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2012.03.29 (Thu)

シダの葉のアンティークブローチ(ローズカットダイヤモンド、19世紀前半)

今日、銀座でChaumetのティアラ展行ってきました!
あまり数はありませんでしたが、19世紀のナポレオンの時代のティアラ(古代ローマの影響を受けたデザイン)や、ベルエポックのティアラ、アールデコのティアラ、などフランスアンティークジュエリー好きな方には垂涎のティアラの数々。


ショーメ銀座本店の2Fでやっています。
こんなに素晴らしいティアラの数々を見せていただきながら、特に拝観料みたいなのもありません。
美術展ではないのでね。
それだけにちょっと立派な門構えのショーメに入りにくいところもあるかと思いますが、ぜひお時間にご都合の付く方は行ってみてください。

さてお客様にご了承をいただいて、ご感想の紹介コーナー第2弾!

先日、王政復古時代のガラスの指輪をご購入いただいた福井県のT様より。

「表から見るときれいな赤色で、表を光に当てながら裏を見ると、紫がかった赤い色が現れたのがまたうれしく、とても気に入りました。
本当にガラスペーストというのは魅力的ですね。サイズも左の中指にちょうどよかったです。
素敵な指輪との出会いを ありがとうございました。ずっと大切に愛用していきます。」


そしてご好評の時計のセール、本日もまた1本と一日に1本ずつ売れていき、残り2本のまさに早い者勝ち状態なのですが。
リストウォッチをご購入いただいた札幌のS様より。

綺麗なイエローゴールドでこの時計ならアンティークジュエリーと一緒に着けてもピッタリですね!
ーー中略ーー時計も凝りだすとコレクションしたくなるアイテムですよね。
でも私は何時でも店頭にあると思うと特にブランドのものはなかなか購入する気になれず結果持っていません(笑)。


私もこのお客様がおっしゃってくださっている、いつも店頭にあるといまいち食指がわかないと言う気持ち、とてもよく分かります。
今日訪れたショーメでは、展示会のあと1Fの通常の陳列も拝見させていただき。
それはもちろん素敵な(現代ものですが)ジュエリーの数々だったわけですが、でもこうしたトップブランドのジュエリー&時計さえ。
「○○がほしい」
と言えば、後ろのバックヤードから新品のものを持ってきてくれて、つまり幾つも同じ在庫がある商品なんですよね。
私はやむをえず結婚指輪はカルティエで買ったのですが
婚約指輪はアンティークにしたのですが、結婚指輪みたいなシンプルでプレーンのアンティークの指輪ってなかなかないんですよ)
仰々しく
「今、新品のをお持ちしますので・・・」とか言われると(もちろんご親切にそういって下さっているのですが)、何だか萎えました。
普段、一点モノのジュエリーを扱っているからですかね。

シェルシュミディのお客様は皆様とても良い方が多く、素敵なご感想を下さることが多いです。
またご紹介させていただきますね!


最近アップしたブローチ2点。

j00842-4.jpgj00843-3.jpg

左:アンティークジュエリーのなかでも人気があるモチーフのひとつが葉です。
シダの葉が描かれています。
流れるように美しく伸びた枝、そして枝の左右に広がる幾多もの葉。
シダの葉の有機的なラインがとても美しく出た、とても造形美に優れたブローチです。
「アンティークブローチ」と一言で言っても、これだけラインが美しいブローチはやはりとても珍しいです。
葉っぱ一枚一枚にローズカットダイヤモンドが雨露のようにセッティングされていて、幻想的な美しさがあります。
私も個人的にとても好きな類のブローチです。


右:こちらもとても魅力的なブローチです。
天然のボリュームのあるマベ真珠を、美しいダイヤモンドが贅沢に囲っています。
こちらは横幅で言うと6センチ程と満足のいくボリューム感じがあり、横に着けても縦に着けても斜めに着けてもとても様になります。
ダイヤモンドも強く輝き、とても芯の強い不動の美しさがあります。
22:14  |  新着アンティークジュエリー  | 

2012.03.25 (Sun)

アート・オブ・ティアラとお客様のご感想のご紹介!

アンティークジュエリー好きな方に見逃せない情報です!

ショーメ銀座本店で、現在「アートオブティアラ展」が開催されているそうです。

tiara.jpg
*画像はショーメのHPより拝借いたしました。

2012年3月22日(木)から2012年4月10日(火まで。
珠玉のアンティークティアラの数々が展示されているそうです。
ベル・エポック時代のティアラ、第一帝政時代のティアラ、ダイヤモンドティアラ、1919年に作られたダイヤモンドティアラ等々。


これは見逃せないでしょう!
私も来週平日に行く予定です。

そういえば当店ではたくさん、お買い上げくださったお客様から感想をいただいてきましたが、考えましたらあまりブログでご紹介したことがなかったですね。
今後、ご感想を頂いたお客様の了承を得ながら、ブログにて時々ご紹介させていただきたく思います。

記念すべき最初のご紹介はこちら↓にて、静岡県のHさん。
つい先日、18世紀の緑ガラスペーストの指輪をご購入いただきました。

「シンプルだけれど繊細だけれど重厚な感じがします。
--ー-中略ーーどんな人が指にしていたんだろう?
とかいろいろ想像してしまいました--ー-中略ーー
素敵な子に会わせて下さってありがとうございます。大事にします。」


お客様から気に入ってくださったとメッセージをいただく時はやはり、お店にとって一番嬉しいときですし、シェルシュミディの仕入れ先のフランス人ディーラーさんも皆さんとても優しく心あるひとたちばかりなので、彼らも喜んでくれることでしょう。

時々「そういえば前回tomokoに売った○○とかどうした?もう売れたかしら?」
とか聞かれることがあるんです。
やっぱりこうした一点モノのジュエリーって、現地のディーラーさんも中にとても心に残っているものがあるらしく、思い出すみたいなんですよね。
ジュエリーを通した不思議なご縁を感じます。

21:24  |  お知らせ  | 

2012.03.18 (Sun)

アンティークオパールイヤリング(カボションカット、1930年頃)

下記は昨日アップしましたオパールのイヤリング。
珍しくピアスではなくイヤリングです。
楕円形のふっくらとした色彩豊かなオパールがとても魅力的で、柔らかい白濁ベースのオパールが顔周りに柔和に溶け込むとてもソフトな印象のピアスです。


ご存知の方も多いことと思いますが、オパールは産地によって大まかに2つに分類されます。
オーストラリア産のオパール、そしてもう一つがメキシコ産のオパールです。
宝石業界ではオパールといえば、基本的にはオーストラリア産を指すのが普通で、メキシコ産はよく「メキ」などと省略して呼んでいることが多いです。
アンティークジュエリーで使われているオパールの大多数はオーストラリア産です。


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20:15  |  新着アンティークジュエリー  | 

2012.03.15 (Thu)

アンティークガーネットリング(フランス産ガーネット、王政復古)

急に春らしい日差しになってきて、気温はそうでもないのですが、やはり明るい色のお洋服が着たくなりますね。

秋冬はなんだかんだでワントーン思い黒や茶色でも濃い色が多かったので、もう何だか最近は重ったるいですね。
ちょっと肌寒いかもしれませんが、皆さん、もう春服にしましょう!

最近アップした指輪。
王政復古時代のガーネットの指輪です。

濃く、明るい赤色のガーネットで、このガーネットは当時のボヘミアンガーネットではなく、フランス現地で採れたフランス産ガーネットです。
(当時南フランスのほうで、ガーネットが採れて、ボヘミアンガーネットより色調が明るいのです)。


細いフレームに濃く明るいガーネットがとてもチャーミングな指輪です。

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こうしてみると赤いガーネットは、ベージュのお洋服などにも相性抜群です。
ガーネットは秋などにも使えますが、これだけ色調の明るいガーネットだとむしろ春向きかもしれません。
21:22  |  新着アンティークジュエリー  | 

2012.03.11 (Sun)

18世紀ガラスペースト指輪(緑ガラスペースト、結婚指輪)

今日であの東日本大震災から1年が経つのですね。
被災された皆様、そして犠牲者の方々に深く哀悼を意を表します。
犠牲者のの方のご冥福を深くお祈りいたします。


あれから一年が経つのですね。
私自身もまた身の回りの友人たちも
「あの出来事に人生観が変わった、色々と考えるようになった」
という人たちが多いです。
シェルシュミディのお客様は全国にいらっしゃるのですが、多くのお客様からも
「地震後、どうしても色々と考えて落ち着かなかった、落ち込んでしまうことがあった」
というお話をよく伺いました。

これだけ大きな出来事だったのですから、当然のことと思います。
関東にいたり関西にいたりすれば、被災地ほどは直接的な被害はなかったのかもしれません。
でもやはり日本中にどこにいても、この一年は大変な部分があったのではないでしょうか?

無理に「大丈夫、私たちより苦しんでいる人がいるんだから落ち込んでいられない!」とするより、あえてその傷に気づいてあげるほうが長期的には良いのではないかなと思います。
日本人は何だかんだ言って頑張りすぎの傾向がありますから。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)って、早い時期から「辛い!」と言う人のほうがむしろ根が深くならずに回復するようです。
この一年、誰もががんばったのですからそんな自分を認めてほめてあげましょう!


ゆっくり休んだり、美味しい物を好きな人たちと食べたり、家でもお気に入りの紅茶を飲んだり、お気に入りのインテリアにしてみる。
綺麗なお洋服を着てみる、お洒落してお出かけしてみる、気になっていた映画を見てみる、環境のいいところにプチ旅行してみる・・・。

そんな風にして、気持ちのいいこと&綺麗なもの&楽しい事を積極的になることで、少しずつ私たちは傷を乗り越えていけることでしょう。

受けた心の傷、そして日本全体が気持ちよく回復するまでまだまだ時間がかかるかもしれません。
しかし一方で時間は確実に、傷を癒して言ってくれるのです。
あまり頑張りすぎず肩の力を抜きながら、やっていきましょうね。


最近アップした商品。
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18世紀のエタニティーリング。美しい緑石は何とエメラルドではなくガラスのペーストです。
1石ずつゴールドで枠取りされていて、ガラスが最大限の敬意を持って扱われているのが分かります。
1石ずつゴールドでマウントセッティングしているのですが、このゴールドにもとても厚みがあり素晴らしいセッティングです。
緑石のエタニティーリングってまず出てきません。
とても高級感があり、お薦めです。

ちなみにこの指輪のように全周に宝石がセッティングされた指輪をフランス語では「Alliance(結婚指輪=マリッジリング)」と呼びます。
「Alliance」という言葉は元々は、「同盟」とか「協定」といった意味のフランス語で、そこから転じて「結婚」、「結婚指輪」を指します。
半周だけ宝石が巡らさせたものは、半分と言う意味の「Demi」が前について「Demi-alliance」と呼ばれています。
20:59  |  新着アンティークジュエリー  | 

2012.03.09 (Fri)

the artist(アーティスト)

最近見たいフランス映画がいくつかあって。

まずはこちら↓
theartist.jpg

先のアカデミー賞で栄冠を手にした「the artist」。
意外な事にフランス映画がアカデミー賞の作品賞を取るのはこれが初めてだそう
まぁ、フランス人のことだからアメリカ映画主流のアカデミー賞はそれ程気にしていないのかもしれないですが(フランスにはフランス版アカデミー賞のセザール賞というのがあります)、それでも盛り上がっていることでしょう。

この映画ポスターの通り、白黒&サイレントの映画なんです。
ハリウッドの黄金時代に、無声から有声に移行できず干されていく俳優とそのラブストーリー。

ということで、何か白黒映画なんてものすごく久しぶり!
来月から公開なんですって、これは早く見に行かなくっちゃ。

あとこれはフランス映画というわけではないんですが、ウッディアレンの新作「ミッドナイト・イン・パリ」がパリを舞台にしたラブストーリーということで。

midnightinparis.jpg


これもパリ好きな私としては見に行かないと!!!
ウッディアレンは、パリが余程好きなんですね。
彼が描くパリは優しさがあって私はとっても好きなのです。

昔友達に「アメリカ映画には興味ないの?」
って言われて。
ウッディアレンなら」
と答えたところ。
「それってアメリカ映画なのかな・・・」
と言われたことが。

うーん、微妙です。

そしてこのウッディアレンのほうは特に皆様にも見ていただきたいです!
というのも舞台がパリというのはもちろん、1920年代のパリなんですよ。
シェルシュミディがもっとも得意としているローリングトゥエンティーズです。


芸術のパワーに包まれていたパリ。
たくさんの類稀な天災芸術家(アーティスト達)がそこら辺にごろごろと集まっていた時代。
来世があるなら、絶対に行きたい時代が20年代のパリなのです!

もちろん現在撮影したものですが、その時代の雰囲気を再現していると思うので、アンティークジュエリーお好きな方は楽しめるのではないでしょうか。

タグ : ウッディアレン パリ 1920 ローリングトゥエンティーズ アカデミー

22:34  |  オーナー私生活  | 

2012.03.07 (Wed)

アンティークオパールリング(10粒のオパール、ダイヤモンド)

最近↓の本を読みました。
こういうの読んだのはじめてなのですが、なかなかためになり面白かったです

理論派スタイリストが伝授 おしゃれの手抜き理論派スタイリストが伝授 おしゃれの手抜き
大草 直子



大草さんはもともとヴァンテーヌというミセス用の雑誌のスタイリングを手がけていたスタイリストさんで、ヴァンテーヌ時代はもう廃刊となってしまったのですが、ヤングマダム向けのコーディネイト好きだったので手にしてみました。

ジュエリー使いの点でもちょっと面白く拝見しました。
「色々なジャンルのものをあわせてミックスして使う」のが彼女の主義だそうで、それには賛否両論あるかもしれませんが、確かになるほどと思うところもあります。

アンティークやヴィンテージのものも、それだけで固めるのではなくちょっと現代ものや敢えてカジュアルなアクセサリーとミックスさせてみると、また違う表情が出てきて面白いと思ったことは私もしばしばです。
また今まで「アンティークジュエリーは古臭いから興味が無い」と思っていらっしゃった方も、案外1-2点取り入れてみると、実はとてもお洒落に使える!というところがあるのではないでしょうか?

シェルシュミディで扱っているジュエリーは、オーナーである私がこの業界の人間にしては比較的若いので、若い人にも使っていただきやすい、現代のお洋服にあわせやすいというのを買い付けの視点の一つに入れています。
なのでおそらく日本の他のアンティークジュエリーショップと比べても格段に、現代モノとのミックスがしやすいと思います。
フランスのアンティークジュエリーはそれほどごっつくなく、デザインもとても洗練されていますので、こうしたちょっとオフィス向き&お洒落なマダム向きのファッションにもとても巧くあわせていただけるのではないかなぁと思っています。


下記は本日アップいたしましたオパールとダイヤモンドの指輪です。
オパールは「遊色効果」でいくつもの色調を見れるのが、最大の魅力です。
ローマの歴史家ブリニーは、オパールの美しさを「すべての宝石の美しさを一つにしたもの」と表現しました。
つまり、オパールにはルビーよりソフトな赤色のファイアーがあり、アメジストを思わせるパープルの色が見えることがあり、エメラルドのようなグリーンをみることができるのです。
それらが単に存在するだけでなく、光の加減や角度などによってさまざまな色の組み合わせで輝くのが、まさに花火のようなのです。


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19世紀半ばのものなのですが、このリングもそうとは思えないほど現代にもしっくりくるあか抜けた指輪です。
オパールの微妙な色(そしてそれが石によって微妙に異なるところ)がとても幻想的で、これもスタイリングがとても面白い指輪ではないかなと思います。
11:24  |  新着アンティークジュエリー  | 

2012.03.05 (Mon)

アンティークダイヤモンドクラスターリング(ローズカット、花、第二帝政期)

最近アップした指輪2点。

j00834-3.jpgj00835-3.jpg

両方ともダイヤモンドのクラスターリングです。
クラスターリングとは中央の石を中心に周りを一回り小さい石で囲むお花のようなデザインの指輪のことです。
19世紀後期に、イギリスやフランスで特にクラスターリングが流行しますが、それ以前からあった伝統的なデザインで、現代でも使われ続けているデザインです。


アンティークジュエリーでも王道的存在で、クラスターのリングやピアスはとっても人気があります。
しかし人気はありますが、数は案外ありません。
そのためいつもお値段が高騰しがちです。
今回の2点は、ダイヤモンドがかなりの大きさがありしかもとても綺麗でかつこのお値段です。
13:11  |  新着アンティークジュエリー  | 
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