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2015.08.27 (Thu)

ダッチローズカットダイヤモンドブレスレット(ローゼンダール工房ROZENDAAL、オランダ)

先日、中心のダイヤモンドが大粒なダッチローズカットダイヤモンドのブレスレットをアップしました。
写真で見ているだけでもうっとりしてしまう、まさにダッチローズカットダイヤモンドの見本のようなジュエリーです!


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そしてこちらのブレスレット、単にダイヤモンドが美しいだけでなく、なんとローゼンダールというオランダの有名工房製作のジュエリーです。
ローゼンダール工房は日本ではそれほど知られておらず、本当に知る人ぞ知るといった工房ですが、オランダでは王族ご用達と言うこともありとても有名な工房のようです。
このようなイギリスにもフランスにもいない、銀とゴールドを張り合わせたセッティングで、ダッチローズカットダイヤモンドを全周に張り巡らせた素晴らしいダイヤモンドジュエリーを作っています。


オランダ、特にアムステルダムはダイヤモンドの町。
今でもロンドン・パリに比べてアンティークダイヤモンドが安く手に入ると言う噂はありますが、本当のような嘘のような。。。
やはり場所によりけりといったところでしょうか。

最近は買い付けでロンドンで過ごす時間も増えてきましたが、ロンドンは本当に世界のディーラーさんが集まりますね。
同じジュエリーを取り合うのがドイツ人だったり、ロシア人だったり・・・パリ以上に世界のディーラーさんが集まっているなと思います。
と言うことでオランダのジュエリーのうち既に、結構な量がロンドンにもきているという話もあります。
もちろんやはり現地でだからこそ手に入るお値打ち品などもありますからなんともいえないですけどね☆
オランダのジュエリー、特にダイヤモンドはやはり美しいものが多いですので、今後も少しずつご紹介していけたらよいなと思います。

個人的に一番好きなアンティークジュエリーはやはりフランスのものが多いです。
あとロンドンはやはり英国のアンティークに限らず商品量が多く、レベルの多い作品もそれだけ多いように感じます。
あと個人的にすきなのは数はものすごく少ないですがロシアの作品。
デンマーク、イタリアなども数はとても少ないですが個人的にかなり好きです!
本当にアンティークジュエリーの魅力って尽きないですよね。

逆に私があまり好きでないのはアメリカのアンティークかな・・・。
アメリカってアンティークジュエリーがないと思ってらっしゃる方も多いですが、20世紀初頭はアメリカでも多くのジュエリーが作られています。
(その中の一定部分はアメリカ人のオーダーでヨーロッパ、特にパリにオーダーされて作られたものですが)
日本のディーラーさんでも、毎年マイアミで開催される大規模なアンティークフェアに行かれる方は多いです。
まぁでも、私は引き続きヨーロッパで探してきますね!


話は相当脱線しましたが、美しいオランダのアムステルダムカット(ダッチローズカット)のダイヤモンドジュエリー、ぜひご覧ください!

タグ : ローゼンダール

20:52  |  新着アンティークジュエリー  | 

2015.08.25 (Tue)

アンティークエタニティリング(ハーフエタニティ、ダイヤモンド)

皆様がお住まいの地域では台風は大丈夫でしょうか?

さて先日、新着でダイヤモンドのハーフエタニティーリングをアップいたしました。
ハーフエタニティと書いておりますが、3分の2ぐらいにダイヤモンドが入っています。
正面から見ますと指いっぱいにダイヤモンドが広がるイメージです。

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エタニティリングは現代でも有名ですが、その起源はアンティークジュエリーに遡ります。
(もっともそれを言いますと、すべての指輪そしてジュエリーのモデルが過去にその歴史は遡るのですが・・・)

ダイヤモンドだけでなく色石をつかったものなど、一言でエタニティリングと言いましても実にいろいろなデザインがございます!
とても惹かれる指輪デザインのひとつでして、変わったエタニティリングを見つけますととても嬉しくなります。

今回もあと2点ほどエタニティリングを仕入れていまして、まだ説明文等がまったくできていないのですが、ちょっとご紹介いたしましょう。


下記はトルコ石が全周に入りましたフルエタニティリング。
19世紀フランスのアンティークですが、ちょっと古代の影響を受けた装飾スタイルです。

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下記もとても古いフランスのエタニティリングです。
赤石はルビー、そしてこちらの指輪は地金はなんと銀です。
とても古い時代の珍しいエタニティ指輪。
なじみのディーラーさんのところで仕入れまして、それを持ったまま他も回っていましたら、他のディーラーさんにもとても評判が良かったです!

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シェルシュミディには今、魅力的なジュエリーがありすぎて、新着のアップが間に合っていない状況です。
フェイスブックやブログなどで気になられるジュエリーがございましたら、お気軽にご連絡をくださいませ。
22:39  |  新着アンティークジュエリー  | 

2015.08.23 (Sun)

ナチュラルパールクラスターリング(マーガレット、オールドマインカットダイヤモンド)

先日、ありそうでいてあまり見ないタイプの真珠のリングをアップしましたのでご紹介いたします。

天然真珠を用いたアンティーク指輪は、これまで何度も扱ってきましたが、真珠はやはり海の生き物だったからか、それぞれ表情が大きく異なるところが面白いです!
たとえば同じ時代のダイヤモンドのアンティークリングでしたら、ここまで大きくその指輪の持つ雰囲気が異なるということはないです。


この真珠のリングは、私は少しすましたようなお洒落さんの表情があるように思いますが、いかがでしょうか?

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良い天然真珠は顔が映りこむほどといいますが、まさにそのような真珠。
かなり真円に近い形の非常に艶のある真珠です。
横から見ますと完全な真円出ないところがまた面白いですよ!

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真珠といえば先日、すばらしい1900-1910年頃の真珠のネックレスを手に入れまして(東京のオープンサロンで売約済み)、それが養殖なのか天然なのか、いつもお世話になっているフランス現地のディーラーさんが調べる時間がなかったということでそのまま持って帰ってきたものがありました。

注:↑の指輪の真珠は天然です、わかりいやすく天然です。
判別が難しいのはとくに1900-1920年頃に作られたネックレスです。



それで日本の鑑別機関にいくつも当たりご相談したのですが、いろいろと面白いことがわかりました。
「日本は真珠に関しては独特すぎる、おかしい!」
と海外で言われることが多く、それが身にしみる経験をしました。
詳しくは書きにくいところもありますが、要するに日本の鑑別機関ではほとんどのケースで
「養殖真珠か、天然真珠か」
を表記してくれないということがよくわかりました。


でもこういったらなんですけど真珠のもっとも大きな価値ってそこなんですよ!
そこを書かずに(調べずに)その鑑別書が何の意味をなすのか、はなはだ疑問なんですけどね。
たとえば海外の著名なジュエリーオークションでは天然か、養殖なのか明記されることが多いです。


日本は養殖真珠の国で、鑑別期間というのは基本的に業界が必要として発達するものですから、そのあたりにかなり独特な背景があるのでしょう。
いろいろ理由は説明してくれたのですが。
たとえば日本の養殖技術は進んでいて天然真珠のような内部構造を持つ養殖真珠についての研究が進んでいる。
ほぼ間違いなく天然真珠と思えるケースでも、養殖真珠でもその真珠の内部構造を作ることが不可能出ない場合は、その可能性を排除できないので天然とは明記しないとかetc
でもたとえばアンティークの海水真珠である程度の大きさのものは、核がなければ基本的にヨーロッパの鑑別機関は天然と判断しますし、それで間違いないんですけどね。
要するに天然真珠かを明記しないことで、養殖真珠を守っているともいえます。
これ以上は書きにくいのですけどね・・・。
うむうむ、実に独特です。。。

19:08  |  新着アンティークジュエリー  | 

2015.08.19 (Wed)

自由、自由じゃない?フランス社会

買い付けから戻ってだいぶたちますが、お伝えしたいと思ったことを備忘録的に書いていきたいと思います☆
私がフランスに行くときは大体、エールフランスに乗ります。
エールフランスは日本発便でも、フランスの新聞を置いてくれていまして。

たいてい「ルモンド」と「フィガロ」を一部ずつもらい、機内で特に一面を中心にざっくり目を通すようにします。
というのもやはり一面に出ているようなニュースは、現地でも話題に上ることが多いですし、久しぶりにパリに行くのですから日本ではあまり伝えられないローカルなニュースも少しキャッチアップしたいところです。


今回面白いなと思ったニュースが、パリのアパルトマンの賃貸料に規制が入りそうとういもの。
すでにリールというフランス北部の都市で導入されている制度がどうやらパリでも実施される予定とのことです。

日本的にはちょっと信じがたいニュースなのですが、どういうことかといいますと。
たとえばエリアごとに細かく区切って。
たとえばパリ6区のこのエリアの賃貸料は平米あたりAユーロからBユーロの範囲内にしてね、と行政が決めるというもの。
その閾値を下回ることも、上回ることも原則的にはNGになりそうとのことです。


これものすごい共産主義というか、社会主義といいますか自由競争社会とは思えない法律じゃないですか!?
現地の友人ともその話がでて
「もうフランス政府って本当にあほ!だって不動産の価値を決めるものって、無数にあるでしょう」」っ
て憤っていました。

一応バルコニーの有無はその閾値を決める際に考慮されるそうですが、それ以外は原則場所(場所に関しては細かく区切られる)以外は考慮にいれられません。
でも同じエリアのアパルトマンでも
-日当たりの良し悪し
-どれだけ水周りがきれいにリノベーションされているか
-眺望のひらけているところ、眺めが悪いところ
-間取りのよしあし
-フランスは家具つきのアパルトマンも多いですからその家具や備品のグレード
-階数など
その物件の魅力を決めるものっていっぱいありますよね。

もともとこの法律の目的は、毎年あがり続けるパリの不動産賃料を抑制することだそうですが・・・。
実際に家主でもあり実際に人に賃貸物件を貸している友人Dいわく
「こんな法律が施行されたら家主にとっては何もしないのが得になるのだから(建物に手を入れて付加価値をつければ、当然賃料は上げたいというのが家主の心情)、パリの賃貸不動産のクオリティーが下がることになるよ!
ただでさえパリは賃貸物件を借りる需要が物件数を圧倒的に上回っていて、どんなひどい物件でも借りてがついてしまうような現状。
手を入れただけ損するのでればますます大家は何もしなくなるし、質のよい住まいをパリ地域で借りるということが現状ただでさえ大変なのに最悪なことになるよ」と。


次の日に夕食をともにしたパリ在住の日本人の友達ともまたこの話に。
彼女は2年ほど前に結婚したばかりで、もしかしたら近いうちに赤ちゃんもほしいし・・・ということで手狭になったアパルトマンの借り換えを考えているようなのですが、パリは本当に貸し手市場でだんなさんも彼女もフリーランスだと、物件を見せてもらうのも難しいほどなのだとか。

いやはや・・・
どの国も行政のやることって、どこか少しピントがずれている!?
それにしてもフランスって自由な国とかいいながら、社会のシステムは非常に規制が多く、ちょっと社会主義的なのです。
たとえばセールの時期なども国で決められているのですよ。

ニュースとしてはちょっと面白かったです。
フランスのプチねた、アンティークジュエリーとは直接関係ないですが面白いねたを見つけたら今後もご紹介してきますね。

ちなみに下記は別のフランス人の友達のアパルトマンの中からとった写真です。
エッフェル塔をはじめ、パリのあらゆる名所を眺めることができる絶景。
このアパルトマンは彼女とパートナーで実際に住んでいる部屋で賃貸用ではないですが、こうした部屋が実際に仮に出されるとしたら、付加価値は半端ないですよね(本来は・・・)!

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14:13  |  買い付け日記  | 

2015.08.14 (Fri)

ビルマ産アンティークルビー指輪(マーキーズリング、無処理)

お盆ですね。
夏休み中の方も多いことでしょう!

HPをご覧いただいているお客様も普段よりは少ないかもしれませんが、先日目の覚めるような美しいビルマ産ルビーの指輪をアップしましたのでお知らせです。

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ビルマルビー特有の彩度の高い華やかな赤が印象的な指輪です。
写真では光の加減でピンクが強くでてしまいましたが(照明の光の加減で難しいのです)、実際は僅かにピンクを帯びた赤といった色。
試着時の写真の色が自然光下でみた色合いに近いです。
どうです?
なんともいい色だと思いませんか?



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水気を帯びているのではないかと思うほど、艶があるルビー。
もちろん天然無加工の非加熱のルビー。
アンティークルビーは実に色々な色調の石が存在しますが(現代のような人工トリートメントが施されていないだけに)、一番綺麗と思う色がこのピンク帯びた赤。
もちろんもっと赤が強く出たピジョンブラッドは有名ですが、アンティークルビーではちょうど良いピジョンブラッドの石はまず滅多にないです。
やや暗い色調にどうしてもなっていることが多いです。
そんな中ビルマルビーでも非常にお薦め(かつ人気があるのが)こうした明度の高い、少しピンク色のかかった赤いルビーです。


ルビー、ルビーと書いていますが、実はダイヤモンドも特筆すべき美しさ。
圧倒的な美しさのゴージャスなリングです。

22:57  |  新着アンティークジュエリー  | 

2015.08.10 (Mon)

ハート型アンティークロケットペンダント(3色カラーゴールド、天然真珠)

先日、フランスアンティークジュエリー、特に優美な最後の貴族文化であるベルエポック時代の王道のアンティークジュエリーをアップしましたのでご紹介いたします。


パッと見たところ愛らしいハートのペンダントに見えますが・・・。
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何と中が開く、ロケットペンダントです。
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ロケットペンダントは、普段アンティークジュエリーにご興味のない方もアンティークでお探しになられる方もいらっしゃるようで、よく色々なご質問をいただくアイテムです。
このロケットペンダントは100年以上の時を経ていますが、今もパチンと良い音を立てて閉まります。
これって当たり前のように思いますが、経ている年月を考えましたら驚異的なことです。


あと100年後・・・、私は間違いなくこの世にはいないと思います。
今、私がこうしてブログを書いているパソコンは数年後には壊れているでしょうし、珈琲を入れているマグカップも、絨毯も、携帯電話も10年後には使える状態ではきっとないですね。
今住んでいるマンションですら(賃貸なので自分のものというわけでもないですが)、きっともうないでしょう。


ふと日常を見渡して自分の死後も美しいまま残っているものがあるか、想像してみてください。
「もう、何もかも残らないんだわ!」と悲観的になることもないと思います。

でもこのペンダントは100年後も今ときっとあまり変わらないまま、これまでの100年も美しく存在し続けたように美しいままでしょう。
このように自分に置き換えて考えてみますと、なぜ昔の人がロケットペンダントに愛する人の髪の毛や写真を入れたのか分るような気がしませんか?

Life is very short・・・だけれども、永遠に持ち続けていたい気持ちや感情があったのでしょう。
昔の人の時間の捉えかたは現代人のそれより悠久としているような気がします、素敵ですね。
でも忙しい現代人の私たちだからこそ、もう少し長いスパンで自分の人生を見れたらいいですよね。
そんなこんなを色々夢想させてくれる、ロケットペンダント。
文章長くなりましたがロケットペンダントは、色々なこを想像してしまう、アンティークジュエリーの中でもひときわ物語性のあるジュエリーです。
14:55  |  新着アンティークジュエリー  | 

2015.08.09 (Sun)

「フランス人は10着しか服を持たない」 情熱的に生きること

さて本日は久しぶりにジュエリーのことでもなく、買い付けのことでもないことについて書きたいと思います。

「フランス人は10着しか服を持たない」 

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どの本屋でも山積みになっているので、目を留められた方も多いのではないでしょうか?
しばらく前から話題になっていたこちらの本、先日「気楽に本を楽しみたい気分」でようやく読みました!
内容は想像通り、ものすごく深いわけではないのですが、個人的にはとても楽しめました。


カリフォルニアから来た典型的なアメリカンガールの主人公が、パリ16区のクラシックなフランスブルジョワ家庭にホームステイをする中で、物質主義に惑わされすぎないフランス的な豊かな生き方に感銘を受けるというもの。
タイトルだけ見ますとお洋服やファッションの話のように想像してしまうと思いますが、話題は生活全般に及びます。
アメリカ人が見た「フランスのアールドヴィーヴル(art de vivre)」。

著者のジェニファー・スコットさんの視点は、10代で初めてフランスに渡った私の気持ちをまさに代弁してくれているようでした。
内容は比較的ありきたりと言える部分もありますが、そのときのトキメキや感動が蘇ってきて、とても楽しかったです。

アマゾンの批評などを読みますと「ものすごいことは書いてなかった」的な感想も多く、確かに内容はものすごく特別ではないかもしれませんが、それでもジェニファーさんの瑞々しい感性、感動する気持ち。
そして実際にそれを行動に移してしまう情熱は素晴らしいと思いました。


この本に書かれている多くのことは、ある意味では当たり前のことかもしれません。
でも私たちは日常の忙しさの中で、気付いたことを実行しようとすることがなかなかできないですよね。
特に今のような毎日恐ろしいほど蒸し暑い日本では、小さな日常に幸せを見出したり、工夫をしたり、女性として情熱的に生きると言うことはなかなか難しい!?
でもそれですとどこにいようとも、そのまま、変われない・・・
みたいなことをやはりジェニファーさんは書いてらっしゃって、私は彼女の出身地のカリフォルニアのサンタモニカも、会社員の時に何度も仕事で訪れた場所ですので、パリからカリフォルニアに戻ったジェニファーさんの落胆もとても理解できるものでした。

パリは文化的に刺激があり、そしてその美しい風景だけで知的好奇心が搔き立てられる街で、私も買い付けに行くたびにいつもとても刺激を受けて帰ってきます。
でももし感性のアンテナがなかったら、たとえパリにいようともその人の生活は潤いなく、くすんだまま。。。
パリやフランスを切り口にしながらも、私たち全ての女性に情熱的に生きることを、アメリカンガールらしく颯爽と書いている爽やかな本でした。
簡単に読めますのでよろしかったら是非読まれてくださいね!
23:27  |  オーナー私生活  | 

2015.08.05 (Wed)

アンティークロケットリング(カボションカットオパール、ロイヤルブルークロワゾネエナメル)

先日、非常に珍しいアンティークジュエリー、ロケットリングをアップいたしました。
アンティークジュエリーの中でも特に人気のアイテムに「ロケットペンダント」がございますが、一段とレア度が増すコレクター垂涎のアイテムが「ロケットリング」です。

一見普通のリングに見えますが・・・

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裏に本当に小さなゴールドの爪があり、それを引くことで今でもとてもスムーズにパチンととても小さな音をたてて、扉を開閉することができるのです。

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ロケットペンダントの方はまだ少しは市場に出てきますが、ロケットリングは肌感覚としましてはロケットペンダントの10分の1以下、ロケットペンダントも非常に見つけずらくなってきている昨今、正に幻のコレクターズアイテムです。
改めてシェルシュミディでこれまでにご紹介いたしましたロケット指輪をふりかえってみましたところ、こちらの指輪で僅か3つめ!
しかもこのような宝石をアレンジ下ロケットリングは今回が本当に初めてです。



清涼感ある青紫色は、一瞬何の宝石だろうと思いますよね。
宝石であることは一目瞭然ですが何の宝石か分らない、ちょっとお詳しい方は一瞬「ムーンストーン」と思われるかもしれませんね。
石の底から明るい色が挿す、それは美しい楕円形のオパールが贅沢に用いられています。
正面から見ますと綺麗な楕円形に見えますが、横から見ますと下部のほうが膨らみがあります。
オパールは遊色効果もありますし、そうした色彩を全て計算しつくした上でのセットです。

よくよく考えて見ますとこれだけの大きさのカボションカットのオパールが、良く見つかったものです。
正面から透けないロケットをオーダーして、後にこの素晴らしいオパールを見つけたのか。
あるいはこの素晴らしいオパールを見つけて、職人さんが素敵なロケットリングにすることを提案してくれたのか・・・。
どちらでしょう??


想像の膨らむリングですね。

「モーパッサン、オー・ヘンリーあたりなら素敵なショートミステリー書いてくれそう」という粋なコメントも頂きました。
暑い日が続きますので、クーラーの効いたお部屋で、こうした素晴らしいアンティークジュエリーが作られた時代の名作を読むのもいいですね。

当店がお付き合いしている中で、知識の上で最も頼りになる仏のディーラーさんに、
「どんな文献を読んでいるの?」
と聞いたことがあります。
GIAも持っている彼女は宝石の本もまたアンティークに関する本もほとんど読破しているそうですが(読書大好きな方ですので)、「当時書かれた小説と絵画はとても多くのことを教えてくれる」
と言っています。

例えばその時代に描かれた肖像画を見れば、その時代に流行していたファッションや髪型、ジュエリーが一目瞭然に分りますよね。
小説はあるときは、絵画以上に描写が豊かで緻密ですから、想像力も膨らむというものです。
アンティークジュエリーは、どれだけ勉強したつもりになっても、何も知らないと思うことだらけです☆

22:18  |  新着アンティークジュエリー  | 
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