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2011.10.31 (Mon)

アールヌーヴォーゴールド指輪(金彫り、ツーカラーゴールド)

最近若くして亡くなられたアップル社のスティーブジョブス氏。
先日彼の特番を見ていたら、デザインなどハードではない部分にもとても情熱をもっていたジョブス氏。
その指示は偏狂的とも言えるほど細かく、例えばアイパッドなども表面からは見えない裏側まで綺麗に仕上げることにこだわっていたとか。

その心は
「細部にこそ神が宿る」

ということだったそう。
例え表面から見えなくても、裏側まで徹底してしあげたものでないと、触れたときにちょっとした違和感が残ったり。
逆に裏側がしっかりできていないもの、見えないところはいいや、なんて仕上げたものは全ての完成度が落ちてしまうということでした。


これを聞いたときにアンティークジュエリーの匠の世界に似ているなぁと思いました。
アンティークジュエリーは良いものほど驚くほど細部が細かくできていて、時として指輪の裏とかブレスレットの留め具の裏側とか、目に見えないところほどそして細かなところほどものすごく手をかけて作られているんです。

「誰からも見えないのに、すごいですね」
とお客様もよくおっしゃるのですが、その心はこれだったんだなと思います。

スティーヴジョブスさんについて知れば知るほど、創業者で経営者といった面より、そのアーティスティックなこだわりを持った匠としての姿が心に残ります。

匠の世界の奥義というのは不変ということですね。
その昔フランスの宝飾家が誰が見るわけでもないのに(そして誰がほめてくれるわけでもないのに)細部にこだわって、見えないところまでこだわっていたというのは、そこに真実があったからなのだなと。


なんだかまたアンティークジュエリーの謎がすっと解けた、そんな気がしました。
アンティークジュエリーそのものは昔作られたものなのに、その心はやはりいき続けていて、そんな気づきをもたらしてくれるところも面白いところですね!

最近アップした商品。

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左:アールヌーボーの真髄を行く指輪。宝石を一切使わずゴールドの細工のみによって有機的な曲線でお花を表現。
モチーフが寸断されずに草花模様がずっと連なっている様は、まさに日本の「巻き物」を想わせます。
手にすると気持ちの良い重量感があるとても素敵な指輪です。


右:定番の真珠xダイヤモンドxゴールドのピアス。
こちらはあっという間にSOLD OUTなのですが、現在シェルシュミディでは、同様のタイプのピアスが3点ほどあります。

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左から57,750円/67,200円/52,500円です。
それぞれ微妙に真珠の大きさが異なったり、高さがついていたりとデザインが微妙に異なります。
もしご興味がありましたら、追加写真等お送りいたしますので、ぜひご連絡をくださいね。

タグ : スティーブジョブス

10:04  |  新着アンティークジュエリー  | 

2011.10.27 (Thu)

オパールとガーネットのアンティーククラスターリング(お花、アールヌーボー)

ここ数年12月、クリスマスに向けてお花を使ったキャンペーンを行っているのですが。
昨年、一昨年とクリスチャントルチュのブーケを使ってきたのですが、今年はトルチュのブーケがもう入手不可になってしまったので(そう考えると手に入れられた方はプレミアがありますね)、今年はちょっと違うお花を考えています。

他では手に入らないもので、フランスっぽさがあり・・・レベルが高く色味が綺麗で持ちが良くて・・・

と、ここの所ずっと探していたのですが。

ようやく良い所が見つかり、今年もとーっても素敵な方にブーケを作ってもらえそうです!
雑誌などで活躍されていて、フランスの著名なフラワーアーティストさんとも交流のある素敵なフラワーアーティストさんに昨日お会いいたしました。

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詳細はまた改めてお知らせいたしますね!
花屋さんにお話を伺いにいくだけで、花を見ているだけで癒されました。
本当、お花の持つパワーってすごいですよ!


下記は昨日アップしました「オパールxガーネットの指輪」です。
オパールの花びら、ガーネットのおしべ、ふっくらとした花びらの膨らみ、おしべの周りの星型の台座等々。
もうどこを見ても完璧に美しい、とても素敵な指輪です!
これは足が早いと思いますよ~

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10:21  |  新着アンティークジュエリー  | 

2011.10.15 (Sat)

リーンヴォートランのビンテージボタン(line vautrin 1960年代)

アンティークジュエリーに関しても、多かれ少なかれ国によって好まれる傾向というのがあり、例えばフランスでは好まれるタイプのアンティークジュエリーが日本ではそうでもなかったり、逆に現地ではそれほど・・・といったタイプのものが日本で好まれたりということはよくあります!

そんな中で、日本より海外でのほうがずっと評価が高いなと思うものに、Line vautrinがあります。
Line Vautrinはフランスのジュエリー史ではかかせない人物です。
50-60年代に活躍したフランスのジュエラーで、フランスの戦後ジュエリー史において間違いなく最も評価されています。

実際、彼女のジュエリーは数点、ジュエリーの貯蔵で有名なパリの装飾美術館で展示されており、専門書も数冊出ています。

ブロンズやレジーヌと呼ばれる樹脂を駆使したデザイン性に富んだジュエリーが特徴で、ジュエリーの他ボタンや鏡などを製作しました。

シェルシュミディでも今、1つアップしているボタンがこちら。
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実際、フランスだけでなくNYとかロンドンでも評価がとても高いリーンヴォートランです。
日本でだけ知られていなくて、国内ではほとんど扱いがないのが残念!


で、何でそんな話になったかというとたまたまアメリカのコレクターの方が下記のリーンヴォートランのサイトを作ったと言う連絡を受けたからです。


http://www.line-vautrin.us

元々彼の家族がリーンヴォートランのコレクションを始めて、かなりの点数が集まったそうです!
販売サイトではないので、ここで彼女の作品&世界観を楽しめるだけなのですが、なかなか見ごたえがあります。
いずれ美術館とかできたら嬉しいです!

リーンヴォートランは現在では確固たる価値が認められていますが、その評価はまだまだ評価途中で今後もっともっとあがっていくと思います。
そうしたときに、いわゆる「価値」も現在よりもット高く認められるのではないかなと思います。
もちろん上記コレクターのJean-Philippe ROTHさんも私も、あとパリのマゼラン通りにやはりヴォートランのジュエリーを扱うお店がありそこのご主人とも以前お話をしたことがあるのですが。
別に私たちは投機のようには思っていなくて、やはり何とか見つけて買い付けするのは自分が惹かれるからなんですが・・・。


よかったらそのちょっと幼さとクリエイティビティが敏感に伝わってくるような世界観を見てみてくださいね!


下記は最近アップした商品。
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左:超ゴージャスな合計1カラットをゆうにこえるダイヤモンドのリング。このリング2連が重なって1つのリングになった変わったデザインで、それぞれに5ミリ以上の燦々と輝くダイヤモンドがセットされていて、ダイヤモンド同士がくっついたようになっています。
本当に華やかかつ可愛らしいです!

右:赤紫の赤ワインのような豊かな色合いのガーネットのピアス。ヴァンクリーフアーペルのアルハンブラを想わせるような様式化されたお花のデザインも魅力的。
花びらの形にカットされたガーネットが素晴らしいです!こちらも飽きが来ない魅力。
22:57  |  新着アンティークジュエリー  | 

2011.10.10 (Mon)

アンティークライン石リング(アランソンのダイヤモンド、ラインストーン、ゴールド)

今年の秋は何だか連休が多いですね。
この三連休は、旧知のフランス人のお友達がたまたま仕事で日本にきていて、立ち寄ってくれました。


本日アップしたラインストーンの細身の指輪。

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昔のラインストーンをあなどることなかれ。
細身のゴールドのフレーム、シャンクがない独特のフレームのつき方も魅力的です。


21:36  |  新着アンティークジュエリー  | 

2011.10.07 (Fri)

バイオレットガーネットのアンティーク指輪(ルイ18世時代、スクエアカット)


本日アップした商品。

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バイオレットガーネットの指輪です。
一瞬アメジストを想わせる紫、艶があって円やかさがあってとても美しい色のガーネットです。
ちょっと変わったデザインもとても魅力的です!

ガーネットはこの時期に何だか欲しくなる宝石のように思います。
ガーネットの温かみのある色は秋冬のワードローブにぴったり来るからなのかな!?と思います。
21:33  |  新着アンティークジュエリー  | 

2011.10.04 (Tue)

アンティーク天然真珠指輪(細いフレーム、1820年頃)

そういえば先の品川の催事で、お仕事の合間に会場で事務所用に手に入れたものがあります。
↓の花瓶。

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写真がいまいちいけていませんが、とても綺麗な白磁の花瓶なんです。
その端正な白さとしっかりとした浮き彫りに惹かれて、あまりブランドのことをよく知らず買ったのですが、ドイツのFurstenberg(フュルステンベルク)製のものだそうです。

恥ずかしながらフュルステンベルク(←なかなか言いにくい釜名!)という釜についてまったく無知だったのですが、
同名の町の名前にちなんでおり、マイセン磁器に次いで古いそう。
量産をしていない工房は高級磁器として名高く、この中世都市には結婚式もできるお城もあるそうな。


陶器の世界も奥が深くて素敵ですね。
たまたま友人がドイツのやはり老舗の高級陶器を扱っているのですが、そこも城があるそうで。
ドイツのお城というもにも、最近何だか興味が出てきました。
(フランスのお城は、元々留学していたトゥールと言う町が古城で有名な街だったので、かなりその時代にお城めぐりはしたのですが、ドイツのお城は一度も行ったことがないんです!)

まぁ、とり急ぎ私の課題は、このかなり高さのある花瓶にぴったりのお花を買ってきて、粋に生けることですが、大人の女性として恥ずかしくない陶器への造詣が欲しいと思う今日のころごろです。

最近アップした商品。

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左:大粒の淡いアメジストを贅沢に使ったネックレス←SOLD OUT
中央:1粒の非常に美しい天然真珠を端正に活かした指輪。ミニマリズムの極地で、そのシンプルな美しさに私は個人的にノックアウトされました。
右:こちらはとても優しい雰囲気の指輪。オパールとエメラルドと言うありそうで実はとても珍しい宝石の組合わせが贅沢です。
オパールがあじさいのように有機的で瑞々しいです。
21:27  |  新着アンティークジュエリー  | 
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