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2014.04.25 (Fri)

アンティークトルコ石ペンダントブローチ(19世紀フランス、円形)

先日の日仏学院@京都に続いて、そういえば鴨川沿いにドイツ文化センター(ゲーテ・インスティトゥート)もあったなと。
どうやら、中にカフェがあるらしいという情報を入手。
ある晴れた日のお昼に行ってきました、カフェ、ミュラー。

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鴨川に面した大きな通りに面しているのですが、カフェは反対側の閑静な住宅地に面していて、お庭の美しいこと。
晴れた日にテラス席にいると気持ちのよいこと、しかも空いている。


食事もですね、悪くないです。
ドイツ料理ということであまり期待していなかったのですが(←失礼ですね・・・ごめんなさい)、お肉がとても肉らしい(当たり前と言えば当たり前なんだけど、しっかりと良いお肉の味がしました)良い味でした。
新緑の木の大半は紅葉でしたので、秋は紅葉も綺麗なはず。
意外な穴場を見つけてしまいました。

やはり若い頃フランスかぶれ?していたぐらいなのでヨーロッパの香りが漂う場所はとても好きです。

さてGW中の営業のお知らせです。
今年は

4/29-4/30(2日間)
5/3-5/6(4日間)


お休みを頂きます。
もちろんオンラインショップは24時間/365日稼動しておりますし、ご注文もお問い合わせもいつでも歓迎ですが、発送などは休み明けになります。
何卒ご了承ください。



下記は先日アップしましたトルコ石のペンダント&ブローチ。
3つの円からなるグッドデザインのブローチです。

ちなみにトルコ石は、トルコで産出されたわけではありません。
アトラス山脈周辺で産出されたものがトルコ経由でヨーロッパへと広がったため、「トルコ石(ターコイズ、フランス語でturquoise)」と呼ばれるようになりました。


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私も買い付けたときに、超即決だったのですが、お客様にもとてもお早いご注文を頂きました。
完売です、ありがとうございます。
21:12  |  新着アンティークジュエリー  | 

2014.04.20 (Sun)

アンティークネグリジェネックレス(ローズクォーツとミシシッピ真珠)

日仏学院は飯田橋にあるのが有名ですね、でも実は京都にもあるんです!
百万編、京大のすぐそばにあります。

<東京より小規模ですがなかなかよいところ、月1回は日仏学院のお庭でマルシェと言うのが開かれます。
今日はその日だったのでお邪魔してきました。


その名のとおり、色々なものが売っています。
特に食べ物が充実していてフランスから輸入されたワインやジュース、チーズ、お菓子、調味料等々。
その場で色々売っていて、テラスで食べることができます。
フランス人の方が販売していたり、おそらく夫婦なのかなお二人で販売していたり、フランス語と日本語が自然に飛び交っています。
お庭ではフランスの音楽が流れていたりと、京都にいながらにして和気藹々とフランス気分も味わえる素敵な場所です。

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ちなみに今日、かかっていた曲は私も知っている曲が多くて、私はそれ程フランスの音楽に詳しくはないので、きっとフランスでは誰もが知っているようなフランスの名曲を架けてくれていたと思うのですが。

そのうちの一つに以前からすごく好きだった Ne me quitte pasと言う曲が流れていました。
それこそかつて日仏学院の通訳コースにいっていたときに、その先生が大好きで教えてくれたんです。
歌詞が本当に美しくて、フランス人の語る愛って美しいなと思いました。
もちろん愛はどこでも美しいものだと思いますが、こういう言葉で表現すると言うことに関しては本当にフランス人は長けていますね。
あまりに素敵な歌詞なので(日本語訳はどうしても少し大げさな感じがどうしてもしてしまうのですが、原語はやはり泣けるほど美しいフランス語です)、下記にコピペしてしまいますね。
ジャック・ブレルさんという歌手で、日本でもCDが買えます。


Ne me quitte pas
Il faut oublier
Tout peut s'oublier
Qui s'enfuit déjà
Oublier le temps
Des malentendus
Et le temps perdu
A savoir comment
Oublier ces heures
Qui tuaient parfois
A coups de pourquoi
Le cœur du bonheur

Ne me quitte pas
Ne me quitte pas
Ne me quitte pas
Ne me quitte pas

Moi je t'offrirai
Des perles de pluie
Venues de pays
Où il ne pleut pas
Je creuserai la terre
Jusqu'après ma mort

Pour couvrir ton corps
D'or et de lumière
Je ferai un domaine où l'amour sera roi, où l'amour sera loi, où tu seras reine
Ne me quitte pas
Ne me quitte pas
Ne me quitte pas
Ne me quitte pas

Ne me quitte pas
Je t'inventerai
Des mots insensés que tu comprendras
Je te parlerai de ces amants-là qui ont vu deux fois
Leurs cœurs s'embraser
Je te raconterai lL'histoire de ce roi mort de n'avoir pas pu te rencontrer
Ne me quitte pas
Ne me quitte pas
Ne me quitte pas
Ne me quitte pas

On a vu souvent rejaillir le feu d'un ancien volcan qu'on croyait trop vieux
Il est paraît-il des terres brûlées donnant plus de blé
Qu'un meilleur avril
Et quand vient le soir
Pour qu'un ciel flamboie
Le rouge et le noir
Ne s'épousent-ils pas
Ne me quitte pas
Ne me quitte pas
Ne me quitte pas
Ne me quitte pas

Ne me quitte pas
Je ne vais plus pleurer
Je ne vais plus parler
Je me cacherai là
A te regarder
Danser et sourire
Et à t'écouter
Chanter et puis rire
Laisse-moi devenir
L'ombre de ton ombre
L'ombre de ta main
L'ombre de ton chien
Ne me quitte pas
Ne me quitte pas
Ne me quitte pas
Ne me quitte pas.


行かないで
忘れなくては
過ぎ去った過去の
忘れられるもの全てを
誤解の日々を
どうしたらよいのか知りたくて
無駄にした時を
忘れよう
時として 「どうして」という質問で
幸せな心を
台無しにしてしまった時間を
行かないで
行かないで
行かないで
私を おいて行かないで

雨の降らない国で取れた
雨でできた真珠を
君に贈ろう
私が死んだあとまでも
大地を掘り起こそう
君の身体を
黄金と光で覆うために
国をつくろう
そこでは愛が王で
愛が法律
そして君が王妃になる
行かないで
行かないで
行かないで
私を おいて行かないで

行かないで
意味のない言葉を
創り出して語ろう
君は分かるはずだ
あの恋人達のことを
君に話そう
二度にわたり
心を燃え上がらせた
彼らのことを
君に会えずに死んだ
王の話をしよう
行かないで
行かないで
行かないで
私を おいて行かないで

人はしばしば
太古の火山から
炎がほとばしり出るのを目にしてきた
とっくに活動をやめたと思っていたのに
焼け焦げた大地が
輝かしい四月より
より多くの小麦を生み出すように
夕闇が近づき
空は赤々と燃え立つ
赤と黒は
交わることはないのか
行かないで
行かないで
行かないで
私を おいて行かないで

行かないで
もうぼくは悲しまない
もうぼくは語らない
ここに姿を隠し
踊り 微笑を浮かべる
君を見守ろう
歌い 笑う君の声を聞こう
君の影の影に
君の手の影に
君の犬の影になるのを
妨げないで欲しい
行かないで
行かないで
行かないで
私を おいて行かないで


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上記は先日アップしましたローズクォーツxミシシッピ真珠のネグリジェネックレスです。

クォーツの中でこのような淡いやさしいピンクカラーのクォーツとローズクォーツと呼びます。
天然のローズクォーツは当時であっても産出量が少なく、貴重なものでした。
また天然のローズクォーツの中で内部に微細な金紅石(ルチル)の針状結晶をインクルージョンとして持つものを「ルチル(クォーツ)」と呼び、アンティークジュエリーにおいて非常に希少で高価なものです。
ルチルクォーツはピンクのほか、黄色や黒など様々な色の水晶で存在しますが、アンティークジュエリーで特に高く評価されたのがピンク色のルチルになります。


宝石もデザインも素晴らしく秀逸で、貴重な逸品でした。
何となく「あの方が好きかな?」と思っておりましたお客様が(特にそのようなことをお伝えはしていなかったのですが)以心伝心でその方がご注文をくださいました。
買付の際に、お客様のあるお顔をが浮かんだりこういうことはあるんですよね!

22:22  |  新着アンティークジュエリー  | 

2014.04.13 (Sun)

携帯サイトからのポイント会員登録について

こんばんは。
先日アナウンスさせていただきましたポイント会員サービスについてですが、一つ不具合がございましてお詫びとご報告になります。


シェルシュミディのHPはPC用と、携帯用があるのですが
(最近ではアイフォン&スマートフォンなどからですとPCサイトがご覧いただけるようで、携帯サイトをご利用くださるお客様は少なくなってきてはおりますが・・・)
ポイント会員様登録が、技術的な問題でPCサイトにしか導入することができません。

携帯サイトをご利用くださっているお客様でご希望をいただけるお客様には、当店のほうで会員登録をさせていただきまして、お買い物のごとに獲得ポイントなどをご案内させていただきます。
大変お手間をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。


また会員登録は、商品の注文時に行えるようなシステムになっております。
商品をカートに入れまして、注文画面を進んでいく中で会員登録のご案内の画面が出てまいります。
本当は、商品注文時以外でも新規登録ができたり、ポイント数が確認できると良いのですが、システムの都合上そうなっております。
ご了解いただけましたら幸いです。



-現状のポイント数のご確認
-うっかり会員登録をしないまま購入してしまったがやはりポイントをつけたい!
-2014/04/08以降にご注文を頂きました分につきまして、催事やお電話などでご購入いただいた分のポイントがどうなっているか

など様々な疑問点がございましたら、どうぞお気軽にいつでもお申し付けくださいませ。
ポイント数は商品発送時に同封させていただいております納品書等などでも確認をしていただけるようにしてまいります。


そのほか、お気づきの点等ございましたらどうぞいつでもお気軽にご連絡くださいませ。


京都の桜もいよいよ終わってきてしまっています。
写真は週末に「半木(なからぎ)の道」と呼ばれる、鴨川の土手の桜の小道で撮った写真です。
こうしてみると綺麗に見えますが、まだかろうじて見ごろではありましたが、だいぶボリュームダウンしてきてしまっています。
鴨川も半木(なからぎ)の道がある京都の市内でもかなり北の方はこんな感じなのですが、街中から南にかけてはもう完全に散ってきてしまっています。
京都はやはり盆地だからか、狭い距離の中で意外に温度差があるんですね。

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「花の命は短い」だからこそ愛しい。
アンティークジュエリーでもお花は本当によくモチーフにされていますし、その気持ちが改めて分かるような気がいたします。
そういえば関西のオープンサロンの時に、プロのフラワーコーディネイターをされている方がいらしてくださいました。
お花に携わるお仕事なんて素敵ですね。
皆様、色々な分野で活躍されていたり、色々なことをご存知でらっしゃったり、博学でらっしゃったり。
何と有難いことでしょう
22:25  |  お知らせ  | 

2014.04.10 (Thu)

アンティーク鳥のペンダント(天然真珠、アメジスト、トルコ石、エメラルド、ガラスペースト)

この2週間、京都市内の色々なところに桜詣をしましたが、昨日最も感動した場所に出会いました。
「原谷苑」
金閣寺の裏手の山の頂にあります。
個人の所有地で近年ようやく、紅葉と桜の季節だけ一般公開されるようになったそうです。
ですので最近は随分知られるようになってきましたが、ガイドブックなどにはあまり載らない、知る人ぞ知る場所のようです。

原谷苑と言う場所は、お寺でも公園でもなく、不毛の地であったこの地を個人の所有者が開拓して現在のような場所になったそうです。

桜の植え方がとても変わっています。
京都の桜は、お寺と山などをを借景にした「ミニマリズム」に裏打ちされたようなワビサビの世界でしられており、私もそうした「閑静な美」が好きなのですが、ここの桜の植え方はまるで違いました。
勾配の豊かな広い敷地内に桜が、一見雑然といたるところに埋められているのです。
ところがよく見ると、白い桃の花やつばき、みずきなど、黄色や白など他のカラフルなお花と一緒に咲くようよく計算されています。
調和して咲くというより、一見それぞれがめいいっぱい勝手に咲いているように見えるようなざっくりとした手入れの仕方、これが驚くほど美しい。


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普段私も京都では「禅的な美しさ」に惹かれることが多いのですが、この独特な世界観にすっかりノックダウンされました。
黄色、白、ピンク、様々な花が青い空に向かって健やかに伸びていて、その「お花のジャングル」のような敷地内をひたすら散策するといった感じです。
道も主だったものは決まっているのですが、脇にどんどんと入っていくと小さなベンチがおいてあったりと、非常に自由なコンセプトの楽園です。
人生ではじめて「天国を見た」と思いました。


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平日の朝イチでいきましたので、花盛りなのに比較的空いており、ゴザのしかれた木の小屋でくつろいでいると、もう頭の中まで解けそうなぐらい癒されました。
天国ってこんな感じなんだろうなと、自然にそんな言葉がでてきました。

本当、素敵なところです。
「素敵」と言いますと軽いのですが、地元の文化的なことに詳しい友達が教えてくれたのですが、歴史的には実は複雑ないきさつもあったようです。
桜の木を植えている人にはそれぞれの事情もあったことでしょう、でもそんなことを想いながら見ているとよりその美しさが身にしみました。
自分の人生が大変であっても、後世に何か美しいものを残せているとしたら・・・。
ふとアンティークジュエリーを当時製作していたフランスの職人さんって、どんな人生を送っていたのだろう?と頭をよぎりました。

原谷苑は見ごろが比較的長く続きます。
昨日いってまだ満開を迎えていない桜も多くありましたので、京都市内の桜が見ごろを終えても、仁和寺と原谷苑でセットできても楽しめるかと。
ここの入園料は変わっていて「時価」なんです。
満開に近いほど高くなるという、何だか高級食材みたいな感じです。
でもその甲斐はあります。
関西圏にお住まいの方など、是非私にだまされたと思って(笑)、天国を見に来てくださいね。
ご感想もぜひお聞かせくださいね。



下記は本日アップしました鳩のペンダント。
18世紀に作られたパーツと19世紀に作れたパーツから構成されています、非常にユニークです。
考えましたらお寺もこうした桜の名所も、一度に一つの時代だけで完成されたものばかりじゃないんですよね。
伸びやかなシルエットと、それらがよく見ると可愛いお花で構成されているというところに心惹かれました。
ぱっと一目で絶対に連れて帰ると思った作品です。

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鳥をモチーフにしていますが、具体的に言いますと「鳩」です。

鳩をモチーフにしたアンティークジュエリーと言えば、ノルマンディーのサンエスプリ(Saint Esprit)が有名です。
サンエスプリは、ノルマンディーはとても美しいジュエリーで、サンエスプリ(聖霊)を象徴する鳩から構成されています。
サンエスプリのジュエリーでは一般的に、頭が下部にそして翼は広げられた状態になっていることが多いです。
これは芸術史のなかで、鳩が空から地上へ降りる時、「神の言葉」を伝えるものとして表現されてきたからです。
絵画の中でしばしば、鳩はその口ばしに花のついた枝や葡萄の房をくわえて描かれています。
ピューリタンは、ノルマンディーのサンエスプリのジュエリーは、葡萄の房をくわえていることが多く、それは豊穣を象徴しているというでしょう。



15:01  |  新着アンティークジュエリー  | 

2014.04.08 (Tue)

ポイントサービスを始めました

今日はショップのお知らせです!

先ほどメールマガジンでもお知らせさせていただきましたが、本日2014/04/08よりシェルシュミディのポイントサービスがスタートしました

今後のお買い物に対し、合計金額の3%をポイントとして付与させていただきます!
例)10,000円(税抜き)のお買い物の場合、3%にあたる300ポイント(1ポイント=1円で300円)を付与させていただき、次回以降のお買い物から差し引かせていただきます。
100,000円ですと3,000円、500,000円ですと15,000円になります。


当店はリピーターさんの割合がとても多く(ご注文を頂く7割ぐらいがリピーター様からのご注文なのです、本当有難いことです)、かねがねリピーターの方々に何か感謝の気持ちをこめたサービスを行いたいと思っておりました。
今回消費税が増税されたということもあり、これを機に思い切ってシステムを導入いたしました。


ポイントをためていただくには「会員」になっていただく必要がございます。
使い方はとても簡単で、ご注文を頂く際に商品をショッピンぐカートに入れますと「会員になる」「会員にならない」という選択項目が出てきますのでそこで「会員になる」をお選びいただき必要事項をご記載ください。
ご不明な点は、どうぞいつでもメールでもお電話でもご連絡をください。 催事等のお買い物でオンラインからご注文を頂かなかった場合も、会員登録をしていただいているお客様はすべてのお買い物がポイント付与の対象になります。


*ポイントの有効期限は2年とさせていただきます。
*会員と登録の際にご登録いただく個人情報は当店以外でアクセスすることはできないシステムになっており、当店の「プライバシーポリシー」に則り厳重に管理させていただきます。
*サイズ直しや修理代に関しましてはポイントの対象外とさせていただきます。


消費税増税や昨年からの円安傾向、ヨーロッパでのアンティーク価格そのものの上昇など、当店を取り巻く環境も決してバラ色とは言えませんが、
それでも年々状況が厳しくなってきているこの業界にあって、当店はリピーター様に支えられて頑張ることが出来ております。
ささやかではございますが、日ごろの感謝の気持ちをお伝えできましたらと思っております。
今後とも変わらぬご愛顧いただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

先月から消費税の表記変更とともに、このポイント導入のために少し手間取っておりました。
本当は4/1に間に合わせたかったのですが、本日ようやく導入できました!
どうぞよろしくお願いいたします。


ついでのご好評の京都の桜シリーズ。
金戒光明寺と真如堂付近です、先週満開でその時に撮った写真になります。

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金戒光明寺から徒歩で少し北にあがっていくとこのような雰囲気の良い小道、そして真如堂に至るまでの道の脇にはいくつもの小さなお寺があり、とても静かに紅葉も桜も見ることが出来るのです。

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今はまだ見ごろだと思いますが、少し花が少なくなってきていることでしょう。
本当に桜の咲く季節は短いですね、今年は急に暖かくなったので尚更です。
このあたりは市内の比較的中心にありながら、地下鉄駅が少し遠めのせいか東山辺りに比べてぐっと観光客が少なくなります。
平日とはいえまさに一番の見ごろの時期に行ったのですが驚くほど空いていました。
紅葉の季節も素晴らしく、そして中心部なのに空いていてお気に入りの場所の一つです。
バス便になりますが、それでも割りと便利な場所にありますので是非訪れてくださいね。
23:04  |  お知らせ  | 

2014.04.05 (Sat)

桜便り 東山

4月になり京都は一気に春めき、今年は桜が「一気に」咲き始めました。
もう少しゆっくり咲いてくれればいいのに、急に暖かくなったので一度にいたるところで咲きはじめ、どこに見に行っていいか迷ってしまいます・・・。

先日は東山界隈の有名どころに、こちらに住む友人と女二人で桜詣でにいってまいりました。
なんでも彼女は3月がものすごく仕事が忙しく大変なことになっていたそうなのです。
「15年勤めていて、一番忙しかった」とのこと。
消費増税のタイミングで、それととてもかかわりの深い部署にたまたまいたからだそうです。


普段とてもおおらかでストレスとは無縁そうな彼女ですが、珍しくストレスがたまっていそうだったので、二人でおしゃべりをしながら、清水寺→寧々の道→祇園→高瀬川
と王道の桜の観光コースへ。


ちょうどこの日、それまでの数日の暖かさが嘘のような寒さで小雨も時々降っていたので、超ハイシーズンの最も込みそうな観光スポットなのですが、比較的静かに見れてよかったです。

桜便りです。
まず朝の清水寺!
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あまりに桜でも有名な清水寺なので一度はこの時期に行ってみたいなーと思ったのですが、実はそれ程感動しませんでした。
「清水の桜」は実は裏話を聞いていたので(あまりオープンに書きにくいところがあるのですが)ふむふむと納得するところもあり。
少し雑然と咲いている感じで、私はもうすこしワビサビ的な美しさが好みなのかもしれません。


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でも清水寺から、高台寺に向かった寧々の道あたりの町並みと桜は、とても綺麗でした。
ちょうど小雨交じりの風が吹き、桜吹雪が舞い息を呑む美しさ、寒かったですが良い思い出になりました。

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それから少し歩いてそのまま祇園へ、有名すぎる花見小路通へ。
ここが桜の名所だと言うのは実はあまり知らなかったのですが、考えましたら名前もそのものずばりそうですよね、見事な桜道でした。
特につきあたりの建仁寺!
桜とお寺などがお互いを引き立てながらも、どこか引き算されたような美しさ。
too muchになりすぎず、あえてどこか空間の余韻を残している、こんな空間を埋め尽くさない、ある意味どこか不完全なままの(しかし完璧な調和の)美しさが好みです。

それからお昼まで少し時間があったので、高瀬川付近の桜を見て、それから御所南でイタリアンと言うコースを辿った半日でした!

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こちらは高瀬川の桜のトンネルを見下ろすように取った写真です。
たまたま当店のお客様でこの界隈にマンションをお持ちのかたがおり、許可得て掲載させていただきました。
こうしてみるとこの辺りもけっこうまだ古い町並みが残っているんですよね、桜とふるい町並みが風情あります。

京都の今年の桜は一気にさきはじめ、早いところは多少散ってきていますが、まだまだ市内も大半が見ごろです。
是非お出かけくださいね!
23:17  |  京都  | 

2014.04.03 (Thu)

アンティークプラチナダイヤモンドリング(0.6カラット、プラチナワーク)

京都は今、桜が満開です!
本当にどこもかしこも桜、どこを見ても美しい、しあわせです。


京都市内の桜で私が好きなのは西陣。
西陣と言うエリアは、京都の市内の中央やや西側にある地域で、その名の通り西陣織もこの地で生まれました。
昔、繊維産業の盛んだった場所で今もそうした工房が点々としています。
京都の中でも古い町並みが比較的残っているエリア。

西陣は小さいながら桜の名所がいくつもあります。

昨日は千本釈迦堂と妙蓮寺に行ってきました。
この二つは本当に小さいお寺で、住宅街の中にぽつんとあります。
桜の木もそれ程奥はないのですが本当に綺麗でしかも朝夕なら人も少なめでゆったり静かに桜の余韻に浸れます。

下記は妙蓮寺。
朝の9時前に行ったので私のほかは、親子連れが一組だけです。

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千本釈迦堂の桜はうっかり写真に取り忘れてしまったのですが、特に垂れ桜が見事で淡い垂れたピンクが、脳裏に焼きつきました。
こちらも本当に良かったです。



またもっと街中の桜も綺麗です。
下記は河原町祇園近辺の高瀬川の桜です。
お客様でこのあたりにセカンドハウスをお持ちの方がいらっしゃって教えていただいたのですが、河原町四条より南にどんどんと下がっていくと、高瀬川の桜のトンネルがそれ程混雑せずに見ることができます。
街中なのに案外静か、このあたりも付近に古い家並が残っていて、昨日訪れた時は風鈴がチリンチリンとなっていて。

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鴨川から流れる風、美しい桜、高瀬川の水野ながら、風鈴の音の味わい。
日本の美にしばし酔いしれました。

本当に桜の季節の京都の美しさといったら!
これからずっと毎春この景色を見たとしても絶対にまた見たいと思うと思います。

西行は「願わくは、花の下にて春死なん そのきさらぎの望月の頃」
と詠んだそうですね。
私は今、30代後半なのでそれほどまだ「死」を意識するわけではないのですがそれでもすごくよく分かります。


是非皆さん春の京都に遊びにいらしてくださいね。

下記は昨日アップしましたプラチナのダイヤモンドリングです。

燦々と煌くオールドヨーロピアンカットダイヤモンド
何と言ってもメインのダイヤモンドが大粒x上質です。
その上、地金がプラチナでプラチナの精緻な細工、ため息がこぼれるようなミルグレイン、うっとりしてしまう指輪です。
しかもこの大きさ&完成度の高さでお値段30万円切ってます!

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