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2009.06.29 (Mon)

クレジットカード決済にまつわる変更

さて本日は実務的なお知らせです。

当店でのお買い物のお支払方法は「銀行振り込み、ヤマト運輸の代引き、クレジットカード」決済の3つからご選択いただけるよういなっているのですが、クレジットカードの決済を
クロネコペイメント→ゼウス
に切り替えました。

クロネコではいくつか不便な点があり(たとえば30万円以上だと一度に決済できなかったり、荷物が2つ以上に分かれると2回決済していただかなくてはならなかったり、リボ払いができなかったり)、業界最大手のゼウスさんにしたしだいです。

こうしたことはとても細かなことかもしれませんが、できる限りお客様の使い勝手のよいように日々改善をして行きたいと思います。
もちろんクロネコペイメントさんも今でも使うことはできますので、何らかの理由で「前のほうがいい」という方はお気軽にご連絡いただけましたら別途対応させていただきます。

あとご決済の方法も、例えば
「○円は振込みで、△円をクレジット」
といったお支払い方法などももちろんOKですし、
とりあえず前金だけ入れて、あとで残金の決済&デリバリーなどもったご要望がありましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。

なるべく個々のお客様にとってもっとも都合の良い方法を提案させていただきます!
22:12  |  お知らせ  | 

2009.06.24 (Wed)

ブルーサファイヤとオパールのマルチフープ指輪(1900年頃、フランス製)

プランタン銀座での催事は6/26(金)までとなります。
最終日の26日は17時閉場となります。
早速、皆様にきていただき、楽しい時間を過ごさせていただいています。
通常は20:30までやっておりますので、仕事帰りとかにぜひ気軽におたち寄りください。

では今日もこれから出勤してきます!


またそんな中、新商品のアップもいくつか行っております。

↓オパールとサファイアのなんと5連のリング。
5連あるのでその前後の指であれば馴染みやすく、一連の指輪のようにちょっとの指輪サイズの差で指輪が動いたりしないので、2-3サイズ下の人までそのまま付けれます。
サイズ直しも多少費用が増しますが、特にサイズダウンの場合は、極端に大きな変更でなければ可能ですのでご相談ください。

サファイアとオパール指輪

サフィレットのピアスと指輪。
これからの季節ブルー系の爽やかなジュエリーは重宝するでしょう!

サフィレットピアスサフィレット指輪
09:27  |  新着アンティークジュエリー  | 

2009.06.20 (Sat)

プランタン銀座はじまっています

昨日より、プランタン銀座7Fでのイベントがはじまっています。
昨日は搬入日だったので久しぶりの超早起き!
で、終日営業だったので帰宅したら、もうバタンきゅう、ブログもかけませんでした(涙)

早速何人ものお客様がいらしてくださり、感謝です!
シェルシュミディのお客様はアンティークジュエリーをお買いになる方の中ではそうとうノリのよい方が多く(アンティークの購買層は普通はもうちょっと年配の方が多いので、私のお店がちょっと若めなのだと思います)、エネルギーを吸い取られる(笑)、いやエネルギーをたっぷりいただきました


↓こんな感じでショーケース3台でやっております。
プランタン2

定番のネックレスやブレス。
プランタン

今回は70-80年代のヴィンテージを数点、あとアンティークボタンもちょこっともって来てますよ!
6/26(金)までやっておりますので、ぜひお立ち寄りください!


プランタン銀座


ところでデパートでは毎日朝礼というのがあり、日々気ままにいきている私にはかなり興味深い世界です。
ニュースなどで報道されているとおり、昨今本当にデパートって大変なんですよね。
私の近所でも以前は三越があったのに1年ほど前に閉鎖、今度は吉祥寺伊勢丹がつぶれてしまうんですって、ショックです(といっても地下しか利用していなかったけど・・・)

小さい頃はデパートにつれてってもらうのが楽しみだったという方、多いのではないでしょうか?
上階のレストランでお子様ランチが至福の幼少時代の思い出だったり。。。
最近デパートが苦戦している理由って、不景気だけじゃないと思う。
なんだろう、そういうかつてデパートが与えてくれていたドキドキ感とかが、時の経過とともにそれほど特別なものではなくなった。
でも新しい付加価値を与えられず、「デパート離れ」がとくに若い世代の間で起こっているということでしょうか?

シェルシュミディは基本的にはオンラインショップなのですが、当初
「ネットでやる」
といったらかなりネガティブな反応を周囲にされて。
「ネットなんかで売れるわけない」
とか
「ネットで販売なんて、普段何しているの?」
などニート扱い!?まで。
ネットだろうと店舗だろうと、何の営業努力もしなかったら結果はでないんですけどね。
「お店をやっている=一流、ネットで販売なんてかっこわるい」
みたいな安易な図式があって、抵抗を感じてきました。

でもシェルシュミディはかなり強いポリシーがあって、それでネットを中心にやっています(もちろんそれを補うべくこうした催事もときどき参加させていただいているわけですが)。
こうした催事も場所がよくてもそうポンポン売れるというほどでもなく。
実店舗もネット販売もそれなりに一長一短があると思います。
どちらが楽とかないし、どちらもポリシーを持って超真剣にやらないと実にならない。
どちらでも(あるいはどんな方法でも)いいのだけれど、仕入れから販売まで一環したポリシーというものが、今はこれまでになく求められているのではないでしょうか?
それがなければデパートという巨大な組織だって苦戦してしまう。

普段と違う販売方法の中で、改めて「シェルシュミディのあり方とかアプローチ」について考えることが多いこのごろです。
この一週間、いろいろなものに気づける日々でありたいなと思います。
23:48  |  催事オープンサロン  | 

2009.06.15 (Mon)

アンティークイエローゴールドピアス(ダイヤモンド、フランス1930-1940年頃)

催事のお知らせです。
今週の金曜6/19(金)から6/26(金)の8日間、プランタンの「アンティークバザール」に出展いたします。

11:00-20:30(最終日のみ17:00閉場、日曜&月曜は19:30までとなります)

プランタンのこのイベントは本来は2週間のイベントなのですが、昨年末に2週間をほぼ一人でこなしたらあとで廃人のようになり、今回は1週間のみ、後半組で参加です。
体力のない私はもう、1週間で限界なわけです。
でも他の業者さんは、私よりずっと年上なんですが(←推測にしかすぎない、おそらく)、ピンピンしており、妙な魔力を感じます。

基本的にはジュエリー中心で。
ジュエリーは、いつものアンティークジュエリーと、最近ちょっとずつ仕入れているフランスオートクチュールメゾンサンローランシャネルディオールランバン)あたりの70年代のヴィンテージアクセサリーをいくつか持っていく予定!

ただスペースに限りがあり、すべてを持っていけそうにないので、
「HPにのっているAとBが見たい!」

サンローランのヴィンテージイヤリングがあったらみたい」

みたいなご要望がございましたら、
お手数ですがお問い合わせフォームよりご連絡ください。

それは絶対持っていくようにします。
終日だいたい私がおります。
ぜひぜひご来場くださいね。

高級感のあるダイヤモンドのピアスを1点アップしました。
ダイヤモンドピアス

肉厚なゴールドに狂いのない細工、モダンなデザイン。
30年代後半-1940年代前半のフランス製です。
こうした上質ピアスは1つあると使えます。
「イエローゴールドx定番のダイヤモンドや真珠」は特にお薦めです。

タグ : フランスオートクチュールメゾンサンローランシャネルディオールランバン上質ピアス

22:52  |  新着アンティークジュエリー  | 

2009.06.09 (Tue)

掲載「ニコンの広告」

数ヶ月前なのですが、シェルシュミディの商品を複数点、ニコンの新カメラD3/D3xの広告に「被写体モデル」としてお貸し出していおり、その写真をいただいたので、下にご紹介させていただきます!

いつもシェルシュミディで使う写真はジュエリー主体の写真ということで、全体の雰囲気を意識したものではなく、このようにまたちょっと別の視点で撮られた写真というのも面白いですね。

ニコンCM

↓上の写真と微妙に構図が異なっています。
ニコンCM

撮影は数ヶ月前だったので、特にジュエリーはここで使われたものはほとんどSOLDになっていますが・・・。
そういえばこのうちのひとつ、在日のフランス人の男の子が買ってくれたんです!
日本語も流暢らしくさりげなくWEB注文で注文がきていて、明らかに名前がフランス人だなぁと思って。
「もしかしてフランス人ですか?」
とメールしたらそうでした。

別件で先日もパリにお住まいの日本人の女性に、当ショップのジュエリーをご購入いただくことになり。
なんだかこういうのって面白いですね!
「フランスのアンティークジュエリーなんだから、本場フランスのほうが安くていいものが見つかる!」
と思うのが一般的だと思うのですが。
実際はパリでもこうしたジュエリーは見つかりにくいし、価格もお店しだいで、必ずしも「日本だから高い、フランスだから高い」というものでもないんです。

シェルシュミディは国際的にみても、「良いものがきちんとした価格で揃っているお店」でありたいなと思っています!


新しく30年代の可愛らしい真珠イヤリングピアスをアップしました。

真珠ピアス

これほどしっかりとした良質のパールをメインにしたイヤリングピアスって案外ないんです。
あったとしても昔の真珠(=天然真珠)は値段が高くなりがちで、なかなかこうしたお手ごろな価格でご案内できることがないので、真珠イヤリングピアスを探している方にはとてもお薦め。
6月ですし、6月生まれの彼女・奥様・家族へのプレゼントとしてもとても喜ばれると思いますよ!

タグ : プレゼントイヤリングピアス真珠6月

11:53  |  掲載(雑誌等)  | 

2009.06.07 (Sun)

30代で母になろう@パリ

自分のビジネスをしている私には特に「出勤日」というものにはいかないのですが、週末はなんだかんだいって電話などもなく、対会社の電話などの案件もどうせ進まないので、なんとなく週末がOFFになっています。
今週末はまずはからだをゆっくり休め、そしていくばくのプライベートの用事もすませていたら、あれよあれよという間に終わっていますのよねぇ
多くの女性にとって、週末(あるいは休息日)はあっという間に過ぎていくものなのでしょう。

最近私が思うのは、「日本の女性は忙しすぎ」ということです。
今はかつてのように「仕事をするか」、あるいは「家庭に入るか」という究極の選択のどちらかを選ぶのではなく、欧米並みに、両方得ることを希望する女性が主流になりつつあるとおもうのですが。
そういった意識の点では私たちの意識は欧米と同じだけれど、それを可能にするためにもとめられている負荷は欧米女性の比ではないと思います。

周りを見ても、女の子たち(注:もちろん男の子たちもものすごく忙しそうではあります)がものすごく大変そう&忙しそう。
男並みに働きつつ、経済的にも一人であるいは旦那とばっちりローンなんかも組んじゃったりして。
仕事場や家計のことを考えながら、なんとか結婚のタイミングとか、子供を生むタイミングを一生懸命考えて実行にうつそうとしているといった感じです。
でも30すぎているのに、身の回りの仲の良い子で結婚した人が半分もいないし、生んだ人はさらにすくな~い。
「母であり、仕事をする」ってすごい高いハードルを求められているんだなぁと思います。
今の日本の世の中でそれができている人って、スーパーウーマン的ながんばりをしているように思う。
それができている人にはめちゃめちゃ賛辞!なのですが、そこまで負荷がかかるっていうのもどうなのよという感じ。


先月のフランス旅行では、冬の間に身の回りの友達の子供が生まれまくったり、大きくなっていて、やたら子沢山なことになっていました。
フランスの出生率の高さをまじかに見た感じ。
なんだかんだいってフランスもとくにパリ首都圏の高学歴の男女は晩婚&出産がおそくなっているのは同じなのですが、30代での生み方がぜんぜん違うんですよ。
ハードに働く管理職もプライベートは持てているから、男性も女性も子供を含めた人生設計に積極的。
また結婚という形を取っていない女性にも問題なく子供が生める環境がプラスに働いていることは大きいと思う。


こちらは友人エミリー&フランソワの子供(男の子2人)

IMG_0343.jpg
エミリー子供


↓は最終日の午後数時間だけ、仕事が早めにおわり、友人たちに誘われていたヴァンセンヌの森へピクニックへいったときの様子。
いろいろな友人が集まっていたピクニックだったということもあり、合計3名の赤ちゃんと、幼児4名と大変子だくさんなことになっており、なんかうらやましささえ感じました。

子沢山なピクニック

↓は私の留学時代つながりのフランス人カップルに2ヶ月前に生まれたヴァレンタイン。
ヴァンセンヌの森

人生の中で女性が子供を生める時期とか、あるいはカップルにとって子供を育てやすい時期というのには確実に時の制約があるわけで。
30代の日本の女性が生める環境を作らないと、これは本当にまずいですね。
もう結婚してろうかしてなかろうか、お金があろうかなかろうか、うんじゃえば国がなんとかしてくれるぐらいの援助が必要なのでしょうね。
日本にも、将来の雇用不安とか家計の不安とか気にせず、皆でじゃんじゃん子供を生んで、井の頭公園あたりで皆で子供交えてピクニックみたいな日が来ますように!
23:19  |  オーナー私生活  | 

2009.06.03 (Wed)

「アンティーク時計」の魅力

なんだかこの一週間は本当に忙殺されています。
帰国した後は、2週間分の仕事がたっぷりたまっているのと、もって帰った商品のケアなどなど。


先日時計の修理やさんにもいってきました。
今回時計も数点仕入れたのです。
オーバーホールなどがああるのですぐにはアップできませんが、またアップできるようになりましたら順次アップさせていただきますね。

「アンティーク時計」の魅力ってなんでしょう?
ジュエリー以上にマニア感とかプロ感があって、なんとなく敷居が高いと思っている方もいらっしゃうかもしれませんが。
その魅力はなんといってもそのもちのよさ。

というと
「じゃ、1分の遅れもなく長く使えること?」
と思われるかもしれませんが、そうではありません。
現在のメーカー時計、たとえばSEIKOなんかはもある一定期間(それが普通のものだたら3年だったり、高級なものだたら20年ぐらいもったりするわけですが)は一秒の狂いもないぐらい正確に動いていて、でもある日突然使えなくなってしまう。
マックス30年というところで、100年なんてもつ時計は皆無。

でもアンティークの時計って、
「1日2-3分の遅れはあるかもしれない。でも大事に使うと百年は使えます」
みたいなもちです。

もうちょっと長期的なスパンで長持ち。
こうした長持ちな感じな感じって、今のものにはないから、やっぱり愛しい存在のような気がします。
これは中を開けたときの写真。
こんな小さな機械(これは拡大していますが、実際は1センチほどです)が100年以上動くのだからやっぱり驚き!

アンティーク時計の内部

↑の写真は1940年代ころの時計。ブシュロンの時計で、中身はOMEGAが製作したものです。

23:38  |  アンティークジュエリーレッスン  | 

2009.06.01 (Mon)

パリのお薦めスポット

パリの回想録。

毎回悩むのがお土産(自分あてのおみやげ含む)ということで。
よく行くのがボンマルシェの食品館で、紅茶やハーブティーを買っていくのですが。
今回KUSMI Teaというなかなか可愛らしい紅茶のメーカーを発見!
1867年創業という老舗の紅茶メーカーのようですが、マリアージュフレールなんかに比べてあまり認知度ありませんでしたよね。
しかし最近のパリではどうやらブームになっているようですよ。

あとはやはりチョコレートですかね。
前回マカロンを友人宅の冷蔵庫においてきた苦い思い出があり、今回は要冷凍じゃなくていけるものをという観点から選びました。
パリ在住グルメの女友達から教えてもらったのが、9区にあるA l'etoile d'or(ア・レトワール・ドール)

l'etoile d'or

a l'etoile d'or


ご覧にように日本のプレスにも度々出現しているので、知っている人も多いかもですが。
リヨンのベルナションチョコレートを買えるのは、今のところパリではここだけで。
ベルナションはちょっとビター系なので日本人の方が好きかどうかは好みによると思いますが、渋め&大人めの味が好きな人はストライクだと思いますよ!

仕入れ旅行のときはとにかく時間がなくって、おみやげもものすごく短時間で、買えるものを買っているだけですが・・・。
旅行中誕生日だったし、先日お財布もバッグも壊れたので、
「せっかくならおフランスで買って行きたいものだわ」
と思っていたにもかかわらず、結局私物は後回しになり、ショッピングはままならず。
紐がきれていたバッグだけはかろうじて買いましたが、後は結局ほとんど自分のものは今回も買えていないや(涙)。
バッグは、9区の仲の良いヴィンテージのお店で。
ヴィンテージというより新物のMARNIのデットストックを格安で譲ってもらい、満足です。

このヴィンテージショップのお兄さんとは個人的にもいろいろ仕事の話などしていて親しいのだけれど、彼に彼の友達で、サンローランエルメスのショー用のお洋服を製作している会社をやっているN氏を紹介していただく。
3人で一杯のみに行ったのですが、オートクチュールの裏側的話がとても面白かったです。
N氏はお父さんの大からこうした仕事をしていて、現在は12-15人ほど従業員を抱えながら、主にエルメスサンローランを受け持っています。
とっても素敵なお仕事なのだけど、経済危機の煽りをもろにくらっていて、けっこうしんどい、といっていました。
こうしたしモノって文化だから、市場原理にばかり任せていると守りきれず、多少の保護は必要なのではないかと思います。
フランスの場合、比較的モードや手工芸、芸術に関わる人は、日本に比べれば守られているという感じですが、それでもやっぱり大変だよね。

最近は左岸より、右岸のほうが掘り出し物があり、ショッピングが楽しいです。
このお店のある9区や10区は、最近一部的に急速にブルジョワ化して、お洒落なお店がポツポツ出ている地域です。
9区サウスピガール(オドレイ・トトウもこのあたりに住んでいるのだとさ)や、ちょっともう流行りはさった感はあるけれどオーベルカンフあたりは、BOBOと呼ばれるリベラルな新世代のブルジョワたちお気に入りのエリアです。

タグ : KUSMITeaベルナションチョコレートア・レトワール・ドールオートクチュールエルメスサンローラン

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