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2012.02.27 (Mon)

トルコ石とアメジストのアンティーク指輪(クローズドセッティング、王政復古、三つ葉)

最近アップした指輪2点です。

j00832-4.jpgj00833-3_20120227202627.jpg

左:王政復古時代のトルコ石とアメジストのとても変わった組みあわせの指輪。

トルコ石は、青から緑の色を持つ不透明な鉱物で、強い空色のものがもっとも価値があるといわれています。
イラン産のトルコ石は一番青く、アメリカ産のターコイズは緑がかった青、中国のターコイズは、かなり緑色をしているといわれています。
もっとも美しい色は、ロビンエッグカラー、「こまどりの卵の殻の色をした空青色とされています。
この空青色の主因は、主成分として含まれるCu(銅)ですが、その他Fe(鉄)の含有や多孔質の程度により、緑がかったものから白がかったものまで色調には多少の個体差が見られます。

お花の形も、ちょっと横長のシルエットもとても可愛らしいです。



右:センチメンタルジュエリー。ハートを両手で包んだ愛の指輪。
20:28  |  新着アンティークジュエリー  | 

2012.02.20 (Mon)

指輪に自分の名前を刻むことは可能なのか?

先日、とあるお客様から、「アンティークの指輪に刻印を入れることは可能ですか?」と言う問い合わせを受けました。

可能です。
お名前とかイニシャルですとかそうしたものを、指輪のフレーム内側に入れるこちはできます!

下記みたいな感じがイメージです。
kokuinsample1.jpg

指輪の形状によって入れやすかったり、入れにくかったりがありますが、大体5文字前後入れられることが多いかと思います。
文字の自体ですとか太さは、指輪の形状によって選べなかったりしますが、文字の太さは通常は1ミリ前後になります。
打つ場所はショルダーの内側あたりになることが多いです。
このあたりは職人さんのほうで実際に機械を当てながら判断をすることになりそうで、ある程度お任せとい形になってしまうかと思います。


お値段は8,000円前後を見ていただけたらという感じです(多少前後します)。


アンティークジュエリーの場合は、あまり細工を入れるのはお好きじゃないという方が多く、また形状や素材的に刻印を入れにくいものがあったりと現代モノに比べると打ちにくい要素はありますが、それでもいくつかの要素をクリアすれば打てるものもあります。
もし刻印を入れたい!というご希望がございましたら、ご検討してくださっている指輪と共に教えていただけましたら詳細をお伝えできますのでおっしゃってくださいね!

下記は最近アップした商品。

j00826-3.jpgj00830-3.jpg

左:トルコ石のクラスターリング。トルコ石はもちろんダイヤモンドもとても美しく完成度の高い指輪です。
この指輪は実はメゾンの作品になります。

右:天然真珠のドルムーズピアス。写真はアップでとっていますが、実寸は真珠が4ミリ程。とても上品で清楚で、ずっと見つめていたくなるような真珠の美しいピアスでとてもお薦めです!



22:24  |  お知らせ  | 

2012.02.15 (Wed)

アンティーク真珠ピアス(三つ葉、18カラットゴールド)

昨日はバレンタインでしたね。
皆様、お祝いされましたか?

バレンタインは日本では女性から男性へのチョコレートをプレゼントする日みたいになっていますが、ヨーロッパでは純粋に愛をお祝いする日。
カップルは一緒に外食にでかけたり、ちょっとしたものをプレゼントしたりする日です。


最近アップした商品。
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美しい天然真珠のピアスです。
天然真珠と一言で言ってもその美しさは千差万別。
このピアスの真珠は小粒ではありますが、素晴らしいです!

真珠のクオリティーをあらわす言葉に、イヂデッセンスがあります。
イリデッセンスとは英語で「虹色」という意味になります。
「干渉色」とも呼ばれ、真珠の表面に見られる光の波が重なって起こる虹色のことを指します。
もちろん照りの良い上質な真珠にしか見られないものです。
これは光の干渉によって起こります。
私たちが見ることのできる光にはすべて波があり、波なので上がって山となり、次に下って谷となります。
光によってこの周期(波長)は異なりますが、山と山、あるいは、谷と谷が一致するように2つの波が重なり合うと、山の高さが2倍、あるいは、谷の深さが2倍の波になります。
こうして波が重なり合って、強め合ったり、弱め合ったりする現象を干渉と言い、イリデッセンスの原因となります。 名称はギリシャ神話の虹の女神 Iris に因んでいます。


最近真珠のピアス等、ピアスのアップが続いていますが、アンティークピアスはもともと貴重ですので、これは当たり前のことではないです。
実は珍しいことですのでぜひご覧になってくださいね!
11:37  |  新着アンティークジュエリー  | 

2012.02.07 (Tue)

アンティークジュエリーや時計の修理について

久しぶりに真面目なお店の話題を!
よく頂く修理などについてのご質問を踏まえて、アンティークジュエリー時計修理のページにまとめました。

指輪のサイズ直しにかかる費用の目安等を明記させていただいております。
時計のオーバーホールは、最近ちょっと値上がりしてしまい以前一部のお客様にご案内していたお値段より若干高くなってしまいました。
非常に腕の良い工房でしっかり直してもらいますのでどうかご容赦ください。


もちろん既に修理を承っているお客様は以前ご案内いたしましたとおりです。

指輪のサイズ直しの次に多いのが、ネックレスの長さの調整、ピアスからイヤリングへのお直しあたりです。
ネックレスは本当にそのものによります。
チェーンをハンドメイドして作ってもらうことが多いので、凝ったものの場合はその分お値段が高くなってしまいます。
またイヤリングへのお直しは、現在金の価格がとても高くなってしまっていて、既存の18Kのキャッチャー自体が高く20,000円ちょとtかかってしまいます。
申し訳ございません。


あとは当店のジュエリーは6ヶ月間の保証期間があります。
この期間中、特にお客様の過失でなく修理が必要になってしまった場合には無料にて直させていただいております。
6ヶ月以降、また明らかにお客様の方の過失にてジュエリーの修理が必要になってしまった場合には、実費のみ申し受けております。


いずれにしましても当店では提携工房にお願いして、とても丁寧にそして良心的な価格で直してもらっているかと思います。
修理は当店でお買い上げいただきましたジュエリーに限らせていただいておりますので、この点もご理解頂けましたらと思います。


と言ますのもとても手がかかるのです。

アンティークジュエリーは、ほとんどの場合、お金をかけると直すことができます。
これは実はすごいことで、現代モノのジュエリーのほうが鋳型などで作っていますし、メーカーもオーダーメイドの作業が入る部分が少ないですからなかなか受けてくださらないことが多いものなのです。
そう考えるとアンティークジュエリーってすごいですよね!

アンティークジュエリーは別に当店に限らずですが、やはり信頼できるお店で購入されたほうが良いかと思います。
どうしても付き合いが長くなりますので、露店みたいなところでふらりと買うのはスリルかもしれませんが、その後いろいろあったときに難しくなってしまうのです。

以上、久しぶりに真面目なお店の話題でした!
下記は最近アップした商品。

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左:ダイヤモンドノプチペンダントトップ←SOLD OUT
中央:小さな薔薇のピアス。これはとても可愛らしいピアスで、細工の細かさが良いですよ。
右:エメラルドとダイヤモンドの指輪。よく澄んだエメラルドが素晴らしいです!



20:49  |  お知らせ  | 

2012.02.01 (Wed)

アンティークルビー一文字指輪(非加熱ルビー、ローズゴールド)

本日、ちょっと友達の代官山のお店に用事があり、ひさしぶりに代官山、そしてついでに蔦谷によってみたのですが。
お店の中でラウンジとかあって、スターバックスが中に入っているんですけど、コーヒーの見ながら未清算の雑誌とかも読めるようになっていて。
代官山と言う一等地にありえないぐらい大きな駐車場があったり。
良かったです。

「これで商売いなるの?」って思うぐらい、顧客フレンドリーの大サービス。
多分これは新しい時代の流れで、ユーザーのほうを向く!ということを体現しているのかなと思いました。
特にネットサービスに会社なんかはそうだと思うんですが、近年伸びている会社ってユーザビリティを考えられた会社が多いんですよね。
儲かるからやる!とかじゃなくて、あったらいいな!と思うものを提供していく。
もちろんそれだけでは倒産してしまうのかもしれませんが、あくまでベースはそこで、ファンがつくことでいろいろなことができるようになっていくといいますか。
これってネットビジネスだけじゃなくて、今後色々なビジネスに関しても潮流として出てくるのではないかなと思うのです。
お客様のほうを向く、そうすることでビジネスがまわっていく、そんな感じです。

日本の旧態然とした大企業のサービスみたいなのと真逆な感じですね。
きっと蔦谷さんとしてはそんなスタンスをここで打ち出したのかと、そう思った次第です。
シェルシュミディもそんな軸を考えていきたいと代官山の蔦谷を見て思った今日この頃です。


最近アップした指輪。
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ルビーの5石のリングです。
これは写真以上にルビーがものすごく美しくて本当にお薦めのリングです。
ルビーの色がとても独特で、ピンクもワインも帯びたようなレッドで、温かみのある明るい赤色で、もう生き物のように瑞々しく生き生きとしています。

ルビーと言えば「加熱の有無」が重要ですね。
ルビーの加熱に関してですが、現在のような高温での加熱処理が始まったのは戦後になります。
ですからアンティークルビーはもし途中で取り替えられたと言うことがない限りは(実際に取替えられたと思われるケースは私も何度か見たことがありますので庵ティージュエリーでも注意は必要ではありますが)100%非加熱と言えます。


写真以上に素晴らしく美しいです。
これは久しぶりに自分でも欲しくなってしまった逸品です。
ぜひお見逃しなく。
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