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2016.02.23 (Tue)

神戸 異人館巡り

先日シェルシュミディのフェイスブックでもいくつか写真をご紹介いたしましたが、昨日神戸の異人館にいってまいりまして、そのお写真をご紹介したいと思います。
京都から神戸へは電車で約1時間。
そんなに遠くないので、例えば以前住んでいた吉祥寺と言う東京の郊外から銀座へ行くまでにかかる所要時間とあまり変わらないのですが、「何となく遠い」イメージがあり、あまり足を伸ばせていませんでした。

横浜の元町は何度か訪れたことがありましたのでそんな感じかな、なんて思っていたのですが、神戸の異人館とても素敵でした!
この北野異人館は洋館がたくさんあり、1日パスなども販売されているのですが、私は美術館でもなんでも1-2個を絞ってみたいタイプですので、今回は2つだけ見学してまいりました。


訪れたのはおそらく一番有名な「うろこの家」

こちらはシェルシュミディのフェイスブックページに写真をアップしましたのでぜひご覧ください。

本日は一休みをしたカフェのオーナーに勧めてもらったのが、ドイツ人商家の館である「風見鶏の館」でとった写真をご紹介いたします。

まずこちらはその名前の由来ともなった屋根の風見鶏。
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外観は赤レンガ。
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1909年頃の建築。
基本的には当時の典型的なドイツ建築ですが、ところどころにアールヌーボーの影響が見られます。
例えばこちらの照明

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そしてドアの取っ手にも。
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一方で天井はちょっと面白い幾何学模様に。
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ダイニングはとてもドイツらしい作りだそうです。
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埋め込まれたステンドグラスもやはりアールヌーボーの影響を受けてとのことでした。
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こちらはこのトーマス一家の一人娘であったお嬢さんの子供部屋でお人形スペースだったそうです。
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これがちょっと泣けてしまいまして裕福だった一家ですが、お嬢さんがドイツの寄宿舎に入るために一家で一時帰国したときにちょうど第一次世界大戦が勃発してしまい一時帰国の予定だったはずが、帰ってこれなくなってしまったそうなんです。
(第一次世界大戦はドイツと日本は敵国でした)

一時帰国の予定でしたから家財一切を残したまま、この館は大日本帝国に没収されてしまいます。
すべての財産を残してきたので、裕福だった一家はドイツで困窮を極めてしまうそうです。
お人形の間まで持っていたきっとのほほんと育っていたお嬢さん、歴史の渦にまきこまれての苦労。
親御さんはどんな気持ちだったかなと思うと、切なくなってしまったのです。

この後、トーマス一家は一時消息が分からなくなりますが、ずっと後年になりその一人娘のお嬢さんが高齢になられてからこちらの館を訪れています。
そのときの気持ちに思いを馳せるとまた、ずしっとくるものがありました。
アンティークとしても素晴らしかったですので、神戸によられた際にはぜひ!
17:53  |  オーナー私生活  | 

2015.12.27 (Sun)

クリスマス&年末の予定について

こんばんは。
クリスマス後の週末で、楽しい時間を過ごされた方も多いことでしょう。
私はといいますと・・・声がかれていてほとんど出ていないです。

クリスマス前に鼻かぜを引いてしまい、他は何ともなく元気なのですが(だるさ等も一切なし)、なぜか声だけでないのです
本当にかなり出なくて日常生活に差し支えるようになって早2-3日。
明日ぐらいには出ると良いのですが・・・。

治らないようでしたら鍼灸医に行ってこようと思います。
最近、時々、針治療を受けるようになりました。
とてもあうようで、以前風邪をひいて鼻がつまってしまったときは、即効よくなりました。


風邪をひいたとき、体調が落ちたときに必ず来る場所ってありませんか?
私の場合、それが気管支系なんです。
咳がひどくなるとか、声がかれるとか・・・。
あとはすこぶる元気なんですけどね。
ということで万が一、お電話を頂きましても「誰?」みたいな声になっていると思いますが、ご了承くださいませ。


クリスマスは大きなイベントこそありませんでしたが、なじみのところで鶏の丸焼きを予約していましたので、それを頂いたり、ケーキもお気に入りのところをホールで予約していましたので(この歳にして大サイズ!)、数日に分けて体重などを気にせずに楽しんでいました。
クリスマスですもんね!

これを機に!?私が愛用しているケーキ屋さんをご紹介いたします。
なんと京都から車で2時間ほど、田園地帯(ある意味ド田舎とも言う)もありcapocapoさんというケーキ屋さんです。



私はたっぷり生クリームが実はそれほど得意ではないのですが、ここのケーキの生クリームはふわりとさっぱりしていていくら食べても胸焼けをすることがありません。
京都の丹波地方にあります。

こんな自然豊かなところにあります。
現地はカフェにもなっていてイートインも可能です。

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あっ、肝心なケーキの写真を忘れてました・・・。
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キャンペーンのお花も好評で、自分が何かをもらうのも良いですが、この歳になりますと「綺麗だった!嬉しかった!」といっていただけるのがサンタクロースさんみたいで楽しいです☆
今年も残すところあとわずかですね。
皆様、お忙しいことと思いますがどうぞくれぐれもご体調にはお気をつけくださいませ。


年末年始は休まず営業しております。
そして1/4-1/10まで久しぶりに休暇を頂戴いたします。
この間、ジュエリーは他の場所へ保管をさせていただくため、一切発送ができなくなります。
ご了承いただけましたら幸いです。

また昨年より年賀状は、クリスマスカードに近い&喪中等が把握できないということもありお休みさせていただいております。
略式にて恐縮です。

22:27  |  オーナー私生活  | 

2015.11.15 (Sun)

パリの同時テロについて

昨日、世界を震撼させたパリの同時テロについて、感じていることを書きます。

昨日より当店でもお世話になっているディーラーさんにメールなどで連絡をしています。
パリ地域に住む何人ものディーラーさんやあるいは友人たちからの声を聞くと、私も一緒に(しっかりしていないといけないのですが)、落ち込みます。
ただ悲しいです。


何も自由を守るべく闘わなくてはならないとか、西欧的な価値観を守る、といった気持ちはないです。
ただあまりの出来事にショックですし、それらが身の回りの近い人から聞こえてくるとこたえるのです。

彼らからも、何かに対して抗議するとか、政治的なニュアンスはまったくなく、
ただ「本当に怖い」「これからどういう風になるかわからない」「絶対的な恐怖を感じた、悲しい」とただ率直な声が多かったです。
私も本当にそう思うのです。


少なくとも身の回りのフランス人から、愛国をあおったり、好戦的な声はまったく聞こえてこないです。
相手を報復として物理的に壊滅させれば解決することではないということは私も感じるところですし、多くの方が感じてらっしゃることでしょう。
一方で何の罪を犯していない人を無差別に殺戮することが、許されることではないです。
放っておくこともできないでしょう。


パリに限った話ではなく、これからの世界情勢がどうなるのだろう?と考えるとその問題の複雑さや難しさから、ため息が出るようなそんな状態に昨日からいます。

皆さんはどう考えるでしょう?
善を持って悪をやっつければよいという問題ではないですし、いったい「善」って誰が決めるのでしょう?
世界の秩序は?平和は?


とにかく努めて(これは親しいディーラーさんにも伝えたことですが、sensitiveな人がこうした映像を見ると参ってしまうのです)映像を見ないようにしていて、日常のことを丁寧に過ごしていこうと私も思っています。
きっと国家同士の戦いではイデオロギーの衝突は解決できないです。
毎日のささやかな生活や、愛情のある生活、そうした個人レベルの思考と行動の集結が実を結ぶことを願っています。
一方でそうした日常のありきたりな平穏や愛情さえ感じられない地域が世界には確実にあるわけで、そうした難しさも感じます。

祈る、ただそれしかできないような無力感に襲われつつ、私はフランスのジュエリーを輸入する者としてきちっと商売をすることで、戸惑いの中にある取引先の人を何かしら支えていけたら・・・と思っています。
無力ながら、そんな一人ひとりの日常を支える力・・・が実ることを切に祈ってます。

犠牲になられた方に、哀悼の意を表します。
一日も早くパリが日常を取り戻せるよう、心より願っています。
17:31  |  オーナー私生活  | 

2015.09.14 (Mon)

せせらぎの音が聞こえるカフェ

さて最近はブログがまじめになっていて、あまりくだらないことを書いてなかったですね。
京都も猛暑がうそのように気持ちの良い日が続いています。
こんな日はふらふらと出かけたくなりますね。

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カフェめぐりは私が京都で最も好きなことの一つです。
なかなか面白いカフェが多いんですよ。
今日はその一つ「せせらぎすへら」さんにいってきました。
弊社の決算の書類の提出期限がせまっており、明日税理士さんと打ち合わせですので、苦手な決算の書類のチェックです。
あー、こういう仕事って苦手!
と言うことでせめてお気に入りのカフェにいかないと、仕事ができないわけです(笑)


お気に入りはテラス席。
目の前は小川が流れて、そのせせらぎが聞こえてきます。
そしてこのカフェ・・・いつきてもほとんどお客さんがいません。
中はデザインカフェのようになっていてとてもおしゃれでお茶もお菓子もとてもおいしいんですけど、本当に空いている!
京都ってどうやって採算をあわせているんだろうと思う、エッジの効いたカフェが本当に多いです。


そして店員さんはいつも「ゆっくりしていってください」といって、時々店内でもいなくなってしまうんです(笑)。
本当にほうっておいてくれるので、お言葉に甘えていつもありえないぐらいゆっくり寛いでいます。
今日は珍しく数字を見ていたら眠くなってしまいまして、そのまま眠ってしまおうかと思ったぐらいです。
せせらぎの音って本当に素敵ですね。
他にもいろいろ面白いカフェがあって・・・かなりいろいろ詳しくなりましたので京都にいらっしゃる際はぜひご連絡をくださいね!
22:01  |  オーナー私生活  | 

2015.09.01 (Tue)

読書タイム 井形慶子さんの本を読みあさってます!

毎年この業界全体、夏は特に8月は閑散期と言われているのですが。
今年の夏は驚くほど忙しかったです、ありがたいことです。
そんなわけでなかなかゆっくりする時間はあまり取れなかったのですが、それでもまぁ夏だし・・・。
秋になればまた年内は忙しいでしょうから(そう願ってます!)、意識的に少しでも自分の時間をとろうとしていました。


と言うわけで読書!
私と言うのはけっこう安上がりな人間で、実は所有欲はあまりありません。
欲といえば、いいジュエリーを見つけると絶対に仕入れたくなります。
しかしそれは自分が所有するためではなく、手に入れてそして自分を介してどなたか良い方のもとに渡ってほしい。
他の人には渡したくない(でも結局売るので、自分のものにするのではないんですよね、笑)
現地のディーラーさんともよく話しますが仕入れはしたいけど案外、自分のものにしたいという方は少ないです、何なのでしょうこの性分!
「でも良いものは絶対に仕入れざるをえないよね!金策なんて後、後!」
なんて盛り上がっています。

さてそんな欲があるのかないのか分からない私ですが、自分的な贅沢はゆっくり本を読むことができることです(^ ^)
ついでに言えば好きな本を躊躇なく買えるだけの経済力はほしいです。。

前置きが長くなりましたが最近お気に入りで読んでいるのが、井形慶子さんの本。
井形さんと言えばイギリス!
以前も何冊か読んだことがありましたが以前は住宅がらみの本を読んだことがありましたが、今は思いっきりイギリスにまつわるエッセイを読んでいます。
フランスにまつわるエッセイはこれまでいろいろな著者の本をかなり読んできまして、イギリスですと知らないことが多いので面白いったらありません。
井形さんの前のめり気味も面白い(個人的に似たものを感じます・・・)!

最近読んだ本は。

イギリス流 輝く年の重ね方
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日本に住む英国人がイギリスに戻らない本当の理由
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3つに分けて人生がうまくいく イギリスの習慣
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あと「イギリス式 年収200万円でゆたかに暮らす 」「生活大国イギリスの知られざる習慣―大人のためのスピリチュアルライフ」。
どれが面白かったかと言うとどれも面白いのですが、「3つに分けて人生がうまくいく 」は個人的になかなか良かったです。
あとスピリチュアルライフの話は、イギリスのそんな側面があったのかとか発見が多くこちらもとても面白いです。

井形さん、ハムステッド(ロンドン北部の高級住宅地)にフラットを買われたそうで、ハムステッドヒースなどにも今度買い付けの後に寄ってみたいなーと思いました。
エッセイって本当、面白いと思う人のものは面白く、著者が異なるとぜんぜん面白くないと感じるのですよね。
私の場合、ひとたび面白いと思うとその人の著書を片っ端から読み漁ってしまうのです(笑)。
フランスのエッセイも最近面白いのがなかなか見つけられないのですが、良いエッセイないですかね~~~。

22:36  |  オーナー私生活  | 

2015.08.09 (Sun)

「フランス人は10着しか服を持たない」 情熱的に生きること

さて本日は久しぶりにジュエリーのことでもなく、買い付けのことでもないことについて書きたいと思います。

「フランス人は10着しか服を持たない」 

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どの本屋でも山積みになっているので、目を留められた方も多いのではないでしょうか?
しばらく前から話題になっていたこちらの本、先日「気楽に本を楽しみたい気分」でようやく読みました!
内容は想像通り、ものすごく深いわけではないのですが、個人的にはとても楽しめました。


カリフォルニアから来た典型的なアメリカンガールの主人公が、パリ16区のクラシックなフランスブルジョワ家庭にホームステイをする中で、物質主義に惑わされすぎないフランス的な豊かな生き方に感銘を受けるというもの。
タイトルだけ見ますとお洋服やファッションの話のように想像してしまうと思いますが、話題は生活全般に及びます。
アメリカ人が見た「フランスのアールドヴィーヴル(art de vivre)」。

著者のジェニファー・スコットさんの視点は、10代で初めてフランスに渡った私の気持ちをまさに代弁してくれているようでした。
内容は比較的ありきたりと言える部分もありますが、そのときのトキメキや感動が蘇ってきて、とても楽しかったです。

アマゾンの批評などを読みますと「ものすごいことは書いてなかった」的な感想も多く、確かに内容はものすごく特別ではないかもしれませんが、それでもジェニファーさんの瑞々しい感性、感動する気持ち。
そして実際にそれを行動に移してしまう情熱は素晴らしいと思いました。


この本に書かれている多くのことは、ある意味では当たり前のことかもしれません。
でも私たちは日常の忙しさの中で、気付いたことを実行しようとすることがなかなかできないですよね。
特に今のような毎日恐ろしいほど蒸し暑い日本では、小さな日常に幸せを見出したり、工夫をしたり、女性として情熱的に生きると言うことはなかなか難しい!?
でもそれですとどこにいようとも、そのまま、変われない・・・
みたいなことをやはりジェニファーさんは書いてらっしゃって、私は彼女の出身地のカリフォルニアのサンタモニカも、会社員の時に何度も仕事で訪れた場所ですので、パリからカリフォルニアに戻ったジェニファーさんの落胆もとても理解できるものでした。

パリは文化的に刺激があり、そしてその美しい風景だけで知的好奇心が搔き立てられる街で、私も買い付けに行くたびにいつもとても刺激を受けて帰ってきます。
でももし感性のアンテナがなかったら、たとえパリにいようともその人の生活は潤いなく、くすんだまま。。。
パリやフランスを切り口にしながらも、私たち全ての女性に情熱的に生きることを、アメリカンガールらしく颯爽と書いている爽やかな本でした。
簡単に読めますのでよろしかったら是非読まれてくださいね!
23:27  |  オーナー私生活  | 

2015.05.19 (Tue)

神戸国際宝飾展

先日、神戸で開催されておりました「神戸国際宝飾展」にいってまいりました。
アンティークジュエリーはほとんどありませんが、ジュエリー全体のトレンドが分ります。

神戸は高校の時の修学旅行以来いったことがなかったので、これを機会にいってみることにしました!

東京の国際宝飾展と開催会社は同じですから、イベントの作りとしてはとても似ています。
しかし数年前に出展しました東京国際宝飾展と、やはりその時代を反映しているなと思うところも多くありましたので、以下気づいたことをご紹介いたしますね。

まず・・・・中国パワー。
先日もササビーズのオークションで、おそらく中国(あるいは中国系)の金余り現象から、希少な宝石がこれまで以上に高く落札されていることが話題になっていました。
下記はカルティエ製のビルマ産ルビーのリング、落札金額 は3030万ドル(約36億円)と驚くべき価格をレコードしたそうです。

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日本で開催されている国際宝飾展も、中国系の方の来客が非常に多く、中国語が非常に目立ち、また中国系のお客様をターゲットにした商品が多くみられました。
中でも昨今何かと話題の「赤珊瑚」の出展が非常に目立っていました。
各社、中国語対応のスタッフも配置し、中国の富裕層の取り込みに余念がありません。


一方・・・現代ジュエリーのクリエイションに関しては国内メーカーも海外ブランドもブース数も少なく、残念ながらあまり盛況ではありません。
私はもちろんアンティークジュエリーが好きですが、やはり現代のクリエイションも面白いと思うことは多いですし、ジュエリー業界全体の盛況は望ましいと思っているので少し残念です・・・。

ひとつ「100年後のアンティークジュエリーを!」と言うスローガンの下に、現代でアンティークジュエリーを意識したデザインで、ジュエリー製作をしている会社さんを見つけました。
確かにテイストとしては似ているのですが、非常に貴金属の使う量が少なめで宝石もとても小さいのが気になりました。
やはり現代でよいジュエリーを作ろうとすると、技術だけでなく素材の制約(昔程よい宝石も入らず、貴金属の値段も高騰している)も大きいのでしょうね。



そしてもう一つ、ピアスキャッチの店で足をとめました。
クリスメラさんという会社で、実は代表の菊永さんは友人が友人で、以前お会いしたことがあります。
スタッドタイプのピアスのキャッチを販売している会社さんです。
特許をとった技術により、まず絶対にピアスが外れない構造になっているのです。
気になりましたので一つ購入、当店のアンティークジュエリーにあわせてみました。


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こちらがオリジナルのキャッチ。

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こちらが「クリスメラ」のなくさないピアスキャッチをアンティークピアスにあわせた写真。

案外違和感なくなじみますね。
アンティークピアスはなかなか高額ですし、ご心配であれば、こうした「なくさないピアスキャッチ」と組み合わせるのも中々良いかもしれません。
いかがでしょう?
色は三色、素材はアレルギー加工されたステンレス素材です。


あと余談ながら、こんな看板の写真を撮ってきました。
ローズカットはアンティークジュエリーらしいダイヤモンドのカッティングですが、ローズカットは現代でもやろうと思えば可能です。
「ローズカットのダイヤモンド→アンティークジュエリーの証拠にはならない」といったことをエピソードで書いたと思うのですが、これがまさに証拠(笑)。
現代でもローズカットのカッティングそのものは可能で、主にインドでなされます。
現代のジュエリークリエイションです。


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現代では東南アジアやインドでそこそこレベルの高いアンティーク風ジュエリーが製作されていますので、そうしたアンティーク風ジュエリーと本物のアンティークジュエリーがごちゃまぜにならないよう、願うばかりです。
特にロンドンのマーケットでは、この二つがかなり一緒に売られています・・・。
パリでも年に2回開催されるもっとも大きなアンティークフェアの(つい先日も、セーヌ河岸で開催されていました)屋内ブースにさえ、近年はこうしたアンティーク風ジュエリーが「アンティーク」として販売されています。
そういうのを見ると私は本当に胸が痛いのですが、売られている方は案外堂々とされいていて、
「ねぇ、これアンティークジュエリーじゃないよね?」
と以前、聞いてみたことがあるのですが・・・。
「そうよ!混ぜて売ってみてるの。オーセンティックなアンティークジュエリーの横においてみたわ、どうかしら?」
と悪びれずに言われたことがあります。。。
色々とアンティークジュエリーについて、また宝飾界全体について考えさせられる一日でした。


神戸は海と山の両方が見えて風光明媚、美しい街ですね。
10:10  |  オーナー私生活  | 

2015.02.08 (Sun)

アンティークアクアマリン指輪(楕円形、アールデコ、18ctホワイトゴールド)

本来のアンティークジュエリーの話と異なりますが、当店のお客様にはやはりフランス好きな方も多く、時々パリ情報等について聞いてくださる方もいらしゃいますので。
昨今のパリの治安事情について、思うところを書いておきますね。


先日おきてしまったシャルリー・エブド襲撃テロ事件、そしてその後の中東での邦人の人質事件など、世界で心配なニュースが多いこのごろ。
パリは大の観光都市で今現在も多くの日本人観光客が訪れていて、特に中心部はそれなりの治安が保たれていますが、それでもフランスの治安や日本人がおかれているリスクは以前より高まっていると考えたほうが良いのではないかと私は思っております。


日本での報道は小さかったですが、シャルリー・エブドの少し後にパリ北西郊外コロンブの郵便局で、カラシニコフ自動小銃などで武装した男が押し入り、人質2人を取って立てこもった事件が起こりました。

実はこのとき、シェルシュミディのブログでもよく出てくるパリの友人が、すぐ近くのビルにいまして動けなくなってしまったんです。
彼のフェイスブックでリアルタイムに、

「パトカーやヘリコプターなどでいったいは完全にブロックされ、バスなどの交通機関は完全封鎖。自分もビルから動けない状態で怖い・・・」
と言った投稿がありました。
(その後、無事に犯人は捕獲され、彼も家に帰れたそうですが・・・)
それを見ながら本当にパリの治安も怖いことになっているな・・・と思った次第です。


今、パリに行くなら、私なら以下のようなことに気をつけます。

1)航空会社を選ぶ。
欧州系の航空会社は愛想はないですが、安全面では案外しっかりしているところが多いです。
例えば昨年アムステルダム-マレーシア間のマレーシア航空の墜落事故がウクライナ上空で起きてしまいましたが、ほとんどの欧州系航空会社は、あらかじめ紛争のあるエリアの上空は飛ばないという対策をとっていたと聞きます。
あとは日系の航空会社がどんな対策を取っているか等比較して、事故の少なそうな航空会社を選ぶかなと思います。
エールフランスはいつもは愛用していますが、シャルリー・エブド事件の直後ですので、私なら今このタイミングでは避けると思います。
日系の航空会社も今の時点では避けるかな、、、このあたりは考え方次第だと思います。


2)宿泊場所を考える
私なら今、パリのホテルはやめておくと思います。
しっかりとしたエージェントの紹介するセキュリティーのしっかりとしたアパルトマンにすると思います。
ホテルはなんといっても不特定多数の人が泊まれますので、治安の面では劣る気がするのです。
一方パリの短期貸しのアパルトマンは、エージェント次第です。

正直ピンきり!
私がいつもお願いしているのは、ある日系のエージェントが管理しているアパルトマンで、この会社が管理しているところには何回もお世話になっています。
いずれもセキュリティーがかなりしっかりしているので安心のと、バックアップ体制が万全なので、ここはお値段的にはすごく安いというわけではないのですがお薦めはできます。

パリの高級アパルトマンになりますと、入り口で1-2箇所のオートロック、またエレベーターも鍵がないと使えないと言ったところもあります。
そこまでの設備のところは少ないですが、やはり入り口のオートロックがあるところで、2F以上のところが良いのではないかなと思います。
あと駅からの近さ。
特に女性の一人旅でしたら、夜のお出かけに駅から近いところを選びたいですね。


3)公共の場所で日本語を大きな声で話さない。
異国の地で異国の言葉は妙に目立つもの。
テロ絡みでなくともパリはスリなども多いですから、「とにかく観光客です」みたいに見えるのは避けたほうがベターかと。
レストランなど比較的クローズな場所ではOKだと思いますが、地下鉄や電車の中ではあまり日本語を周りに聞こえるような声で話すとかは避けたほうがよいかもです。

4)荷物を多く持たない、特にブランドのバッグ!
これはやはりスリに狙われるのを避けるために、やめておきましょー。
お買い物をしたときも「治安上、エコバッグに入れたいので」と言えば悪い顔はされないかと。
記念に紙袋を持ち帰りたいのであれば、持ち帰りたいと言えばくれるはずです!


5)危ない場所に行かない
何を当たり前のことを言っているのといわれそうですが、それに尽きそうな。
「危ない場所」というのは一般的に治安の悪いといわれているところ、そして人の集まる場所です。
例えば空港や駅なども、テロがらみでは一番怖いところです。
どうしても使わなくてはいけないところですが、なるべく短時間でそして周囲に気をつけながら過ごしたいものですね。
(不審な人物や荷物などに注意しましょう)

パリで治安の悪い場所については、たくさんありますが、代表的なところをあげておきますね。
パリの北部と東部です。
シャルルドゴール空港の近く、ここからパリ市内へと向かう地域は治安が悪いです。
空港とパリ市内を結ぶ高速鉄道のRERは、私は基本的に使いません。

また観光客が多く訪れるクリニャンクール蚤の市のエリア(実はここはパリ市ではない!)、ここも非常に治安が悪いです。
朝夕は避けて、日中も周りに気をつけてくださいね。
私はこのあたりの雰囲気が好きではないのと、ジュエリーに関しては好みのものがまずないので、何年も足を踏み入れていません。
そもそも地下鉄4号線は北駅以北はかなり雰囲気が悪いので、気をつけてください。
観光客は普通いかないところですが、地下鉄5号線の東の先のほう(ボビニー市はフランス人も怖いと言うので有名!)もやめましょう。

あとは昔から北駅の近くは治安が悪いことで知られています。
最近マシになってきているとはいいますが、具体的にどこが悪いかといいますとbarbes Rochechouart駅 、chateau roug駅のあたりの18区東部、ドラッグのやり取りなどもある地域です。
La chapelleのあたりは、遠くから見るだけでも怖いです!
BlancheやPigalleのあたりはモンマルトルの丘があり観光地でもありますが、最近治安はだいぶよくなったとはいえ夜は避けたほうが、女性の宿泊先としてはお薦めできません。
郊外系ではサンドニやクリッシーのほうは、中心部よりお手ごろな価格のホテルなども多いと思いますが、よほど慣れている男性とかでなかったら避けたおいたほうが良いかと。
18,19,20区は最近、再開発で綺麗なところもあるんですが、やはり特に慣れていないとかだったら宿泊先としてはやめておいたほうがいいのかなと思います。
ベルヴィルとか観光地にもなっていますが、行きたいのであれば昼間行ったほうが良いのかなと。



以上、シェルシュミディ的パリの治安情報でした。
かなり慎重なことを書いていますが、これは万が一のためで。
私の場合、特にフランスにいるときは買い付けで貴重品をもっているので、ちょっとした引ったくりも命取りになるので、かなり気をつけています。
観光でいかれるならそこまでシビアにならなくても良いのかもしれませんが、それでも備えあれば憂いナシで!
偶然このブログを見に来た人にも、何かのお役に立てれば幸いです!


下記は先日アップしたアクアマリンの指輪です。

アンティークのアクアマリンって、今のアクアマリンとはっきり色が違います。
淡くてとても綺麗な水色をしています。
現在のアクアマリンは緑色から黄褐色の緑柱石を熱処理したものがほとんどで 、アンティークジュエリーで使われているアクアマリンと大きくクオリティーが異なるるからです。


この頃のアンティークジュエリーで使われたアクアマリンはブラジル産が多かったとのことなるほどです!
今はもちろん枯渇してますよ。

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22:43  |  オーナー私生活  | 

2015.01.08 (Thu)

フランス週刊誌社へのテロ 哀悼の意を表します

昨晩、恐ろしいニュースが。
風刺週刊紙シャルリー・エブドのパリの本社がテロリストたちに攻撃されたとのこと。
風刺漫画家の4人を含む既に12名の方が亡くなられています。


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あまりに残酷なこの事件でお亡くなりになられてしまった方々とご家族、そしてそれを嘆いている全ての人たちに深く哀悼の意を表します。
風刺漫画というのはフランスの文化そのものでもある、以前から感じていました。
時に残酷でえぐいことも描かれています。
日本に関してもこれまで物議をかもすような風刺漫画が数多く描かれてきて、大使館が抗議したこともあります。
しかし右も左もいかなる国にも宗教にも臆せず描くのが風刺であり、ジャーナリズムでもあります。


私の周りでも、facebookなどで多くのフランス人が非常に強く反応をしています。
今回特にむごいと感じるのは報道機関、編集部を直撃しているところです。
「自由、特に表現・報道の自由という価値観そのものに対する攻撃」
と感じているフランス人が多いようです。

「こうしたテロ行為は、すべての差別をなくそうとしている人たちや、他者に寛容であろうとしている人に対する攻撃だ」
と書いている友人がいました、その通りだと思います。

犠牲者、そして多くのパリの友人、残酷な事件を嘆いている数多くの人たちに哀悼の意を表すると共に自由、平和のために祈ります、黙祷。


11:02  |  オーナー私生活  | 

2014.09.28 (Sun)

日本の色、ヨーロッパの色

ずっと書こうとおもっていて失念しておりました展示会があります。
少し前に京都の高島屋さんで開かれていた展示会「染司よしおか 日本の色 吉岡幸雄の世界  ~カッシーナ・源氏物語との出合い~ 」

これすごく良かったです。

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ちょっと面白い展示会で、簡単に言いますと。
「日本の古代色を蘇らせることに反省をかけられてきた職人さん(吉岡さんと言う方)の源氏物語の色の再現xイタリアのデザイン家具メーカー・カッシーナとのコラボ」です。

源氏物語には実にさまざまな色の表現がでてきますね。
特に紫や朱の色などが実に豊かで、「これを現代に蘇らせたらこんな色になりますよ」というのが再現されていました。
そこになぜかイタリアのカッシーナーの家具がとても合うのです。
それをあわせてくれています。


カッシーナは私も実は大好きなんです。
高級家具メーカーはもちろん他にもありますが、なんといいますかデザインにしろ色にしろ、なんだか私的にはツボなのです。
艶っぽいから。
それに源氏物語の色の世界が展開されるというもう垂涎の世界でした。


本当に色合いが素晴らしく、当時の色の艶やかさにタイムスリップした感じ、日本の昔はそれは豊かな文化があったのだなとため息が出ました。
そしてコーディネイトされている方の抜群のセンス、色の合わせ方など非常に刺激を受けました。

実は私がフランスのジュエリーにこだわるのは、一番の理由が「色」です。
色が綺麗なのです。
そして不思議と「フランスの色と日本の色(特に古代色)はあうな」、と私も思っていました。

時を同じくしてパリの高級百貨店ボンマルシェでは「日本展」が行われ盛況だったようです。
相思相愛の日仏文化、色の果たしている役割は大きいのではないでしょうか?
今も頭から離れないぐらい、鮮明な印象を受けた展示会でした。
それでなかなか私の言葉では表現できなくて、ブログに書くのが遅くなってしまって申し訳ございません。

染司よしおかさんの色の世界は本にも表現されており、もしよろしかったら本もご覧になられてください。
見ているだけでうっとりとされることでしょう。

源氏物語の色について書いていたら、この写真をアップしたくなりました。
ガーネットのジュエリーをまとめた写真。
秋が深まる頃、ガーネットはどうしても脳裏から離れなくなる宝石です。

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23:16  |  オーナー私生活  | 

2014.07.01 (Tue)

琵琶湖の絶景カフェ

週末にずっと行きたかった琵琶湖の絶景カフェへいってまいりまいた。
シャーレ水ヶ浜。


京都から行きますと琵琶湖の反対側にあるので結構遠かったのですが、大満足です。
すばらしい絶景でした。
コーヒーを飲みながら風に吹かれて、いつまでもいたくなります。
こんなところでちょっとメールを打ったり軽くお仕事ができたりしたら最高ですね。
うちから1時間半かかるのでそんなにしょっちゅうは来れないかもしれないですが、また癒されにきたいです。


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帰りはそのまま琵琶湖大橋をわたり、琵琶湖の西側(京都側の大津と言う街です)まできてやはり湖を見渡せるカフェへ。
なぎさwarmsというオーガニックカフェで地元の有機野菜などを使った美味しいカフェでした。
お味&景色が両立するお店って少ないと思うのですがこちらはばっちり。
休日でしたので込んでいるのが難でしたが、大津まででしたら京都からも電車や地下鉄でもすぐですのでまたふらりと寄りたいと思いました。


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京都の隣の県でありながら、なぜか今まで「滋賀に行こう!」と思うと急な用事や悪天候などで行けずにおりましたが、ようやくリベンジできました。

実は先日パソコンが壊れてしまい、落ち込んでいたのですが、ずいぶん元気になりました。
だいぶ前から怪しかったですし、日常的にバックアップは万全にとっております。
取り急ぎ、仕事は出張用のノートパソコンでとりあえずこなせておりますので業務には差し支えございませんが。
またいろいろとソフトの設定などを行わなくてはならないので気が重くはありますが、良い景色も見ましたしがんばります!
業務は行えておりますので、どうぞ何でもお気軽にご連絡をください。




12:14  |  オーナー私生活  | 

2013.11.28 (Thu)

フランスのお天気お姉さん

そういえば少し前のことなのですが、フランスサッカー代表が見事?ワールドカップ出場を決めた時。
(ずっと不調が続き、出場がかなり危ない状態になっていたところ、最後は何とか頑張って出場を決めたと言ういきさつがあります)

フランスで人気の美人お天気お姉さんドリア・ティリエが、
「フランス代表がワールドカップ出場を決めたら脱ぐわよ!」
と公言していて話題を呼んでいたのですが。

何と、本当に脱いだ!ということで更に話題になっていました。

この番組、そもそも風刺番組で人気があるのですが、私も動画になっていたので見ましたが、そのお姉さんが「お約束を守った放送」もユーモアたっぷりで面白くてたまりません。
ヌードヌードと言うといやらしい感じですが、実際は遠いアングルで撮っているので全然いやらしさはありません。
むしろそんな公言をまもって、ユーモアたっぷりできりかえしたお天気お姉さんがあっぱれです。
またそれを許すカルチャーって、こうところはフランスの成熟した文化だと思います。
とても面白かったので皆様もよろしかったら是非ご覧ください。


日本のニュースでは「ヌード」のところが強調されていますが、そういうやりとり、ユーモアが面白いのです!

このサイトがその会話の部分もとてもよくまとまっていました。
http://www.franceplusplus.com/2013/11/a-poil/


月曜ですが、京都の郊外にある里、大原と言うところに行ってきました。
ここ紅葉がとても有名なんです。
今年は色があまり鮮やかに出ていないとはいうのですが、それでもなかなか美しかったです。


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京都駅からだと小一時間ほど、京都の地下鉄の最終駅からバスで20分ほどです。
ちょっとしたプチトリップですが、里全体が紅葉の山みたいな感じです。
紅葉の季節じゃなくても、温泉があったり。
日常を離れてほっとできる場所なのでお薦めです。
22:05  |  オーナー私生活  | 

2013.09.15 (Sun)

アンティークオールドカットダイヤモンドリング(5石リング、イエローゴールド)

少し季節はずれになってしまいましたが、夏休みをいただきました。
どこに行ってきたかといいますと、マレーシアのランカウイという島です!

ランカウイは、リゾートがお好きな方ならご存知の方が多いかもしれません。
アジアではタイのサムイ島に並ぶ、人気のリゾート地です。


でもそれほど商業的になりすぎておらず、今回かなり良いリゾートホテルに泊まっていたのですが、スタッフの方もとても温かみがあり大満足です。

ランカウイはフォーシーズンズ他、多くの高級チェーンも参入してきているのですが、私は今回、地元で20年以上営業をしている、老舗のリゾートにしました。
客室などはピカピカというより年月を経ていい感じに落ち着いているのですが、とても綺麗に手入れをされていて、昔つくったからかな、とにかくスペースが贅沢。
しょっちゅうプールの水を替えてくれたり、本当に親切で好みでした。



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こちらがプライベートビーチ。あまり海では泳げなかったけど・・・

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こちらのプールで遊んでました。

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プールサイドに小鳥さんたちが遊びにきます。
小鳥さんは可愛いのですが、一度蛇がでました。
スタッフの方は「優しい蛇だから大丈夫」と言うけど、怖い。

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敷地内のレストランでのご飯は、さすがに何日もいると飽きてきました・・・。


難をいいますと、なんと雨季でした

滞在中の半分以上は雨が降っていましたので、「マリンスポーツがしたい!」「海に入りまくりたい」と言うかたがたにはお薦めできない季節です。
もっとも私の場合、リゾートにきて言うのもなんですがどちらもそれ程興味がなく、単に綺麗な景色をみてのんびりしたかっただけですのでOKです。


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基本的に敷地内でぶらぶらしていただけですが、一度やる気?を出して、マングローブツアーにも参加してきました。
お猿さんにパンをあげることが出来て大満足です。

ランカウイ、かなりお薦めです。
ちょっと非日常を味わいたい!と思いましたら、ぜひ。
案外身近です。

昨日アップいたしましたハイクオリティーのダイヤモンドの指輪。

この指輪と見つけた時、遠目でもあまりにダイヤモンドが透明に強く輝いていたので手にしたところ、やはりあまりにダイヤモンドが美しいので連れて帰ることにました。
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ダイヤモンドがとても大きく美しくその割りにリーズナブル、と言うことでかなりご反響をいただいております。
サイズが現状18号と大きめでみなさま、それを気にされるようですが、デザイン的にはサイズをかなり小さくしても違和感は出ないデザインです。
サイズダウンの際は、このデザインですと3,150円を見ていただけましたら大丈夫です。
足が早そうですので是非お早めに!
20:03  |  オーナー私生活  | 

2013.06.21 (Fri)

不完全な美

留学時代のフランス人の友達が京都にきているということで、これまでどのフランス人も「ここが一番!」と口を揃えていう竜安寺(龍安寺)にご案内してきました。

竜安寺といえば石庭が有名ですね。

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でもこうして写真で撮ってしまうと美しさが全然伝わらないですね。
究極に象徴化された素晴らしい庭、15つの石がどの角度からも全部は見れないように計算されています。

そして以前は石庭の印象しかなかったのですが、他の庭そして山を借景にした風景が美しいこと。
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この庭をみてそのフランス人のお友達
「こんなに綺麗なもの、これまでの人生ではじめて見た」
と大感激でした。

ちょうどその日、京都も大雨が予想されていたのですが、幸い、お昼過ぎぐらいまではぽつぽつ雨程度で、その雨の雫が艶やかに光り、ますます美しかったです。

そして二人で広い回遊庭園をぐるぐるし、「おなか空いたね」なんていっていたときに出会ってしまった、こちら、西源院(せいげんいん)。
龍安寺のお庭とつながった精進料理のお店です。

少し高めではあったのですが、「どうする?行くでしょう!」みたいな感じで行ってきました。


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こちらそのお店から見えるお庭。
味は正直それ程期待してなかったのですが(場所が良すぎるので)、とてもおいしくて、そして何より目の前の景色にうっとり。


ちょうど庭師さんがお庭の手入れをしてくれていて、「やっぱり熟練した庭師なのかな。」と聞いてくるので。
「それは、そうでしょう。だってこの美しさって不完全なものだから・・・」と自分で応えていてはっと思ったのですが。
ここの美しさって不完全な中の完璧な美しさなんですよね。

フランスのジュエリーを見ていて思うのは、フランスの美って「規則性とか完璧さ」なんです。
(普段のフランス人のザックリ加減を見ていると信じられないと思うかもしれませんが、フランスの美はフランス庭園を見るとその緻密さや色使いにあるのがよく分かります)
ですので龍安寺の「有と無」で作る、自然と一体化した空間美とは対照的な綺麗さです。


ちょうどご飯を食べている時に、とても強い雨がざーっとふってきて、それを内側から眺めると、木々や葉っぱに水が光りこの世のものと思えないほど美しい。
友達ももう言葉をなくしていて。
「本当にありがとう!ともこがここに連れてきてくれたおかげ。美しすぎて何と表現していいか分からない。
今まで見た何より美しい」

と喜んでいました。
喜んでもらえて良かったです。

私のフランス人の友だちはほぼ皆、このお寺にはまります。
究極的に「日本」なんですよね。
私がフランスのジュエリーに惹かれるのも、それが究極的にフランスで、それがジュエリーというとても小さなものの中に凝縮されているから。
ジュエリーもやはり文化ですね。


最近アップした指輪。

5石のダイヤモンドが横一列に並んでいるのですが、良い意味でその表情や煌きが、均一的でないです。
ルーペでじっくり観察すると、真ん中の一番大きなダイヤモンドだけがローズカットになっていて、残りの4石がオールドヨーロピアンカットになっています。


フレンチな美学を感じる指輪です。

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12:26  |  オーナー私生活  | 

2013.06.17 (Mon)

アンティークダイヤモンドピアス(オールドヨーロピアンカット、ローズカット)

週末は、東京に出張できていた留学時代からのフランス人の男友達が、京都に遊びに来てくれました!
そして同時期にこの学校に留学生としてきていて、今、奈良に住んでいる日本人の女友達とそのご家族も京都に車できてくれたので、再会を楽しみました

この奈良に住む女の子は、わたしがずーっと東日本にいて、彼女はずーっとにし日本にいたので留学時代、つまり20歳の頃から一度も会ってなかったのです。
共通の友達がいるので、少し風の便りで近況を聞いてはいたのですが。
昨日久しぶりに再会を果たし、彼女の口から色々な話を伺ったところ。


ものすごくドラマッティックといいますか、普通の女性だったら再起できなかったのではないかと思うぐらい大変なことがいくつか重なっていて。
彼女たちを送った後、しばらく茫然としてしまっていたほどでした。


でも彼女はむしろ20歳の頃より美しくなっていて、大変だったこともとてもしなやかに乗り越えていて素敵なまま、と言うか今の方が20歳のころ以上に素敵でした。
なんか、良いものをみせてもらった、そんな気になりました。



女性の人生、大なり小なり色々なことがあるものではないでしょうか?
人からすると「たいしたことじゃないのでは?」、と思うことが本人にとってはつらいということもあるでしょうし、みんなそれなりにいろいろなことをくぐり抜けてきてるんですよね。


私たちは今、30代後半なのですが、これぐらいになると純粋無垢で何も知らない美しさと言うのはもう無理だと思うんですよ。
色々なことを経験したからこそ持てたたくましさとか繊細さとか、そんな清濁を併せもった存在になっていくんですよね。


日本ってそうしたマチュアな女性に対する評価がまだまだだなと思うことが多いのですが(AKBとかが持てはやされている国ですからね・・・)、私の知る限りそうしたマチュアな女性の魅力が開花していると思うのがフランスです。
これから日本も時代が変わっていくでしょう。
そうした女性が増えて、私もそうなれたらいいなと思います!



最近、写真を更新した二つのジュエリー。
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左:定番のダイヤモンドのピアス。この手のものは一つお持ちになることをお勧めします。

フランスアンティークジュエリーの定番的存在です。
「ダイヤモンドx18金ゴールドのピアスは」特に1900年前後のフランスのアンティークジュエリーで作られれたものが多いです。
しかし定番といっても石の大きさやモチーフ、細工などはひとつずつ不思議なほど違い、思わずいろいろコレクションしてしまいたくなるアイテムです。
ピアスはつけ外しが頻繁に生じ、顔に非常に近いところに着けるジュエリーですから、ジュエリーの中でも最もクオリティーが求められます。
当時のこうしたダイヤモンドピアスは、非常に作りが良く丈夫。
手作りで作られたバネやセッティングが、現在のピアスにはないタフさを持っています。



右:シェルシュミディでは珍しい40sの指輪。ちょっと肉厚でラグジュアリーな感じのする、普通のアンティークジュエリーとはまた異なった魅力です。
40sと50sでもまたデザインが大きく変わってくるのですが、私は40sのものはとても素敵だと思っています。

あとこちらが新着。
一見シンプルでいてとても手の込んだ、ダイヤモンドのカッティングが面白い指輪です。
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09:54  |  オーナー私生活  | 

2012.04.28 (Sat)

京都に行ってきました

先日久しぶりに4日お休みをいただいて、京都に行ってきました。
春の京都です
↑といってももう夏かと思うほど暑くて27度とか、真夏はどんなになってしまうのだろうかというほど本格的な真夏日でした。


京都は5回目ぐらいになるでしょうか、やはりとても好きな街の一つです。
パリもそうですが、好きな街って、その年ごとに違う楽しみ方ができるんですよね。
だからリピートしたくなる。

以前はお寺とかを中心にまわったように思いますが、今回は茶屋でお茶をしたりとか日常っぽい生活をすることが楽しかったです。

お寺はあまりいかなかったのですが、それでも毎回必ずいく銀閣寺と、今回はじめて下鴨神社にもいってきました。

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世界遺産なのですね。
二手に分かれた鴨川に挟まれた下鴨というエリアも、閑静でとても素敵でした。


ぜんざい系もよく食べました。
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こちらの写真は黒豆が上品で美味でした。
写真はとりわすれてしまったのですが、黒豆ティーというのがけっこういろいろなところにあって。
これは黒豆でとった温かいお茶をアイスにかけて飲むといったもので、さっぱりしていて健康的でなかなか良かったです。
京都は黒豆の産地?ですしね。

東山のほうもやはり情緒がありますね。

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こちらは白川という川というよりせせらぎのような美しい川が東山にながれていて、そこは今回訪れたのがはじめてでした。
とても情緒がありこういう観光名所ではないさりげなく美しい場所っていいですね。


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今回は割りと街中のウィークリーマンションを取ったのですが、この白川を散策しているときに、上記のような一日一組しかとらないという旅館を見つけました。
川に面していてとても素敵だったので、思わず写真を。

ウィークリーマンションは、案外することが多くなってしまい(片付けとか・・・)、やはり次回は旅館かも!?と早くもそんなことを思ってしまう素敵な風情の館だった(←外観からしかみてませんが)のです。

京都の魅力、つきませんね。
これからGWがはじまりますので、日本各地色々なところにご旅行に行かれる方も多いことでしょう。
私は早めのGWをいただいてしまい、本当のGWは逆に仕事になってしまいそうですが、いずれにせよたまにはブレイクっていいものですね。

お待たせしてしまっておりました発送なども明日より再開いたします。
数日間、ご迷惑をおかけいたしました

23:06  |  オーナー私生活  | 

2012.03.09 (Fri)

the artist(アーティスト)

最近見たいフランス映画がいくつかあって。

まずはこちら↓
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先のアカデミー賞で栄冠を手にした「the artist」。
意外な事にフランス映画がアカデミー賞の作品賞を取るのはこれが初めてだそう
まぁ、フランス人のことだからアメリカ映画主流のアカデミー賞はそれ程気にしていないのかもしれないですが(フランスにはフランス版アカデミー賞のセザール賞というのがあります)、それでも盛り上がっていることでしょう。

この映画ポスターの通り、白黒&サイレントの映画なんです。
ハリウッドの黄金時代に、無声から有声に移行できず干されていく俳優とそのラブストーリー。

ということで、何か白黒映画なんてものすごく久しぶり!
来月から公開なんですって、これは早く見に行かなくっちゃ。

あとこれはフランス映画というわけではないんですが、ウッディアレンの新作「ミッドナイト・イン・パリ」がパリを舞台にしたラブストーリーということで。

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これもパリ好きな私としては見に行かないと!!!
ウッディアレンは、パリが余程好きなんですね。
彼が描くパリは優しさがあって私はとっても好きなのです。

昔友達に「アメリカ映画には興味ないの?」
って言われて。
ウッディアレンなら」
と答えたところ。
「それってアメリカ映画なのかな・・・」
と言われたことが。

うーん、微妙です。

そしてこのウッディアレンのほうは特に皆様にも見ていただきたいです!
というのも舞台がパリというのはもちろん、1920年代のパリなんですよ。
シェルシュミディがもっとも得意としているローリングトゥエンティーズです。


芸術のパワーに包まれていたパリ。
たくさんの類稀な天災芸術家(アーティスト達)がそこら辺にごろごろと集まっていた時代。
来世があるなら、絶対に行きたい時代が20年代のパリなのです!

もちろん現在撮影したものですが、その時代の雰囲気を再現していると思うので、アンティークジュエリーお好きな方は楽しめるのではないでしょうか。

タグ : ウッディアレン パリ 1920 ローリングトゥエンティーズ アカデミー

22:34  |  オーナー私生活  | 

2011.03.20 (Sun)

3.11を越えていくということ

地震に津波に、原発問題。
この一週間は私たち日本人にとって「国難」というべき試練の日々でしたね。

アメリカ人にとって9・11を境に世界がかわったように、私たち日本人にとっては3・11を機にいろいろなものが変わるのだろうと思います。
いままで当たり前と思って享受してきたことが崩れてみて愕然としますが、失ったところから這い上がってきたのが日本という国なんですよね。


シェルシュミディの取引先のフランスのディーラーさんからもたくさん毎日のようにメッセージをいただき、「家にとめてあげるから家族と一緒に逃げてきなさい」などといってくれました。
そういっていただくと嬉しいのとともにそこまで心配されているのだと、事態の深刻さに今一度気づかされたりしていました。
海外から見ると、入ってくる情報が津波の被害の映像やら原発の危機だけだったりするので、首都圏では案外普通の生活がいとなまれているにもかかわらず、それだけしか見えないことで余計心配になるのかもしれませんね。


あまりの被害に絶望的な気持ちになりつつ、他の人のために働いている人たちやお互い譲り合っているところなどを見ると、日本の底力を感じ、勇気づけられました。
特に危険を冒しながらも任務を遂行してくれた自衛隊や消防隊員の方々の姿を見ると、こうした人たちのおかげで日本という国は支えられてきたのだなと。
被災者の方たちに深い哀悼をささげる一方で、私たちは前を向いて歩いていかないといけないんですよね。

3.11を機会に硬直した悪い日本のシステムにさよならをして、新しい価値観、自分の欲だけじゃなくて、他の人と共生していくといった価値観が出てくるような、そこからまた新しい日本の力がわいてくるのではないかという予感がしています。
予感というより、私はこれからの日本がずっとずっと良くなっていくものと確信していて、日増しにその気持ちは強くなってきています。

そのために自分ができること、会社ができること考えていきたいです。

シェルシュミディでも3月分の売り上げの一部を寄付させていただきます。
具体的にどこの機関に寄付するかはまだ検討中なのですが、これからの世代のために、震災で孤児になってしまった子供たち等の支援に寄付できたらと思っております。
このあたりはまた確定しましたらHP上などでも公表させていただきます。
皆様のご理解をいただけましたら幸いです。



美しいものには人の心を癒す効果がありますから、自粛しておりました新商品のアップもそろそろ再開していきたいと思います。
その昔、日本よりずっと離れた場所で職人たちが心を込めて作り上げたジュエリーが、数十年後遠く離れたこの日本で再び人の心に灯りをともす、当時の職人さんたちはそんなことを露にもおもっていなかったでしょう。
そう考えると現存するアンティークジュエリーは、これまでどんな災害も事故もくぐりぬけてきた強運の持ち主ですね。
いまその力を発揮してもらって、ちょっとでも皆さんの心を明るくできたらと思います!
皆が通常の仕事に復帰することで日本経済が通常化していく原動力にものあるでしょう。
それが直接的には震災にあわなかった者の勤めでもあるのかもしれないですね。
10:39  |  オーナー私生活  | 

2010.09.29 (Wed)

ルクセンブルクの育児事情

最近、日本では女性の出産・育児に関する制度の整ってなさがよくニュースなどでもとりあげられているけど。

そもそも産むところも預けるところも足りていないのに、少子化とか言われてもねぇ。

私の女友達で最近、ルクセンブルクで出産した子がいて(彼女は日本人!)、いろいろ聞くと、
やっぱりぜんぜん「産む環境」が違うんです。


まず

出産費用はもちろん、ただ


日本も手当てとか出るけど、特に都心ではぜんぜん足りないで半分ぐらい持ち出しになることも多いんだよね。

保育園はたまたまかもしれないけど、彼女の家から200メートル!!!


通勤は、車で15分

そしてたっぷりとした産休のあとは1日4時間の就労から復帰できるそう

*ちなみに彼女の仕事はもともとパートタイムとかではなく、バリバリの高いキャリアポジションです!

いやはや、私のみの周りでも最近ちらちら子供を産んだ女性が増えているんだけど、日本では共稼ぎの場合、かなりきつきつの生活にはなるんだよね。

朝早くおきて、(幸運にも受け入れてもらった場合は)保育園にフルフルで預けて、残業までする!

みたいな。

ヨーロッパはさすがに整ってますね。
出産後の女性の社会復帰がもっとスムーズにうまくいけば、日本の社会にとってとてもプラスになるのにね。
今や女性もバリバリ働いてきた人多いし、社会復帰して稼げばまたそのお金を使うわけで、経済も活性化
そしてもうちょっと子供といれる時間が増えるようにしてあげれば、子供ももっと寂しくないし。(時短とか)
安心して産んで職場復帰できる環境整ええれば、もっともっと産みたい人はいるだろうに

う~~~ん、このあたりはやっぱり一朝一夕にはならず、というところなのかなぁ。
社会のメンタルの面の変化も必要ですよね!



最近アップした商品。
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左:お花の形をしたダイヤモンドピアス。全体のお花の形がとってもチャーミングなのです。ダイヤモンドがたくさん入っているのに渋く落ち着いた雰囲気で、アンティークらしい魅力満載です!

右:とってもアールデコなピアス。難易度の高いオニキス使いが見事です。こちらはあっという間にSOLD!

タグ : ルクセンブルク

13:01  |  オーナー私生活  | 

2010.06.07 (Mon)

アンティークダイヤモンドリング(1900年頃フランス、18金ゴールド)

この週末は久しぶりに、随分ゆっくりした週末でした。
考えたら5月は、1日丸ごと休んだ日がほとんどなかった

たくさん寝て食べて、そしてひたすら1Q84の新作を読んでいました。
最近でたBook 3をようやく読んで、そしたらbook1&2ももう一度読み直したくなって、最低限の仕事以外は休むか食べるか、本を読むかという息の抜き方。


ときどきこれぐらい息を抜くのって大事かもしれません。
なんだか5月を走り抜けたせいでいろんなひらめきとかが最近欠如していたのですが、たくさん休んだあとは。
「あそこをこういう風にしたい、こんな備品を買い足さなくっちゃ!」
とか日々の業務以外のこともようやく頭がいくように、だいぶ頭がクリアになってきました。

馬車馬のように走ることもときには大事だけれど。
でもがむしゃらにがんばるというのは短期間で効力を発揮することはあっても、ずっと走り続けることは少なくとも私には、なかなかできないものです。

話は1Q84に戻りますが、素晴らしいですね。
話的にはこれでエンディングに思えますが、おそらくbook4がでてそれが過去に遡る形で1984年の1-3月のことを書くのでは!?と想像(いえ、期待をしています)。

特にリトルピープルのこととかマァザとドゥタのあたりが、かなり頭がおいつかなくて、1&2を読み返してなんとなくクリアにはなってきたのだけれど。
もうちょっと「続き(過去!?)」を読んでみたい。
あと、1984以前の過去(学生運動の頃のこと)と1984にもうちょっとリンクがあるということなのかなと、個人的にちょっと思いました。


先日、飛行機でcourrierという珍しい(マイナー!?)な雑誌を読んでいたら、村上春樹特集がくまれていました。
海外でハルキさんがどう読まれているか、とかについて書かれていて。
その中で、村上春樹さんは以前はずっと日本の文壇からは距離をおいてきて、その文学も「純然日本文学」というよりその無国籍さが特徴的でもあったのだけれど。

ご本人もインタビューで「近年、自分に日本という根があることを最近感じる、日本のことを書く必然を感じる」
っといったようなことをおっしゃっていた。

ごめんなさい。ちょっとうるおぼえなので、100%正確な表記ではありません。


1Q84宗教の話、セクトの話、DV、暴力、先住民(サハリンとかギリヤーク人の話を挿入しているのは、おそらく伝えたい何かがもちろんあるのでしょう)等々のタブーな要素が入っていて。
いったい何がその根っこにあるのだろうと、読んでいてそういうところにわたしも思いめぐらせていました。

話は長くなるのだけれど、先日知り合いの在パリの映画プロデューサーさんと偶然に再会して。
この方はレオスカラックスとか諏訪さんとか著名な監督と仕事をされている人なのですが、彼が。

海外の多くの才能ある、インディペンデントの監督がみな今、何をとりたがっているかというと
「日本」だよ。


とおっしゃっていて、それが心に深く残っています。

私が作家とか映像作家なら、学生運動、それに続く80年代の日本の経済神話に語るべきもの、取るべきものがあるような気がします。
それが現在のいろいろなことの要因、糸口になっているのでは、と感じるからかもしれません。
話、なんだかだらだらと長くなり恐縮ですが、オチはありません~~。


最近アップした商品。

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指輪そのものはほっそりとして華奢な美しさなのに、中央のダイヤモンドは4ミリほどと意外なほど大きく(そして美しく)、日本女性にとても似合いそうな指輪です。


タグ : 1Q84 1984 ハルキ 村上春樹

11:37  |  オーナー私生活  | 

2010.05.30 (Sun)

アールデコマザーオブパールピアス(ガーネット)

三陽商会が新たにリリースするfabulous closetというお洋服ブランドのお披露目パーティが代官山であり、友人がそのディレクションをしていたので見に行ってきました!


コンセプトが面白くて、「おしゃれな三姉妹」を想定したファッションブランドということです。
つまり一つのブランドに3つの異なるラインがあり、それぞれとても特徴がでているのです。

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誰でも
「私は長女ファッションかなぁ」
とか
いや、私は次女ファッション」
などと共感できるところが面白いなと思いました。

個人的に私は取り入れるとしたら長女ファッションだなと思いました。
程よく流行がはいっていて取り入れやすそうだったので。
実際には次女なんですけどね!


パーティでは上記のようなファッションショーあり、下記のような写真でイメージを伝えたもの
(NYに住む三姉妹ということらしい、なんだかsex and the cityみたいだね)もあり。


fabulouscloset.jpg

なかなか素敵だったので、ショップができたら、たまには商品の仕入れではなくて自分の私物を買い物にいこうと思いました。

下記は最近アップした商品。

左:マザーオブパールをしいたピアス。
マザーオブパールをこのように敷き詰めたジュエリーは非常に貴重。
かつとてもエレガントで、ガーネットとの色合いも絶妙です。

右:細工がとっても細かいお花のピアス。類似したアンティークのピアスはあるものの、ここまで細工の細かなものは見たことがありません!

マザーオブパールピアスお花のピアス



タグ : fabulous closet

21:35  |  オーナー私生活  | 

2010.03.29 (Mon)

マンダリンオリエンタル香港 ザ・SPA

そういえばもう日本に戻ってきてから数日たってしみましたが、何と今回は自分へのご褒美的な。

いや・・・。

モダンオリエンタルのインテリアが素晴らしいらしい、30年代の上海をイメージした内装。
となれば見に行かなくっちゃと、勉強がてらいっていました。
マンダリンオリエンタル香港のSPAへ。


施術は案外普通だったのですが、その設備、特に内装と雰囲気が最高に素敵でした。

マンダリンオリエンタル

まずは受付でチャイニーズティーを飲みながら診断をうけ。

施術の前45分にはきてくださいということで「なんて早いの!?」と思ったら。
トリートメントの前に代謝をあげるためにSPAにはいるそうで。
それが↓みたいな感じ。
(HPから借用)
mandarinorientaljpg.jpg

HPにもでていないのですが、待合室とかが黒っぽいインテリアを駆使してチャイニーズなのですが、西欧でもあって。
その良質な文化の融合みたいなのが、とても素敵でした。

久しぶりに癒されて、今回は海外の仕事からもどってきたわりに、体調の戻りが早くてこれはSPA効果だったのでは!?と思います。


私はただ「気持ちよい」とか「おいしい」のためだけにあまりお金を払うのは好きではないのだけれど。
インテリアとかその場所でしか味わえないもの、を見たり経験したりするのはやはり勉強だし、それに代価を払うのはいとわないほうです。
美的感覚は美しいものを見ないと育たないものだし。

あのマンダリンオリエンタルのSPAも、以前香港で訪れたペニンシュラのアフターヌーンティーも確かにそこでしか味わえないものなのです。。。

最近アップした商品。
左:アメジストのピアス。とてもシンプルで美しいピアスだと思っていたらやはり、即効SOLDOUT。
右:シトリンがぎっしり。贅沢なシトリンのネックレス。

アメジストピアスシトリンネックレス
21:54  |  オーナー私生活  | 

2010.03.26 (Fri)

蘭桂坊(ランカイフォン)

沖縄から帰ってきたと思ったら2日東京にいて、それからすぐに香港でした。
バカンス!だったらいいのですが、所用で。

今回、香港きっての繁華街でまだまだイギリスの影響が強く残り、香港で最も西欧なエリア、
蘭桂坊(ランカイフォン)にとまりました。

ウォン・カーウァイの映画にも出てくるこのエリア、香港に住む西欧人のたまりばで、ナイトスポットとして有名。
基本的に昼間はずーっと仕事だったのですが、夜はこのエリアにお洒落なバーなどがあり、最高でした!

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このように写真撮影をしている人も多かったです。

ランカイフォン

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そして香港から中国本土の街、深センに越境できるのですが。
友人で仕事でなんども香港⇔深センを行き来している子がいたので、連れて行ってもらいました!
ローカル電車に乗って約45分。夜の移動で、香港のパスポートコントロール&中国本土のパスポートコントロールを通過すると、そこはまた別の世界!
面白い経験でした。


そしてその友人の取引先の香港人の女性も含め、なぜか私もまぜてもらいご飯@深セン(Shenzhen)

香港人のこの女性は自分でいくつものビジネスをしていて、その話がとても面白かったです。
基本的に香港に住み、中国本土でもビジネスをしているので、1週間に一度このように越境しているそう。


そして3時間ほどの滞在で、いざ香港に帰ろうとすると。。。
その前にしていた足つぼなどが思ったより時間がかかり、なんと終電の数分前にパスポートチェックを終え、ぎりぎり電車に走り乗りました。

いやはや中国本土に取り残されるかと思い、あせりました。
香港に帰ってくるとやはりほっ。

昨晩、東京にもどってきてさらにほっです。
しばらく出張などで東京をあけていることが続いたので、しばらくは自分の家でゆっくりしたいです!

最近アップした作品。
すべて指輪です!

ガーネットリングj00504-1.jpgj00503-3.jpg


左:ガーネットリグ。
中央:同じくガーネットリング。
右:18世紀の婚約指輪、超レア商品です。

タグ : ウォン・カーウァイ 蘭桂坊 ランカイフォン、深セン

21:50  |  オーナー私生活  | 

2009.12.24 (Thu)

A Happy Happy Merry Christmas !!!

今日はとうとうクリスマスイブですね!

シェルシュミディからも素敵なプレゼント代わりのクリスマスカードを皆様にお送りいたします。

ご面倒ですが、下記をクリックください。

http://antique-jewelry.jp/2009xmas/xmascard.html

マウスを動かすと「何か」が現れてきますよ

本日は日中は何かと仕事で忙しく右にいったり左にいったり。
そんな中、一生懸命食材を買い込み、今年はホームクリスマスディナーです。

外に高いものを食べに行くというクリスマスより、アットホームなヨーロッパみたいなお家で過ごす家庭的なクリスマスが好きです。

クリスマスディナー

クリスマスチキン

皆様は、どのようなクリスマスイブをお過ごしでしょうか?
お仕事でお忙しい方もいらっしゃるかもしれませんね。

日本ではいまだ「カップルのイベント」というイメージが強いクリスマスですが、私としては、クリスマスはいろいろな友人(海外に住む知人友人からも)カードやメッセージがきたりして。
普段は自分の半径何メートルでばたばたしていることが多いですが、クリスマスシーズンは周囲の人とのつながりをたくさん感じられる時期です。

近所のおじいさんとか子供の姿まで、妙にいとおしく感じる、ちょっと変な人!?と化しています。
最近のクリスマスは、世界が平和になればいいな、なんて大それたことを願うことが多いです。

今年は世の中、いろいろ大変な一年でしたよね。
来年も難題が山積みしていそうな世界ですが、それでも思いやりやさしさをもって、ハッピーに過ごしたいですね。

みなさん、どうぞ良いクリスマスシーズンをお過ごしください!
22:12  |  オーナー私生活  | 

2009.11.15 (Sun)

チャカカーンのコンサートに行ってきました!

昨晩、ビルボードライヴ東京で行われていたChaka Khanのライヴコンサートに行ってきました!
私がもともとチャカカーンが大好きというより、友人が長年の大ファンということで、付き添い程度にいったつもりが・・・。
すごくよかったですよ!
会場全体が地殻変動でもおこしているのでは?と思うほどの声量&彼女のボリューミな存在感。
世界一のボーカリストといわれているのが、納得。
高い声から低い声、太さも自由自在にあやつっていて、同じ人間と思えないほどの声帯。
世界一流のミュージシャンが彼女をあがめてやまないのがわかります。
本人もボリューミー(決して細くはない)、でももちろんただ太っているのではなく圧倒的な存在感あり。
まさにミューズですね。

なんだか圧倒されました。
最初は「普通によいなぁ」と思っている程度だったのですが、しだいに会場全体をのみ込んでいくような地殻変動に、「日常の憂い(って、そんなのあったのか!?という気もしますが)」がぶっとんでいく、ちょっと頭がふっとんでいくような気持ちを味わった良いライブでした。

ビルボードライヴ東京もはじめていったのですが、下記のように飲食しながら見れるんですね。
ちょっと感動。
あまりぎゅうぎゅうとしていないのと、場所柄大人な雰囲気で、さながらライブハウスになれていない私にも心地の良い空間です。


ビルボード東京

ライヴがはじまってしまうと写真はとれないので、これは始まる前の映像。暗くてよく見えない?
チャカカーン

何はともあれ素敵でした。
しかも場所がよかったみたいで、チャカカーンに2度も握手をしてもらいました。
長年のファンである友人いわく
チャカカーンのコンサートにはじめてきて、二度も握手をしてもらえるなんてね、、、奇跡だよ!」
ということです。
私みたいなのにしていただいて、もったいなかったのかもしれませんが、パワーをいただいたので私もがんばりたいと思います!
そして最後まできづいていなかったのだけれど、真後ろにはドリカムがいました。
「なんか後ろの人たち異様にもりあがってるなー」、
と若干引いていたのですが、あのものすごい叫び声はミワちゃんだったのか。。。

素晴らしい一夜でした。
ビルボードライヴ東京、また機会があったら行ってみたいと思います。
みなさんもぜひ、たまには日常を忘れてライヴでも!

タグ : チャカカーン Chaka Khan ビルボードライヴ東京

10:32  |  オーナー私生活  | 

2009.09.11 (Fri)

今日は9.11

今日は9.11(といっても実際は時差があるから、日本の9.12がアメリカの9.11ですが・・)ですね。

あの時、私は南仏で働いていて、最後の航空機が世界貿易センターにぶつかるのは、リアルタイムでTVでみていました。
あの惨事をTVでリアルタイムで見てしまうということがそのとき、いまいち理解できておらず。
まるで映画か何かを見ているような、目にしている風景を信じられない、不思議な感覚でした。

そのとき、南仏の日本の総領事館で働いていたのですが、総領事をはじめ日本の外務省の人も
「えらいことになった」
と頭を抱えていのだけれど、日本人のスタッフはあまりのことに、すぐに反応ができずにいました。
私も、怖いというより不思議な気持ちでそれを眺めていました。

次の日の朝早く、東京の実家に電話をかけて
「すごいことになっているからTVをつけて!」
といっても、母はいまいち状況がつかめていない状況で、普段のいたって平和な様子で。
その伝わらなさがもどかしくて。
自分たちの反応のにぶさが、9.11に関して、私がもっともリアルに肌身に感じることです。

あのとき南仏で感じた自分の無力感。
世界がその一瞬でこれから永遠に変わってしまうだろう大きい出来事を前に、自分は本当に無力で。
南仏のものすごく天気の良いのどかな事務所で、惨事をTVで目にして、普通にそのまま家に帰るしかなかったんですよね。

あのときの、なんだかある意味守られているような感覚と、何もできない無力感と、そしてこれから何がどうなるのだろうという不安感、これは一生忘れられないのだろうと思います。

なんか暗い話になって恐縮だけれど。
あれからフランス人がイラク戦争とブッシュ政権に反対して、アメリカで反フランスデモがおこっていくんですよね。
私たちの反応の鈍さとは対照的に、現地のフランス人スタッフの反応はとても早かったのも印象的でした。
若いフランス人の秘書の子なんて、半分泣いてパニックになっていた。
罪のない人が犠牲になっているなんて、許せないって。

その後、アメリカの一部で起こっていたフランス批判は、むしろその後の政策の違いからきたものであって。
それが良いとか悪いとかはとりあえずおいておいて。
でもあの時一般のフランス人が見せていた同情の姿は、私にはとても真摯にみえました。
私たちがちょっと距離を置いて見ているのに対して、例えば道端で普通のおじさんとかが、ものすごく同情していきまいていたり、そこに人が集まり肩を抱き合っていたり。
そんなフランス人の即座に反応したところと、自分のなんだかぼんやりしたところが、妙にずっと心に残っている。
別にどちらのほうがよいとかいうことではなくて、単なる反応経路の違いなのだろうけど。
その違いが自分の妙なトロさがリアルに残っていて、毎年この日が来ると、それをすごく思い出すんです。

そんな大きな出来事を前にしたら、一般庶民なんて何にもできないのだろうけど。
それから少なくとも地球の違う場所で起こっていることに対して、もっと真摯でありたいと、思うようになりました。

なんか終始暗い話で申し訳ないのだけれど。で、特にオチもないのだけれど。
この日ばかりは、そんなことを考えずにはいられず。
できることは小さいのかもしれないけど、地球のいろいろなところで、いろいろな人がそれと向き合って考えることが大事なんだと。
何かに救いを求めるように、そう信じたいなと思います。
15:30  |  オーナー私生活  | 

2009.07.05 (Sun)

1Q84、読み終わりました

かなり前だけれど、「1Q84」読み終わりました。
「ヘビーで重かった」という感想が多い本のようですが、確かにテーマとしてはDVとか宗教とかでてくるけれど。
新しい村上ワールドにひきこまれ、私としては嬉しさというか高揚感しか感じなかったです。

初期のころの春樹作品って、もっと私小説的な本が多かったと思うのだけれど(「ノルウェイの森」とか「国境の南、太陽の西」とか)、最近は随分と社会的な作品も多いですよね。
「約束された場所で」ぐらいからでしょうか。
どちらも好きですが、私もムラカミハルキの新刊がでるごとに年を重ねているので、そんな自分の成長!?とあいまり、最近では春樹さんの社会的な小説にどんどんと惹かれるものがあります。

「1Q84」はストーリー展開もスリリングだったし、社会の不気味なカオスとか、物語りも強かったので、それだけによけい強くその世界に引き込まれました。

あれはやはり続編も出るのかしら?
すごく読みたい。
きっと出るにしても相当な時間がかかるのかもしれませんね。
早く続きを知りたい!といのはあるものの、それでもなんだかゆっくり待てそうな気分です。

それと物語を読んでいる間ずっと、を感じました。
過酷なストーリーのその真ん中に、愛があったのだと思います。
だから重たさとかぜんぜん感じなかったのかなと。
DVも信仰も、今の世の中が内包しているものだし、小説に愛とか優しさ、強さを感じたので、むしろ読んでいて癒される気がしたくらい。
最近思うのが、個人的なしあわせも社会とは断続したところではありえない、といこと。
まぁ、現在の社会の中で生きているわけですから、いってみれば当たり前なのですが。

といことで読んでいないひとにはチンプンカンプンな内容のブログですが、うん、よかったです。
普段小説をあまり読まない人もぜひ!


1Q84 BOOK 11Q84 BOOK 1
(2009/05/29)
村上 春樹

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13:13  |  オーナー私生活  | 

2009.06.07 (Sun)

30代で母になろう@パリ

自分のビジネスをしている私には特に「出勤日」というものにはいかないのですが、週末はなんだかんだいって電話などもなく、対会社の電話などの案件もどうせ進まないので、なんとなく週末がOFFになっています。
今週末はまずはからだをゆっくり休め、そしていくばくのプライベートの用事もすませていたら、あれよあれよという間に終わっていますのよねぇ
多くの女性にとって、週末(あるいは休息日)はあっという間に過ぎていくものなのでしょう。

最近私が思うのは、「日本の女性は忙しすぎ」ということです。
今はかつてのように「仕事をするか」、あるいは「家庭に入るか」という究極の選択のどちらかを選ぶのではなく、欧米並みに、両方得ることを希望する女性が主流になりつつあるとおもうのですが。
そういった意識の点では私たちの意識は欧米と同じだけれど、それを可能にするためにもとめられている負荷は欧米女性の比ではないと思います。

周りを見ても、女の子たち(注:もちろん男の子たちもものすごく忙しそうではあります)がものすごく大変そう&忙しそう。
男並みに働きつつ、経済的にも一人であるいは旦那とばっちりローンなんかも組んじゃったりして。
仕事場や家計のことを考えながら、なんとか結婚のタイミングとか、子供を生むタイミングを一生懸命考えて実行にうつそうとしているといった感じです。
でも30すぎているのに、身の回りの仲の良い子で結婚した人が半分もいないし、生んだ人はさらにすくな~い。
「母であり、仕事をする」ってすごい高いハードルを求められているんだなぁと思います。
今の日本の世の中でそれができている人って、スーパーウーマン的ながんばりをしているように思う。
それができている人にはめちゃめちゃ賛辞!なのですが、そこまで負荷がかかるっていうのもどうなのよという感じ。


先月のフランス旅行では、冬の間に身の回りの友達の子供が生まれまくったり、大きくなっていて、やたら子沢山なことになっていました。
フランスの出生率の高さをまじかに見た感じ。
なんだかんだいってフランスもとくにパリ首都圏の高学歴の男女は晩婚&出産がおそくなっているのは同じなのですが、30代での生み方がぜんぜん違うんですよ。
ハードに働く管理職もプライベートは持てているから、男性も女性も子供を含めた人生設計に積極的。
また結婚という形を取っていない女性にも問題なく子供が生める環境がプラスに働いていることは大きいと思う。


こちらは友人エミリー&フランソワの子供(男の子2人)

IMG_0343.jpg
エミリー子供


↓は最終日の午後数時間だけ、仕事が早めにおわり、友人たちに誘われていたヴァンセンヌの森へピクニックへいったときの様子。
いろいろな友人が集まっていたピクニックだったということもあり、合計3名の赤ちゃんと、幼児4名と大変子だくさんなことになっており、なんかうらやましささえ感じました。

子沢山なピクニック

↓は私の留学時代つながりのフランス人カップルに2ヶ月前に生まれたヴァレンタイン。
ヴァンセンヌの森

人生の中で女性が子供を生める時期とか、あるいはカップルにとって子供を育てやすい時期というのには確実に時の制約があるわけで。
30代の日本の女性が生める環境を作らないと、これは本当にまずいですね。
もう結婚してろうかしてなかろうか、お金があろうかなかろうか、うんじゃえば国がなんとかしてくれるぐらいの援助が必要なのでしょうね。
日本にも、将来の雇用不安とか家計の不安とか気にせず、皆でじゃんじゃん子供を生んで、井の頭公園あたりで皆で子供交えてピクニックみたいな日が来ますように!
23:19  |  オーナー私生活  | 

2009.05.08 (Fri)

パリノルール

というガイド本を買ってみました。

パリノルール(2006年改訂版)パリノルール(2006年改訂版)
(2006/08/04)
能勢 千詠子

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アマゾンで買ってしまったので中を見ないでの衝動買いで。
めくってみると、パッと見た目はかなり初歩的なことが多かったので、「パリ通の私にはムダだったかしら?」なんて生意気にも思ったのですが。
甘い!

案外知らないことは多いものです。

例えば、
パリの番地はセーヌに近いほうから番地がはじまる。(上流から下流に向けて番号が増えているそうです)

とか。
おー、知らなかった!
「あー、こっちにいくと番地があがると思ったら、逆だった・・・」
みたいなことがしょっちゅうなので、これは知っていると大きいですね。

あと、パリでハマム(イスラム式サウナ)の薦め、とか。
エステなどより手ごろな価格でゴマージュもできるらしい。
これ時差ぼけの身体には最高によさそうですね、なんていったって日本ではできないし!

などれないです。
今度パリいくときは、絶対ハマムにいきたいと思っています。
サブカル的な旅のガイドって面白いですよね。
よく行く都市の、サブカルガイドみたいなのを見つけるとよく買います。

最近はわりと「旅」という雑誌がお気に入りです。
旅行は行くもよし、「どこに行こうかなー」と考えている時間も楽しいですもんね。
17:28  |  オーナー私生活  | 

2009.04.23 (Thu)

東京都庭園美術館

仕事ですぐ近くにいったので、ついでに東京都庭園美術館によってきました。
何度か目の前(目黒通り)を通り過ぎていたのだけれど、なぜか一度も入ったことなくて。
不思議にいつでもいけると思うと、人間いかないものです。

ここは日本を代表するアールデコ建築ということで、とても楽しみにしていたのですが。
正直外観はちょっとどうだろう・・・?
確かにアールデコ建築ではあるのだけど、細部の手を抜きすぎていないかぁ?
特に写真では映していないけど、左手におそらく増築した建物がたっているのですが、その増築部分とのアンバランスさ加減とか微妙に???という感じがしたのですが。
本当のところ外観はどんな評価がされているのでしょう?

庭園美術館
庭園美術館2

まぁどうやらこの建物は内部が魅力なようなので、中は次回の楽しみにしておきたいと思います。
現在開催中の「エカテリーナ2世のディナーセット」の展示はあまり惹かれなかったので、また行きたい展示のときに内部のウォッチングをしてきます!
よく面白いテーマの展示会をやってますよね。

タグ : アールデコ建築 東京都庭園美術館 ラーメンゼロ

23:34  |  オーナー私生活  | 

2009.04.07 (Tue)

Story ・・・カルティエクリエイション~めぐり逢う美の記憶

上野の国立博物館でやっている「Story ・・・カルティエクリエイション~めぐり逢う美の記憶」にいってきました。
もう垂涎のジュエリーの数々です。
思ったよりカルティエのアンティークジュエリーも多くて、ガーランドスタイル、アールデコの時代は特に充実していました。
平日なのにかなり込んでいて、皆パンフを手に、熱心に見ているんだけど、このパンフが。
「クッションシェイプ/ラウンドオールドカット ダイヤモンド、ミルグレインセッティング」

とか書いていて。

どこが区切りなのかも良く分からないし。
これはかなりジュエリーリテラシーの高い人じゃないと、理解できないのでは・・・?と思ってしましました。
でも普段シェルシュミディのサイトやメルマガを呼んでいる人なら、だいぶ同じような技法や用語がでてくるので、それだけでもだいぶ違うのでは?
とわけのわからぬ自画自賛!

最近、シェルシュミディにも
「昔のカルティエジュエリーを探して欲しい」という依頼があり。
もちろん探すには探すんだけれど、同時代の同じくらいの技巧や石をつかったジュエリーであっても、カルティエとつくだけでお値段が何倍もするものです。
*もっとも今回の展示会にでていたようなカルティエジュエリーと同レベルの商品はウチにはありません、今回の展示は、基本的にものすごく大作ばかりなので(30カラットのサファイアとか)、たとえカルティエでなかったとしても目の玉が飛び出る高さでしょう。
っていうか普通に市場で手に入るものではないし。

なので私としてはどちらかというと、「そのお金を出すなら、同時代のブランドじゃないジュエリーなら、ずっといいのが買えるのに」
と思うところもあるのですが。
確かに20世紀初頭のカルティエとかブシュロンはものすごくいい作品を作っていて、多少ムリをしても、もし手に入るならこの時代のカルティエのものをなんとか手に入れたいという気持ちも分かります。
第二次大戦前までのカルティエがすごいと思うのは、常に時代を先取りしていたということ。
19世紀末からWWⅡぐらいまで、Cartierは常にジュエリー業界のトレンドを5~10年くらい先をいっていました。
例えばカルティエは1910年頃に既に1920年代のフランスアールデコを如実に表したようなジュエリーを作っていたり、20年代はずいぶんシノワズリのものを作っているんですが。
フランスのジュエリー史において、ガーランドスタイルを抜けて、典型的なデコのものが顕著に作られるのは1920年になってからだだし、シノワズリのものが作られたのは、せいぜい20年代後半なんです。
もしカルティエ製ということを知らずに、そのタンクウォッチやカクテルウォッチを見せられたら、普通なら1940年代初頭かなと判断するようなデザインを、カルティエは既に30年代半ばぐらいで作っていたりする。
いつもちょっとだけ早いんです、これはすごいことですよね。


ということで美の世界にひたった約2時間。
思ったより展示のボリュームがあり、結構込んでいるので。
歩きやすい靴と体力が温存しているときに、ぜひ足を運んでみてください。

帰りがけにカタログも買っちゃいました。
ジュエリーの写真がたくさん入ったカタログって、見ているだけで楽しいですよね。

最近アップした作品。カルセドニーとアメジストのヴィンテージのバングル。これは戦後70年代のものなのですが、クールでかっこいいですよ~。

カルセドニーのビンテージバングルアメシストのVintageバングル

タグ : カルティエ ブシュロン ジュエリー アールデコ エドワーディアン ヴィンテージ 70年代 カルティエクリエイション ガーランド

17:21  |  オーナー私生活  | 

2009.01.14 (Wed)

アーツ・アンド・クラフツ展(汐留)

ずっと行こうと思っていて、「おー、気づいたらもうじき終わっってしまうじゃん」、と思って本日あわてて、アーツ・アンド・クラフツにいってきました。
汐留ミュージアムで、1/18までやっている「アーツ・アンド・クラフツ展」。
思った以上に充実した展示会で、特にテキスタイル・壁紙が見ごたえありました。

最近アーツアンドクラフツとか、その創始者ウィリアム・モリスに対する関心って日本でもすごく高まっているような気がしませんか?
アーツ・アンド・クラフツは、もちろんシェルシュミディでも取り扱いの多いフランスのアールヌーボー、そしてドイツのユーゲンシュティールなどに多大な影響を与えた、元祖職人運動@イギリスです。

元々産業革命による機械化に反動した動きだったので、ウィリアムモリスは、「シンプルな労働の喜び」とか、「虚飾からの逸脱」とか、「自然回帰」を唄っていたわけなのだけれど、そんな感じのムーヴメントが、昨今再び注目を浴びているというのはなんか分かるような気がします。
いろんな世界観とか価値観が変わるとき、人の心は基本へ、自然へと帰るのでしょうね。

展示会は大きすぎず小さすぎずテーマごとに分かれていて、アーツアンドクラフツの動きがテーマ別にそして時系列的に追えるようになっていたので、見やすかったです。
「疲れているから美術館に行くのはちょっと気が重い」、なんて人にも、何といっても展示物のほとんどが昔の生活用品なワケですから、気軽に見れると思いますよ!
今日は平日のせいかあまりこみすぎずストレスなく見れたし、私なんてなんか癒されていました、植物柄に。

まだな方、ぜひ見に行ってみてください!
個人的にはあの壁紙、とっても欲しかった。
そういえば先日インテリア雑誌で、あのウィリアム・モリスの壁紙を再現した(もちろんちゃんと許可をえてということですが)テキスタイルを売っているお店があるという情報を発見したのを思い出しました。



最近アップした商品二つ。ビンテージの手袋。
これは絶対いいですよー、パリのアンティーク&ヴィンテージショップより状態の良い物をお手ごろで出せている自信あり!
そして二度と出てこないだろうという(特にこの価格帯では)自信もあります。

vintage手袋vintage手袋

タグ : アーツアンドクラフツ アーツ・アンド・クラフツ ウィリアム・モリス ウィリアムモリス

18:48  |  オーナー私生活  | 

2008.08.18 (Mon)

アールデコ・ザ・ホテル

以前、「アール・デコ・ザ・ホテル」という写真集兼エッセイ集(by 稲葉なおとさん)を読んだことがあります。
どんな写真集なのかというと、写真家である稲葉さんが世界中のアールデコホテルを求めて、現地へ赴きひたすらアールデコ時代に作られその様式をいまだに保っているホテルたちを写真におさめてきたもの。
その行程は、パリロンドンニューヨークロスマイアミ上海とまさに世界一周!
アールデコの建築物は実は私もそれほど見たことがなく、インテリアなどの参考にもしたいなと思って以前購入しました↓

アール・デコ ザ・ホテル―稲葉なおと写真集アール・デコ ザ・ホテル―稲葉なおと写真集
(2006/04)
稲葉 なおと

商品詳細を見る


で、内容は各都市数日しか滞在していないので、ちょっとものたりないなーというところもあるのですが(案外エッセイが面白い!)、やはり世界のアールデコをまとめて見れることはないので、貴重だと思います。
何といってもひとつの装飾スタイルを求めて世界中を旅するなんて、究極のロマンですよ!
こういうチャレンジってすごく好きです!
もっともアールデコは、他の装飾様式に例をみないほど異文化から影響を受け、かついろんな地へ影響を及ぼした装飾。
他の装飾様式についてまったく同じことができるかは疑問ですが、今シェルシュミディで扱っているジュエリーも19-20世紀初期のヨーロッパで作られたとはいえ、遡ればもともとギリシャやエジプトなどの古代文明の影響も受けているし。
この2カ国には絶対行ってみたいな。行ったことないんですよー。
私も老後でもなんでもいいから、いつかアンティークジュエリーの原点をもとめていろいろ旅行してみたいなー、と思います。

タグ : パリ ロンドン ニューヨーク ロス マイアミ 上海 稲葉なおと アールデコ・ザ・ホテル ジョージアンホテル

16:27  |  オーナー私生活  | 

2008.08.01 (Fri)

Be happy, everything goes well

暑くてぼーっとしていたら、ガブリエルヤレドさんからメッセージというか、今フランスではやっているコミュニティーHI5(ミクシーみたいなもんです)のミク友リクエストメッセージみたいなやつがきていました。

ガブリエル・ヤレドさんはご存知の方も多いと思いますが、世界的な映像音楽家です。
ベティーブルー」とか「リプリー」とかが有名かな。
最近ではなんだろう「トロイ」とかに楽曲も提供している人です。
一応というかなんというか、アカデミー賞もとってますね。

もともとひょんとしたことから知り合いになり親しくなりました。
というのも、以前私は偶然にもやはりヤレドさんが曲を作ってくれた映画作品の配給に関わっていたことがあり、私がお世話になっているフランスのアンティークの師匠ギャビーさんが、ヤレドさんの大親友なのです(ちなみに日産のゴーン社長も同じ小学校だったらしい@レバノン)。

その「世界の音楽家が何で!?」と思うのですが彼は結構面倒見のいい人で。
シェルシュミディの事業についても気にかけてくださり、いろいろお世話というかアドバイスをしてくれるんです。
本当不思議なご縁ですよね。
なんか恐縮と思うのを通り越してます。。。

その後、ギャビーとはフランス行く度に連絡とって会っているのですが、さすがにヤレドさんはきっと忙しいよね、ということで最近は連絡をするのを怠っておりました。
でもまめなんだよね、ヤレドさん。
今度パリいくときは、ちゃんと連絡して現状報告しなくっちゃと思いました。

彼にはじめてあったのはシェルシュミディを立ち上げる前のこと。
「いろいろ不安なんですー」とブチブチ言っていた私に彼がいったのが表題の言葉。
フランス語で
「Soyez heureuse, tout se passe bien」
「大丈夫だよ、うまくいくって」
といってくださり、それはそのときもとても背中を押さえたし、今でも何かの力になっているような気がします。
この言葉は、今でもちょっとしたトラブルとかイヤだなーと思うことなどがあったときに、よく自分にいい聞かせます。

本当そのとおりだと思うんですよね。
ニコニコしている人のもとには福来たる、というか。
いろいろなことがうまくいっている人は、いいエネルギーを周りからもらっているとところも多いのではないかとお思うんです。
もちろんそのいいエネルギーは、きっと人によって違くて。
私にとってはいいと思う人が、他の人にとってはそれほどでもない、みたいなこともおうおうにしてあると思うので、あくまでもその人にとってという意味なんですが。
あとなんだろう素敵な人って、人のいいところを引き出せる人なのかもしれませんよね。

とまぁ長くなりましたが、「あー、なんか物事が思うように進まないよ!」なんていうとき、こんな言葉を思い出してはいかがでしょう!?

タグ : ベティーブルー リプリー ガブリエルヤレド ジュエラー ネックレス アールヌーヴォー

20:05  |  オーナー私生活  | 

2008.06.25 (Wed)

バウハウス@芸大に行ってきました

東京芸大で行われている「Bauhaus(バウハウス)」の展示を見てきました。

バウハウスとは、狭義にいえば1919年に著名な建築家であったグロビウスが作ったドイツの学校のことを、広義にいえばそこで生まれた建築デザインを中心とする造形運動のことをさしています。

↓みたいな感じの家具
bauhaus

bauhaus



及びポスターやオーナメントなど。
左から2番目はコティ社の当時のドイツ版ポスター。

バウハウス



注:写真はともに芸大の展覧会からですが、特別に許諾をえています。
通常、美術館内で写真不可。上記写真も流用不可です。



シェルシュ・ミディの扱うフランスアールデコという装飾様式は、アフリカの黒人文明やロシアバレエなど、多種多様な異文化からインスピレーションを受けているのですが、やはり同時代に隣国ドイツで勢いを付けていたバウハウスからも多大な影響を受けているといわれています。

最近「ベルギーのおじさん(実の叔父さんとかじゃなくて、お世話になっているコレクターの人)」に、什器のことなどでいろいろお世話になっているのですが、いろいろベルギーのおじさんにお話を聞くうちにバウハウスとかやはり同年代の「デ・ステイル(DE STIJL )」にも興味が湧いてきたんです。
ベルギーは1930年代、フランスよりもう片方の隣国であるドイツとオランダのほうに強く影響を受けていたそうで、バウハウスの影響を受けたアンティークが存在するそうです。
でもフランスのアールデコと同じく、ベルギーの市場でもバウハウスのころのものは数年前くらいから値段が急騰していて、今ではマーケットでみつけるのはとても困難になってきているそうな。
やはり世界的に1920-30年代のものはここのところ、急に評価があがってきているようです。


バウハウスのものとアールデコのものを比べると、バウハウスのほうがさらに一段とモダン、あとより幾何学的。
バウハウスのものって年代的にも1930年代以降に作られたものが多く若干、アールデコより遅めです。

ちなみに↓は私がベルギーのそのおじさんからゆずってもらったプレート。
バウハウス

*什器用につき非売品

どうでしょう!?
もうアンティークとはいいがたいぐらいモダン(1930年代のものを「アンティーク」という言葉でくくれるかはさておき)ですよね、ある意味今のものよりずっとモダン。

この頃のヨーロッパっていろんなデザインが百家争鳴、本当面白かったんですね。
ちょっと先駆けてイギリスのアーツアンドクラフト、フランスのアールヌーボー、ドイツのアールヌーヴォーにあたるユーゲン・シュティール。
それからオランダのデ・ステイルに、フランスのアールデコにドイツのバウハウス運動。

絵画の分野でもキュービズム、フォービズム。
そしてブルトンがシュールレアリスム宣言をするのもこのころ。
面白すぎ、というかいろいろ影響しあって混ざっている部分もあるし。
奥深くて把握しきれていないのがむずがゆいような、面白いような。


バウハウスのものってなかなか一同に見れる機会がないので、この展覧会はものすごく刺激的でした。
この規模のものは世界的にみてもこれまでなかったそうなので、絶対お薦めです!
-7/21まで。

タグ : 芸大 バウハウス ブルトン デ・ステイル

23:17  |  オーナー私生活  | 

2008.06.22 (Sun)

オークションハウス

先日日本のオークションハウスに久しぶりに行きました。
西洋骨董では1番か2番に有名なところで、個人的に国内のオークションハウスとしては一番好きなところです。
国内のオークションハウスはジュエリーや小物はほとんどない、あるいはあってもシェルシュ・ミディのコンセプトにはあわないものがほとんどなので、私は国内のオークションを仕入れの場所として使うことは滅多にありませんが、オークションハウスには時間さえあればできるだけ行くようにしています。
というのも業界事情を追うのにいいから。
どんなものが高値を付けられているのかよく分かります。

久しぶりにいったら以前違うオークションハウスにいた方に声をかけられ、
「あれー、転職したのですか?」と聞いたら、合併ですって。
業界の情報についていけていない私です。。。
やはりどこもいろいろ大変なのですね。

それにしても日本のオークションハウスの親切さっていったらないです。
前もってカラーのカタログを送付。
下見に行けば親切に説明&ルーペなんかも出してくれるし。
待合室にはコーヒーや軽食までも!

フランスの競売場に爪の垢をのませてやりたいです。
フランスのオークションハウスは基本的に一見さんお断り。外国人差別もあるような気がします。
というか、日本のオークションよりずっとセレクティブで狭い世界なのです。
私はフランス語を話してもう10年以上たつので、普段はフランスであまりひどい扱いをされることがない。
というか、アジア人の若い女性(30代はフランスではまだjeune femme-若い女性-なのです)が流暢にフランス語を話してニコニコしていると基本的に、いい目にあうことはあってもいやな目にあうことはないのですが、オークションハウスだけは別。
オークショナー自身はもちろんいろいろな国籍の人がくるのを歓迎しているようですが、実際に競りに来ている人たちは外国人に対する警戒心がとても強い。
というかそれだけライバルが増えるわけで、誰だって既得権は守りたいから当たり前なんですよね。

人気のあるオークションは背の高い男性たちに陣取られて、商品を見ることもままならなかったり。。。
とはいえ、みな人間。
慣れてくると親切にしてくれたりもするので、私はなるべく声をかけるようにしてます。
「ボンジュール」と挨拶したり、「あのー、あの競りってもう終わっちゃいましたかね!?」とかいろいろ。
そうすると向こうの警戒心もとれてくるみたいで、
「大丈夫、見れる?この椅子の上のっちゃたら? 肩車してあげようか!?(←断りました)」とかいってきてくれる。
だいぶやりやすくなるんですよね。

フランスのアンティーク界はとても狭いです。
いくら世の中がグローバル化とかユーロとかいっていても、骨董界の人たちにははっきりいって関係ない!
日本みたいにお金があれば誰でもオークショナーになれたりオークションを開催できるのと違って、向こうのオークショナーの認可はとても厳しく、それにはフランスの良家であるとか否とか、いろいろ絡んでくる。
業者は業者自体は別に良家の出身とかではなくても、そういう人を相手にする商売という自負があるので、なかなかやっかいだったりします。
良家の人たちが必ずしも品があって知的かというと、ぶっちゃけそんなこともないのですが、そういう場ではその人たちのことを立ててこそなんですよね。
で、「自分はそうしたフランスの伝統をリスペクトしているし、大丈夫な人間ですよ」ということを分かってもらわないといけないんですね。

なので向こうの伝統的なプロトコールを守りつつ、できるだけ美しいフランス語(外国人のアクセントはは完全には消せないけど、大使館に勤務していたときに使っていたプロトコールがかった表現を使うようにしています)を話し、身だしなみをきちんとして指には年代モノの指輪をひとつぐらいして、口角をあげてなるべくニコニコしているようにしています。
そうすることでやっとインナー(自分たち側)の人間と見てくれるというか、フランスのアンティーク界は同じ業者であっても、内側の人間と見てもらえるか否かによってかなり受ける扱いが違うのです。
懇意にしていると、いいモノが手に入ったり値段を安くしてくれたり。
大変、ですけどね。

タグ : オークション オークションハウス オークショナー パリ 香水瓶 骨董 西洋骨董 アンティーク

17:05  |  オーナー私生活  | 

2008.05.08 (Thu)

芸術都市 パリの100年展

ちょっと時間ができたので上野の東京都美術館で開催されている「芸術都市 パリの100年展」にいってきました。
1830-1930年のパリにスポットをあてた展示ということで、ちょうど私のやっているアンティークともかぶっているところもあるし、前から気になっていたんです。

でも、展示会としてはイマイチだったかなぁ・・(←あくまで個人的意見)。
今年は日仏交流150周年ということでその記念行事でもあるこの展覧会、パリのいろいろな美術館から絵をかき集めてきた感じで、全体的なテーマがいまいちはっきりしていなくてやや消化不良気味。
でもあまり見る機会のないユトリロの絵がとても心に残りました。
全体的に白い感じを与える透明感のある絵で、やっぱりそれだけでも行ってよかったかもと思いました。

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