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2011.08.30 (Tue)

アールデコブレスレット(オールドカットダイヤモンド、プラチナとゴールド)

「最後に催事に出たのっていつだっけ!?」と言うほどご無沙汰していましたが、来月の9/16-17に素敵なイベントに参加します。
ロシナンテさんという会社の倉庫でやる販売会なのですが、ロシナンテさんというのは陶器ロブマイヤーの総代理店です。
ロブマイヤーさんのお得意様を中心にお声がけしている販売会で、素晴らしいロブマイヤーさんのグラス・食器はもちろんのこと、アンティークのジュエリーやヴィンテージのお洋服、台湾の陶器などが集います。

とても素晴らしいグラスなどが販売されるらしく、私もとても楽しみです!

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場所は品川駅から徒歩5分ほど。
両日とも13:00-18:00と、お時間が午後のみですのでどうぞご注意ください。


DMなくても入れますが、もしよろしかったら送らせていただきますので、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡をください。

私の友人がやっている台湾の陶器やYSLなどのヴィンテージのお洋服も出展するので、とても楽しい催事だと思います。
アンティークの催事ってあまり出たいものがなくって(デパートでやっている骨董市なども含めて)、随分ご無沙汰してしまっておりましたが、とても素敵な販売会になると思いますので、皆様ぜひお越しくださいね。

2日でショーケース1つしかないので、新作を中心に持っていこうと思っています。
HPにアップしている商品で「これが見たい!」というのがございましたら、どうぞ間近でかまいませんので、ご連絡をいただけましたら持参するようにいたしますのでお気軽にご連絡をください!


最近アップした商品。

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左:とても仕立ての良いプラチナとダイヤモンドのブレス。これは現代のお洋服との相性もばっちり。
いつの時代もとても活躍してくれるすごく素敵なブレスレットです!

右:「ザ・アールデコ」「ザ・20年代」といったもう当時のファッションプレートから飛び出てきたようなネックレス。
真珠のような幾多の小さな粒は、吹きガラス製法で作られたガラス球です。
14:43  |  催事オープンサロン  | 

2011.08.18 (Thu)

アンティークガーネットネックレス(ワインレッド色、お花、18金ゴールド)

最近、こちらの本を読みました。
こちら。



指輪88―四千年を語る小さな文化遺産たち指輪88―四千年を語る小さな文化遺産たち
(2011/05/20)
諏訪 恭一



内容がわりと硬派なので女性の方にはちょっと読むのが大変かもしれませんが、写真もたくさん付いていますしなかなか面白かったです。
当店ではアンティークジュエリーの中でも18世紀-1930年ぐらいものも、そして地域でもほとんどフランスのものを扱っていますが、それは長い長いアンティークジュエリーの歴史の中でみればごく一部のものなんです。

本当はアンティークジュエリーには古代のジュエリーなんかもありますし(もちろん数はとても少ないです)、
ヨーロッパ以外の地域で作られたジュエリーもあります。
(これもまたとても数が少ないので、普通に流通しているアンティークジュエリーは基本的に19世紀以降のヨーロッパのものがほとんどですが)

実際は古代のジュエリーなんて本当に少ないですが、でもアンティークジュエリーを系統立てて見る時は、そんなことも知っていると面白います。
さすが男性のコレクターだけあって、コレクションされているものは身に着けて美しいというものより、「珍しさ」が先に来ています。
そんな視線の違いも感じることが出来るのでなかなか面白いです。

アンティークジュエリーをお買い求めになるお客様は大半が女性ですが、ディーラーさんは女性のほうが多いとはいえ男性もけっこういるんですよ。
当店と付き合いのある現地のディーラーさんもディーラーさんも数人男性です。


男性の視点からみるアンティークジュエリーというのもまた面白いと思います!
よかったらぜひ読んでみてくださいね。


最近アップした商品。

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左:サフィレットの指輪。←あっという間にSOLD。
右:ガーネットのネックレス。お花の形とか首に添ったときの優雅なラインとかがとても美しいネックレスです!
21:50  |  新着アンティークジュエリー  | 

2011.08.12 (Fri)

オパールとダイヤモンドのクラスターリング(銀製、19世紀後期)

パリで有名なローズベーカリーというデリ&スイーツが、吉祥寺のアトレにできたというのでさっそくいってみました。

ところでこのローズベーカリー、パリではどこにあるんだろう!?と思って(知らなかったので)
調べてみたら、よく目の前を通って「入りたいな~、でも込んでいるからまたにしよ」と思っていたところでした。
Rue des Martyrs (リュ・デ・マルティル)という通りで9区。
このあたりはサウスピガールとも呼ばれるBOBOなエリアで、地下鉄でいうとサンジョルジュのあたりです。

女優のオードレイトトゥもこのエリアに住んでいると、やはりこのエリアの親しいヴィンテージのお洋服屋さんのお兄ちゃんが言っていました。
特にrue des martyrsは可愛いお店やオーガニックのお店、美味しいパン屋にチーズ屋と揃っているお気に入りの通りなのです。

BOBOっていうのはボボと読むのですが、ここ数年パリで流行っているbourgeois bohemeという生き方、あるいはそういう生き方をしている人たちを指します。
旧来のフランスの伝統的なお金持ち(オールドリッチ)みたいに凝り固まったところがない、若い世代のリベラルなブルジョワ層のことを言います。


旅行が好きで世界に目が向いていたり(でも案外深く物事は考えていない、結局は恵まれた人たちというちょっとマイナスに捉えられることもあります)、
オーガニックなどにこだわっていたりする人が多く。
オールドリッチ(でもBOBOの親はたいていこのオールドリッチであることが多く一種の反動です)とも成金とも違ってワンポイントで自分の好きなところに集中してお金を使うといったのがBOBO像です
(例えばブランド物には興味ないけどお鍋にだけはお金に糸目をつけないとか、一見ジーンズ&T-シャツだけど実はかなりいいものだったりとか、そんな感じです)。


私の友人はBOBOっぽい人が多いです。
BOBOはもともとのフランスのお金持ちが住む6区とか8区、16区とかは窮屈といって、9区の南側や10区(サンマルタンの周辺)、18区の西側などに住む傾向があります。

なのでこのあたりはそんなBOBOを狙った面白いお店が多く、私も最近よく行きます!
今度パリにいったときはローズベーカリーも寄ってきたいと思います(空いていれば・・・)

こちらは最近アップした作品。
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大きなオパールをカボションにして、全体がお花の形をした大人可愛い、ものすごく贅沢でインパクトのある指輪です!
これは本当、可愛いですよ~
22:47  |  新着アンティークジュエリー  | 

2011.08.09 (Tue)

アンティークエメラルド指輪(ダイヤモンド、フランス第二帝政期)

ロンドンの暴動は激しさを増しているみたいで心配ですよね!
当店は買い付けはほとんどパリで、ロンドンへはもうかれこれ一年近く行っていないのですが。
ロンドンの市場は朝とても早いということもあってか、日本人のディーラーさんでも襲われたりという被害が結構あると聞きます。

パリも治安はよくはないのですが、ロンドンほどアンティーク街などがはっきりしているわけではないので、まだ大丈夫なのですが・・・。
でも私の親しくしている現地のディーラーさんも一度や2度は盗難などにあっている人が多く、油断はできません!
私は大体一人なのでよく「大丈夫?」と心配されるのですが、案外ひとりのほうが大丈夫な気がします。
ひとりだと電車の中とか会話がないので、案外目立たないし、顔もベトナム系に間違えられることが多く、現地の子と思われることがおおいです。

買い付けしたものなどもバッグにすぐしまうか、しまえないものはわざとスーパーの袋みたいな目立たない袋にいれて歩きます。
ブランドやボンマルシェなどの袋は見えないように歩いたり、貧乏くさく見えるので狙われないと自負しております


最近アップした商品。
とても美しいエメラルドの指輪、あっという間にSOLD OUTです。

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クオリティーに対して抜群のCPでしたし、やはり!といった感じです。
夏場は比較的商品の動きが緩やかなのですが、本当はこんなときこそお買い物をするのにいいときなんですよー。
最近力作をアップしていますのでどうぞお見逃しなく!

15:19  |  新着アンティークジュエリー  | 
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