2015.05.31 (Sun)
四つ葉のダッチローズカットダイヤモンドリング(18金ゴールド)
先日、とても愛らしい四つ葉モチーフの指輪をアップしました。
ダイヤモンドがダッチローズカットで、ふっくらとお山のように盛り上がった立体的なカッティングの美しいダイヤモンドでした。

あっという間に完売してしまいまして、ブログをアップするのも失念してしまっていたのですが、よろしかったら是非ご覧になられてください。
ダイヤモンドをさりげなく四つ葉に並べただけのように見えますが、そのふっくらとしたダイヤモンドや台座下の透かしなど、全てがグッドバランスでコロンとした愛らしい指輪でした。
なじみのディーラーさんのところで紹介してもらったこちらの指輪、彼女も私好みであろうと、しばらく前から取っておいてくれたのだそうです。
こういう指輪、ありそうでなかなかないのですが、今後も頑張って探してまいりますね。
よろしくお付き合いください。
ダイヤモンドがダッチローズカットで、ふっくらとお山のように盛り上がった立体的なカッティングの美しいダイヤモンドでした。

あっという間に完売してしまいまして、ブログをアップするのも失念してしまっていたのですが、よろしかったら是非ご覧になられてください。
ダイヤモンドをさりげなく四つ葉に並べただけのように見えますが、そのふっくらとしたダイヤモンドや台座下の透かしなど、全てがグッドバランスでコロンとした愛らしい指輪でした。
なじみのディーラーさんのところで紹介してもらったこちらの指輪、彼女も私好みであろうと、しばらく前から取っておいてくれたのだそうです。
こういう指輪、ありそうでなかなかないのですが、今後も頑張って探してまいりますね。
よろしくお付き合いください。
22:11
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新着アンティークジュエリー
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2015.05.26 (Tue)
18世紀アンティークダイヤモンドピアス(葡萄、ローズカット、オリジナルボックス付き)
本日、素晴らしい18世紀のダイヤモンドピアスをアップしました。

葡萄の形をした、そしてよく見るとその中に「お花」が描かれたピアス。
長年懇意にしているディーラーさんの元で拝見したときに、そのダイヤモンドの美しさにも心惹かれるものがありました。
留め具部分のダイヤモンドまで美しい!

ピアスですがペンダントにもなりそうです。

18世紀のジュエリーの中でもひときわ見つけにくい18世紀のピアス。
本日、18世紀のジュエリーについてのコラムも色々更新をしましたので是非ご拝読ください。
「18世紀アンティークジュエリーの特徴と魅力」と言うコラムでは特に18世紀のピアスの実例をご紹介させていただきました。
18世紀アンティークジュエリーの特徴と魅力
調べ物&書き物dayでぐったりしております!
18世紀ジュエリーの魅力を感じていただけましたら嬉しいです。

葡萄の形をした、そしてよく見るとその中に「お花」が描かれたピアス。
長年懇意にしているディーラーさんの元で拝見したときに、そのダイヤモンドの美しさにも心惹かれるものがありました。
留め具部分のダイヤモンドまで美しい!

ピアスですがペンダントにもなりそうです。

18世紀のジュエリーの中でもひときわ見つけにくい18世紀のピアス。
本日、18世紀のジュエリーについてのコラムも色々更新をしましたので是非ご拝読ください。
「18世紀アンティークジュエリーの特徴と魅力」と言うコラムでは特に18世紀のピアスの実例をご紹介させていただきました。
18世紀アンティークジュエリーの特徴と魅力
調べ物&書き物dayでぐったりしております!
18世紀ジュエリーの魅力を感じていただけましたら嬉しいです。
23:50
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新着アンティークジュエリー
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2015.05.25 (Mon)
アンティーク十字架ペンダント(クロスボトニー)他、写真を更新しました!
先日に続きまたいくつかのアンティークジュエリーの写真を更新しました。
今回、写真を更新しましたのは特に細工の美しいアンティークジュエリーで、その細やかさが巧く伝えられていないと思ったジュエリーです。
是非、魅力を再発見してください!
1)アンティーク十字架ペンダント(cross bottony クロスボトニー 天然真珠)
先端が三つ葉になった珍しいデザインのクロス
英語でCross bottony(クロスボトニー)と呼ばれるデザイン。
とても小さいクロスなのですが、極小のダイヤモンドもその形にあわせて台座が作られています。
裏面を見てみてください、この写真はこれでも拡大しているということを思い出してみてください。
その細かさに驚かれることでしょう!

2)エメラルドとシードパールのアンティークペンダント(オープンワーク、フィリグリー金細工)
近年、見付けず楽なってきているアンティークジュエリーの一つです。
フィリグリーの金細工の細かさ。また芥子真珠は一粒ずつ穴を開けて、金線に通しています。

3)アンティークダイヤモンドクラスターピアス(天然真珠、ジオメトリック)
清潔感あるダイヤモンドx天然真珠のピアスです。
小粒ながら真っ白の美しい天然真珠、また間の取り方が凝ったピアスです。

4)アンティークダイヤモンドピアス(お花と葉、銀と金、王政復古)
19世紀初頭、王政復古のとても古い時代のピアス。
19世紀後期以降の華やかで洗練されたジュエリーとはまた異なる、銀xゴールドならではの重厚感ある抑えたダイヤモンドのきらめきが魅力的です。
この時代まで遡る特にアンティークピアスは非常に少ないです。

今回、写真を更新しましたのは特に細工の美しいアンティークジュエリーで、その細やかさが巧く伝えられていないと思ったジュエリーです。
是非、魅力を再発見してください!
1)アンティーク十字架ペンダント(cross bottony クロスボトニー 天然真珠)
先端が三つ葉になった珍しいデザインのクロス
英語でCross bottony(クロスボトニー)と呼ばれるデザイン。
とても小さいクロスなのですが、極小のダイヤモンドもその形にあわせて台座が作られています。
裏面を見てみてください、この写真はこれでも拡大しているということを思い出してみてください。
その細かさに驚かれることでしょう!

2)エメラルドとシードパールのアンティークペンダント(オープンワーク、フィリグリー金細工)
近年、見付けず楽なってきているアンティークジュエリーの一つです。
フィリグリーの金細工の細かさ。また芥子真珠は一粒ずつ穴を開けて、金線に通しています。

3)アンティークダイヤモンドクラスターピアス(天然真珠、ジオメトリック)
清潔感あるダイヤモンドx天然真珠のピアスです。
小粒ながら真っ白の美しい天然真珠、また間の取り方が凝ったピアスです。

4)アンティークダイヤモンドピアス(お花と葉、銀と金、王政復古)
19世紀初頭、王政復古のとても古い時代のピアス。
19世紀後期以降の華やかで洗練されたジュエリーとはまた異なる、銀xゴールドならではの重厚感ある抑えたダイヤモンドのきらめきが魅力的です。
この時代まで遡る特にアンティークピアスは非常に少ないです。

2015.05.24 (Sun)
アンティーク天然真珠リング(ブルーグレイ、ダイヤモンド、スクエア)
今年の5月はとても気持ちよい気候が続きますね。
ずっとこのままだったらいいですが、四季の豊かさは人生を豊かにしてくれているのかもしれません。
先日、天然真珠の美しい指輪をアップしました。

当店は真珠のジュエリーの仕入れに関しましてはかなりのこだわりがございます。
色々文献を読んだりもするのですが、アンティークパールの世界は知れば知るほど奥深く、いつになったら探求が終わるのでしょう!?
真珠は一般的にはオフホワイトが、ダイヤモンドは無色透明が良いとされていますね。
例えば1750年の文献にすでに下記のような記載がございます。
their complexion must be milk white, not of a dead and lifeless, but of a clear and lively hue, free from stains, fouls, spots, specks, or roughness; such are of the higest esteem and value
David Jeffries "A treatise on diamonds and pearls"より
しかしもちろんダイヤモンドも真珠も「綺麗なカラー」であれば、その色が珍しければ珍しいほど希少性を持ちます。
現代では共に色々な人口処理が可能なのですが、アンティークの無加工の石で、天然のままで美しい色であればなお更です。
今回ご紹介した指輪は、真珠がほのかにブルーを帯びたグレイッシュカラーの真珠です。
ぷっくりとしたフォルムと石の中心から放たれる艶、神秘的な色の真珠です。
ダイヤモンドもラフなカッティングのローズカットですが、透明感があり、共に宝石の凛とした美しさが感じられます。
アンティークの真珠のジュエリーは1900年以降のものが多いのですが、時代を遡れば遡るほど、石そのものに神秘が漂うような気がします。
当店は今、久しぶりに天然真珠のジュエリーが充実しています。
前回の仕入れで、真珠は幸運に恵まれました。
しかしアンティーク市場で、天然真珠のジュエリーは年を追うごとに良質なものに出会うことが減ってきています。
ぜひ色々選べるうちに、チェックなさってくださいね。
ずっとこのままだったらいいですが、四季の豊かさは人生を豊かにしてくれているのかもしれません。
先日、天然真珠の美しい指輪をアップしました。

当店は真珠のジュエリーの仕入れに関しましてはかなりのこだわりがございます。
色々文献を読んだりもするのですが、アンティークパールの世界は知れば知るほど奥深く、いつになったら探求が終わるのでしょう!?
真珠は一般的にはオフホワイトが、ダイヤモンドは無色透明が良いとされていますね。
例えば1750年の文献にすでに下記のような記載がございます。
their complexion must be milk white, not of a dead and lifeless, but of a clear and lively hue, free from stains, fouls, spots, specks, or roughness; such are of the higest esteem and value
David Jeffries "A treatise on diamonds and pearls"より
しかしもちろんダイヤモンドも真珠も「綺麗なカラー」であれば、その色が珍しければ珍しいほど希少性を持ちます。
現代では共に色々な人口処理が可能なのですが、アンティークの無加工の石で、天然のままで美しい色であればなお更です。
今回ご紹介した指輪は、真珠がほのかにブルーを帯びたグレイッシュカラーの真珠です。
ぷっくりとしたフォルムと石の中心から放たれる艶、神秘的な色の真珠です。
ダイヤモンドもラフなカッティングのローズカットですが、透明感があり、共に宝石の凛とした美しさが感じられます。
アンティークの真珠のジュエリーは1900年以降のものが多いのですが、時代を遡れば遡るほど、石そのものに神秘が漂うような気がします。
当店は今、久しぶりに天然真珠のジュエリーが充実しています。
前回の仕入れで、真珠は幸運に恵まれました。
しかしアンティーク市場で、天然真珠のジュエリーは年を追うごとに良質なものに出会うことが減ってきています。
ぜひ色々選べるうちに、チェックなさってくださいね。
22:56
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新着アンティークジュエリー
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2015.05.21 (Thu)
写真を更新しました アンティークダイヤモンドフラワーリング他
先日から、いくつかのアンティークジュエリーの写真を更新しました。
とても素敵なジュエリーなのに、例えばそのジュエリーが持つ陰影とか雰囲気とか、宝石の美しさがうまく伝えられていないな、と思うものを特に撮り直しております。
ぜひ見てやってください。
そしてご意見やご感想等ございましたらいつでもお気軽にください。
1)アンティークダイヤモンドフラワーリング(19世紀イギリス クラスターリング)
クッションシェイプダイヤモンドが綺麗です。
メインのダイヤモンドの中心部にまるで大きな穴が開いているように見えますが、これもオールドマインカット(クッションシェイプダイヤモンド)の特徴です。
キューレットを大きくカットしているからです。

2)アンティークダッチローズカットダイヤモンド指輪(銀と金)
昨日メルマガをお送りしました。ダイヤモンドの小さな欠けがありますので特別価格でのご提供になります。

3)アンティークローズカットダイヤモンドリング(ひし形、銀の台座)
指輪全体のデザインが珍しい、写真からはイメージがしにくい指輪かもしれませんが。
とても古い時代の風格あるダイヤモンドリング、クラシックな雰囲気が良いです。

4)アンティークダイヤモンドペンダント兼ブローチ(蝶、オープンワーク)
とても美しいローズカットダイヤモンド、こちらはコストパフォーマンスも抜群でなぜまだ売れていないのか、、、不思議です。

5)シダの葉のアンティークブローチ(ローズカットダイヤモンド、19世紀前半)
こちらは前の写真から受ける雰囲気とだいぶ変わったと思います!
先端の葉は、それぞれが向いている方向が変えてあるあります。
ゴールドと銀と言う硬い素材で出来ていることを忘れてしまいそうな、有機的なラインです。

6)アンティークダイヤモンドブローチ(フィヤージュ、葉と枝のモチーフ、銀製)
非常にレベルの高い、上級者向けの作品です。
このブローチを見るたびに帯留めにしたくなります。。。

7)フルールドリスのアンティーク指輪(百合の紋章、大粒ダイヤモンド、18金)
実物が良すぎて、何度撮り直しても納得のいくものが中々撮れません!
催事等の機会に是非、実物をご覧いただきたい指輪です。
とても素敵なジュエリーなのに、例えばそのジュエリーが持つ陰影とか雰囲気とか、宝石の美しさがうまく伝えられていないな、と思うものを特に撮り直しております。
ぜひ見てやってください。
そしてご意見やご感想等ございましたらいつでもお気軽にください。
1)アンティークダイヤモンドフラワーリング(19世紀イギリス クラスターリング)
クッションシェイプダイヤモンドが綺麗です。
メインのダイヤモンドの中心部にまるで大きな穴が開いているように見えますが、これもオールドマインカット(クッションシェイプダイヤモンド)の特徴です。
キューレットを大きくカットしているからです。

2)アンティークダッチローズカットダイヤモンド指輪(銀と金)
昨日メルマガをお送りしました。ダイヤモンドの小さな欠けがありますので特別価格でのご提供になります。

3)アンティークローズカットダイヤモンドリング(ひし形、銀の台座)
指輪全体のデザインが珍しい、写真からはイメージがしにくい指輪かもしれませんが。
とても古い時代の風格あるダイヤモンドリング、クラシックな雰囲気が良いです。

4)アンティークダイヤモンドペンダント兼ブローチ(蝶、オープンワーク)
とても美しいローズカットダイヤモンド、こちらはコストパフォーマンスも抜群でなぜまだ売れていないのか、、、不思議です。

5)シダの葉のアンティークブローチ(ローズカットダイヤモンド、19世紀前半)
こちらは前の写真から受ける雰囲気とだいぶ変わったと思います!
先端の葉は、それぞれが向いている方向が変えてあるあります。
ゴールドと銀と言う硬い素材で出来ていることを忘れてしまいそうな、有機的なラインです。

6)アンティークダイヤモンドブローチ(フィヤージュ、葉と枝のモチーフ、銀製)
非常にレベルの高い、上級者向けの作品です。
このブローチを見るたびに帯留めにしたくなります。。。

7)フルールドリスのアンティーク指輪(百合の紋章、大粒ダイヤモンド、18金)
実物が良すぎて、何度撮り直しても納得のいくものが中々撮れません!
催事等の機会に是非、実物をご覧いただきたい指輪です。

2015.05.20 (Wed)
5月の誕生石 エメラルドのアンティークジュエリー
5月は、新緑が気持ちのよい季節ですね。
5月と言えば新緑で、新緑と言えばミドリ、ミドリといえばエメラルド。
5月の誕生石がエメラルドと言うのは、しっくりきますね。
何を隠そう、実は私も5月生まれ。
若いころは、自分には緑色が似合わないようでピンと来ていなかったのですが、やはり誕生石は特別なものです。
そして不思議なもので年齢を重ねれば重ねるほど、エメラルドがとても好きになり、そして自然に(多分・・・)身に着けられるようになりました!
現代、誕生石のことを知らない女性はいないでしょう。
自分の誕生石を身に着けることで、幸運がもたらされると言われていますね。
ではこうした誕生石の考えがいつに遡るのかと言いますと、その迷信は中世に遡ります。
当時ある種の宝石はある種の加護を授け、その宝石を身に着ける人を癒すと信じられていました。
それが誕生石の考えのもとになりました。
特に昔から貴重とされているカラーストーンには、やはり昔の人がその力を信じただけのことはある力がみなぎっているように感じます。
今では「ジュエリーと言えばダイヤモンド」のイメージが強いかもしれませんが、実はダイヤモンドより先に発展したのがカラーストーンのジュエリーです。
なぜならダイヤモンドがカッティングによって美しく見えるのに対して、カラーストーンはラフカットでもジュエリーにするのにふさわしい美しさがでるからです。
特に古くから珍重されたのが、エメラルド、ブルーサファイヤ、ルビーの3つの貴石です。
そしてこれらの3つの宝石は、初期の頃に見つかった鉱山が比較的長く、アンティークジュエリーが製造された長い年月の間ずっと重要な生産地であり続けたという、珍しい宝石でもあります。
ルビー、サファイヤ、エメラルドの初期の頃の鉱山はルネサンス期までには見つかっており、このうちエジプトエメラルドの鉱山以外は、その後も数世紀に渡り重要な供給源でありつづけました。
今、当店で所有しているエメラルドのジュエリーでお薦めのジュエリーを紹介したいと思います。
ちょうど写真を撮りなおした下記の二点!
アンティークのエメラルドは色の調整がなされないため、透明度の低いエメラルドも多い中、こちらのエメラルドは自然なままでとても美しい色です。


こちらは少し淡い色のエメラルド、そして金細工がとても美しいジュエリー。

どうぞ引き続き気持ちの良い5月の日々をお過ごしください!
5月と言えば新緑で、新緑と言えばミドリ、ミドリといえばエメラルド。
5月の誕生石がエメラルドと言うのは、しっくりきますね。
何を隠そう、実は私も5月生まれ。
若いころは、自分には緑色が似合わないようでピンと来ていなかったのですが、やはり誕生石は特別なものです。
そして不思議なもので年齢を重ねれば重ねるほど、エメラルドがとても好きになり、そして自然に(多分・・・)身に着けられるようになりました!
現代、誕生石のことを知らない女性はいないでしょう。
自分の誕生石を身に着けることで、幸運がもたらされると言われていますね。
ではこうした誕生石の考えがいつに遡るのかと言いますと、その迷信は中世に遡ります。
当時ある種の宝石はある種の加護を授け、その宝石を身に着ける人を癒すと信じられていました。
それが誕生石の考えのもとになりました。
特に昔から貴重とされているカラーストーンには、やはり昔の人がその力を信じただけのことはある力がみなぎっているように感じます。
今では「ジュエリーと言えばダイヤモンド」のイメージが強いかもしれませんが、実はダイヤモンドより先に発展したのがカラーストーンのジュエリーです。
なぜならダイヤモンドがカッティングによって美しく見えるのに対して、カラーストーンはラフカットでもジュエリーにするのにふさわしい美しさがでるからです。
特に古くから珍重されたのが、エメラルド、ブルーサファイヤ、ルビーの3つの貴石です。
そしてこれらの3つの宝石は、初期の頃に見つかった鉱山が比較的長く、アンティークジュエリーが製造された長い年月の間ずっと重要な生産地であり続けたという、珍しい宝石でもあります。
ルビー、サファイヤ、エメラルドの初期の頃の鉱山はルネサンス期までには見つかっており、このうちエジプトエメラルドの鉱山以外は、その後も数世紀に渡り重要な供給源でありつづけました。
今、当店で所有しているエメラルドのジュエリーでお薦めのジュエリーを紹介したいと思います。
ちょうど写真を撮りなおした下記の二点!
アンティークのエメラルドは色の調整がなされないため、透明度の低いエメラルドも多い中、こちらのエメラルドは自然なままでとても美しい色です。


こちらは少し淡い色のエメラルド、そして金細工がとても美しいジュエリー。

どうぞ引き続き気持ちの良い5月の日々をお過ごしください!
19:02
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アンティークジュエリーレッスン
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2015.05.19 (Tue)
神戸国際宝飾展
先日、神戸で開催されておりました「神戸国際宝飾展」にいってまいりました。
アンティークジュエリーはほとんどありませんが、ジュエリー全体のトレンドが分ります。
神戸は高校の時の修学旅行以来いったことがなかったので、これを機会にいってみることにしました!
東京の国際宝飾展と開催会社は同じですから、イベントの作りとしてはとても似ています。
しかし数年前に出展しました東京国際宝飾展と、やはりその時代を反映しているなと思うところも多くありましたので、以下気づいたことをご紹介いたしますね。
まず・・・・中国パワー。
先日もササビーズのオークションで、おそらく中国(あるいは中国系)の金余り現象から、希少な宝石がこれまで以上に高く落札されていることが話題になっていました。
下記はカルティエ製のビルマ産ルビーのリング、落札金額 は3030万ドル(約36億円)と驚くべき価格をレコードしたそうです。

日本で開催されている国際宝飾展も、中国系の方の来客が非常に多く、中国語が非常に目立ち、また中国系のお客様をターゲットにした商品が多くみられました。
中でも昨今何かと話題の「赤珊瑚」の出展が非常に目立っていました。
各社、中国語対応のスタッフも配置し、中国の富裕層の取り込みに余念がありません。
一方・・・現代ジュエリーのクリエイションに関しては国内メーカーも海外ブランドもブース数も少なく、残念ながらあまり盛況ではありません。
私はもちろんアンティークジュエリーが好きですが、やはり現代のクリエイションも面白いと思うことは多いですし、ジュエリー業界全体の盛況は望ましいと思っているので少し残念です・・・。
ひとつ「100年後のアンティークジュエリーを!」と言うスローガンの下に、現代でアンティークジュエリーを意識したデザインで、ジュエリー製作をしている会社さんを見つけました。
確かにテイストとしては似ているのですが、非常に貴金属の使う量が少なめで宝石もとても小さいのが気になりました。
やはり現代でよいジュエリーを作ろうとすると、技術だけでなく素材の制約(昔程よい宝石も入らず、貴金属の値段も高騰している)も大きいのでしょうね。
そしてもう一つ、ピアスキャッチの店で足をとめました。
クリスメラさんという会社で、実は代表の菊永さんは友人が友人で、以前お会いしたことがあります。
スタッドタイプのピアスのキャッチを販売している会社さんです。
特許をとった技術により、まず絶対にピアスが外れない構造になっているのです。
気になりましたので一つ購入、当店のアンティークジュエリーにあわせてみました。

↑
こちらがオリジナルのキャッチ。

↑
こちらが「クリスメラ」のなくさないピアスキャッチをアンティークピアスにあわせた写真。
案外違和感なくなじみますね。
アンティークピアスはなかなか高額ですし、ご心配であれば、こうした「なくさないピアスキャッチ」と組み合わせるのも中々良いかもしれません。
いかがでしょう?
色は三色、素材はアレルギー加工されたステンレス素材です。
あと余談ながら、こんな看板の写真を撮ってきました。
ローズカットはアンティークジュエリーらしいダイヤモンドのカッティングですが、ローズカットは現代でもやろうと思えば可能です。
「ローズカットのダイヤモンド→アンティークジュエリーの証拠にはならない」といったことをエピソードで書いたと思うのですが、これがまさに証拠(笑)。
現代でもローズカットのカッティングそのものは可能で、主にインドでなされます。
現代のジュエリークリエイションです。

現代では東南アジアやインドでそこそこレベルの高いアンティーク風ジュエリーが製作されていますので、そうしたアンティーク風ジュエリーと本物のアンティークジュエリーがごちゃまぜにならないよう、願うばかりです。
特にロンドンのマーケットでは、この二つがかなり一緒に売られています・・・。
パリでも年に2回開催されるもっとも大きなアンティークフェアの(つい先日も、セーヌ河岸で開催されていました)屋内ブースにさえ、近年はこうしたアンティーク風ジュエリーが「アンティーク」として販売されています。
そういうのを見ると私は本当に胸が痛いのですが、売られている方は案外堂々とされいていて、
「ねぇ、これアンティークジュエリーじゃないよね?」
と以前、聞いてみたことがあるのですが・・・。
「そうよ!混ぜて売ってみてるの。オーセンティックなアンティークジュエリーの横においてみたわ、どうかしら?」
と悪びれずに言われたことがあります。。。
色々とアンティークジュエリーについて、また宝飾界全体について考えさせられる一日でした。
神戸は海と山の両方が見えて風光明媚、美しい街ですね。
アンティークジュエリーはほとんどありませんが、ジュエリー全体のトレンドが分ります。
神戸は高校の時の修学旅行以来いったことがなかったので、これを機会にいってみることにしました!
東京の国際宝飾展と開催会社は同じですから、イベントの作りとしてはとても似ています。
しかし数年前に出展しました東京国際宝飾展と、やはりその時代を反映しているなと思うところも多くありましたので、以下気づいたことをご紹介いたしますね。
まず・・・・中国パワー。
先日もササビーズのオークションで、おそらく中国(あるいは中国系)の金余り現象から、希少な宝石がこれまで以上に高く落札されていることが話題になっていました。
下記はカルティエ製のビルマ産ルビーのリング、落札金額 は3030万ドル(約36億円)と驚くべき価格をレコードしたそうです。

日本で開催されている国際宝飾展も、中国系の方の来客が非常に多く、中国語が非常に目立ち、また中国系のお客様をターゲットにした商品が多くみられました。
中でも昨今何かと話題の「赤珊瑚」の出展が非常に目立っていました。
各社、中国語対応のスタッフも配置し、中国の富裕層の取り込みに余念がありません。
一方・・・現代ジュエリーのクリエイションに関しては国内メーカーも海外ブランドもブース数も少なく、残念ながらあまり盛況ではありません。
私はもちろんアンティークジュエリーが好きですが、やはり現代のクリエイションも面白いと思うことは多いですし、ジュエリー業界全体の盛況は望ましいと思っているので少し残念です・・・。
ひとつ「100年後のアンティークジュエリーを!」と言うスローガンの下に、現代でアンティークジュエリーを意識したデザインで、ジュエリー製作をしている会社さんを見つけました。
確かにテイストとしては似ているのですが、非常に貴金属の使う量が少なめで宝石もとても小さいのが気になりました。
やはり現代でよいジュエリーを作ろうとすると、技術だけでなく素材の制約(昔程よい宝石も入らず、貴金属の値段も高騰している)も大きいのでしょうね。
そしてもう一つ、ピアスキャッチの店で足をとめました。
クリスメラさんという会社で、実は代表の菊永さんは友人が友人で、以前お会いしたことがあります。
スタッドタイプのピアスのキャッチを販売している会社さんです。
特許をとった技術により、まず絶対にピアスが外れない構造になっているのです。
気になりましたので一つ購入、当店のアンティークジュエリーにあわせてみました。

↑
こちらがオリジナルのキャッチ。

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こちらが「クリスメラ」のなくさないピアスキャッチをアンティークピアスにあわせた写真。
案外違和感なくなじみますね。
アンティークピアスはなかなか高額ですし、ご心配であれば、こうした「なくさないピアスキャッチ」と組み合わせるのも中々良いかもしれません。
いかがでしょう?
色は三色、素材はアレルギー加工されたステンレス素材です。
あと余談ながら、こんな看板の写真を撮ってきました。
ローズカットはアンティークジュエリーらしいダイヤモンドのカッティングですが、ローズカットは現代でもやろうと思えば可能です。
「ローズカットのダイヤモンド→アンティークジュエリーの証拠にはならない」といったことをエピソードで書いたと思うのですが、これがまさに証拠(笑)。
現代でもローズカットのカッティングそのものは可能で、主にインドでなされます。
現代のジュエリークリエイションです。

現代では東南アジアやインドでそこそこレベルの高いアンティーク風ジュエリーが製作されていますので、そうしたアンティーク風ジュエリーと本物のアンティークジュエリーがごちゃまぜにならないよう、願うばかりです。
特にロンドンのマーケットでは、この二つがかなり一緒に売られています・・・。
パリでも年に2回開催されるもっとも大きなアンティークフェアの(つい先日も、セーヌ河岸で開催されていました)屋内ブースにさえ、近年はこうしたアンティーク風ジュエリーが「アンティーク」として販売されています。
そういうのを見ると私は本当に胸が痛いのですが、売られている方は案外堂々とされいていて、
「ねぇ、これアンティークジュエリーじゃないよね?」
と以前、聞いてみたことがあるのですが・・・。
「そうよ!混ぜて売ってみてるの。オーセンティックなアンティークジュエリーの横においてみたわ、どうかしら?」
と悪びれずに言われたことがあります。。。
色々とアンティークジュエリーについて、また宝飾界全体について考えさせられる一日でした。
神戸は海と山の両方が見えて風光明媚、美しい街ですね。
2015.05.18 (Mon)
7色のプリカジュールエナメルのアンティークペンダント(ステンドグラス)
近頃、写真の撮り直し等で、新着ジュエリーのアップが遅々としており、申し訳ございません!
私がもう一人欲しいような欲しくないような・・・。
さて本日「7色のプリカジュールエナメルのアンティークペンダント(ステンドグラス)」をアップいたしました。
*そして既に完売いたいました、有難うございます。

精緻なアンティークエナメルの中でももっとも高度でそして美しいといわれているプリカジュールエナメルの技法が用いられています。
プリカジュールとはフランス語の「Plique-a-jour」から来ています。
通常のエナメルのように七宝(エナメル)の裏面に基盤としての金属の下地がなく、金属枠のみによってエナメルを支える至難のエナメル技法です。
ステンドグラスと同じ状態で光線を通しますから、特に光にかざした時に美しく見えるジュエリーです。
この光にかざした状態のお写真や動画を撮りたくて、ここ数日悪戦苦闘をしておりましたが、これがなかなか難しかったです。
このプリカジュールエナメルは、かのルネラリックが得意とした技法です。
ルネラリックと言いますと皆様、アールデコの香水ビンのイメージが強いかもしれませんが、ルネラリックはその職業人生の前半はアールヌーボーのジュエラーとして活躍。
そして後半を今度はアールデコのガラス工芸家として活躍したという、まさに日の目を二度みた稀有な人生を歩んだアーティストです。
ルネラリックをアールヌーボーの著名なジュエラーとしてスターダムに押し上げたのが、このプリカジュールのエナメル技法でした。
ルネラリックは数々のプリカジュールエナメルの優れたジュエリーを残していますが、下記はエピソードの欄にも掲載しましたパンジーのブローチです。
ガラス、エナメル、ブルーサファイヤで描かれたパンジーのブローチ、アメリカのウォルターズ美術館所蔵です。
こちらは同系色の色の妙が感じられる作品です。

プリカジュールエナメルは非常に難しい技術でしたから、使われる色は1-2色のグラデーションであることが多く、今回のペンダントのように7つものカラーを施したプリカジュールエナメルは非常に珍しいものです。
下記は以前に当店で販売しましたプリカジュールエナメルのペンダント、やはり同系色の色でまとまった作品です。
プリカジュールのアンティークジュエリーで比較的よく見られる色彩です。

今回のペンダントは栞のように薄く(こうした栞のように薄いペンダントは、やはりアールヌーボー期に作られたジュエリーの一つです)、そして両面にほぼ同じパターンのエナメルが施されています。
エナメルだけでなく、金細工の繊細さも美しい作品でした。
優れたアンティークエナメルのジュエリーは、それこそ現代では絶対に再現不可能。
ロマンを感じるアンティークジュエリーですね。
私がもう一人欲しいような欲しくないような・・・。
さて本日「7色のプリカジュールエナメルのアンティークペンダント(ステンドグラス)」をアップいたしました。
*そして既に完売いたいました、有難うございます。

精緻なアンティークエナメルの中でももっとも高度でそして美しいといわれているプリカジュールエナメルの技法が用いられています。
プリカジュールとはフランス語の「Plique-a-jour」から来ています。
通常のエナメルのように七宝(エナメル)の裏面に基盤としての金属の下地がなく、金属枠のみによってエナメルを支える至難のエナメル技法です。
ステンドグラスと同じ状態で光線を通しますから、特に光にかざした時に美しく見えるジュエリーです。
この光にかざした状態のお写真や動画を撮りたくて、ここ数日悪戦苦闘をしておりましたが、これがなかなか難しかったです。
このプリカジュールエナメルは、かのルネラリックが得意とした技法です。
ルネラリックと言いますと皆様、アールデコの香水ビンのイメージが強いかもしれませんが、ルネラリックはその職業人生の前半はアールヌーボーのジュエラーとして活躍。
そして後半を今度はアールデコのガラス工芸家として活躍したという、まさに日の目を二度みた稀有な人生を歩んだアーティストです。
ルネラリックをアールヌーボーの著名なジュエラーとしてスターダムに押し上げたのが、このプリカジュールのエナメル技法でした。
ルネラリックは数々のプリカジュールエナメルの優れたジュエリーを残していますが、下記はエピソードの欄にも掲載しましたパンジーのブローチです。
ガラス、エナメル、ブルーサファイヤで描かれたパンジーのブローチ、アメリカのウォルターズ美術館所蔵です。
こちらは同系色の色の妙が感じられる作品です。

プリカジュールエナメルは非常に難しい技術でしたから、使われる色は1-2色のグラデーションであることが多く、今回のペンダントのように7つものカラーを施したプリカジュールエナメルは非常に珍しいものです。
下記は以前に当店で販売しましたプリカジュールエナメルのペンダント、やはり同系色の色でまとまった作品です。
プリカジュールのアンティークジュエリーで比較的よく見られる色彩です。

今回のペンダントは栞のように薄く(こうした栞のように薄いペンダントは、やはりアールヌーボー期に作られたジュエリーの一つです)、そして両面にほぼ同じパターンのエナメルが施されています。
エナメルだけでなく、金細工の繊細さも美しい作品でした。
優れたアンティークエナメルのジュエリーは、それこそ現代では絶対に再現不可能。
ロマンを感じるアンティークジュエリーですね。
23:37
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新着アンティークジュエリー
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2015.05.11 (Mon)
アンティーク天然パールリング(クロスオーバー、ローズカットダイヤモンド)
本日、天然パールが美しい指輪をアップさせていただきました。

清楚で美しい天然パールとローズカットダイヤモンドのクロスオーバーリング。
フレンチらしい上品なリングです。
ぱっと見たときは、パールがほぼ真円のように見えると思うのですが、実はよく見ると違うのですよ。
写真は静止した状態ですので、分りやすいですね。
実物はセッティングの妙でもっと真円に見えますので、写真と実物を見比べることで、より一層セッティングの妙を感じました。
天然真珠と言えば、当店のお客様より先日興味深い本をご紹介いただきました。
「the book of pearl」と言う英語の本になります。
ジョージ・フレデリック・クンツさんという著名な鉱物学者(ティファニー社に勤務されていた)が書かれた真珠に関する専門書です。

残念ながら、こちら英語版しか存在せず、しかもkindleなどのオンライン書籍でしか読めないのが残念です。
私も英語の場合(難易度があがりますので)、やはり長くなりますとペーパーブックでないと読みにくいのですよね・・・。
今度イギリスに行ったときにでも買いたいと思っております。
でもオンライン書籍でも十分に読む価値はありそう、少し読み進めてみましたが非常に面白いです。
アンティークジュエリーはジュエリーを購入したり眺めたりと言った楽しみはもちろん、本などを読んだりして、あるいは美術館などを訪れて楽しめるところも良いですね。
本日アップしました指輪の話から少し脱線しましたが、アンティーク真珠についての文献は国内ではほとんどありませんから、上記の本はお薦めです!

清楚で美しい天然パールとローズカットダイヤモンドのクロスオーバーリング。
フレンチらしい上品なリングです。
ぱっと見たときは、パールがほぼ真円のように見えると思うのですが、実はよく見ると違うのですよ。
写真は静止した状態ですので、分りやすいですね。
実物はセッティングの妙でもっと真円に見えますので、写真と実物を見比べることで、より一層セッティングの妙を感じました。
天然真珠と言えば、当店のお客様より先日興味深い本をご紹介いただきました。
「the book of pearl」と言う英語の本になります。
ジョージ・フレデリック・クンツさんという著名な鉱物学者(ティファニー社に勤務されていた)が書かれた真珠に関する専門書です。

残念ながら、こちら英語版しか存在せず、しかもkindleなどのオンライン書籍でしか読めないのが残念です。
私も英語の場合(難易度があがりますので)、やはり長くなりますとペーパーブックでないと読みにくいのですよね・・・。
今度イギリスに行ったときにでも買いたいと思っております。
でもオンライン書籍でも十分に読む価値はありそう、少し読み進めてみましたが非常に面白いです。
アンティークジュエリーはジュエリーを購入したり眺めたりと言った楽しみはもちろん、本などを読んだりして、あるいは美術館などを訪れて楽しめるところも良いですね。
本日アップしました指輪の話から少し脱線しましたが、アンティーク真珠についての文献は国内ではほとんどありませんから、上記の本はお薦めです!
23:23
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新着アンティークジュエリー
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2015.05.07 (Thu)
アンティークローズカットダイヤモンドピアス(星と花、金細工、ローズゴールド)
GW、皆様はいかがお過ごしになられたでしょうか?
本日「アンティークローズカットダイヤモンドピアス(星と花、金細工、ローズゴールド)」をアップ致しました。

シェルシュミディでご紹介するアンティークピアスは20世紀初頭のジュエリーが多いのですが、こちらはその一時代前、1890年頃の作品です。
ポエティックで温かみのある作風、ローズカットダイヤモンドは20世紀以降もなくなったわけではないのですが、やはりこの時代のローズカットは20世紀以降のローズカットと少し異なりますね。
写真はアップして撮っておりますが、金細工の細かさがお分かりいただけますでしょうか。
こちらのピアス、外枠はお花の形をしていますが、ダイヤモンドの台座部分が星(エトワール)です。
エトワールをモチーフにしたジュエリーは、19世紀後期以降も20世紀初頭-アールデコ期に秀でたジュエリーが作られるのですが、それはおそらく1910年に地球に接近したハレー彗星が影響していると思います。
当時、ハレー彗星はヨーロッパで大きな話題になりました。

星をモチーフにしたジュエリーには、他のジュエリーにはないロマンを感じますね。
本日「アンティークローズカットダイヤモンドピアス(星と花、金細工、ローズゴールド)」をアップ致しました。

シェルシュミディでご紹介するアンティークピアスは20世紀初頭のジュエリーが多いのですが、こちらはその一時代前、1890年頃の作品です。
ポエティックで温かみのある作風、ローズカットダイヤモンドは20世紀以降もなくなったわけではないのですが、やはりこの時代のローズカットは20世紀以降のローズカットと少し異なりますね。
写真はアップして撮っておりますが、金細工の細かさがお分かりいただけますでしょうか。
こちらのピアス、外枠はお花の形をしていますが、ダイヤモンドの台座部分が星(エトワール)です。
エトワールをモチーフにしたジュエリーは、19世紀後期以降も20世紀初頭-アールデコ期に秀でたジュエリーが作られるのですが、それはおそらく1910年に地球に接近したハレー彗星が影響していると思います。
当時、ハレー彗星はヨーロッパで大きな話題になりました。

星をモチーフにしたジュエリーには、他のジュエリーにはないロマンを感じますね。
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