2013.05.16 (Thu)
アンティークシトリン指輪(金箔フォイルアック、ダイヤモンド)
随分前のことなのですが、催事用に使うジュエリーケースをずーっとまえにフランスに注文していました。
色々時間がかかりましたがようやく到着しました!

本革を使ったかなり立派な(サイズも日本のものよりずっと大きい)ケース。

何とCherche Midiのロゴ入りです。
こういうジュエリーケースって日本には、なぜか良いものが存在しないのです。
日本でよく売っているのは中国製なのでものすごく安いのですが、まったく美しくありません。
輸送費とか含めるとかなり高価になってしまったのですが、当店は店舗代とかもかからないのと、さすがにジュエリーの近くに置くものはいいものにしたいなと思い、ふんばつしたのです。
フランスって意外にこうした職人が作るようなものでいい物を作ってるんですよ。
人件費も高いのでやはり高価にはなってしまうのですが、なぜか日本では高いお金を出しても作れないものを作っていたりします。
当店のリボンも、フランスでまとめて作ってもらっています。
その他、布や紙を使ったアイテムの展示会に以前行ったことがあるのですが、かなりいいものがありました。
日本ってものづくりの国と私たちも自負していて、こういうの得意と思うところなんですが、ジュエリーケースに限っていえば「安かれ悪かれのものが多いです」。
きっと頑張れば作れるはずなんですが、オーダーする人も少ないのかな。
あとフランスはやはりセンスは良いものを作ってくれます。
私はこういう海外の作りものが好きなので、ついつい作りたくなてしまって。
でもこのボックスをオーダーするのもかなり我慢していて、でもやっぱりこれからもいいジュエリーを紹介したいしそのためにも少しグッズも整えたいなと思いました。


左:こちらの指輪、見た人は皆「何の宝石ですか?ファイアーオパールですか?」と口にされます。
炎を宿したような美しい黄金色の石はシトリンです。
とてもきれいなシトリンの指輪。
宝石の下に金箔が入っていてそれがオレンジ色にキレイに光り、シトリンの色が変化して見えます。
シトリンはその自然の黄色い色から、太陽のエネルギーを持つといわれています。
はつらつとした積極性をはぐくみ、明るいエネルギーをもたらしてくれるシトリン。
アンティークのシトリンは天然無加工だけあってさまざまな色合いがあります。
レモンイエロー、トパーズに似た飴色や茶色、黄緑に近いイエローまであります。
いずれも自然の色がとても美しく、一概にどの色が最良の色と決めるのは難しいです。
このシトリンの黄色の加減を決めているのは、結晶中に含まれる鉄分が原因になっています。
結晶中に鉄分が含まれていると、高い熱を受けた時に黄色に発色します。
鉄分が多いとより茶色に近い色になります。
とてもユニークかつ魅力的な指輪です。
右:アメジストの指輪なんですが、何とJ字が彫られています。しかもとてもデコラティブでカッティングも完璧。アメジストの色も素晴らしいです。
色々時間がかかりましたがようやく到着しました!

本革を使ったかなり立派な(サイズも日本のものよりずっと大きい)ケース。

何とCherche Midiのロゴ入りです。
こういうジュエリーケースって日本には、なぜか良いものが存在しないのです。
日本でよく売っているのは中国製なのでものすごく安いのですが、まったく美しくありません。
輸送費とか含めるとかなり高価になってしまったのですが、当店は店舗代とかもかからないのと、さすがにジュエリーの近くに置くものはいいものにしたいなと思い、ふんばつしたのです。
フランスって意外にこうした職人が作るようなものでいい物を作ってるんですよ。
人件費も高いのでやはり高価にはなってしまうのですが、なぜか日本では高いお金を出しても作れないものを作っていたりします。
当店のリボンも、フランスでまとめて作ってもらっています。
その他、布や紙を使ったアイテムの展示会に以前行ったことがあるのですが、かなりいいものがありました。
日本ってものづくりの国と私たちも自負していて、こういうの得意と思うところなんですが、ジュエリーケースに限っていえば「安かれ悪かれのものが多いです」。
きっと頑張れば作れるはずなんですが、オーダーする人も少ないのかな。
あとフランスはやはりセンスは良いものを作ってくれます。
私はこういう海外の作りものが好きなので、ついつい作りたくなてしまって。
でもこのボックスをオーダーするのもかなり我慢していて、でもやっぱりこれからもいいジュエリーを紹介したいしそのためにも少しグッズも整えたいなと思いました。


左:こちらの指輪、見た人は皆「何の宝石ですか?ファイアーオパールですか?」と口にされます。
炎を宿したような美しい黄金色の石はシトリンです。
とてもきれいなシトリンの指輪。
宝石の下に金箔が入っていてそれがオレンジ色にキレイに光り、シトリンの色が変化して見えます。
シトリンはその自然の黄色い色から、太陽のエネルギーを持つといわれています。
はつらつとした積極性をはぐくみ、明るいエネルギーをもたらしてくれるシトリン。
アンティークのシトリンは天然無加工だけあってさまざまな色合いがあります。
レモンイエロー、トパーズに似た飴色や茶色、黄緑に近いイエローまであります。
いずれも自然の色がとても美しく、一概にどの色が最良の色と決めるのは難しいです。
このシトリンの黄色の加減を決めているのは、結晶中に含まれる鉄分が原因になっています。
結晶中に鉄分が含まれていると、高い熱を受けた時に黄色に発色します。
鉄分が多いとより茶色に近い色になります。
とてもユニークかつ魅力的な指輪です。
右:アメジストの指輪なんですが、何とJ字が彫られています。しかもとてもデコラティブでカッティングも完璧。アメジストの色も素晴らしいです。
22:55
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2013.05.10 (Fri)
アンティーク銀製ダイヤモンドリング(ローズカット、18世紀前期ー中期フランス)
こちらは全くのプライベートですが、先日奈良のあとに訪れた三重の写真です。
三重、初めてだったのですがいいところでした。
湖に面した温泉宿にとまってました。
露天風呂から湖が見えて素敵でした。


あとは特に何かすごいものがあるというわけではないのですが、近くに滝の名所があり、こうした滝が20個ほどあるんです。
でもすべて見るには片道2時間ということで、そんな根性は案の定なく3つほど見て帰ってきました。

下記は先日アップいたしました18世紀の指輪です。
しかも18世紀の中でも18世紀前期ー中期と非常に古い時代の指輪です。
18世紀のジュエリーも後期のものは、フレーム部分などにゴールドを使用してダイヤモンドの周りだけを銀にします。
こちらの指輪は銀xダイヤモンドだけでできています。
極めて珍しい作りから、18世紀のジュエリーの中でも特に古い18世紀前期ー中盤にかけてのものと推定されます。

しかもダイヤモンドがドキッとするほど透明感があり神秘を感じる指輪です。
これほど古い、そして珍しい指輪は当店でも初めての扱いです。
三重、初めてだったのですがいいところでした。
湖に面した温泉宿にとまってました。
露天風呂から湖が見えて素敵でした。


あとは特に何かすごいものがあるというわけではないのですが、近くに滝の名所があり、こうした滝が20個ほどあるんです。
でもすべて見るには片道2時間ということで、そんな根性は案の定なく3つほど見て帰ってきました。

下記は先日アップいたしました18世紀の指輪です。
しかも18世紀の中でも18世紀前期ー中期と非常に古い時代の指輪です。
18世紀のジュエリーも後期のものは、フレーム部分などにゴールドを使用してダイヤモンドの周りだけを銀にします。
こちらの指輪は銀xダイヤモンドだけでできています。
極めて珍しい作りから、18世紀のジュエリーの中でも特に古い18世紀前期ー中盤にかけてのものと推定されます。

しかもダイヤモンドがドキッとするほど透明感があり神秘を感じる指輪です。
これほど古い、そして珍しい指輪は当店でも初めての扱いです。
09:34
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2013.05.06 (Mon)
ハーフパールとダイヤモンドのアンティーク指輪(半円天然真珠)
皆様、GWはいかがお過ごしになられましたか?
私は前半は京都にいて、後半は奈良と三重の温泉に出かけてきました。
そして今回、このあたりに詳しい知人に聞いて彼女の最近の一番のお気に入りという蕎麦屋の一如庵さんにいってきました。



こちらの蕎麦屋、奈良の宇陀市にあるのですが、かなり奥まったところにかかわらず素晴らしくおいしくて、また佇まいもとても素敵なんです。
ミシュラン奈良・京都で一つ星をとっているということもあり、数日前に予約してなんとか席をとることができました。
蕎麦のおいしさもさることながら、器一枚、庇一枚に至るまで貫かれた美意識に感動しました。
本当に素敵なところ。
今度またゆっくり行ってみたいなです。
そして今回一泊目の奈良は少し変わった、農家体験?ができるという(←根性ナシの私がしたのはピザ作りだけでしたが)民宿にとまてみました。
あたりはこんな風景が広がるとても素敵な田園風景。

下記は先日アップいたしましたハーフパールとダイヤモンドの指輪です。
ハーフパールとは、真円真珠を半分にカットしたもの。
真珠の種類ではなく技法のひとつです。
基本的にはアンティークジュエリーでしか見つけることができない宝飾技術です。
養殖真珠が作られ始める前、真珠は現在では考えられないほど稀少な存在でした。
天然真珠があまりにも高価なものだったため、真珠を2つにカットしてジュエリーに用いられました、それがハーフパール(ハーフ真珠)です
今回の買い付けで真珠のジュエリーはとても少なかったです。
やはり年々厳しくなってきているものの一つです。
中でも状態の良いハーフパールは極めて難しいですから、こちらはとても希少です。
比較的リーズナブルに仕入れることができましたのでそうした意味でもラッキーでした。

私は前半は京都にいて、後半は奈良と三重の温泉に出かけてきました。
そして今回、このあたりに詳しい知人に聞いて彼女の最近の一番のお気に入りという蕎麦屋の一如庵さんにいってきました。



こちらの蕎麦屋、奈良の宇陀市にあるのですが、かなり奥まったところにかかわらず素晴らしくおいしくて、また佇まいもとても素敵なんです。
ミシュラン奈良・京都で一つ星をとっているということもあり、数日前に予約してなんとか席をとることができました。
蕎麦のおいしさもさることながら、器一枚、庇一枚に至るまで貫かれた美意識に感動しました。
本当に素敵なところ。
今度またゆっくり行ってみたいなです。
そして今回一泊目の奈良は少し変わった、農家体験?ができるという(←根性ナシの私がしたのはピザ作りだけでしたが)民宿にとまてみました。
あたりはこんな風景が広がるとても素敵な田園風景。

下記は先日アップいたしましたハーフパールとダイヤモンドの指輪です。
ハーフパールとは、真円真珠を半分にカットしたもの。
真珠の種類ではなく技法のひとつです。
基本的にはアンティークジュエリーでしか見つけることができない宝飾技術です。
養殖真珠が作られ始める前、真珠は現在では考えられないほど稀少な存在でした。
天然真珠があまりにも高価なものだったため、真珠を2つにカットしてジュエリーに用いられました、それがハーフパール(ハーフ真珠)です
今回の買い付けで真珠のジュエリーはとても少なかったです。
やはり年々厳しくなってきているものの一つです。
中でも状態の良いハーフパールは極めて難しいですから、こちらはとても希少です。
比較的リーズナブルに仕入れることができましたのでそうした意味でもラッキーでした。

20:58
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