2010.02.28 (Sun)
ハーフパールのアンティークブローチ(半円真珠、天然真珠)
差ぼけもなおって、新商品をアップしつつあります。
今回、現地であまりブログを書く時間がなかったのでいろいろとご紹介しますね
タイトルにあるとおり、フランスで最も美味しいパン屋さんにいってきました。
というか正確に言うと2007年時点でもっともおいしかったパン屋さん。
フランスでは一年に一度、バゲットコンクールというのが開かれていて、そこで見事一位に輝いたパン屋がその年、エリゼ宮御用達の(つまり大統領が食べる)パン屋さんとなるのです。
下記が「最優秀バゲット賞」の印。

今回行ったのは、2007年にこのバゲット賞を受賞したDelmontel。


最近急速人気のエリアとなっているMartyrs界隈にあります。
地下鉄の最寄でいくとLoretteとかSt georgesのあたり。
サウスピガール地域ともいわれていて、人気のBOBO(bourgeois boheme)地域。
昔は「ピガール=夜の街」でしたが。
今もピガールは、娼婦街という部分は残しつつ南側はすっかりいい感じになっていますよ。
土曜のランチなどを食べに来ると気持ち良さそうなところです。

近年の不動産価格の高騰が著しかった地域でもあります。

このあたりはパリ滞在中に必ずよるエリアです。
というのも仕入れではないのですが、私の個人的な服をかうのに気に入っているお店が2件ほどあるからです。
二件とものオートクチュールのヴィンテージのお洋服や近年のブランドのデットストックを扱っており。
今回もジバンシーの去年モデルの新品のレースブラウスなどを超格安でゲット!
ついでにMarc by jacobsの黒いバッグで使い勝手の良さそうなデットストックも見つけて。
あー、ほしいなぁと迷いましたが、迷ったので今回はあきらめました。
パリのど真ん中は案外物価は高く、サンジェルマンやマレ、サントノレは私もぶらっとすることはありますが、モノを買うことはあまりありません。
見るのは中心部で、買うのは9区あたりの穴場で。
こうしたところで買っていると現地のパリジェンヌからも
「すごい!Tomoko お買い得商品見つける天才!」
と尊敬されます。職業柄目ざとい私です。
たとえお金持をもっていてもけちが美徳なフランス人。ブランド物を定価で買ってもほめてくれませんが、穴場で買っていると尊敬されます。
下記は昨日アップしましたハーフパールのブローチ。ハーフパールで良質なものは本当で最近では滅多にみかけないので、本当に素晴らしいと思います。

今回、現地であまりブログを書く時間がなかったのでいろいろとご紹介しますね

タイトルにあるとおり、フランスで最も美味しいパン屋さんにいってきました。
というか正確に言うと2007年時点でもっともおいしかったパン屋さん。
フランスでは一年に一度、バゲットコンクールというのが開かれていて、そこで見事一位に輝いたパン屋がその年、エリゼ宮御用達の(つまり大統領が食べる)パン屋さんとなるのです。
下記が「最優秀バゲット賞」の印。

今回行ったのは、2007年にこのバゲット賞を受賞したDelmontel。


最近急速人気のエリアとなっているMartyrs界隈にあります。
地下鉄の最寄でいくとLoretteとかSt georgesのあたり。
サウスピガール地域ともいわれていて、人気のBOBO(bourgeois boheme)地域。
昔は「ピガール=夜の街」でしたが。
今もピガールは、娼婦街という部分は残しつつ南側はすっかりいい感じになっていますよ。
土曜のランチなどを食べに来ると気持ち良さそうなところです。

近年の不動産価格の高騰が著しかった地域でもあります。

このあたりはパリ滞在中に必ずよるエリアです。
というのも仕入れではないのですが、私の個人的な服をかうのに気に入っているお店が2件ほどあるからです。
二件とものオートクチュールのヴィンテージのお洋服や近年のブランドのデットストックを扱っており。
今回もジバンシーの去年モデルの新品のレースブラウスなどを超格安でゲット!
ついでにMarc by jacobsの黒いバッグで使い勝手の良さそうなデットストックも見つけて。
あー、ほしいなぁと迷いましたが、迷ったので今回はあきらめました。
パリのど真ん中は案外物価は高く、サンジェルマンやマレ、サントノレは私もぶらっとすることはありますが、モノを買うことはあまりありません。
見るのは中心部で、買うのは9区あたりの穴場で。
こうしたところで買っていると現地のパリジェンヌからも
「すごい!Tomoko お買い得商品見つける天才!」
と尊敬されます。職業柄目ざとい私です。
たとえお金持をもっていてもけちが美徳なフランス人。ブランド物を定価で買ってもほめてくれませんが、穴場で買っていると尊敬されます。
下記は昨日アップしましたハーフパールのブローチ。ハーフパールで良質なものは本当で最近では滅多にみかけないので、本当に素晴らしいと思います。

タグ : アレクサンドルドゥパリ
2010.02.26 (Fri)
天然真珠とダイヤモンドのアンティークリング(1920年代アールデコ)
その昔、TVでKENZOがパリにものすごい豪邸をもっているということで、その内部をうつしたTV番組をみたのですが。
今回の買い付け旅行中にいちばん驚いたのが。
私が親しくしているディーラーさんの友人がなんとこのKENZOのアパルトマンの現在の所有者だということです!!!!!
「それってそんなにすごいことなの?」と思うかもしれませんが、
本当にすごいこと、っていうかものすごいご資産ですよ!!!!!
だってバスティーユからすぐそばのパリの一等地に、2,000㎡。
そのディーラーのおばちゃんも遊びに行ったそうですが、敷地内でまよったそうです。
14-15億ほどで売られていると、一年前ぐらいにフランスの新聞にでていましたから。
いやはや、おそるべき。
そのおばちゃんいつも他にない素敵なジュエリーがあるのですが、なぜかというと答えは簡単。
彼女のまわりにお金持ちのご友人が多いのです。
彼女の旦那様もすごい人で、ちょうど私が買いつけで訪れていた日の午後、数時間後に生ラジオ番組出演っていっていた。。。
昔から、私のパリの憧れの象徴だったケンゾーのアパルトマン。
その話をきいて「お願い、今度私も連れて行って!」と頼み込みました。
願い適うのかわかりませんが、相当ずうずうしいことだけは確かです。
今回は真冬であまり大きなフェアがなく、毎日のようにディーラーさん宅を訪問していました。
そして不動産がらみ!?でやはりすてき!と思ったのは。
また別のおばちゃん(おばあちゃんといったほうがいいかも)宅。
シャンゼリゼから5分の1900年頃のアパルトマン。
とても雰囲気があって素敵だった~。
まさに下記のような薔薇が似合うアパルトマン、憧れです。

もともとおばちゃんのお父さんの持ち物だったようですが、100平米はゆうにありましたら、これもなかなかすごいですよ。
そしてそのインテリアも超素敵でした!
壁が真っ赤なの!
そのおばちゃんのお父さんが赤がすきだったそうで、なんて粋なのかしら。
内部には、18世紀のChevet(ナイトテーブル)などもあり、その美しい赤色とふるい家具が素敵にミックス。
そんな中、お茶をのみながらそして、Maison du chocolatのチョコレートをのみながら、ジュエリーをたんまりみせていただき。
とても素敵な時間でした。
私はフランスのインテリアが大好きなので、お宅訪問大好きです!
その他も19世紀の以前は庶民的で最近急速にBOBO化しているバティニョール界隈のディーラーさん宅や、今最もクリエイティブな北マレにある女性ディーラーさんのアパルトマンなど訪れて、とても楽しかったです。
プライバシーがあるのでそうしたディーラーさん宅の写真は取りませんでしたが、下記はその代わり。
フランスの有名子供服bon pointのブティックの内装がかわいかったのです。

こんなシャンデリアがあったり。

ブティックないにこんなキッチュなアミューズもあり。

フランスのインテリアって本当にかわいいですよね。
下記は最近アップしたアールデコのリング。
ダイヤモンドと真珠という、白い二大宝石の組み合わせがノーブル。
典型的な1930年代アールデコのデザインも最良。

今回の買い付け旅行中にいちばん驚いたのが。
私が親しくしているディーラーさんの友人がなんとこのKENZOのアパルトマンの現在の所有者だということです!!!!!
「それってそんなにすごいことなの?」と思うかもしれませんが、
本当にすごいこと、っていうかものすごいご資産ですよ!!!!!
だってバスティーユからすぐそばのパリの一等地に、2,000㎡。
そのディーラーのおばちゃんも遊びに行ったそうですが、敷地内でまよったそうです。
14-15億ほどで売られていると、一年前ぐらいにフランスの新聞にでていましたから。
いやはや、おそるべき。
そのおばちゃんいつも他にない素敵なジュエリーがあるのですが、なぜかというと答えは簡単。
彼女のまわりにお金持ちのご友人が多いのです。
彼女の旦那様もすごい人で、ちょうど私が買いつけで訪れていた日の午後、数時間後に生ラジオ番組出演っていっていた。。。
昔から、私のパリの憧れの象徴だったケンゾーのアパルトマン。
その話をきいて「お願い、今度私も連れて行って!」と頼み込みました。
願い適うのかわかりませんが、相当ずうずうしいことだけは確かです。
今回は真冬であまり大きなフェアがなく、毎日のようにディーラーさん宅を訪問していました。
そして不動産がらみ!?でやはりすてき!と思ったのは。
また別のおばちゃん(おばあちゃんといったほうがいいかも)宅。
シャンゼリゼから5分の1900年頃のアパルトマン。
とても雰囲気があって素敵だった~。
まさに下記のような薔薇が似合うアパルトマン、憧れです。

もともとおばちゃんのお父さんの持ち物だったようですが、100平米はゆうにありましたら、これもなかなかすごいですよ。
そしてそのインテリアも超素敵でした!
壁が真っ赤なの!
そのおばちゃんのお父さんが赤がすきだったそうで、なんて粋なのかしら。
内部には、18世紀のChevet(ナイトテーブル)などもあり、その美しい赤色とふるい家具が素敵にミックス。
そんな中、お茶をのみながらそして、Maison du chocolatのチョコレートをのみながら、ジュエリーをたんまりみせていただき。
とても素敵な時間でした。
私はフランスのインテリアが大好きなので、お宅訪問大好きです!
その他も19世紀の以前は庶民的で最近急速にBOBO化しているバティニョール界隈のディーラーさん宅や、今最もクリエイティブな北マレにある女性ディーラーさんのアパルトマンなど訪れて、とても楽しかったです。
プライバシーがあるのでそうしたディーラーさん宅の写真は取りませんでしたが、下記はその代わり。
フランスの有名子供服bon pointのブティックの内装がかわいかったのです。

こんなシャンデリアがあったり。

ブティックないにこんなキッチュなアミューズもあり。

フランスのインテリアって本当にかわいいですよね。
下記は最近アップしたアールデコのリング。
ダイヤモンドと真珠という、白い二大宝石の組み合わせがノーブル。
典型的な1930年代アールデコのデザインも最良。

2010.02.24 (Wed)
アンティークダイヤモンドネックレス(南仏プロヴァンス、ステップカットダイヤモンド)
2週間近くのヨーロッパ遠征からようやく昨晩もどってきました。
基本的にずーっと働きずめていたため、もう身体ボロボロです。
あちこちが痛い。。。
しかし、素晴らしい商品と共に帰ってきましたよ!
本日疲れた身体にひたすら鞭をうって鑑別へ。
99%パーフェクトでバットサプライズもないし。なかなか素晴らしい買い付けでした。
本日はたまっていた業務をこなすのに必死で、このペースで毎日働いたら過労死しますね。
というわけで新商品もこれから写真を撮って、だんだんにご案内の準備が整うと思います。
優先会員様からご案内しますので、よろしくお願いします~
パリではCoupe chouという建物がものすごく古いレストランにいきました。
1962年創業のレストランなのですが、建物はルイ13世時代のもの。

カルティエラタン、最寄はODEONの狭い路地にあるとても雰囲気のあるレストランでした。
お料理はいまいちだったけど、なかなか素敵な空間なので。
それほど高くないですし、一度行ってみても良いかなと思いますよ!
最近アップした商品。



左と真ん中は同じシリーズ。南仏プロヴァンスのジュエリーで。非常に探されているアイテムです。
右は蜂のブローチ。とてもチャーミングで可愛いブローチです。
基本的にずーっと働きずめていたため、もう身体ボロボロです。
あちこちが痛い。。。
しかし、素晴らしい商品と共に帰ってきましたよ!
本日疲れた身体にひたすら鞭をうって鑑別へ。
99%パーフェクトでバットサプライズもないし。なかなか素晴らしい買い付けでした。
本日はたまっていた業務をこなすのに必死で、このペースで毎日働いたら過労死しますね。
というわけで新商品もこれから写真を撮って、だんだんにご案内の準備が整うと思います。
優先会員様からご案内しますので、よろしくお願いします~
パリではCoupe chouという建物がものすごく古いレストランにいきました。
1962年創業のレストランなのですが、建物はルイ13世時代のもの。

カルティエラタン、最寄はODEONの狭い路地にあるとても雰囲気のあるレストランでした。
お料理はいまいちだったけど、なかなか素敵な空間なので。
それほど高くないですし、一度行ってみても良いかなと思いますよ!
最近アップした商品。



左と真ん中は同じシリーズ。南仏プロヴァンスのジュエリーで。非常に探されているアイテムです。
右は蜂のブローチ。とてもチャーミングで可愛いブローチです。
2010.02.16 (Tue)
ヨーロッパに来ております!
数日前よりヨーロッパに来ています!
いまは所用でなぜかベルリンにいて、今日パリに移動していよいよ買い付けにはいります!
ベルリンは買い付けではないので、わりとゆっくりペースですごしています。
マインツというフランクフルト近くのかわいいらしい町に住んでいる、古くからの日本人の友人とベルリンであってご飯したり。
昨日はなんとあのジョージクルーニーのベルリンの行き付けだとかいうイタリアンにご飯しにいきました。
私とドイツとのかかわりは不思議で。
ドイツ語もまったくしゃべれないし、フランスとドイツではいろんなことがまったく違いのに、なんだかんだいって縁がある国です。
前、会社で仕事をしているときも、ドイツとの取引がものすごく多くて。
気づくと知人友人もドイツがらみの人が増えていて、異国なのにat homeに感じます。
ベルリンは古いものもあるけれど、ものすごく変化している街で面白いです!
デザインもキッチュなものがあり、地下鉄とかかわいい!

朝食もたっぷり

ホテルで飲んだロンネフェルトというメーカーの紅茶がおいしくて、買い占めました!
なかなか普通のところに売っていないので、先の友人がドイツ語でいろいろ調べてくれて。
いろんな人へのおみやげはこれにきまり!
あと今回はなんとベルリンのオペラにもいってきました!
建物がとてもすてき。完全にKOされました。



ということで、こんな感じにかいているとなんか優雅に聞こえるかもしれませんが、外は常に氷点下で、道路もつるつる。
夕方になるとまっくらなベルリンではあります。
そろそろ私のanother homeであるパリに向かいたいと思います。
帰国後またメルマガ会員様向け先行案内とかやりますので、皆様ぜひよろしく御願いいたします!
また私不在中のご注文&ご発送も通常通り稼動しています。
ぜひご遠慮なく、ご注文くださいませ。
いまは所用でなぜかベルリンにいて、今日パリに移動していよいよ買い付けにはいります!
ベルリンは買い付けではないので、わりとゆっくりペースですごしています。
マインツというフランクフルト近くのかわいいらしい町に住んでいる、古くからの日本人の友人とベルリンであってご飯したり。
昨日はなんとあのジョージクルーニーのベルリンの行き付けだとかいうイタリアンにご飯しにいきました。
私とドイツとのかかわりは不思議で。
ドイツ語もまったくしゃべれないし、フランスとドイツではいろんなことがまったく違いのに、なんだかんだいって縁がある国です。
前、会社で仕事をしているときも、ドイツとの取引がものすごく多くて。
気づくと知人友人もドイツがらみの人が増えていて、異国なのにat homeに感じます。
ベルリンは古いものもあるけれど、ものすごく変化している街で面白いです!
デザインもキッチュなものがあり、地下鉄とかかわいい!

朝食もたっぷり


ホテルで飲んだロンネフェルトというメーカーの紅茶がおいしくて、買い占めました!
なかなか普通のところに売っていないので、先の友人がドイツ語でいろいろ調べてくれて。
いろんな人へのおみやげはこれにきまり!
あと今回はなんとベルリンのオペラにもいってきました!
建物がとてもすてき。完全にKOされました。



ということで、こんな感じにかいているとなんか優雅に聞こえるかもしれませんが、外は常に氷点下で、道路もつるつる。
夕方になるとまっくらなベルリンではあります。
そろそろ私のanother homeであるパリに向かいたいと思います。
帰国後またメルマガ会員様向け先行案内とかやりますので、皆様ぜひよろしく御願いいたします!
また私不在中のご注文&ご発送も通常通り稼動しています。
ぜひご遠慮なく、ご注文くださいませ。
2010.02.08 (Mon)
アンティーク金細工ネックレス(フィリグリー、18金ゴールド、1900年頃)
BUNKAMURAで開催中の「愛のヴィクトリアジュエリー展」に行ってまいりました。
一言にアンティークジュエリーといっても、本当にさまざまだなぁとつくづく思いました。
シェルシュミディではもっぱらフランスのアンティークジュエリーを扱っていて、フランス物の中でも特に1900年前後のものとヴィクトリア時代よりちょっと後の時代のものを扱っているので、まったくテイストが異なります!
個人的にはヴィクトリアのジュエリーは苦手で。
(↑って、わざわざ展示会に行って言うせりふでもないですが・・・)。
でもやはり日本で、しかも東京でまとめてこれだけのヴィクトリア時代のジュエリーを見れるのは稀ということで、勉強に行ってまいりました。
が、結論。
やっぱり私はヴィクトリアンはあまりそそられないです。
イギリスものでもエドワーディアン、いっそのことヴィクトリアより前のジョージアンの頃のジュエリーのほうがまだ好きです。
何でなんだろう、ヴィクトリアンはやはりちょっと大振りすぎるのと(エドワーディアンになるとイギリスのアンティークジュエリーでもずっと繊細で垢抜けたものが多いです)。
あとはやっぱり花とか愛とか、テイストがちょっとガーリッシュすぎるんですよね(少なくとも私には。。。)
ヴィクトリアンは他にも自然主義といって、自然の動物やお花をジュエリーのモチーフにしたやや牧歌的なものが多いです。
あとはカメオとかインタリオとかの彫り物。
カメオとかも古代ローマのものとかは好きなんだけど、ヴィクトリアンのころのはやや苦手。
やはり彫り物は古代、そしてイタリアのもののほうが優れているかと。
ヴィクトリアの時代は、夫に尽くすこととが何よりの女性の美徳とされました。
その他、家臣の忠誠心も非常に重要視されていました。
そのためこの頃のジュエリーは「永遠の愛」とか「忠誠」が前面に出たものが多いんですよね。
永遠の愛は良いことだと思いますが、私からすると一種、束縛に近いと思われるジュエリーモチーフが多いのです。
例えば、錠前のモチーフとかね。
それに対して私が特に好きなフランスアールデコのジュエリーは「女性の自立・自由」の時代にそうした気運の中で生まれたもの。
考えたら正反対!
ということで、自らのポリシーとやはり似通ったものを好きになる傾向があるのかもしれません。
でも、ここまで言っておいてなんですが、良い展示会でしたよ。
特にピンクトパーズ、シトリンでは非常に美しい宝石があり、やはりこれは19世紀ならでは。
特にフランスでは美しいピンクトパーズのジュエリーは少ないので、感動しました!
いろいろなジュエリーを見て、自分の好みとかポリシーを改めて知るのも良いかと思います。
平日の昼間なのに相当こみあっていました。
2/21までの展示会なのでぜひお早めに足を運んでみてくださいね!
最近アップした商品。



左:18Kゴールドチェーンネックレス。長さも細工も文句なしの使いやすさでしたが、あっという間にSOLDOUT。
中央:真ん中のダイヤモンドが5ミリある大粒のダイヤモンドリング。ダイヤモンドの色が無色でとても透明感のあるすばらしいダイヤモンドリング。
コストパフォーマンスがとても高いです!
右:本日アップのダイヤモンド時計。もうこの時計、とても素敵です。ローズカットダイヤを50個以上配しているのに華美すぎず、でも手元が気持ちよく華やか。
この時計は絶対お薦め!
一言にアンティークジュエリーといっても、本当にさまざまだなぁとつくづく思いました。
シェルシュミディではもっぱらフランスのアンティークジュエリーを扱っていて、フランス物の中でも特に1900年前後のものとヴィクトリア時代よりちょっと後の時代のものを扱っているので、まったくテイストが異なります!
個人的にはヴィクトリアのジュエリーは苦手で。
(↑って、わざわざ展示会に行って言うせりふでもないですが・・・)。
でもやはり日本で、しかも東京でまとめてこれだけのヴィクトリア時代のジュエリーを見れるのは稀ということで、勉強に行ってまいりました。
が、結論。
やっぱり私はヴィクトリアンはあまりそそられないです。
イギリスものでもエドワーディアン、いっそのことヴィクトリアより前のジョージアンの頃のジュエリーのほうがまだ好きです。
何でなんだろう、ヴィクトリアンはやはりちょっと大振りすぎるのと(エドワーディアンになるとイギリスのアンティークジュエリーでもずっと繊細で垢抜けたものが多いです)。
あとはやっぱり花とか愛とか、テイストがちょっとガーリッシュすぎるんですよね(少なくとも私には。。。)
ヴィクトリアンは他にも自然主義といって、自然の動物やお花をジュエリーのモチーフにしたやや牧歌的なものが多いです。
あとはカメオとかインタリオとかの彫り物。
カメオとかも古代ローマのものとかは好きなんだけど、ヴィクトリアンのころのはやや苦手。
やはり彫り物は古代、そしてイタリアのもののほうが優れているかと。
ヴィクトリアの時代は、夫に尽くすこととが何よりの女性の美徳とされました。
その他、家臣の忠誠心も非常に重要視されていました。
そのためこの頃のジュエリーは「永遠の愛」とか「忠誠」が前面に出たものが多いんですよね。
永遠の愛は良いことだと思いますが、私からすると一種、束縛に近いと思われるジュエリーモチーフが多いのです。
例えば、錠前のモチーフとかね。
それに対して私が特に好きなフランスアールデコのジュエリーは「女性の自立・自由」の時代にそうした気運の中で生まれたもの。
考えたら正反対!
ということで、自らのポリシーとやはり似通ったものを好きになる傾向があるのかもしれません。
でも、ここまで言っておいてなんですが、良い展示会でしたよ。
特にピンクトパーズ、シトリンでは非常に美しい宝石があり、やはりこれは19世紀ならでは。
特にフランスでは美しいピンクトパーズのジュエリーは少ないので、感動しました!
いろいろなジュエリーを見て、自分の好みとかポリシーを改めて知るのも良いかと思います。
平日の昼間なのに相当こみあっていました。
2/21までの展示会なのでぜひお早めに足を運んでみてくださいね!
最近アップした商品。



左:18Kゴールドチェーンネックレス。長さも細工も文句なしの使いやすさでしたが、あっという間にSOLDOUT。
中央:真ん中のダイヤモンドが5ミリある大粒のダイヤモンドリング。ダイヤモンドの色が無色でとても透明感のあるすばらしいダイヤモンドリング。
コストパフォーマンスがとても高いです!
右:本日アップのダイヤモンド時計。もうこの時計、とても素敵です。ローズカットダイヤを50個以上配しているのに華美すぎず、でも手元が気持ちよく華やか。
この時計は絶対お薦め!
18:32
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新着アンティークジュエリー
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2010.02.02 (Tue)
アンティークエメラルドピアス(ダイヤモンド、ホワイトゴールド、アールデコ)
今日は都内でも雪!ですね。
雪を見ると何だか嬉しくなってしまいます。
こちらは事務所から見える、雪の井の頭公園なのですが。
なんだかちょっとパリみたいな雰囲気じゃないですか!?


本日は素敵なエメラルドピアスをアップしました。
髪をアップして、このピアスさえつけたら、なんて素敵なんでしょう!
エメラルドは数が出てこないので、お好きな方にはぜひぜひお薦めしたいアイテムです。
アールデコな現代のファッションにも合いやすいデザインもよいですよ。

雪を見ると何だか嬉しくなってしまいます。
こちらは事務所から見える、雪の井の頭公園なのですが。
なんだかちょっとパリみたいな雰囲気じゃないですか!?


本日は素敵なエメラルドピアスをアップしました。
髪をアップして、このピアスさえつけたら、なんて素敵なんでしょう!
エメラルドは数が出てこないので、お好きな方にはぜひぜひお薦めしたいアイテムです。
アールデコな現代のファッションにも合いやすいデザインもよいですよ。

16:33
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新着アンティークジュエリー
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