彼女はとてもクールで気の強い、ぱっと見たところあまり人情にあつくなさそうな人なのですが、ここぞというポイントはしっかり抑えていて。
これからも大事に長く付き合っていけることでしょう。


朝イチのイギリス最初のアポイントで、イギリスでの買いつけで組んでいた予算のすべてを消化しそうな大きな買い付けをしました。
だって大粒のダイヤモンドって、最近本当に手に入らないですから、今買わずしていつ買う?ですよ。

目がダイヤモンドになりそうなぐらい、ダイヤモンド、ダイヤモンド尽くし。
Diamonds Are a Girl's Best Friendという言葉が頭をぐるぐるします。

この日、午前中早い時間はとても寒いロンドンでしたが、彼女とは仕事の話はあっという間に済むので(お互い決断はとても早い!)、それ以外に色々雑談してかれこれ1時間ぐらいまったく関係ないことで話し込んでいました。
仕事とは直接関係のないことですが、こうした雑談はとても大事だと思っています。
(もちろん相手も忙しいことが多いですから、タイミングが合えばで、そのあたりを思いやりながらという前提です)

買い付けに力を入れているディーラーさんですので、普段は本当に忙しくされているようですが。
1週間に1回の休みは山登りをしたりと少しアドベンチャラスな非日常を経験するようにいしているのだそうです。
私も少しオフの時間ができるとよく山を登ったり(といっても京都の小さな山ですので片道一時間ぐらいの危なくない登山です)、自転車を飛ばして人があまり来ないような自然の中にいくのが好きなので似ているのかも。

普段、ルーペであまりに細かなものばかり見ているからでしょうか。
またジュエリーを持って歩くのは非常に危険を伴いますので(特にロンドンやパリでは)、そうした意味で、そうした日常の仕事から開放されることが必要だということはとてもよく分かります。
翌日に会ったディーラーさんは、仕事以外ではガーデニングをしているといっていました。
それもまたよく分かる!!!

そのまま一度ホテルに戻り、息もつかないままセントパンクラス駅へ。
友人と待ち合わせです。
同窓会をするのではなく、一緒に郊外の買い付けまでいってもらうのです☆


最近、イギリスに移住した彼女もアンティークには興味津々で快く一緒にいってくれることに。
あらかじめローカルの電車の予約について調べてくれたり、電車の中ではなぜかミカンにホット紅茶に色々持ってきてくれたりと。
異国で買い付けのたびに出ているとは思えないほど、アットホームな電車の旅でした。


ぺちゃぺちゃ話し込んでいるうちに、あっという間に郊外のフェア会場に到着。
残念ながらここはあまり私のお目当てのジュエリーはなかったですが・・・。
こうした郊外のフェアはイギリスもフランスも概して値段はリーズナブルなのですが、「これは!」と思うような個性的で頭一つ洗練されたジュエリーが見つかりにくいのです。

広大な会場から、翌日に行く予定のディーラーさんに一本電話、前回取引をはじめたばかりとまだあまりなじみの少ないディーラーさんです。
「tomokoだけど・・・(分かるかな?)」といったら
「tomoko、○○を買ってくれたよね」とすぐに思い出してくれる。

良いディーラーさんは概して記憶力がずば抜けて良いことが多いです。

郊外のフェアはとてものどかでなかば観光客になった気持ちで和みました。
一度様子をみにきたかったので、次回以降は多分来ないと思いますが良い経験になりました。

ロンドンに戻ってから、先の友人にいろいろと自然食品のお店などを紹介してもらい、おいしいオーガニックのお茶や自然療法のクリーム等(こういうの大好き!)を紹介してもらい、楽しいひと時を過ごしました。
ありがたやーー。
22:27  |  買い付け日記  | 

2015.11.04 (Wed)

そしてロンドンへ

買い付け日記、まだまだ終わりませんーーー。
パリからロンドンへの移動はユーロスター(新幹線)。
なんと二時間半でつくので、感覚的に京都から東京へ行くのと変わりません!

時間節約のために、いつも夜19時ぐらいにパリを出る電車にのっていきます。
そうしますとパリとロンドンの間には一時間の時差がありますから、ロンドンには20:30ぐらいにつくことになります。
前回は六月だったので到着したときもまだまだ明るかったのですが、今回はしっかり日が暮れています。

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ユーロスターは切符はフランスの国鉄のHPから日本でも予約ができます。
今は便利になったもので、切符もそのまま印刷して当日はバーコードを自動改札機にかざせばOK。
今回は遅延などもなく(しょっちゅう遅れるのですが・・・)、無事にロンドンのセントパンクラス駅へ。
ホテルは前回も今回もこの駅のすぐ近く、スーツケースをだらだら引きながら、ホテルまで五分ほどで到着!

アパルトマンタイプのホテルで簡易キッチンはついていますが、ロンドンはパリよりもショートステイですし、マルシェなどの事情もあまり分からないのでまず100%外食です!
スーパーなどでおいしそうなヨーグルトやジュースを買っても甘すぎたりと、イマイチまだイギリスのスーパーでおいしいものにあまりありつけていないというのもあります。


翌日に郊外のフェアに一緒に行く友人にだけ連絡をして、とりあえずこの日は眠るだけ☆
イギリスの携帯会社で無料のSIMカードを送ってくれるところがあったので依頼をしていたのですが、日本を出る前に注文していたのにまだ届いていないとのこと。
このホテルには前回も泊まっているのですが、レセプションってだめだめで、もしかして失くした!?


私がなぜフランスやイギリスの現地のSIMカードにこだわるかというと、これだけグローバルな時代になっても、そして日本の携帯が現地で通じても(今回は壊したので通じませんでしたが・・・汗)、何かとローカルの番号がないと不便なんです。
例えばディーラーさんも日本の番号だと、掛け方が分からないという方は多いですし。
タクシーなどを呼ぶときにも受け付けてくれなかったりします。

いずれ世界共通携帯番号、みたいなものができたりするんでしょうか。
そんな日が来そうな気もしますよね!

19:08  |  買い付け日記  | 

2015.11.03 (Tue)

東京でのオープンサロン お出かけくださりありがとうございます!

10/31と11/1のオープンサロンにお出かけくださいましたお客様、誠にありがとうございます。
いつもは京都におり、なかなか関東圏のお客様にお会いできないため、こうした機会にお出かけいただけますととても嬉しいです。


買い付けてきましたジュエリーもとても評判が良く、色々お話をする中で特に真珠と(仮に養殖であっても美しいもの)大きめのダイヤモンドの需要は非常に大き苦なっていることを感じます。
さてオープンサロンについても頂く、質問がいくつがございますのでまとめて記載させていただきます。

頻度:年に2回ぐらいを予定しております。
基本的には買い付け後、鑑別等ございますので買い付けから2-3週間後に設定させていただくことが多いです。

会期:2日間のことが多いです。
最近は働く女性がとても多く、土日に設定させていただいていることが多いです。

ちなみに次回は年内は予定がございません。
次回の買い付けの後、おそらく春に以降と思っておりますのでそれ以降になる予定でございます。


関西圏につきましては、下記を予定しております。

・宝塚ホテルのアンティークフェア(年に2回、夏と冬がございます。次回は2月です)

・京都アンティークフェア 
このフェアはくこれまで出展してはいないのですが、時々お友達のディーラーさんが年二4回は(諸々の用事と重なり)出れないとういことで声をかけていただくことがあり、代理で出展させていただくことがございます。
次回11/20~11/22は出展いたします。

場所:京都パルスプラザ
http://www.gomoku-do.com/
ブース番号:44Aです。
*友人のディーラーさんのお店の名前で名簿は記載されていますが、会場は分かりやすくどこかシェルシュミディの名前を書いておきます。


催事に関しましては、基本的に一人でやっておりますのでこれが限界とうことでこれ以上増やすことは予定しておりません。
皆様にお会いしてお話をさせていただく時間はとても楽しいひと時で、本当はもう少しできたらいいのですけど、物理的にこれが限界かと。
限られた時間ではございますが皆様にお会いできますのを心より楽しみにしております!

催事の間に、前回の買い付けでどうしても気になりながら予算の関係で購入できなかった真珠のネックレス&ブレスレットのセットに関して、ディーラーさんに連絡をいれていました。
何とかしてとっておいてもらうことに成功!
1940年代のフランスのパリュールで養殖真珠なのですが、留め具のところに他の色石が入っていたりととにかくゴージャスなジュエリーでした。
また次回の買い付けのときにピックアップしますのでだいぶ先になりますが、こうしたジュエリーは今、かなり需要があるようなきがいたします。
楽しみに(ずいぶん先ですけど)待っていてくださいね~~~。



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