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2016.08.06 (Sat)

アンティーク カルティエ サインの重要性

先日、カルティエのアンティークジュエリーをご紹介いたしました。
「カルティエ」、その言葉はいつの時代のどこの国の女性もときめかせるますね。

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商品の説明は、HPの方で書かせていただきましたので、今回はカルティエにまつわるプチエピソードを書きたいと思います。
HPにも書きましたが、カルティエなどのグランメゾンの作品はやはりサインがあるかないかがかなり大きなポイントになってきます。


サインがない場合は、仮にカルティエと相当確かに断定できる場合も価格的にだいぶ低くなりますが、それでもそれをきちんと証明できればまた話は変わってきます。

現地のディーラーさんから面白い話を聞きました。
その方の、実話です。

Aさんは、友人のディーラーさんからある日相談を受けます。
「先日買い取ったアールデコのダイヤモンドのブレスレット、カルティエ製かもしれない」と。
残念ながらサインははいっていなかったそうですが、Aさんは以前に同時代のカルティエのかなり似ているジュエリーを扱ったこともあり確信があったそうです。

ただし問題は、それをどうやってカルティエ製のアンティークジュエリーであるかと証明することです。


その友人の方には、それを証明する術がなかったようで、うまく利益が出たらその利益を分配するから・・・という約束で、この業界で色々なパイプを持っている彼に一任していったそうです。
どうしたかというと非常にオーソドックスな方法ですが、カルティエ社にうまく確認を取ったそうです。
ただそれは誰でも出来る技ではなく、もともと知り合いがいたようでパイプがあったからこそ可能だったとのこと。

晴れて友人ディーラーは、仕入れた額よりずっと高価な価格で彼の上客にそのブレスレットを売却し(カルティエ製と言うことが分かったのだから当然です)、Aさんにも利益の半分近くが支払われたとのこと。

そんなにうまくことが運ぶことは、この世界でも滅多にないことですが、実によい商売になったと言う話です。
「でもまぁ、そんなことは滅多にないから、きちんとサインが入ってカルティエにこしたことはないね」と盛り上がったという話でもあります!

21:42  |  アンティークジュエリーレッスン  | 

2016.07.25 (Mon)

天然ルビー ボンブリング(渦巻き トゥルビヨン 1940-1950年代)

先日アップしました下記のルビーリング。

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私は買い付けたジュエリーを出張中に親しいディーラーに見せることも多いのですが、決して大きな作品ではないですが(サイズは大きいですが・・・)ディーラーの中でも好評だった指輪です。

サイズ感ですとか、この指輪が与える独特のインパクトは、他のリングには見られないもの。
本日、シェルシュミディのフェイスブックで横向きの試着時のお写真のリクエストがありましたので、アップさせていただきます。


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この指輪以外でも、試着時の写真の追加リクエスト等ございましたら、どうぞお気軽にご連絡をくださいませ。
21:25  |  新着アンティークジュエリー  | 

2016.07.22 (Fri)

シェルシュミディの新ジュエリーボックス☆

シェルシュミディのジュエリーボックスを新しいものに変えています。
(ピアスのみまだ良いものが見つからず、以前のものを使っていますが・・・)

新しいボックスは下記のような感じのものになります。
以前よりしっかりとした素材で、長い間頑丈に使っていただけます。


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ラッピングに関しましては時々お問い合わせいただきますが、必ず専用のボックスに下記のようなオリジナルリボンをかけてお届けさせていただいております。
特にプレゼント用などでなくともそうさせていただいております!


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男性のお客様からお問い合わせを頂くことはよくラッピングについて、ご質問を受けます。
それだけ真剣にプレゼントを選んでらっしゃるのだなと思うと、なんだかほほえましく、こちらまで嬉しくなりなぜか私まで緊張します(笑)

ラッピングやそれ以外のことに関しましても、疑問に思われることはどうぞお気軽にご連絡をくださいませ。
12:17  |  お知らせ  | 

2016.07.18 (Mon)

7月の誕生石 ルビーのアンティークジュエリー

祇園祭の山鉾巡業も終わり、京都もいよいと夏本番の暑さです。
先日ちょっと教わったのが、熱中症で頭がいたくなったときは、涼しい部屋で横になるのはもちろんですが、そのときに口に氷砂糖を含むと良いそうです。
どうか皆様、お気をつけください。

さて7月と言えば、ルビー。
当店でもまだこれが売り切れずにあったとは!と思う素晴らしいルビーのリングがございます。
例えばこちらの大粒ルビーはさすがの存在感です。


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今日は私物でちょっと面白いルビーのリングがあるので、それもご紹介したいともいます。
アンティークではないので売り物ではないのですが、これは私が家族から受け継いだリングで、60年代の日本で製作されたリングです。

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当時の日本で製作されたものですのでそれほどデザインは垢抜けていませんが、良い意味で驚きなのがルビーです。
ルビーが案外、良い色をしていて質も(今ほど)悪くない。


現代は、それなりの質のルビーを手に入れることすら年月が過ぎていくことに、難しくなってきています。
特にある程度大きさがある、天然無加工のものとなりますと、ある意味アンティークルビー以外では一般の方が手を出せる値段ではなくなってきています。
アンティークのルビーも再評価が進み価格が高騰していますが、とはいえそれでもまだ現代のルビーのクオリティー対値段を考えますとリーズナブルに手に入れることができます。

それもいつまで・・・と言った感じではございますが、わずか50年ほど前でも状況は相当異なったのですから、興味深いですね。
夏の太陽のもとで燦々と輝くルビー。
誕生石はやはりその季節にもっともきれいに見える宝石なのだと、よく思います。
ルビー好きな方はぜひ、ぜひアンティークでお探しになられてください。

下記の二点のリングもデザインが珍しく、とてもお薦めのリングです。

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こちらはお値段もリーズナブルでこれまでに何度かお問い合わせをいただき、それでもなぜかまだある!
きっと運命の方をお待ちしているリングです。

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22:55  |  アンティークジュエリーレッスン  | 

2016.06.08 (Wed)

象牙のアンティークジュエリー

買い付け日記以降、ブログの方が更新できておらずごめんなさい。
今はネットでもHPにブログに、フェイスブックやツイッター。
最近ではインスタグラムまであり、何をメインに使っていくかは悩ましいところです。


シェルシュミディは最近はフェイスブックページの更新が多いのですが、実はツイッターもあって。
でもあまり活用していないので、こちらは潔く辞めようかなと思っているところです。
次々にプラットフォームが出てくるのは喜ばしい反面、私も結構な年齢になってきているのでついていくのが大変!と思うことも。
皆さんはいかがでしょうか?

さて本日はタイトルどおり象牙のアンティークジュエリーをブログで一番先にご紹介します。
前回の買い付けでそれはたくさんの象牙のジュエリーをまとめて仕入れましたが、新着ジュエリーのアップは一度には出来ないのでまだぜんぜんアップできていません。
下記にいくつかご紹介いたしますので気になられる作品がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。


1)まずは圧巻のソートワール(ロングネックレス)。
長さはなんと152.5センチ!
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2)20世紀初頭のアールデコ期の幾何学的モチーフのネックレス。
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3)丸っこい数珠のような形が愛らしいネックレス。
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4)何と象牙の指輪!
サイズ直しは絶対にできませんが・・・。
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気になられる作品がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
10:59  |  新着アンティークジュエリー  | 

2016.05.17 (Tue)

買い付け日記 「ロンドン完」

さて今回のロンドンは駆け足でした。
と言うのも元々会おうとしていた女性ディーラーとうまく予定があわず、それで短めにしたのです。

実働はほぼ一日で、大きなマーケットに向かいましたが、会う人は限られています。
まず一番会うべき人のところに朝一番でいき、そのときは正直あまりピンと来るものがなかったので「とりあえず、他を回ってくるわ」
ということで早々に退散!

次に会うべきお兄さんのところに向かいます。
彼とは旧知の仲で(というのもイギリス人なのに、なぜかパリでよく会う)、顔見知りのフランス人ディーラーさんの話題を共有しながら、いくつかの指輪を入手。


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プラチナのエタニティーリングで、紫石はアメジストです。
イギリスで買いましたがフランス製!
エタニティーリングでアメジストの入ったものは、私も彼もとても珍しいように思いました、いかがでしょう?
初めて見ます。

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イギリスのオーソドックスなアンティーク指輪。
あまりこうしたオーソドックスなイギリスのジュエリーは扱ってこなかったのですが、ブルーサファイヤが綺麗で、最近はこうしたオーソドックスなリングも結構高くなってきているのですが、比較的リーズナブルで刻印も綺麗で残っていたので入手しました。

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こちらはさりげなく良質なエメラルドのリング。
15金であることが確認できていて、つまり1854年以前の作品であることが分かります。

次にやはり懇意にしているマダムの元に行き、なぜかイギリスでフランスの指輪を買ってしまう私・・・。
実は今回の買い付けの中でも、ひそかに結構この指輪がお気に入りです。
アンティークと言うよりヴィンテージ、1940-1950年頃の作品。
このダイナミックなかっこよさがいいです。

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それから最初の人のところに戻りしばし雑談をして 15金のゴールドチェーン(つまりやはり1854年以前の作品ということです)
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そしてまだ調査中なのですが非常に貴重なジュエリーを譲っていただきました。
希少なのは分かるけどプライシングがあまりに難しい・・・。
少し色々調べたりしたいので、こちらは情報を公開するのは少し先にさせていただきますね。


さてもうお腹が一杯過ぎるほど働きつくし、その日の午後だけオフだったので少し気分転換がしたくなりました。
ホテルに戻ったのがもう14時近くでそこからいけるところも少ないのですが、たまたま日本でイギリス関連の本を読んでいたときに、著者の方がリッチモンドに滞在だったので、何となく気になりリッチモンド公園に行くことに!
もうこれが素晴らしく良かった!
とてもラフな自然です。
ロンドンの公園といえばハイドパークあたりを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、私はどちらかと言うと粗野な自然その物を見せてくれるところが好きで、前回訪れたハムステッドの原野や今回のリッチモンド公園が断然好みです。
鹿の糞とかが普通に落ちていて、最高です☆
なのにiphoneに撮った写真が消えてしまっていて・・・・。
また人に頼んで、ご紹介できそう撮ってきてもらえそうだったら、とってきてもらいますね。

今回も仕事、仕事におわれた買い付けの旅。
でもなんだかそれがとても好きなんです。
余裕があって時間があって、観光なんてしても言いと言われたら悲しいので、今後も力尽きる限り走り続けます。
と、最後は熱く〆させていただきました



21:57  |  買い付け日記  | 

2016.05.16 (Mon)

そして(ようやく)ロンドンへ!

買い付け日記、そろそろ終わりにしなくちゃいけないですね。
今回はパリをすべてアポべースで比較的ゆっくりまわりました。
5日目の夕方にようやくロンドンへ電車で移動です。

地下鉄にのってパリの北駅に向かおうしていていたところ
もうじき着くーと思ったその矢先に
「北駅で警察の介入がおきています。地下鉄しばらくとめます」
と言うアナウンスが・・・。


まさか・・・テロ!?と思ったら数分後に動き出し、女性が駅構内の倒れていたのですがどうもチンピラ集団の仕業だったようです。
それはそれで少し怖いけど、でもまぁ血とかは出ていないな・・・とかなぜか冷静に対応している自分でした・・・。
何となくパリより治安が良さそうなロンドン。
ユーロスターに乗り込み電車が街中を抜けて、田園風景が広がるにつれてなんとなくほっとしました。


ロンドン到着は21時近く。
でも割と日も長く、そして駅近のホテルにしていたということもあり、張り切って地下鉄で移動!
そしたら思いのほか路線を乗り換えるときも、エスカレーターがなくて困りました。
もっともそこはイギリス紳士なので、やはりすぐに人が助けに来てくれる。
パリの地下鉄も昔はよくそうしたことがあったのですが、最近はずいぶん殺伐としていて、その点ロンドンの方が少し穏やかなような気がします。
何はともあれロンドンの宿舎につき、その日は近くのスーパーで飲料を調達して終わりです。

ロンドンのマーケットは朝が早いので、一応タクシーだけ予約しておきました。
今回ロンドンで知り合いのディーラーさんに良いミニキャブ( 通常のブラックキャブよりミニキャブの方が格安な料金設定になっている)の連絡先を教えてもらい、それで色々重宝しました。

とりあえずこの日は眠るだけです!



23:04  |  買い付け日記  | 

2016.05.14 (Sat)

買い付け日記 飛ばして書きます!

買い付け日記、ゆっくり書いていたら私の記憶からどんどんと失われていきそうなので、早足で仕上げていきます。

さてパリ4日目も当然のようにお仕事で、午前中は先日書いた象牙を入手したアンティークまーけっと&アンニュイな女性ディーラーの元へ。
午後もやはり別の女性ディーラーの元へ向かいます。
パリ市内を東へ西へ、まさに正反対の方向です。

プライベートで少なからぬ心労があったようで、激ヤセをしていてびっくり!
先の女性の話ではないけれど、フランス人女性はいつも自分の人生に真っ向勝負で、その分ちょっとしんどそうなこともあるけど色々すごいなと思います。
そしてプライベートがいかに大変であっても、相変わらずジュエリーは美しいものをそろえています。


色々仕入れましたが彼女のところで特に気に入ったのがこちらのネックレス。
先日の東京の催事でも実際にご覧になられて試着をされた方は、胸にあてると本当に美しいとおっしゃってくださいました。


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この日も結局遅くなって、翌日は夜にロンドンに向かうので、少し私的な買い物などを済ませて早めに切り上げました。
翌日は19時ぐらいの便で電車でパリからロンドンへ向かったのですが、この日も仕事は一杯に入れていました。

最終日のパリで仕入れたのは、例えば下記の天然真珠のリング。
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ピンチベックのロングチェーン。
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メレリオディメレーのブレスレット。
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あー、今回もパリで本当に頑張った!
そして一度アパルトマンに戻り荷造りをして、ロンドンへ向かいます☆
21:57  |  買い付け日記  | 

2016.05.11 (Wed)

まだまだ仕入れは続くけど・・・番外編

買い付け日記も長くなってきて、飽きてきたでしょうか?
かなり仕事、仕事なのがわかっていただけるでしょう。
パリは世界一ロマンティックな街とか言われていますが、私にとっては世界一仕事の街です(笑)。
でもそれでも、本当にこの街が好きですよ。

さて買い付けだけでなく、少し番外編も書きます。
慌しい中ですがプライベートで買ったものを紹介します☆


・まずお財布!
何度かバッグを購入しているジャックルコーさんで。
ここの革製品は柔らかく薄めで、でも丈夫だし本当に大好きです。
フレンチカラーが美しいバッグがたくさんあるので目移りしますが、今回はお財布がぼろぼろになっていたので新しいお財布を入手しました。

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・あとは手袋!
日本で買うとヨーロッパの革製の手袋は本当に高いですよね。
今年の冬もちょっといいなぁと思ったフランス製の革の手袋が日本ではとても高くて・・・と思っていたらどうも借りていたアパルトマンの近くに手袋の専門店があり、さくっていってきました。
私は買い物がめちゃめちゃ早いので、色々試着させてもらって2つ選んで合計所要時間10分みたいな感じです(笑)
比較的プレーンな、冬用の手袋と夏の紫外線よけの手袋を購入。
冬用なんてセールだったので、本当に驚くほど安かったです。。。

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・あとはただ食べ物です。
Meertのゴーフルは、閉店時間を微妙に過ぎていて鍵がかかっていたところ、ノックをしたら優しいお兄さんが特別あけてくれました。
フランスにしては珍しい出来事です!

あとはアパルトマンにも近かった、ポワラーヌのクッキー。
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ここで前日の夜に朝食用のアップルパイをかって 別途スーパーで買っておいたMichel Augustinのヨーグルトドリンクと共に食べるというのが、あまりに忙しいパリでの買い付けの日々の私のひそかな楽しみです。

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その他は、空港で東京での催事でお客様にお出しする、ヴァローナのチョコレートを入手。
本当に自分用に買う物なんてこんなもんです。


23:38  |  買い付け日記  | 

2016.05.10 (Tue)

買い付け日記 「女性という存在」

さてパリ4日目。
この日もフルスイングです。
まず朝一番でダメモトでよったアンティークマーケットで思わぬ戦士品を入手。
数多くの象牙のアンティークジュエリーです。

長さ152センチもある象牙のソートワール、アールデコらしい幾何学模様のネックレス、薔薇の彫りの入ったネックレス、指輪まで。
こんなに多くの状態の良い、センスの良い象牙のジュエリーを見たのはいつぶりでしょう?
買いまとめたこともあり、超お買い得価格で入手。


実はこれにはかなり訳があります。
ワシントン条約により売買に制限のかかっている象牙製品。
禁止されているのは、現在これから作られるものであり、アンティークジュエリーのように過去に作られた象牙の加工製品は禁止対象ではありません。
しかしヨーロッパで特にフランスで問題なのは、フランスは以前も書きましたようにかなり規制の強い国で、実際に売買をするためには証明書を提出することが義務付けられていて、それがまぁ本当に面倒でお金のかかる作業のようなんです。
象牙のアンティークジュエリーはもちろん貴重品ですが、それでもダイヤモンドなどに比べてそこまで1点ずつが高価なわけではないですから、業者としては割に合わない作業です。
それで今、一時的に行き場のなくしたアンティークの象牙のアンティークジュエリーが出てきていて、比較的リーズナブルに買い叩けたというわけです


これから作られないことを考えても、アンティークの良質な象牙のジュエリーが少なくなってきていることを考えても、長期的には確実にまたあがっていき、これまで以上に更に非常に品薄になると私は考えています。
最後の買い時かなと個人的には思いましたので、買えるだけ買っておきました。

さてそれからアンニュイな魅力を放つ色っぽい女性ディーラーさんのお宅へ向かいます。
ここで先行案内でも販売済みのフィリグリーのネックレスや。
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2つで1つになるダイヤモンドリング。
こんなの初めて見ます。
彼女は「婚約のための指輪」と勝手に名づけていました。

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あと皆が探している20世紀初頭のプラチナチェーンまで!
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一通り商談が終わり、雑談をしているときに私はこれまでにない衝撃を受けました。
というのも彼女とても美しくて色っぽいのですが、
「ねぇ、私何歳ぐらいだと思う?」と言う話になり。
「50代後半ぐらいかな」と思っていたのでそう答えると、実はもっともっとずっと上、20歳ほど見間違えていたんです!
アジア人は肌に湿気があり細いのでいつも若く見られますが、彼女が若く見える理由というのはそうした「ある意味での幼さ」とはまた異なるんです。
女性らしさ、成熟と経験、そして色気。
それで彼女が言うんです。
「私、まだ女なの、言っている意味分かる?」

うーん、衝撃を受けました



深いですね・・・。
彼女の発言で印象的だったのは、確かに見た目はすごく若くて周りにもそう言われて、自分自身も自分の年齢だと思えないで過ごしてきた。
実際つきあってきたのはいつも20歳以上年下の男性たちで、同じ年代の男性とデートしていると親子に見えてしまうそう。
でも「実際の年齢」と言うのは確かにあって、例えば寿命とか考えると「死」だって考えられない年齢ではなくなってきている。
それが自分自身ピンとは来ないのだけれど、実年齢を考えると重いと感じるのだそうです。
前から(仕事上の)付き合いはあり実は以前から何度か彼女の恋愛話は聞いてきたけれど、「女である」ということについて話したのは初めてで、良い意味で衝撃を受けました。

今回もはじめ本当の年齢をなかなか教えてくれようとしなくて。。。
それは「私は本当の年齢を隠したいわけじゃないの。でもtomokoはきっとこれから私を違う目で見ると思うから、そうした意味での言いづらさがある」
ということでした。
うん、確かにそうかな。
「女性」という存在について深さを感じて衝撃ではあったけれど、とても良い話を聞いたと思いました。
咀嚼するにはまだ時間がかかりそうですが・・・。
23:18  |  買い付け日記  | 

2016.05.08 (Sun)

買い付け日記「パリでおいしい魚料理」

さて三日目の夜は、ようやく友人と夕食に出かけることができました!

親しい男友達が二人いて(二人ともあちらの方ですが・・・)、そのうちの一人がこの時に骨折をしていて。
まず一人の友達の家にまず行き、そこからもう一人の友達の家に車で行こうということになっていたのですが、当日になりプラン変更!
パリの中心地にあるお魚料理のおいしいお店に行こうーとのこと。
「骨折しているのに、どうやってくるの???」と思ったのですが、無事に松葉杖を着いて友人登場。



どういうことか??だったのですが、この骨折をした友人。
以前から「会社辞めて自分で独立したいーーー」と叫んでいたのですが、その夢かない前回パリであった割とすぐ後に離職。
自分で立ち上げるモバイルのソーシャルアプリケーションの事業に加えて、こちらの事業と平行してフリーランスのコンサルタントとしても活躍。
コンサルタントをしている会社が指定してきたレストランの目の前だったんです。
「コンサルタント業だけで既にサラリーマン時代の収入を上回っているよ!」と超短期間の内に何気にすごく成功している。
「本当おめでとう、骨折大変そうだけどね・・・。チーン」
ということで再会を祝いました。


そしてこの魚料理のお店、本当に魚がフレッシュでおいしい。
なんでもチリ料理と和食にインスピレーションを受けているようで、フレッシュなお魚をカルパッチョ風に仕立てています。
日本人の舌にも良くあうと思います。
そんなに高くもありません。
よかったらどうぞ。

レストランの名前:Restaurant la Cevicheria
住所: 14 rue Bachaumont, 75002 Paris


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3人でぺちゃぺちゃおしゃべり。
話はやはりパナマ事件のこと。
実は友人の内の一人は、フランスを代表する大手銀行の証券部門につとめていますが、この銀行、実はこのパナマ事件とのつながりが指摘されているんです。
あまり詳しく書けないけど・・・。

あともちろんテロの影響のこととか。
二人とも数年のスパンで考えているけど、「数年後には一度、パリを離れたいな」といっていました。
それは治安の理由というよりも、なんだか今のヨーロッパの不安が蔓延する雰囲気が好きではないとのこと。
あとこれは私も含めて皆で一致したことですが、今やネットの発達とかフリーランスで働いている人にとってはある意味、場所の制約がなくなってきているねねということ。
東京であってもパリであっても、そこでしか出来ないことが段々と少なくなってきている。
であれば、その時に心が赴く場所で生活してもいいのかもしれない、ということです。


二人ともパリでかなりいい仕事をしていて、不動産なども保有しているのですが。
それはそれで保有しているものにとらわれ過ぎる必要ももないんだ、ということ。
二人とも精神が自由で、いつも話していて「自由」をもらえるような気がする。
とかいうと、友人Dにはいつも
「tomokoは本当に(良い意味で)日本人っぽくないよ、付き合いが長くなればなるほどそう思う。 相当に自由人だね」
とか言われます。
かれこれ20年の付き合いだから、おそらく的を得ているんだと思う。。。

食事の後は骨折した友人は、タクシーを呼びつけて優雅に帰宅(毎日タクシー通勤しているそうな)。
もう一人の友人Dが「autolib(オートリブ)」という電気自動車シェアリングシステムを使って、アパルトマンまで車で送ってくれました。
いつも大好きな友人たち、またパリあるいは京都、(あるいは別のところになってそうで怖いけど)会おうね!


23:22  |  買い付け日記  | 

2016.05.07 (Sat)

買い付け日記 パリで触れる珠玉のロシアンジュエリー

さて買い付け日記の続きです。
3日目は午前中にディーラーさんがアパルトマンに来てくれて、午後はアポイントメントが2件。

まずは旧知のディーラーさんのお家にお邪魔します。
彼女は私が今、付き合っている中でも最も初期の頃からお世話になっているディーラーさんで、彼女がいたからこそここまで来ることができたと思う人です。
しかしここ数年彼女は、かなりヴィンテージジュエリーの方に転向してきています。
彼女の持っていたアンティークジュエリー(30年以上にわたって彼女がコレクションをしてきたジュエリー)は本当に良いものがあり、かつかなりリーズナブルに売ってくれましたが、それも私とおそらくもう数人のイギリス人のディーラーさんがせっせと買い付けたために、底がつきてしまいました。


近年では彼女のジュエリーのテイストはだいぶ異なってきていますので、仕事的にはわざわざお邪魔して時間を頂くこともないのですが、何と言っても旧知の仲ですからご挨拶的もかねてお邪魔します!
案の定、たくさん散らかった家(失礼!)をあさり、多くのジュエリーを見せてもらいましたがなかなか私好みのものが出てきません。
そしたら観念したように
「tomoko 、わざわざ来てもらって悪いし、先日旦那の親族の身辺整理で譲り受けた19世紀の中でもかなり古い時代のアンティークチェーンがあって、仕方ないからこれを売るわよ!」
と嬉しいご提案。


それがこちら(先日の東京でのサロンで販売済み)。
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もう本当に綺麗なチェーンで、見たこともない珍しい網み方でした。
確かに旦那さんのお家、すごくいい家だもんなぁ。。。(実は彼女の旦那さんはちょっとした著名人!)

美しいアンティークチェーンは本当に最近出てこないので、さすがにこれはとっておこうかなと思って、でも一応東京でのサロンに持って行きましたら案の定あっという間に完売してしまいました。
しかも後から「やはりあれは売れてしまいましたよね?」と言うお声も。
いまや良いものは迷っている場合ではありません!


さてそれから少し時間があったのでオペラ座の裏のギャラリーラファイエットに簡単な用事をすませにいきます。
そうしましたら銃を持った警官が警備をしていてちょっと驚きました。
お客様にも「テロの影響は?」とよく聞かれましたが、それは今回色々なところで感じました。
実際地下鉄もよく「不審な荷物を見つけたので○号線はとめます」
とかしょっちゅうでした。


それからずっとお世話になりつつも、敷居が高すぎて(高級品が多いので)一度も取引にはいたってなかったディーラーさんのところに向かいます。
本当の初期の頃からお世話になっているにかかわらず、なんといってもパリでも屈指の高級ジュエリーを扱うディーラーさんですから、なかなかディールには結びつきにくかったのです。
でもずっとすごく良く覚えてくれていて、ずっと良くしていただいてきました。
人格的にも一流と思える人です。



私が彼らが付き合う世界中のディーラーの中でも一等若いということで、今後も長く付き合っていきたいし・・・と言うことで相当リーズナブルなお値段で記念すべき最初のお取引成立!

それがこちら。
本当に嬉しい。
色々な人に目をかけてもらってよくしてもらっている分、その期待に応えないといけないなと思っています。

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19世紀中期のフランス製。

このディーラーさんのところには、今パリでもロンドンでも滅多に見ることすら叶わない「ロシアの珠玉のアンティークジュエリー」を運がよければ見ることができます。
彼の出自の関係であちら側の裕福な個人から買い取る出来るパイプがあるよう。
さすがにあまり詳しくは伺えなかったですけどね。
ファベルジェに代表されるような帝政ロシア時代のロシアンアンティークジュエリーには目を見張るものがあります。
ただしロシアの富裕層が台頭してからは、主にロンドンにあったロシアのアンティークジュエリーはことごとく東からきた、超リッチ層に買い占められてしまい、いまやほとんど見ることはできません。


今回もちろん予算の届く範囲ではないのですが(値段を聞きさえしませんでした、むしろ礼儀として・・・)、ロシアのアンティークジュエリーを見せて欲しいという私の依頼で一つ見せていただきました。
手にしたときの感想はヒンヤリ、重量感のある18金はないイエローゴールド。
とてもマットでラインは直線的、それは美しいいつまでも触れていたくなる珠玉のロシアのアンティークジュエリーでした。
あー、サンペテルスブルクに行きたい!


買い付けはまだまだ続きます。
17:28  |  買い付け日記  | 

2016.05.05 (Thu)

買い付けは続くよ @パリ

3日目の朝も、変わらず朝からお仕事モードです。
でもこの日は最初のアポは、パリの少し郊外に住むディーラーさんが、私の借りているアパルトマンに来てくれる日なので少なくとも朝は少し楽です!

ところで少し話しがそれますが、イギリスのアンティークマーケットはとにかく「greedyなら早起きを!」と言われているほど朝が早いです。
一方のフランスはそれほど朝は早くないです。
イギリス人は付き合いが長くなっても比較的ビジネスライクで、その代わり「最も早く来た人にファーストチョイスを!」、みたいな考えが根深くあるようです。
よくよく話を聞くとそれも異なることが多く、巧みな人は「ここではこの類のものを売ってこのレベルのものはあそこに売りにいく」みたいに使い分けている人もいるのですが、それでも一つの場所での商いはそうした早い者勝ちみたいな法則が多少は活きています。

一方のフランスは完全に人付き合いの上に成り立っていることが多く、早いもの勝ちというのは実はあまりないです。
大規模なアンティークフェアですと、確かに良いものは早めになくなりますので時間との勝負ということもありますが、顔を知ったもの同士は実はこうしたフェアのような時以外に(今回の私の訪問のように)取引をしているんです。


行ってみれば新幹線で二時間半、東京と大阪ぐらいの距離なのにイギリス人ディーラーでもフランスにたまにでも買い付けに行く人はとても少ないです。
逆もしかりでフランス人ディーラーさんで、イギリス人のディーラーさんからも仕入れをすることがあるよと言う人はごく僅かです。
両国の違いって本当に面白いですよね。


さて時間通り、マダム登場!
いつもどおりハグをして、彼女には特に真珠とダイヤモンドのジュエリーをお願いしていました。
前回、とりおきをしてもらっていた下記のパリュールを無事に入手(先行案内で販売済み)。

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彼女のところでは今回、かなり真珠尽くしになりました。

下記は個人的にもお気に入りの指輪とピアスのセット。
真珠は初期の頃の養殖真珠で、1930年頃の作品。
アールデコも後期になり、ちょっとシャープなデザイン、私は最近このあたりがとても好きです。

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あとやはり初期の頃の養殖真珠のネックレスで、留め具の素晴らしいネックレスを入手。
下記は留め具にブルーサファイヤの入ったタイプのもの。

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あと先行案内でもご案内し、評判の良かった芥子真珠が入ったフィリグリー金細工のブレスレット。
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その他色々、このご時勢、数としてもかなりまとめて入れることが出来て大満足です。

ぺちゃぺちゃおしゃべりをしていたらあっという間にお昼過ぎ。
比較的余裕があるとおもっいたこの日も、慌しく過ぎていきます。
午後の部はまた次号で書きます
12:06  |  買い付け日記  | 

2016.05.02 (Mon)

Paris 買い付け編

到着してからの数日は本当に仕事で忙しく、今回も最初の3日間は、ずーっと仕事、仕事、仕事でした。
着いた翌日(2日目)はまず最初のアポイントは市内でアパルトマンの比較的近く。

お昼ごろに一度終わり、比較的アパルトマンの近くだったので一度戻り、軽食を慌しくつまみながら次のアポイント先へ。
彼のところは駅から少しあるので、いつまでたっても道を覚えない私のためにいつも駅まで迎えに来てくれるというジェントルマン!
地下鉄に乗り込んだところで、まずテキストメッセージを打っておきます。
そして駅で落ち合い、雑談をしながらアパルトマンへ。
感覚的にかなりガーリッシュなムッシューなので、完全にガールズトークのようなノリになっています。


相変わらずシックなアパルトマンに入れてもらい、物色開始!
彼はかなり量を扱うディーラーさんで、持っているジュエリーの幅が広いので向こうもかなりセレクションはしてくれていますが、それでも見ている量が半端ないです。
私の場合、まず自分の感性だけで(とりあえず細かな状態のチェックやお値段とかはおいておいて)、気になるものだけをよっていきます。

そして全部選びきったところで、選んだものについて細かく状態を見つつ説明も伺っていきます。
その中で、やはり諦めざるを得ないものもでてきますが、その際は潔く諦めるようにしています。
今回もかなり幅の広い作品をこのディーラーさんのところで入手しました。

先行案内でもご紹介し販売済みの「エグレット」と呼ばれる髪飾りの形の指輪。
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あと写真すらまだあまりできていませんが、巨大なエメラルドの指輪。
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短めだけれどリーズナブルに入手できたイエローゴールドのアンティークチェーン。

何気に真珠も充実。
天然真珠のピアス。
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天然真珠とダイヤモンドの二連になった指輪。
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「ピクチャー・ストーン」と呼ばれる、珍しいペンダントも入手。
宝石としてはアゲートですが、石の結晶が風景のように見えるのです。
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このでは本当においしいお手製のタルトを頂き、ベリーのすっぱさとタルトの甘さのバランスが最高でした。
勇んで写真を撮っていたのに、消去された中に入ってしまっていた・・・。
残念、今でも思い出すたびに涎が出そうなぐらいおいしいタルトだったのに・・・。

22:45  |  買い付け日記  | 

2016.05.01 (Sun)

パリ お仕事編「買い付け日記」

初日は着いただけで、本格的なお仕事は翌日スタート。
着いた日は22時頃に眠り、途中少しおきたりしながらも7時頃起きたので、何だいつもより眠ってますねヽ( ´_`)丿
年齢を重ねるにつれて、身体はきつくなってきますので、身体を適度に休めることは欠かせません!

翌日は買い付けのアポイントが2件。
まずは午前中にパリ中心部の旧知のディーラーさんの元へ。
彼の個人的な都合でここのところあまりあえていなかったので久しぶりの再会です!
どちらかと言うと専門は指輪、宝石の美しいジュエリーをそろえているムッシューなのですが、今回はなんかエナメルのジュエリーがたくさんありはまってしまいました。


こうして手に入れたのが先行案内でもご案内し既に販売済みの「シャルル10世時代のブラックエナメルのブレスレット」。

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下記はこれからアップするのですが、「幻のエナメル」と呼ばれるギロッシュ(ギロシェ)エナメルのペンダントネックレス。
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下記もアップはこれから。
ステンドガラスをジュエリーに再現した「プリカジュールエナメルのペンダントトップ」です。
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実はもう一つ、彼のところでやはりエナメルの美しいジュエリーを見つけて、予算の関係で諦めましたがいまだに諦め切れていない私です。。。
残っていたら抑えてもらおうかな。。。って、もう売れてしまっているかな。。。
もやもや。


久しぶりに会ったので色々盛り上がります。
ちょうど前日の夜に、TF1(フランスのTV局)でパナママネーの特番が放映されていて、私も時差ぼけの頭でそのニュースを何となく聞いていたのでその話でも盛り上がります。

私が
「プーチン(大統領)って、あまりにイメージどおりだよね」
というと

「あれは何の驚きもないよね(笑) アイスランドの政治とかはクリーンなイメージあるから驚いたけど、彼はそのまんまだ!」
と国は異なれど、プーチン大統領のイメージはどこでも同じ!?とか思い大爆笑でした。


彼の家の近くにマルシェが開催されていて、マルシェのお惣菜などはとてもおいしいので立ち寄りました。
買ったのはラザニアとか、ドライフルーツ(移動中も軽くつまめて健康的!)とか、翌日別のディーラーさんがアパルトマンまできてくれるのでその時に出すスイーツ、シェーブルのチーズ等。

しかしここで痛恨のミス。
場所を確認しようと思って歩きながらグーぐるマップを見ていたら、2台持ちの片方のiphoneを勢い良く落としてしまた!
幸い機能には問題ありませんでしたが、表面の端のほうにヒビが入りました。
(プロテクション用の液晶防護シートをはっていて、こちらは粉々に割れたので、そのおかげでこの程度で済んだともいえます)
この事故の修理のために、今回の買い付けの日記の写真が少なくなってしまうのです・・・。



下記は何とか救出できた写真。
宿泊していたパリのアパルトマンの写真です!
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22:58  |  買い付け日記  | 

2016.04.29 (Fri)

2016年4月 買い付け日記

ブログの更新、買い付けからその後の多忙な日々が続き、すごく滞っていました。
ごめんなさい。

今回も思い出しながら、つづっていきますね。
また後日ご説明しますが、滞在中の写真のデータが諸事情によりなくなってしまっていて写真少なめでごめんなさい。

まず今回は関空からパリへ。
パリでは今回フェアなどがなくオールアポイントメントだったと言うこともあり時間がかかり、少し長めに滞在しました。
それから夜のユーロスターでロンドンへ。
ロンドンで2日ほど過ごしてきました。



パリは友人が最近、17区のかなりスノッブなエリアに引越しをしまして、「いつでも泊まって」と言ってくれていたのですが、中心から少しあるのとそのエリアが裕福なユダヤ人街なので、今のご時勢何かとホットすぎるかなと思い、サンジェルマン界隈のアパルトマンに滞在していました。
サンジェルマン界隈はやはりパリの中でも安全度が高く、いつもお世話になっているエージェントに色々な意味で「安全」なところを紹介してもらったので(3重の鍵で、エレベーターも鍵がないと作動しない)、物騒な世の中ではありましたがかなり安心して過ごせました。

飛行機はいつもどおりエールフランスで。
平日の昼間に関空を出発する便でしたが、関空がかつてないほど混雑をしていて驚きました。
成田などに比べるといつも「空いているなー」と思う出国ゲートも長い列。
やはり外国人旅行者が増えているんでしょうかね。

飛行機も外国人の乗客が多く、隣もフランス人の親子だったのですが、息子の方が映画みながらずっと「ゲラゲラ」笑っていて、お母さんに「こら、静かにしなさい」とか言われているんですがなんだかとてもほほえましい姿でした。
だって大人にとって長時間フライトってただの苦行じゃないですか。
それがこの年代の男の子にとったら何だって楽しい経験になるんだなと思ったらすごく私も嬉しくなって、最後にその上品なお母さんに「うるさくて失礼しました」と言われたので、「私まで楽しい気持ちになれた」と伝えたら、「そういってもらえて嬉しい」と。
ちょっと心温まる旅の始まりでした。

機内では友人お薦めの映画「マイ インターン」を何度も見てしまい、号泣!
いやはやバリバリのアメリカ人キャリア女性でも、こうしたことに悩むんだなぁと、共感しまくっていました。
無事にパリに到着し、きっとぴりぴりムードだろうと思っていた入国審査もゆるゆるで拍子抜け。
ちょうど夕方のラッシュにかかるころでしたので、高速地下鉄(RER)で市内まで移動します。

空港から市内へはかつては別料金をとったのですが、ICカード(日本のsuicaみたいなもの)で今はパリ地域の全ゾーンと言うものが選べますので、それを購入すれば別料金はかからなくなりました。
これは旅行者にはなかなかよいですね。
1週間パリとその郊外(空港までも含む)の地下鉄、バス、RERすべて乗って20EURぐらいなんですからかなり安いと思います!

今回、前回iphoneを壊し苦労をしたのでiphone2台持ち、片方をsimフリーにして契約しているフランスとイギリスの携帯会社をネットであらかじめチャージしておきました。
そしたら本当にすごく便利でした。
(テクニカルな話なので、どこの携帯会社が安いとか良かったらまた別途書きます)
空港に着くなりメールをチェックできて、翌日のアポイントのディーラーさんに、軽く挨拶のメールを打っておきます。
「無事にパリについてるから、明日時間通りに行くね、tomoko」
みたいな感じです。


フランスは色々時間通りに進まないことも多いですから、このようなあらかじめの一手間をかけることで、翌日の仕事にバッドサプライズがなく順調に進むことが多くなります。
これを着いた直後の電車の中でできるようになったのですから、便利な時代ですよね。

アパルトマンを斡旋してくれている業者さんにも電話で連絡したら、荷物重いかもしれないですから駅まで迎えにいきますよ!と思わぬ優しい心遣い。
最寄の駅まで迎えに来てくれて、スーツケースももってくれて大助かり。
無事にサンジェルマンのアパルトマンにチェックインです。

このアパルトマンは以前も別の部屋を使ったことがあり、勝手も良く分かりとても良かったです!
すべてが順調にいき、思ったより時間があったので、まずは日用品の買出しへ。
大体何を買うかというと
・その日の夕飯
・次の日の朝食(お気に入りのパン屋のパンを買っておくと時差ぼけで疲れた翌日に幸せな気持ちになれます)
・滞在中の飲料(水道水飲めないし、これ重要!)
・翌日以降も外で食事をしている時間ほとんどないから簡単に食べることのできるお惣菜

などなどです。
飲料もあるしかなり重くなります。

あともちろんネットの接続と金庫を確認。
お風呂に入り、買ってきたお惣菜で夕食をとり、荷物を片付けてこの日は終了です☆
あー、書いているだけで思い出して疲れてきます。
お疲れ様、私!


23:00  |  買い付け日記  | 

2016.03.28 (Mon)

京都府庁のアンティーク建築

京都市内も少しずつ桜が開花してきているこの季節、すぐ近くに京都府庁がありましてここが実は桜の隠れ家的スポットです。
今日、京都府庁の「観桜祭」というものがありましたので、さっくり覗いてきました。

桜はまだ三部咲きといったところですが、改めて素晴らしいと思ったのがその古い建物。
1904年建築で明治37年施行のレンガ建築。
アールヌーボーの影響を受けた跡も見られる素晴らしい建築物であることは以前から存じ上げておりましたが、本日はじめて「旧議場」も見学してこちらもまた素晴らしかったです。


アンティーク好きな皆様とシェアしたいと思いましたので、下記にご紹介させていただきますね。

まず肝心の桜。
レトロな建物を借景に、美しさも引き立ちます。
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今も現役で活躍している建物は、このように階段なども赴があります。
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こちらは旧知事室。
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こちらがその旧議場です。
家具やカーテンは当時の写真などを参考になるべくオリジナルに忠実に再現したとのことですが、天井や窓枠等は基本的にオリジナルのまま修復したそうです。

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この旧知事室と旧議場は「観桜祭」の時以外も一般公開しているのだとか。
(土日月はお休みだそうです)
恥ずかしながら知りませんでした。
京都のど真ん中ですし、アンティーク好きな方でしたら気に入られる場所と思いますので、機会がございましたらぜひ訪れてみてくださいね。
17:49  |  京都  | 

2016.03.26 (Sat)

マーガレットフラワーリング ルビーとダイヤモンド 

ブログがご無沙汰になってしまっており、申し訳ございません。
ここのところ、写真をいくつか更新することに力を入れております。
かつて撮影をしているジュエリーで、ジュエリーそのものの魅力が本当に伝えられていないなと思うものも多く、夢中になりすぎてなかなか中断することができません!

もちろん写真の更新だけでなく、新着のジュエリーのアップも定期的に行っております。
本日はその中でもお気に入りの指輪「マーガレットフラワーリング ルビーとダイヤモンド」をご紹介いたしますね。


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真ん中の赤石はルビー。
ルビーの周りだけ爪をイエローゴールドにしたり、その周りにイエローゴールドを一吹きするように、うっすらと塗られているところがにくい!
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下部のダイヤモンドもこの美しさ。
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現地で一目ぼれした作品です。
なんと言ってもデザインがよく、そして宝石がとても綺麗なんです。
指輪としても難しいデザインですが、どこから見ても完璧!
20世紀初頭の作品ですが、やはりこの時代の宝飾技術は一番です。
久しぶりにサイズを直して自分用にしたいと言う衝動に駆られた作品です。
綺麗なだけでなく実用しやすそうなところもポイントです。


そしてマーガレットと言う花はエピソードにも書きましたが、フランスのマーガレットと日本のマーガレットが指す花が少し違うんです。
かなり頭が混乱する複雑な話ですね。
ある意味ではフランスのマーガレット=デイジーでもあるのですが、これまで頭が混乱しそうですが、そのデイジーは皆様が頭に思い浮かべられるあのデイジーとはまた異なります。
お花は品種改良等ありますから、まったく複雑です。

そういえば野菜なんかも、ヨーロッパにあるものと日本にあるものでは同じ名前でも微妙に形状が異なったりしますね。
ヨーロッパの「なす」はずっと大きいですし、りんごだって大きめで緑のものも相当多い。
葱もいわゆる日本の長ネギとはだいぶ異なります。
でもそうした違いって文化の豊かさの象徴でもあり、愛しいものでもありますね。

22:58  |  新着アンティークジュエリー  | 

2016.03.11 (Fri)

写真の撮り直し ガーネットのアンティークジュエリー編

最近はもっぱらフェイスブックでの投稿が多く、ブログがご無沙汰になりがちになってしまって申し訳ございません。
人間、短文になれてしまうとどんどんとそれに流されていきますね。

さて先日から、既にHPにアップしてあるジュエリーで、写真があまりよくないものを取り直しています。
本当はこんなに素敵なのに!と思うジュエリーばかりです。
本日はガーネットのアンティークジュエリーを中心に、写真を改めたジュエリーをご紹介いたしましょう。

1)アンティーククラスターリング(ピンクガーネットと天然真珠、ショルダー)
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小ぶりで文句なく可愛いリング。
指輪のフェイス部分だけでなく、ショルダー部分が凝っていたりと、愛らしさ満点です。


2)アンティークインタりオ指輪(ガーネット、天然真珠、イニシャル)
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なんとインタリオになったリング。
イニシャルあるいは、カップルの頭文字をそれぞれとったのでしょう。
シェルやストーンではなく宝石にインタリオが施されたものは滅多に出会うことがありません。

3)アンティークガーネット指輪(天然真珠、クラスターリング、透かし細工)
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艶やかな少しピンク帯びたバイオレットのような、とても綺麗な色のガーネットの指輪。
真珠で中心石(ガーネット)を取り囲んだデザインは、アンティーク指輪の一つのスタンダードでありながら、実はそれほど数画出てくる指輪ではありません。

4)カボションガーネットのアンティーククラスターピアス(真珠)
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このピアス、何でまだあるのだろう?と本当に思います。
とても可愛い。ガーネットはカボションカットだし・・・。
実はこのピアス、これまで何度となく色々な方からお問い合わせを頂き、いつも例えば他の優先するジュエリーなどに押されて何度なく残っていました。
運命の出会いを待っているに違いありません!
21:14  |  お知らせ  | 

2016.03.01 (Tue)

京都、3月の雪景色

昨晩は暖房をつけながら屋内で仕事をしていてもとても寒く、ふと窓を見ると雪が降っていました。
本日の日中も雪が降ったりやんだり。
ということで寒い中ではありましたが、自転車で(!)さくっと南禅寺の雪景色をみてかえってきました。

実は先日、シェルシュミディのフェイスブックでもカメラを変えたい!と言うことで皆様にご相談をしていましたが、先日ようやく買い換えることができたんです。
ということもありまして、最近そのカメラに慣れるためにも機会をみてはその大きなカメラを持ち出して撮影をしています。


まずは鴨川を越えるとき(寒かったです!)
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そして南禅寺の山門を登ったときです。
山門を登るときは靴をぬがないといけませんので、足の裏が寒さでじんじんとします。
寒さゆえに、あまり長居できません。

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お楽しみいただけましたでしょうか?
寒い日が続きますので、ご自愛ください。
少しカメラの扱いにもなれてきましたので、ジュエリーの写真撮影もがんばります!
21:14  |  京都  | 

2016.02.23 (Tue)

神戸 異人館巡り

先日シェルシュミディのフェイスブックでもいくつか写真をご紹介いたしましたが、昨日神戸の異人館にいってまいりまして、そのお写真をご紹介したいと思います。
京都から神戸へは電車で約1時間。
そんなに遠くないので、例えば以前住んでいた吉祥寺と言う東京の郊外から銀座へ行くまでにかかる所要時間とあまり変わらないのですが、「何となく遠い」イメージがあり、あまり足を伸ばせていませんでした。

横浜の元町は何度か訪れたことがありましたのでそんな感じかな、なんて思っていたのですが、神戸の異人館とても素敵でした!
この北野異人館は洋館がたくさんあり、1日パスなども販売されているのですが、私は美術館でもなんでも1-2個を絞ってみたいタイプですので、今回は2つだけ見学してまいりました。


訪れたのはおそらく一番有名な「うろこの家」

こちらはシェルシュミディのフェイスブックページに写真をアップしましたのでぜひご覧ください。

本日は一休みをしたカフェのオーナーに勧めてもらったのが、ドイツ人商家の館である「風見鶏の館」でとった写真をご紹介いたします。

まずこちらはその名前の由来ともなった屋根の風見鶏。
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外観は赤レンガ。
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1909年頃の建築。
基本的には当時の典型的なドイツ建築ですが、ところどころにアールヌーボーの影響が見られます。
例えばこちらの照明

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そしてドアの取っ手にも。
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一方で天井はちょっと面白い幾何学模様に。
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ダイニングはとてもドイツらしい作りだそうです。
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埋め込まれたステンドグラスもやはりアールヌーボーの影響を受けてとのことでした。
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こちらはこのトーマス一家の一人娘であったお嬢さんの子供部屋でお人形スペースだったそうです。
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これがちょっと泣けてしまいまして裕福だった一家ですが、お嬢さんがドイツの寄宿舎に入るために一家で一時帰国したときにちょうど第一次世界大戦が勃発してしまい一時帰国の予定だったはずが、帰ってこれなくなってしまったそうなんです。
(第一次世界大戦はドイツと日本は敵国でした)

一時帰国の予定でしたから家財一切を残したまま、この館は大日本帝国に没収されてしまいます。
すべての財産を残してきたので、裕福だった一家はドイツで困窮を極めてしまうそうです。
お人形の間まで持っていたきっとのほほんと育っていたお嬢さん、歴史の渦にまきこまれての苦労。
親御さんはどんな気持ちだったかなと思うと、切なくなってしまったのです。

この後、トーマス一家は一時消息が分からなくなりますが、ずっと後年になりその一人娘のお嬢さんが高齢になられてからこちらの館を訪れています。
そのときの気持ちに思いを馳せるとまた、ずしっとくるものがありました。
アンティークとしても素晴らしかったですので、神戸によられた際にはぜひ!
17:53  |  オーナー私生活  | 

2016.02.20 (Sat)

アンティーク指輪のサイズ直し サイズダウンの一例

先日、お問い合わせが重なったアンティーク指輪がございました。
ご購入をご希望いただくお客様が数人いらっしゃったのですが17号とかなり大きめのサイズで、たまたまご興味を持ってくださったお客様が細身の方が多く、複数の方から9-11号の間でサイズダウンのご相談を受けました。

このようにかなり大きなサイズダウンになりますと、仕上がりの形が完璧な真円にはなりません。
4号以上のサイズダウンになりますと、少し円形を押しつぶしたような形になります。
ただこの「円形をちょっと押しつぶしたような形」って言葉で説明されても、なかなか想像しにくいものだと思います。


今回、11号へと6号ダウンいたしましたのでご紹介いたしましょう。

Before(17号)
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After (11号)

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少し円形がギュッとなったのが分かるでしょうか?
刻印も微妙な位置にありなかなか難しかったのですが、綺麗に直していただけました。

お店側としましてはご説明の際に慎重にご案内申し上げるのですが、サイズダウンの場合はこのように少し押しつぶしたような形がむしろ愛らしく可愛い仕上がりになることが多いです。

ですが6号を超えてくるサイズアップやダウン(特にサイズアップの場合)はかなりシルエット的に難しくなってくるのは事実です。
ケースバイケースですので、ご相談いただけましたら幸いです。

22:35  |  アンティークジュエリーレッスン  | 

2016.02.19 (Fri)

アンティークジュエリーのディスプレイ

ブログの更新が少しとまってしまっておりました、申し訳ございません。

先週で宝塚のアンティークフェアが終わり、それから催事の特に展示方法について色々と考えておりました。
ディスプレイの方法を最近はずっと変えていなかったのですが、今回色々なブースを見て回ったりして改善したほうがいいなと思うところもあったのです。


思いつくととりあえずそれに向かって突き進むところがございまして(。-_-。)
ここのところはそんなこんなでいろいろな備品を見たりして考えておりました。
まだ色々考え中ですが、きっと次回以降、ディスプレイも変わると思います。

またそれにあわせて、考えましたらシェルシュミディのジュエリーを梱包する箱等も、数年ずっと一緒でしたのでこちらも変更してもっと良いものに改善していきたいと考えております。
こちらはもっと試行錯誤ですので少しお時間を頂きますが、またもろもろ新しいものを皆さんにご紹介できるのを楽しみにしております!

色々改善を加えたいところは尽きないのですが、まずはいくつか絞って進めたいと思います。
催事の現場でも「一人でやってるんです」と言うと驚かれることがあります。
確かにシェルシュミディの業務量も二人ぐらいでやるべき規模になってきていますが、仕入れもお客様とのやり取りもやはり自分がしたい!のでなかなか難しいところです。
ビジネスという観点では私みたいに人に任せることができない人はダメだそうですが、でも楽しいからよしとします☆


21:53  |  催事オープンサロン  | 

2016.02.11 (Thu)

宝塚アンティークフェア 明日2/12からです!

こんばんは。
明日からいよいよ宝塚アンティークフェアがはじまります。

「宝塚ホテル」は宝塚歌劇団の公式ホテルでもあり、ホテルも老舗らしい味わいがあり素敵ですよ。
会場も入り口には今回、このようなフラワーデコレーションがあり。

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会場内はシャンデリアが美しい、天井の高いエレガントな空間です。
会場内では音楽の生演奏も行われます。
素敵な空間ですので、関西圏&近隣エリアの方、ぜひお出かけくださいませ。

「宝塚」という名前の入った駅は二つありますが、宝塚南口駅(阪急今津線)の方でございますのでお間違えのないようなさってくださいませ。
宝塚南口駅をおりますと、目の前にございます。
また会場は前回6階でございましたが、今回は3階の「琥珀の間」でございます。
私も搬入の時にうっかり間違えてしましました。
当日、何かございましたら当店の電話番号におかけいただきましたら、現地の私の携帯に転送しております。


こうしたイベントの搬入日は普通は1日なのですが、こちらのホテルでは2日間させてくださって、私はおとといに済ませてまいりました。
これ、正解でした!
おとといに搬入をする業者さんはほとんどいらっしゃらなかったので、静かな中で落ち着いて作業ができますし、今日はオフにできました。
本日は京都は春のように気温は高かったので、自転車で市内の温泉までいってきたんです。
あとは鴨川で亀の形の石をジャンプしたり・・・。
非日常なことを過ごせて、リラックスできました。
リフレッシュした状態で、明日から会場でお待ちしておりますね。
21:55  |  催事オープンサロン  | 

2016.02.08 (Mon)

ラピズラズリ ネックレス(1950-1960年頃、ヴィンテージ)

先日、「ラピズラズリ ネックレス(1950-1960年頃、ヴィンテージ)」をアップさせていただきました。

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少し前にアップしたジュエリーですが、色々補足したい情報もあり、こちらでご紹介させていただきます。
こちらはアンティークというよりヴィンテージなのですが、それでもなぜ仕入れたかといいますと、ラピスラズリのジュエリーがアンティークであれ、ヴィンテージであれ少ないからです。

ラピスラズリは本来、そこまでアンティークジュエリーで登場する宝石ではないので、当然あまり見つからないのです。
しかし不純物の混ざっていない、昔ながらの良質なラピスラズリは貴重でそして美しく、お薦めしたいアイテムです。
アンティークジュエリーで登場することも少ないのですが、例外は19世紀後期(1880年頃)です。
この時代、古代リバイバルがおき、古代様式を真似たジュエリーが特にイギリスで作られます。
ラピスラズリの青はいわゆる古代色のゴールドの色ととてもよく合いますので、この時代に作られた古代様式(archaeological style)のジュエリーで時々見ることができます。


例えば下記などは数年前にクリスティーズに出展されていた19世紀の古代様式リバイバルのインタリオの指輪です。
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ラピスラズリは西欧の人にとって、どこかエギゾティックな宝石であったようです。
その後、再び少しジュエリーの舞台に登場するのは、西欧が様々な外国文化からインスピレーションを受けたアールデコ期。
下記は1930年頃にカルティエ社が製作したヴァニティーケースです。
インド様式の鳥たちがエナメルで描かれてたエギゾティックな図柄。
留め具のところに鮮やかなブルーのスクエアのラピスラズリ。その内側にシトリンを象嵌しています。

cartier_lapis.jpg



ラピスラズリを用いたアンティークジュエリーは数は少ないですが、その少しエギゾティックな存在であったがゆえ、なかなか面白い作品が見られるので好きです。
先日アップしましたネックレスはそれほど古いものではないですが、ヴィンテージらしいかっこよさ。
ゴールドとの色の組み合わせはやはり古代からインスピレーションを受けて、それがモダンに解釈されています。
21:48  |  新着アンティークジュエリー  | 

2016.01.27 (Wed)

Projet de bague (指輪計画) /カリブレカットサファイヤのアールデコリング

寒いので心温まるエピソードをご紹介いたしましょう。
買い付けの時に、懇意にしているディーラーさんからちょっとしたサプライズやプレゼントをもらうことがあります。
高価なものではないちょっとしたものなのですが、前回とても嬉しいことがありました。



見つけたときに「tomokoにあげよう、と思って取っておいたんだ」と嬉しいお言葉。
小さい封筒に「projet de bague」。
直訳すると「指輪計画」です。
これはこのディーラーさんのもともとの私物ではなく、彼がたまたま入手した「昔のジュエリーのデッサン画」です。


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恋人あるいは奥様を喜ばせようと、ジュエラーにオリジナルの指輪の製作を依頼したのでしょう。
当時のデッサン画が、オリジナルの封筒に入ったまま残っていたものです。
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デザインが完全にアールデコ。
アールデコでも前半の1920年代にデザインされたものです。
カリブレカットされたブルーサファイヤとダイヤモンドのアールデコリング。
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ジュエラーのところによった帰り、ポケットにでも入れてこのデッサン画を持ち帰ったのでしょう。
うきうきするような足取りで。
まだ時代も良かった頃。
ローリング20's、誰もが熱狂していた時代。
そのきらびやかなうきうきするような足取りが、封筒を空けた瞬間に感じられるようなそんな気がしました。
とても嬉しかったプレゼントです。


そして先日、まさにこの時代の指輪をアップしました。

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とても評判がよく購入ご希望者がお二人現れたのですが、この指輪現状17号とかなり大きく、たまたまかなり細い指の方でしたのでサイズダウンがかなり大きくなってしまうのです。

13号ぐらいまでが最も綺麗に直せそうです。
それ以下になりますと少し潰れたような円形になります。

サイズダウンして少し潰れたような形になるってどういうことかといいいますと、下記みたいな感じです。

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サイズアップに比べますところんとした感じで、愛らしいとかえってお好きな方もいます。
私も個人的にサイズダウンして少し頭でっかちになった指輪のシルエットはかなり好きですが、「真円」ではありません。
別にこだわらなくてもいいとは思うのですが・・・気にされる方もいらっしゃいますので、あらかじめお伝えしております。

ちなみに上記の「アクアマリンxルビーのリング」は私が手にした時点で既にこのサイズでしたが、おそらく過去にサイズ直しされてこのようなシルエットになっていたと思われます。
22:20  |  新着アンティークジュエリー  | 

2016.01.18 (Mon)

バラとパンジーのアールヌーボーゴールドネックレス(1900年頃フランス)

本日は東京都心でも積雪なのだとか。
京都は冷たい雨で、であれば雪の方がよかったなぁなんて思いながら・・・寒さでぶるぶるしています。

さて近頃、ぞくぞくと新着のジュエリーをアップしています。
先日ご紹介いたしましたのは「バラとパンジーのアールヌーボーゴールドネックレス(1900年頃フランス)」。

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アールヌーボーのゴールドネックレスは日本でももっとも人気のあるフランスアンティークジュエリーですが、それだけに実に色々なレベルのジュエリーが存在します。
こちらのネックレスは通常のこの手のネックレスの中でもかなり重め。
複数の金細工技術がいずれもトップクラスで、非常に優等生的な作品です。
モチーフとデザインの良さもいい。
その触れたときの独特の重みや質感は写真ではなかなかお伝えしにくいのですが、すこし布の上で撮りますと分かりような感じがしましたので、追加写真です。

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HPの写真では、商品を販売する上で、どうしても映さなくてはいけないところがいくつもありますので、私も案外生真面目な正確ですのでそれに追われているところがあります。
「質感や着けた時の雰囲気」みたいな、もう少し自由な写真でイメージを膨らませていただきやすい写真も撮れたらいいなと思っておりまして、今年はそうしたショットもなるべくブログで紹介していけたらと思っております!


以前、シェルシュミディのフェイスブックでもご相談いたしましたが、カメラも買い替えたいなと思っておりますが(約10年間、商品の撮影にコンパクトデジタルカメラ)を使ってきましたが、限界を感じ始めています。
商品への愛情と何を伝えたいかというところがポイントであったりもすると思いますので、そのあたりも大事にしつつもう少しレベルアップしていきたいなと思っています。


写真といえば、パリでの買いつけの写真ももっと良いカメラでもっと良いショットをたくさん撮りたいのですが、買い付けの時はとにかく買い付けで頭がいっぱいで。
おっちょこちょいなのを自覚していますので、観光客らしく見えてしまう大きなカメラは保安上、持たないようにしてるんです。
ジュエリーなどの貴重品を持っていますと、それだけで危ないですからね。
10:08  |  新着アンティークジュエリー  | 

2016.01.16 (Sat)

フランスの地方アンティークジュエリー

日本で紹介されているアンティークジュエリーはとにかくイギリスのアンティークジュエリーが多いですね。
フランスのアンティークジュエリーというとそれだけでまず数が少なく、比較的紹介されているのが1900年前後以降のアンティークジュエリーで、特にアールヌーボーやアールデコのジュエリーが多いです。
(このあたりはイギリスのディーラーさんがフランスで仕入れて、ロンドンでも扱っているディーラーさんはます)
しかし例えば19世紀初頭の王政復古の時代のフランスのジュエリーなどはそもそも数が少ないので、滅多に日本では見ないです。

アンティークジュエリーの希少性はいくつかの要因があります。
一つは上記のように時代で、一番分かり易いですね。
そしてもちろんその時代を象徴するようなデザインでったり、宝石が大きかったりその時代にしか手に入らなかったり、そうしたことで価値はますます上がっていきます。

そしてフランスアンティークジュエリーでのもう一つの希少性は、おそらく日本では最も軽視されていることと思いますが、地方性です。
フランスは歴史的に見てもかなりの中央集権的国家で、フランスの地方の歴史は常に「中央との権力の駆け引き」の中で存在しました。
フランスのマーケットで地方ジュエリーの特徴が出たものは、非常に高く評価される要因の一つです。


しかしフランスは先も申しましたように中央の政治戦略が強く、フランスの地方特有の衣装や装飾品は、長年あまり研究の進まなかった分野でもあります。
下記はそうした中で、プロの中で良書と呼ばれている地方ジュエリーに関する文献ですが、残念ながら廃盤です。

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フランスのアンティークジュエリーの大半はパリを中心とした貴族社会を中心に展開します。
しかしその地方独特の発展が見られるジュエリーもあるのです。
地方ジュエリーがもっとも豊かにみられるのは南仏(プロバンス、プロヴァンス)で、それはこの地域に特有の文化、衣装が発達があったから、そして土地として恵まれて経済的に豊かであったからです。
この地域で作られたジュエリーをビジュードプロバンス(bijoux de provence)と呼びます。

南仏と言っても広いのですが、いわゆる「プロヴァンス地方」の西のエリア。
特にアルルは独自の地方文化を見せ、フランスの中央から独立していた時代も長く経済的に豊かな地域でしたので、この地域は地方ジュエリーを語る上でかかせません。
この地域で地方ジュエリーが大きく発展するのは、18世紀を通じてです。

下記は画家Antoine Raspal( 1738 - 181)によるアルルの女性の肖像画。
Granat美術館所蔵。
胸元にマルタの十字架、腕にブレスレット。
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あとは港を持ち貿易の発展したマルセイユ。

実は私、このあたりに住んでいたんですよ。
南仏は幸運なことに地方特有のお祭りや、また地方衣装がよくこの地域の美術館に残っているんです。
この地域の肖像画などを見ても多くのことが分かります。

地方ジュエリーと中央のジュエリーとの発展とは大きな違いがあります。
それはパリを中心にしたジュエリーは常に、貴族社会から展開していること。
一方で地方のジュエリーは17世紀までは貴族の装飾様式を模しながら、既に18世紀初頭からその地域特有の発展を見せ、その地域の有力な商家がその主役になります。
そうした意味でいわゆる貴族的なソフィストケートとはまた異なった魅力を持つのです。

地中海沿岸地域は歴史的に見ても、女の子に婚礼のときに非常に多くのジュエリーをいわゆる持たせました。
何かあったときのために・・・という意味あいもありました。

地方ジュエリーは本当に面白いですよ。
書きたいことが満載なので、また小分けにして書きますね。
シェルシュミディでは比較的、南仏の方にパイプを持ってらっしゃるディーラーさんが何人かいらっしゃり、日本のアンティークショップにして珍しくフランスのアンティークジュエリーをご紹介できていると思います。
数が少ないので難しいのですが、今後もご紹介できるようがんばりますね。
22:17  |  アンティークジュエリーレッスン  | 

2016.01.12 (Tue)

1月の誕生石 ガーネットのアンティークジュエリー

さて1月といえばガーネットですね。
アンティークジュエリーに関して言えば、1月生まれの方はラッキーです。

色石のなかでもっともバラエティに富んだアンティークジュエリーを見つけることができるからです。
今日、ジュエリーの整理整頓していたとき、ふと思いついてガーネットのジュエリーをいくつかそろえて写真を撮ってみました。


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まったく光を当てていない状態なので、それほど綺麗に見えないかもしれませんが、こうしてみると圧巻ですよね。
全部欲しい?
そうですね、私もです!

アンティークガーネットは一言で言うとざくろ色のような色が多いのですが、一概には言えずピンクっぽい色、、赤紫色。
そしてガーネットは実は赤系の色だけでなく、緑色なども存在します。


下記は当店にて販売済みですがやはり緑色の、グリーングロッシュラーガーネットです。
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集合写真?のいずれのジュエリーもお薦めですが、あえて数点、本当になぜまだあるのだろうと思うジュエリーがこちらです。
素晴らしいカボションカットのガーネット。
カボションカットは、光の反射に頼らない分、資質の良い宝石が必要になります。
ピンクを帯びた明るい、透明感のある色がとても綺麗です。
こちらのピアスは本当に不思議で、今まで何度となく売れかかり、そしてなぜかまだ私の手元にあるんです!

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あと下記のリング。
こちらは小ぶりで何とも言えず愛らしい!
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両方とも写真がよくないので、近いうちに撮りなおさなくっちゃ・・・、と思いつつなかなか手が伸ばせていない状態です。
今年の目標の一つが、写真なんですけどね。

強力な守護の力を持つと信じられきたガーネット。
古くから権力者にも愛されてきたのはそのためです。
もし誕生石のジュエリーを選ばれるのであれば、ぜひアンティークジュエリーで探されてくださいね。
21:35  |  アンティークジュエリーレッスン  | 

2016.01.11 (Mon)

今年もどうぞよろしくお願いいたします!

こんにちは。
新年から早々にお休みを頂きまして誠にありがとうございます。
いまさらながら、今年もどうぞよろしくお願いいたします!


三が日は営業させていただいておりましたら、今年はなんと元旦の1月1日から、ご注文を頂きました。
そしてその次の日も・・・。
お正月はたいてい静かですから、こんなことは長年この仕事をしていても珍しいです。
おみくじは「末吉」でしたが、良い年になりそうな予感がいたします。

初詣は清明神社というところにいってきました。
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今年もまた新しいジュエリーとの出会いがたくさんあると思います。
そう思うと今から本当にわくわくします。
皆様から日々、色々なお問い合わせやご連絡を頂いて、昨年度もとても充実した良い年でした。
今年もまだ見ぬ、それは美しいジュエリーに出会えそうな予感がしています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします!

新年最初の催事は、兵庫県宝塚の、宝塚ホテルです。
2/12(金)-2/14(日)。
入場無料、アポ不要でございます。
詳しくは下記の宝塚ホテルのHPをご覧くださいませ。


前回の宝塚のフェアの時は、台風にまきこまれて私まで遅刻を余儀なくされるという、大変なめにありましたが、それでも美しく歴史のある会場に、奏でられる美しい音楽。
とても素敵なスペースで、お客様もとても上品でさすが宝塚!という場所柄を感じました。
ぜひお気軽にいらしてくださいませ。


今、主に関西圏&中部地方にお住まいの方を中心にDMを用意させていただいております。
土地勘がなくもしかしますと「遠すぎていけないよ!」という方にも、お送りしてしまうかもしれませんが、どうぞ大目にみてやってください・・・。

そしてこれまでシェルシュミディをご利用いただいていないお客様でも、このブログをご覧になりご案内状をご希望される方がいらっっしゃいましたら、どうぞお気軽にお問い合わせフォームよりご連絡をくださいませ。
郵送させていただきます。
*ちなみにご案内状はなくても入場は可能です。

皆様にお会いできますのを楽しみにしております。



17:21  |  お知らせ  | 

2015.12.31 (Thu)

今年も一年お世話になりました「年末年始の営業について」

今年も一年大変お世話になりました。
心より御礼申し上げます。

お正月といえばおせち料理なのでしょうがあまり好きではなく、一切作らず・・・。
年末はベルガー(berger)というオーストリアのおいしいチョコレートをたくさんいただきましたので、チョコレート&赤ワインで過ごしています。

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来年はどんな年になるでしょう?
近年は世界情勢も色々驚くことがおきたりと、その速さについていけない部分もありますが・・・。
それでもまだ見ぬ明日に向かって、いくつになっても心ときめかせて飛び込んでいきていたいといます。
相変わらず青いことを言っていて恐縮ですが、いつまでもアドベンチャラスな気持ちを持ちながら、突き進んでいきます。
買い付けの時も携帯を壊すとかいつまでもそそっかしいですが、どうか飽きれずに付き合ってやってくださいませ。

2016年が皆様にとって輝かしい一年となりますよう、願っております。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。


あっ、そそっかしく表題の「年末年始の営業」についてご案内をするのを忘れておりました。

年末年始:12/31-1/3 通常営業
1/4-1/10: お休みをいただきます。

かれこれ一年以上、いわゆるまとまった休暇をとっていなかったので、少しのんびりしてきます。
1/4以降に承りますご注文は、発送が1/11以降となります。
長らくご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします☆
19:10  |  お知らせ  | 

2015.12.28 (Mon)

アンティークピアス他、写真を数点改めました!

年の暮れも迫る中、数点のジュエリーの写真を改めましたのでご紹介させていただきます。
来年の抱負の一つとして、写真をもっともっとがんばりたいです!

よく「シェルシュミディさんのジュエリーは写真より実物の方が絶対に良いから安心して買えるわー」
とおっしゃっていただきます。
お客様に喜んでいただけるのが一番ですので結果オーラーですが、写真がイマイチということですねヽ( ´_`)丿



1)アンティークシトリンネックレス(天然芥子真珠、シードパール)

シトリンは個人的にアンティークジュエリーで最も好きな宝石の一つです。
皆様はいかがでしょう?
前回ロンドンで、戦後のヴィンテージの大粒でなかなかかっこいいシトリンの指輪がありまして、迷いながら年代が通常当店で扱っているものよりだいぶ新しかったのでパスしたのですが、いまだに頭に残っています。
来年は年代にとらわれすぎることなく、少し新しいめのジュエリーでもかっこいいものは、仕入れたいと思っています。

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2)アンティークアイオライトネックレス(アールデコ、銀製、チェーン付き)
以前の写真がダメダメダメで申し訳ないことになっていました。
黒バックの方が輪郭が掴みやすいですね。
さりげないですが球体のアールデコのデザインが秀逸な、なかなか気の利いたネックレスです。
アンティークジュエリーでも時々出てくる紫色の宝石はアイオライト。

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3)アンティークダイヤモンドピアス(フランスベルエポック、18kゴールド)
フランスアンティークピアスの王道。
完璧に美しい、定番のピアス。
何であるのかなと思ったら、細部がまったく映ってなかったですね。
このデザインのピアスは定番ですので比較的良く見かけるタイプですが、ダイヤモンドがココまでしっかりと大きく綺麗なものは少ないです。

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4)アンティークダイヤモンドピアス(ドロップピアス、1900年頃)
お花の形がふんわりとしていて、とても愛らしいです。
あと細やかな金細工も良いです。
小粒だけれどセンスの良い意匠で丁寧に作られたアンティークピアス。
かつてはよく仕入れることができましたが最近は驚くほどお値段が高かったりして、段々見つけることが難しくなってきています。
どこかに手付かずのアンティークピアスがたっぷり入った宝箱が眠っていないかな~(例えば昔のディーラーさんが溜め込んでおいたとか・・・)なんて思うこのごろです。

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5)アンティーク天然真珠ピアス(1900年頃)
アンティークピアスの中でも他に見ない珍しいデザインのピアスです。
クラシックでありながらも幾何学を組み合わせた面白いデザインから、アールデコを前取りしたような時代を先鋭さも感じられます。

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6)アンティーククラスターピアス(ダイヤモンド、お花、ゴールドとプラチナ)
こちらは私が今まで見たクラスターピアスの中でも俄然、作りが素晴らしいと思えるものです。
この時代の宝飾技術がやっぱりジュエリー史上最強だな、ということを改めて思います。
特に花の中心部から、うっすらとイエローゴールドが拡散していく様は、自然の花の一瞬の綺麗さを表現していて、そのセンスの良さを見るとなんだか切なくなるほどなんです。

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綺麗なものを見て切なくなるというのは不思議ですが、それはとても居心地の良い切なさです。
そうした「感受性を溜めていくこと」が、この仕事を長くしていく上ではやはり必要なことなんじゃないかな・・・なんて思ったりもする今日この頃です。


今年ももう残すところ僅かですが、来年目指したいことで既に頭がいっぱいです。
どうか少しでも実現できますように!
22:15  |  新着アンティークジュエリー  | 

2015.12.27 (Sun)

クリスマス&年末の予定について

こんばんは。
クリスマス後の週末で、楽しい時間を過ごされた方も多いことでしょう。
私はといいますと・・・声がかれていてほとんど出ていないです。

クリスマス前に鼻かぜを引いてしまい、他は何ともなく元気なのですが(だるさ等も一切なし)、なぜか声だけでないのです
本当にかなり出なくて日常生活に差し支えるようになって早2-3日。
明日ぐらいには出ると良いのですが・・・。

治らないようでしたら鍼灸医に行ってこようと思います。
最近、時々、針治療を受けるようになりました。
とてもあうようで、以前風邪をひいて鼻がつまってしまったときは、即効よくなりました。


風邪をひいたとき、体調が落ちたときに必ず来る場所ってありませんか?
私の場合、それが気管支系なんです。
咳がひどくなるとか、声がかれるとか・・・。
あとはすこぶる元気なんですけどね。
ということで万が一、お電話を頂きましても「誰?」みたいな声になっていると思いますが、ご了承くださいませ。


クリスマスは大きなイベントこそありませんでしたが、なじみのところで鶏の丸焼きを予約していましたので、それを頂いたり、ケーキもお気に入りのところをホールで予約していましたので(この歳にして大サイズ!)、数日に分けて体重などを気にせずに楽しんでいました。
クリスマスですもんね!

これを機に!?私が愛用しているケーキ屋さんをご紹介いたします。
なんと京都から車で2時間ほど、田園地帯(ある意味ド田舎とも言う)もありcapocapoさんというケーキ屋さんです。



私はたっぷり生クリームが実はそれほど得意ではないのですが、ここのケーキの生クリームはふわりとさっぱりしていていくら食べても胸焼けをすることがありません。
京都の丹波地方にあります。

こんな自然豊かなところにあります。
現地はカフェにもなっていてイートインも可能です。

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あっ、肝心なケーキの写真を忘れてました・・・。
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キャンペーンのお花も好評で、自分が何かをもらうのも良いですが、この歳になりますと「綺麗だった!嬉しかった!」といっていただけるのがサンタクロースさんみたいで楽しいです☆
今年も残すところあとわずかですね。
皆様、お忙しいことと思いますがどうぞくれぐれもご体調にはお気をつけくださいませ。


年末年始は休まず営業しております。
そして1/4-1/10まで久しぶりに休暇を頂戴いたします。
この間、ジュエリーは他の場所へ保管をさせていただくため、一切発送ができなくなります。
ご了承いただけましたら幸いです。

また昨年より年賀状は、クリスマスカードに近い&喪中等が把握できないということもありお休みさせていただいております。
略式にて恐縮です。

22:27  |  オーナー私生活  | 

2015.12.23 (Wed)

アンティーククロス(十字架)

明日はいよいよクリスマスイブですね。
一年一年が、恐ろしいほどあっという間に過ぎていきます!

クリスマスにちなんで、今日は当店で扱ってきた様々なアンティーク十字架をご紹介いたしましょう。

「十字架」というとクリスチャンではないので・・・
といったご反応を示す方も多いですがフランスなども一応キリスト教徒が多数とはいえ、日常的に教会にいくことはない、普段はあまり宗教を意識していない方がほとんどです。
特に1900年以降のクロスは、カトリックというよりファッションモチーフトしての意味合いが大きいです。

またクロスを持っていた→信仰を持っていた→(比較的)恵まれない方の持ち物だったのでは・・・
といったご意見も以前伺いましたが、この時代こうした宝石の入ったあるいは貴金属でできたクロスを持つことができたのは・・・
相当恵まれた方であったことは間違いございません(^ ^)。


「宗教関係者の(例えば司祭のような方)の持ち物だったのでは?恐れ多い!」
といったご意見も伺いましたが、確かに中世などのクロスはそのような方の持ち物が多いですが当店で扱う19世紀以降のクロスはほぼ100%女性のファッションアイテムです。



よいうことでぜひ気軽にファッションに取り入れてみてください。


下記はこれからアップするクロス。
1830年頃のフランス製。
クロスであるのと同時に、トルコ石で勿忘草が描かれています。
中心にはなんととても小さなダイヤモンドが入っています。

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下記もこれからアップする作品です。
1900年頃、南仏のクロスです。
黒エナメルが入っているのですよ、金細工がうっとりするほど綺麗です。
こちらも全体としてはクロスのデザインになっていますが、一つずつのモチーフで花を描いています。
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下記はこれまで販売したクロスで心に残っているもの。
なんと南仏のアルルのダイヤモンドが使われています。
(僅かですがその昔、鉱山がありダイヤモンドが取れました)
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下記はガーネットが艶やかでとても美しいクロス。
近々写真を撮りなおそうと思っていますが、本当になんでまだ残っているのが不思議。
それは美しいガーネットのクロスです。
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下記も販売済みですがこのクロスもとても面白かったです。
クロスx花の両方がモチーフになっています。
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一言でアンティーククロスと言ってもその装飾スタイルも素材も実に様々ですね。
皆様どうぞ良いクリスマスをお迎えくださいませ。
22:13  |  新着アンティークジュエリー  | 

2015.12.19 (Sat)

ダイヤモンド アンティーククラスターリング(フラワーリング、フランス)

寒くなってきましたが、寒くても日本の冬はヨーロッパに比べればましです。
日照時間が長いですから。
フランスに住んでいたとき、朝出て行くときも暗く、夕方帰ってくるときも暗いのには少し参りました・・・。

先日アップしましたクラスターリングのように、花をモチーフにしたアンティークジュエリーを見ると、思うのです。
厳しい気候、寒い気候の時があるからこそ、こうした春の美しい花、しかし時期が過ぎれば枯れてしまう花をジュエリーのモチーフにしたのかなと。


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当店では時々男性の方から「プロポーズをしたい!」ということで、エンゲージメントリングのチョイスについてご相談を受けます。
個人的にお薦めなのがこうしたハイクラスなダイヤモンドのクラスターリングです。
実際、クラスターリングは愛をこめて贈られました。
そんなエピソードもこめて、こんな美しくも愛らしいお花の指輪をサプライズでもらったら、嬉しいですよね。
華やぎがでます。


「もちろんご結婚して何十年経ったけど何かプレゼントをしたい!(そんな日本男性が増えることを願っております^ ^ )」
ですとか
「一年がんばった自分へのご褒美に」
といった需要にも自信を持ってお薦めいたします。


やはり美しい花のデザインの指輪を前にすると、女性であれば誰しも胸が高鳴ります。
現代のジュエリーでお花といいますと妙に可愛すぎて子供っぽいと思われる方も、こうしたハイクオリティーなアンティークのクラスターリングでしたら満足いただけることと思います。
皆さん時々愛らしいモチーフのジュエリーをご覧になると「いやぁ、もう年ですから・・・」
なんておっしゃいますが、とんでもない!
こうした指輪はおばあちゃんになって取り出してしても素敵ですよ。

そもそも「歳だから・・・」なんて言わないでくださいね。
フランスでは女性は40歳ぐらいでしたらまだ若い女性(jeune femme)と呼ばれますよ。
それ以降も70代ぐらいまで皆さん、現役のマダムです☆



京都も、3日前ほどから急に冷えこんできました。
あぁ、京都の底冷えする冬!という感じです。
全国的に寒くなっているようですので、お風邪などめされませぬようなさってください。
22:21  |  新着アンティークジュエリー  | 

2015.12.15 (Tue)

アンティークスタッドピアス ペアシェイプダイヤモンド 1930年代

クリスマスを前に、新着ジュエリーをなるべくたくさん紹介できるよう励んでいます!
毎日お問い合わせなども有難いことに多く頂戴いたしまして、何せ一人でやっているために、ブログなどがあまり更新できずに申し訳ございません・・・。
クリスマスまでどこまで走れるかな・・・。

順不同で、これはお好きな方が多いのでは?といったアイテムを優先的にご紹介しています。
本日は「アンティークスタッドピアス ペアシェイプダイヤモンド 1930年代」。
ピアスはお探しの方が多いですが、一方でここ数年本当に難しくなってきているアイテムです。
需要があるのは分かっていますのでかなり前もってディーラーさんたちにもお伝えし(もっとも私がピアス好きなのは、皆さん既に知っていますが・・・)、何とかお値段も折り合うものをかなり思い切って買ってきているのですが。
いつもあっという間になくなってしまいます!


本日アップさせていただきましたピアスは
ペアシェイプダイヤモンド x アールデコ x 取れにくいスタッドタイプ
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アールデコの特に「白い30年代」と呼ばれるアールデコ後期の特徴が極めてよく出ていながらも、私自身これまで見たことがない珍しいタイプのピアスです。

良質な宝石を珍しいカッティングでセットし、そして直線的なラインで洗練されているところがとてもアールデコ的ですし。
加えて直線ラインが揺れますので、そのときにライン上にあるダイヤモンドが揺れて輝き、まるで雫のようです。
ホワイトジュエリーということもありシャープでかっこいい面もあるけれど、エレガンスがおざなりになっていない。
大人の女性がさらりと身につけると、キラリキラリと煌いて素敵です。
こうしたジュエリーを見ると、大人になるのも悪くないなと思いませんか?


さて忘れないうちに年末年始の営業のご案内をさせていただきます。
クリスマスはもちろん年内は休まずに営業させていただきます。
そして今年は珍しく、年始明けに1週間ほどお休みを頂く予定でございます。
考えましたら休みらしいい休みは、今年は夏も働きづめでしばらくとっていなかったので、思い切って休ませていただくことにいたしました。
またクリスマスカードと近いためと皆様の喪中等を把握することが困難であるため、昨年より年賀状は割愛させていただいております。
略儀にて失礼いたしますが、何卒よろしくお願いいたします。


22:43  |  新着アンティークジュエリー  | 

2015.12.09 (Wed)

イギリスエドワーディアン、アメジストネックレス(9金ゴールド)

新着ジュエリーのご案内、文句なく可愛いアメジストのネックレスです。
当店としましては珍しいイギリス、エドワーディアンのアンティークジュエリーです。

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僅かにピンクを帯びた発色の良い明るいアメジスト。
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この写真が分かり易いですが、チェーンがアメジストの入っている箇所とそれ以降の場所で編み方が微妙に異なります。
もしかしますと例えばこちらはもともとブレスレットで後で、チェーンを継ぎ足してネックレスにしたのかもしれません。
ゴールドのカラットはいずれも9金で、そして両方とも古い時代のハンドメイドのチェーンですので、もしそのような加工がされたとしてもかなり古い時代にされたことになります。
あるいはもともとがこうしたものだったのかもしれません。
イギリスのこうしたネックレスでオリジナルの状態で、途中までが9金で、途中からが18金になっているものも存在します。


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ロンドン在住のディーラーさんからご紹介いただきまして、この時にシトリンのブレスレットと同時に入手しました!
シトリンとアメジストは皆様もご存知の通り、色が異なる同種の鉱物です。

こうしたシトリンやアメジストを連ねたネックレスはエドワーディアンの頃にそれなりに作られたモデルですが、それだけに特徴があり、圧倒的に可愛いと思えるものには滅多に出会わないもの。
その可愛さのポイントは明るい発色の綺麗なアメジストとそのまん丸の形、そしてアメジストの周囲をぐるりと囲んだコレットセッティングとその上部に施されたギザギザの金細工です。
こちらのネックレスは程よくドレッシーで、ブラウスやシャツの中に身に着けるのにも良いです。
09:53  |  新着アンティークジュエリー  | 

2015.12.04 (Fri)

ディープな京都案内 五条河原町

久しぶりに京都のことを書きたいと思います。
歴史のあるパリやロンドン、そして京都のような町には必ず光と影があるもの。
眩く煌くその「光」の部分はもちろん素敵ですが、その影のようなものを内包してこそです。

さて京都。
京都は暮らせば暮らすほど不思議な街で、地理的には非常に便利な場所であっても、ある界隈だけ異様な雰囲気が漂っていることがあります。
そんな雰囲気を感じた場所のひとつが、河原町五条。
五条通という大きな通りを少し下がった、京都駅からちょっと北に上がったエリアです。
(ちなみに五条通をあがれば、大きな通りを一つ隔てて、京都でも指折りの高級料亭が並ぶエリアになります)

京都は、とにかく観光客などに見せたくない部分、陰の部分は隠してしまうという傾向があるようです。
鴨川に面している場所なのに不思議とこの部分だけ鴨川の遊歩道が設けられていません!
意識的におもむかなければあまり足を踏み入れることもない場所です。


色々興味を持ってしらべましたところ、ここは数年前まで「五条楽園」として知られる、いわば遊郭(言い方が古い?)だったのです。
表向きはお茶屋さん。
しかしお客さんはお茶屋さんに入り待っていると、違うところから女性がやってくるというそんな仕組みだったようです。
数年前に摘発され、今は完全に遊郭としての機能はありません。
当時の建物のいくつかは既に撤去されていますが、今ならまだその面影を見ることができます!
(個人的にこうした古い建物を、仮にそれが遊郭であったとしても文化財として保存して、うまい観光資源にして欲しいなと思っています。)

先日お昼時にいってきましたが真昼間でもかなりしんめりとした雰囲気の流れる場所です!

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旧お茶屋さんの建物は現在では、レストランに使われているものなどもありますが、やはり一帯がシーンとした静けさに満ちています。
一度このあたりに日曜の朝に用事があり、早くつきすぎたので珈琲でも飲もうと思ってカフェを探していたら、本当に怖かったです・・・。
といいますのもここは旧遊郭という以外にもここでは書けない場所がございまして、迷っていたらそこに偶然ぶつかってしまったからです。

でも本当に興味深いエリアで、そんなお茶屋さん街の一角に、京都が世界に誇る「開化堂」さんの本店もあります。
一つずつ手作りされた茶筒は特にヨーロッパで今、非常に高く評価されイギリスやイタリアなどの超高級店で人気が出てます。
コーヒー缶に使われる方が多いようです。
銅やブリキで作られた缶は経年と共に少しずつ色が変化し、とても高く評価されています。
私も一つ欲しいなとずっと思っていますが、これがなかなかお高いのです・・・。


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そして実は日本が世界に誇る任天堂さんのルーツも、この界隈にあります。
もともとはカード遊びのため花札の製造から始まった会社です。
おそらく遊郭の需要から生まれたのでしょう。
そう考えますと色々と本当に興味が尽きないエリアです。

今では少し再開発も進み、下記のようなかっこいいデザインカフェもできています。
efishさんというカフェで、鴨川を見渡すことのできるカフェ。
眺めだけの飲食店は味やお値段がイマイチのことが多いのですが、ここのサンドイッチは最高においしいです☆

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余談ですがここから更に南に下がった、京都駅の東側も歴史上実に色々なことがあった場所です。
観光的なものは何もございませんので普通はあまり行かない場所だと思いますが、私は観光名所よりも人の営みの面影を残す町並みに引かれるので、時々ふらふらとして周りの人には不思議がられます。

でも以前に、お世話になっているフランス人ディーラーのマダムが旦那さんと京都にいらしてくださったときに、旦那様はフランスである分野で有名な人なのですが、「(3週間もいたので)旦那さんは毎日、何をしているの?」と聞いたら、
「彼ったら、ひたすらこのエリアを歩いたり自転車でまわっているのよ」と言っていました。
歴史の絡んだ場所を歩きながら、街からいまだ感じられる匂いのようなものを感じることが好きなのだとか。
その気持ち、分かります!

京都でちょっとそんな経験がしたくなったら、ぜひ気をつけながら昼間にぜひどうぞ。
10:01  |  京都  | 

2015.12.01 (Tue)

ジュリアーノ一族のアンティークブレスレット(Carlo and Arthur Giuliano)

さて先日ようやくジュリアーノのブレスレットをアップできました。
色々調べ物も多く、時間がかかり恐縮です。

有名なジュエラーのサイン入りのジュエリーであるだけでなく、ジュエリーの完成度、シルキーなすべらかさ。
良質な宝石の美しい使い方など、手にするとうっとりとしてしまうそれは美しいジュエリーです。


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ジュリアーノ一族やこのブレスレットについてはHPでも詳しく記しましたのでブログではちょっとそこから離れて、カルロジュリアーノとロンドンについて書きたいと思います。
カルロ・ジュリアーノは妻と当時まだ幼かった子供たちと一緒に、イタリア南部のナポリからロンドンへ移住をします。
最初ロンドンへやってきたのはかつての師匠カステラーニのロンドンの代理店をかねていて、1867年までカステラーニの工房に所属していました。

ロンドンで最初に開いた工房はフリス・ストリートにあり、これは工房でお店ではありませんでした。
ところで「フリスストリート(Frith Street)」ってどこにあるのでしょう?
最近はパリだけでなくロンドンでもすごす時間が増え、ロンドンの町並みにもとても興味がわいて色々と探索しています。
実は20年代でまだ社会人一年目だったころ、ロンドンに三週間ほど当時の仕事で駐在していたことがあるんです。
そのような記憶をひもときながら、またロンドンの地図を眺めながら、遠く離れた過去や近い過去等、色々なことに思いが馳せます。


フリスストリートはロンドンウェストエンド。
真ん中から少し西側の、ソーホー(SOHO)にある通りです。
SOHOはもちろん中華街も有名ですがジャズクラブやミュージカルシアターもあり、エンタテイニングな界隈ですね。
フリスストリートのあとはピカデリー(115 Piccadilly)にお店を移し、こちらは店舗もかねます。
ピカデリーのお店とSOHOも近いです。


なぜこんなことを書いたかといいますと、ロンドンでもパリでも東京でも、その人によって好きなエリアって確実にあるんですよね。
ロンドンは一般的に、北と西に良い住宅地があるといわれていますが、絶対「ロンドン北部!」という人もいれば、当店とお付き合いのあるディーラーさんなどはいつも西側にいます。
例えば昔はノッティングヒルに住んでいて、それからもう少し西側の郊外に移った・・・とか。
前回の出張の時にお世話になった日本人ファミリーは、かつても長い年数、ロンドンに駐在していたのですが必ず北側です!
そのときの家族構成などにより引越しをすることがあっても案外、同じ方面で移動をすることが多いのです。
パリでも私の友人は15年ほどパリに住んでいるのですが、何度も引越ししながらずっと南側に住んでいます。

類稀なジュエラーという点からだけでなく、一人の人としてどんな人生を送っていたのかな?
とかロンドンのどんなところを好んでいたのかな?
とか考えるのも面白くないですか?
特にパリやロンドンのように歴史のある街ですと、その人を知る上でその人がどんなところが好きで住んできたかは、個人的に必ず聞いてしまう質問なのです!





17:39  |  新着アンティークジュエリー  | 

2015.11.30 (Mon)

2015クリスマスキャンペーンスタートしました!

こんばんは。
本日で11月も終わり、明日からいよいよ12月に突入です!
今年は晩秋になりましても京都も驚くほど暖かかったせいか季節感が沸かず、恒例の(郵送の)クリスマスカードは少し遅れて近日中に皆様のお手元にお届けさせていただく予定です。


クリスマスイルミネーションで有名な近所の学校も明かりがともり始め、こんなに暖かいですが本当にいよいよクリスマスシーズンの到来ですね!

12月25日までに当店で10万円以上(税抜き)ご購入の方にもれなく京都のフローリストショップ「プーゼ(POUSSE)」の特製アレンジメントをプレゼントさせていただきます!

プーゼさんは「パリx京都」なセンスがとても素敵なお花屋さんです。

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当店のホームページも例年通り、本日からクリスマスモードになりました。
まだHPにアップできていない新着のジュエリーのお写真も掲載しておりますので、ぜひご覧いただけましたら幸いです。
これから年末にかけて何かとお忙しい時期とは思いますが、どうぞ麗しいクリスマスシーズンをお迎えくださいませ。
21:59  |  お知らせ  | 

2015.11.25 (Wed)

ライラック(リラの花)のアンティーク指輪(ルビーとダイヤモンド、14金ゴールド)

「今年はずいぶん暖かですね」なんていっていたら、今朝はかなりの冷え込みで、いよいよ冬の到来のようです。
京都の紅葉は今年はずいぶん色づきが遅く、真っ赤になる前に散ってしまっているところも多いですが、この寒さでいっきに色づくことでしょう。
例年より少し遅れて12月の1週目ぐらいが市内の見ごろになりそうです。

さて最近ばたばたとしており、なかなかブログを更新できておらず申し訳ございません。
仕事の中で何が一番すきかといいますと買い付けや接客もとても好きですが、色々調べ物をしてそれを文章にしてご紹介することも地味ではありますがとても好きです。
そうした作業がなければいくら長くやっていたとしても、なかなか知見が深まっていかないのです。
分かっているようでも文章にするために色々調べなおしていくことで、ようやく血肉になるようなそんな感覚もあります。


さて先日アップして、お客様はもとより私の友人にまでとても評判のよい「ライラック(リラの花)のアンティーク指輪」をご紹介いたします。
ライラックという言葉が日本では一般的ですが、ヨーロッパではむしろフランス語の「リラ」をそのまま用いて通じることが多いです。

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紫のイメージが強いかもしれませんが、この指輪で表現されているような赤系のリラの花も多いです。
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昔のビルマ産のルビーはピンクを帯びた独特の赤色が特徴的で、まさにこうした赤ピンクのライラック(リラの花)を表現するのにぴったりの宝石といえます。
リラはヨーロッパを代表する花ですが、薔薇や勿忘草、パンジーなどに比べても、アンティークジュエリーのモチーフにされていることは少ないです。
その理由は分からないですが推測するに、どちらかというと1つの花の造形は比較的さっぱりしていて、集団で美しく見える花だからではないかなと思います。
薔薇のように1つの花のシルエットが豊かなほうが、ジュエリーのモチーフにしやすいのです。


淡い色と濃い色がブーケになったときに引き立つ、この派手ではない可憐な美しさは、むしろ日本人の美意識によりそうものではないでしょうか。
けっして派手ではないですが、「なんて可愛いのかしら!」と一目ぼれで仕入れたジュエリーです。
上品で良いです。


14:28  |  新着アンティークジュエリー  | 

2015.11.15 (Sun)

パリの同時テロについて

昨日、世界を震撼させたパリの同時テロについて、感じていることを書きます。

昨日より当店でもお世話になっているディーラーさんにメールなどで連絡をしています。
パリ地域に住む何人ものディーラーさんやあるいは友人たちからの声を聞くと、私も一緒に(しっかりしていないといけないのですが)、落ち込みます。
ただ悲しいです。


何も自由を守るべく闘わなくてはならないとか、西欧的な価値観を守る、といった気持ちはないです。
ただあまりの出来事にショックですし、それらが身の回りの近い人から聞こえてくるとこたえるのです。

彼らからも、何かに対して抗議するとか、政治的なニュアンスはまったくなく、
ただ「本当に怖い」「これからどういう風になるかわからない」「絶対的な恐怖を感じた、悲しい」とただ率直な声が多かったです。
私も本当にそう思うのです。


少なくとも身の回りのフランス人から、愛国をあおったり、好戦的な声はまったく聞こえてこないです。
相手を報復として物理的に壊滅させれば解決することではないということは私も感じるところですし、多くの方が感じてらっしゃることでしょう。
一方で何の罪を犯していない人を無差別に殺戮することが、許されることではないです。
放っておくこともできないでしょう。


パリに限った話ではなく、これからの世界情勢がどうなるのだろう?と考えるとその問題の複雑さや難しさから、ため息が出るようなそんな状態に昨日からいます。

皆さんはどう考えるでしょう?
善を持って悪をやっつければよいという問題ではないですし、いったい「善」って誰が決めるのでしょう?
世界の秩序は?平和は?


とにかく努めて(これは親しいディーラーさんにも伝えたことですが、sensitiveな人がこうした映像を見ると参ってしまうのです)映像を見ないようにしていて、日常のことを丁寧に過ごしていこうと私も思っています。
きっと国家同士の戦いではイデオロギーの衝突は解決できないです。
毎日のささやかな生活や、愛情のある生活、そうした個人レベルの思考と行動の集結が実を結ぶことを願っています。
一方でそうした日常のありきたりな平穏や愛情さえ感じられない地域が世界には確実にあるわけで、そうした難しさも感じます。

祈る、ただそれしかできないような無力感に襲われつつ、私はフランスのジュエリーを輸入する者としてきちっと商売をすることで、戸惑いの中にある取引先の人を何かしら支えていけたら・・・と思っています。
無力ながら、そんな一人ひとりの日常を支える力・・・が実ることを切に祈ってます。

犠牲になられた方に、哀悼の意を表します。
一日も早くパリが日常を取り戻せるよう、心より願っています。
17:31  |  オーナー私生活  | 

2015.11.13 (Fri)

京都アンティークフェア(11/20-11/22)

京都アンティークフェアがいよいよ来週にせまっておりますので、詳細のお知らせです。

期日:11/20(金)、11/21(土)、11/22(日)の3日間
10-17時になりますが、最終日の日曜は16時までとなっております。

場所:京都パルスプラザ

シェルシュミディのブース:44A(1Fの入り口に比較的近いところになります)

友人のアンティーク屋さんの代理で今回出展しておりますので、ブース名は「エンジェルコレクション」となっております。
何かございましたら、075-406-5462にお電話くださいませ。
会場の私に転送されるようにしておきます。


会場へのアクセス等に関しましてはどうぞ下記の京都アンティークフェア公式サイトをご参考くださいませ。



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入場料無料&予約不要ですが、
会場も混雑しておりますし、もしいらしていただけそうでございましたら、よろしかったらあらかじめぜひご連絡をくださいませ。
会場にはすべての在庫はおそらく持っていけなさそうですので、ご覧になられたいジュエリーを必ず持参するようにいたします。


考えましたらあと一週間弱。
準備を始めねば・・・!
22:12  |  催事オープンサロン  | 

2015.11.10 (Tue)

アールヌーボーゴールドネックレス(カボションカットルビー、バラ)

最近、ブログが買い付け日記一色になっていたので、なかなか細かくできなかった新着ジュエリーのご紹介。
本日は書きたいことが満載の「アールヌーボーゴールドネックレス(カボションカットルビー、バラ)」です。

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こうしたタイプの金細工のネックレスは、フランスのアンティークジュエリーがお好きな方なら「あっ、あれだ!」と思ってくださることでしょう。
実際、ザ・フランスアンティークジュエリーの王道で、これまで当店でも何度か似たテイストのネックレスをご紹介させていただきました。

面白いのはこのテイストのネックレスは、イギリスなど他国のアンティークジュエリーでは見つからないことです。
またフランスでも作られた年代は非常に限られ1890-1910年頃。
特にこのようなヌーボーの特徴が出ているものは1890-1900年頃に製作されています。
知名度のわりに数が出てこないのは、「限られた場所で短期間の間にしか作られなかったから」です。
*近年特に数が少なくなってきております。


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秀逸な金細工がポイントになりますが、その金細工も彫金なのかレポゼ(押し出し)なのか等、ネックレスによって用いられている技法が異なります。

例えば下記は同時期の典型的なレポゼ技法によるネックレスです。
一般的にレポゼの場合は、軽量になります。
薄手のブラウス(例えばシルク布)にあわせて、女性らしさ、繊細さで繊細さを表現することに長けています。

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今回ご紹介しているルビーのネックレスは、彫金によって仕上げているネックレス。
彫金によって仕上げている場合にはある程度重みのあるほうが、落ち着きがありクオリティーも高いことが多いです。
重量があれば良いというわけではないのですが、この手のネックレスはかなりピンきりですので作りの良いものを選ぶことが大事です。
あまり良くないものですとすぐに裏返ってしまったりと、使いにくいという声をよく聞きます。


こうしたアールヌーボーのネックレスは「金細工」が要ですので、宝石はナシで18金だけで仕上げられたもの、あるいは少し小さな真珠の入ったものが大半です。

下記はやはり今回仕入れることができた同時代のネックレス、真珠が入っています。
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色石が入っている例というのは非常に少なく、特にカボションカットされたルビーが入っているのには驚きました。
ルビーの滑らかな赤色が首元を華美すぎず、しかし艶やかに美しく見せてくれるまさに大人の女性のためのネックレスです。

こうした程よく色合いの明るいネックレスを、年齢を重ねた高齢のフレンチマダムはさらっと着けるのに長けています。
サンジェルマンなどを歩いていますと、白髪のおばあちゃんがこうしたジュエリーを着けて一人でカフェでお茶を飲んだりしているのがなんとも様になって「あっ、フランスにいる」と感じる瞬間です。
私はフランスが好きなのは美しい洋服や建造物、優れたガストロミーというより、女性が年齢を重ねるほどに美しいから・・・です。
09:35  |  新着アンティークジュエリー  | 

2015.11.09 (Mon)

Perle du Japon (日本の真珠?)

先日、真珠に関してちょっと面白い出来事がありましたのでご紹介いたします。
当店のお客様で真珠をこよなく愛される方から、興味深い昔のデッサンを頂きました。

「Perles du Japon(直訳しますと「日本の真珠」)」と書いてあるんですけど、日本の(養殖)真珠はこの時代から一般的に流通していたのでしょうか?
と疑問に思われたようです。

「表面」
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「裏面」
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色々と読み進めていくとどうも変です。
ちょうど忙しい時期だったということもあり、なんだか変だなーと思い少ししてから集中して読みましたがやはり変です。

なぜなら説明文を乱暴に直訳しますと、

「日本の真珠(Perles du Japon)、青い250グラムの丸箱で売ります。
認可取得済み
(marque deposeというのは色々な分野で使われる言葉で、そのブランドなどが確かに認可されたことを示す言葉です)

1889-1900年パリ万博金賞受賞。

Perles du japon(日本の真珠)は流行している一方、探されています。
(話題になっているが需要が供給に追いついていないといった感じなのでしょう)。
このおいしい食材は、これまでの様々なフランスのポタージュのいずれにも類似していません。
その名前が示すように、調理をするとこれ(perles du japon)はその形といい透明感といい、本当に真珠に似ています。
すべての食材屋で販売します。」

お粗末な翻訳ですがこんな感じです。

日本の真珠が食材屋さんで手に入る?
ポタージュ??
いったい何のことを言ってるのだろう?と頭の中が???になります。


答えはこちらでした。
なんとタピオカ!

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この時代にフランスを席捲したエギゾティックな食べ物を「日本の真珠(perles du japon)」と命名していたのです。
その色合いや形、またこれまで見たこともない不思議な食べ物は、極東の未知なる国、「日本」を連想させたのでしょう。
日本でもそうですが、海外でも外国名を取り入れた面白い商品名というのはあるものです。
イギリスでは近年、「極度乾燥(しなさい)」というブランドも流行していますね。

そして今でも、タピオカはフランスでperles du japon(日本の真珠)と呼ばれ続けているようです。

すっかりネーミングに騙されてしまいました!
ちょっと面白い発見でした。

22:01  |  アンティークジュエリーレッスン  | 

2015.11.08 (Sun)

ロンドン〆

さてさて長らく続きました買い付け日記もこれにて一度〆にしたいと思います。

最終日のロンドンでは朝早くから大きなマーケットへと出かけます。
フランスに比べてまだこうしたマーケットが存続しているイギリスですが、ありきたりのものがそれなりに高価に売られてはいるのですが(つまりそれなりの物量は相変わらずあるのですが・・・)ここぞというものを見つけるのは(ある意味ではパリよりも)難しいです。

あと純粋にアンティークでないもの、戦後のヴィンテージであったり現代物に近かったり、部分的に改造されていたり・・・というものも格段に増えてきていますね。

朝早い時間でしたが、地下鉄で向かいました。

後日、それはあまりに危険だからやめたほうが良いと同業者にいわれましたので、次回はやめておこうと思います。
さすがにちょっと危ない雰囲気がありましたし、何かあってからだとまずいですもんね。

お目当てだったディーラーさんの元へ。
残念ながらこの日はあまりいいものをお持ちではなかったのですが、しばらく雑談を。
「君はいつもパーフェクトで、感動する」
と言っていただく。
何を持ってだか良くわからないのですが、とりあえずフランスでアイフォンを壊したとは言わないことにしておきます!

一つ彼が自分の指にしていた指輪が素晴らしかったのですが(ありえないほどシルキーで滑らか)、これは「まだ売ることができない」とのこと。
「自分も見たことのない謎の刻印が入っているので、もう少し調べてみたい」そうです。
詳しく見せてもらいましたが、確かにイギリスの刻印と類似していますが「20カラット」の刻印が入っており、それ以外のホールマークも見たことのないものです。
おそらくアイルランドなのではないかということでしたが、午後により詳しい人に来てもらって調べてもらうとのことでした。

ディーラーさんには色々なタイプの人がいて、こうした未知のものに出会ってもそのまますぐに売ってしまう人もいますし、一度きちんと調べてから売却する人もいます。
でもこうした細かいことをきちんと調べていくのは地道なながら大事なことで、これだけの人でもそうしたことを繰り返しているのだなと思いました。
そうじゃないと、ここまで一線では活躍できないのでしょう。


マーケット自体は大きくディーラーさんの数も多いですが、見たいと思うディーラーさんは限られています。
いつも同じ人のところにいってしまうのは、やはり好みがあうからなのでしょう。
それからいくつかのディーラーさんのところを回り、これだけ大きなマーケットなのに指輪2点だけを入手。
ユーロに比べてもポンドは高値が続いていますので、イギリスでの仕入れも一筋縄にはいきません。
特に私が欲しいと思っているのは典型的なイギリスアンティークではないので、なおのこと難しい。

しかしイギリスとフランスの両方を回ることで知識も相互補完的になりますし、イギリスのディーラーさんは優秀な人が多いのも事実ですので、今は二つの国を回ることがとてもためになっています。
(なんといっても世界のアンティークがもっとも集まるのはロンドン、でもフランスアンティークを買いたいならもちろんパリ!)

イギリス人ディーラーとフランス人ディーラーもつながるとことはつながっていて、例えばこの前の日にたくさんのダイヤモンドを仕入れたイギリス人女性は、私が初日にパリで買い付けをした女性と知り合いですし(仲は良くないけど・・・)。
この日に訪れたイギリス人男性の友人は、私と取引のあるフランス人が良く知っている人です。
なので色々話していくと「パリにによく行くんだ、○○って知ってる?」
「あっ、その名前聞いたことがある」
とか色々つながりさらに面白いです。

The world is small and the life is very short, maybe.

午前中いっぱい仕事をして一度ホテルに帰り、そして・・・ようやく半日のフリータイム☆
今回はロンドン郊外のハムステッドに行くことに決めていました。
ノーザンラインに乗ってロンドンの中心部から15-20分あまり、ハムステッドヒースと呼ばれる手づかずの広大な自然に触れることができます。

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ずっと緊張感を持って小さなものを見続けていたから、もう自然に触れたくて・・・
ひたすらハムステッドヒースを歩き回り、それからその後この界隈に住む知り合いの日本人家庭の家にお邪魔しまして(なんと裏庭からヒースにいけるというゴージャスなフラットでした)、一緒に夕飯をいただき失礼いたしました。
ひと時の休暇です。

フランスは相当、住んでいるときに行きつくしましたのでロンドンの特に郊外でいってみたいところを買い付けのたびに1回の旅行で1箇所だけ、大事に訪れてみたいなと思っています。




12:50  |  買い付け日記  | 

2015.11.07 (Sat)

18世紀ダイヤモンドリング(シャンパンカラーダイヤモンド)

早々と売り切れてしまいましたが、きちんとご紹介しておきたいジュエリーがございますので、ブログでもご紹介させていただきます。

18世紀ダイヤモンドリング(シャンパンカラーダイヤモンド)。

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18世紀のジュエリーは以前も数が少なくご紹介するのが大変だったのですが、ここ数年はさらに激減しまして、マーケットでもまず出てこないジュエリーになっています。
特に出てこないのが指輪とピアス。

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しかも今回はなんとシャンパンカラーのダイヤモンドが特徴的です。
写真絵は少し分かりずらいと思いますが真ん中の宝石もシャンパン色です。
上下の色がもっとイエローが強いです。

ロココファッションでシャンパンカラーは流行するのです。
ダイヤモンドは当時、19世紀以上に希少で、その上人口加工などできない時代でしたから、ただでさえダイヤモンドからさらにシャンパンカラーとなりますとまさに天文学的な希少性で。
ですから当時、シャンパンカラーのペーストガラスもハイジュエリーに用いられています。
このちょっといびつな形のダイヤモンドにあわせた台座の形も迫力がありますね。

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背景になっている無数の石もダイヤモンドです。
これらの石も少し傷みのある石もありますが、欠けずに残っていたのは奇跡的です。
まさにダイヤモンドのタペストリー。


そして横から見た写真が分かりやすいですが、縦長のこちらの指輪、上下に微妙なしなりが作られています。
この独特のしなりのおかげで指にとても気持ちよくフィットするのですよ。
本当に素敵な迫力ある18世紀の指輪でした。

21:36  |  新着アンティークジュエリー  | 

2015.11.06 (Fri)

ロンドンで買い付けの日々

さてロンドンお仕事編。
1日目はついただけで、2日目は朝から忙しい日でした。

まず早起きして、1つ目はアポイント。
イギリス人ディーラーですが、イギリスのジュエリーというよりフランスや大陸ヨーロッパのジュエリーを得意とする方がいて、メールで一月以上前から色々とやり取りをしていたのです。

これまでも何度もお世話になっている彼女ですが、これまではそこまで取引額はそこまで大きくなかった方です。
しかし今回、なんと私が送ったいくつかの写真や説明にぴったりのジュエリーで、しかももっと大粒のダイヤモンドのジュエリーをいくつも用意してキープしていてくれたのです!
彼女はとてもクールで気の強い、ぱっと見たところあまり人情にあつくなさそうな人なのですが、ここぞというポイントはしっかり抑えていて。
これからも大事に長く付き合っていけることでしょう。


朝イチのイギリス最初のアポイントで、イギリスでの買いつけで組んでいた予算のすべてを消化しそうな大きな買い付けをしました。
だって大粒のダイヤモンドって、最近本当に手に入らないですから、今買わずしていつ買う?ですよ。

目がダイヤモンドになりそうなぐらい、ダイヤモンド、ダイヤモンド尽くし。
Diamonds Are a Girl's Best Friendという言葉が頭をぐるぐるします。

この日、午前中早い時間はとても寒いロンドンでしたが、彼女とは仕事の話はあっという間に済むので(お互い決断はとても早い!)、それ以外に色々雑談してかれこれ1時間ぐらいまったく関係ないことで話し込んでいました。
仕事とは直接関係のないことですが、こうした雑談はとても大事だと思っています。
(もちろん相手も忙しいことが多いですから、タイミングが合えばで、そのあたりを思いやりながらという前提です)

買い付けに力を入れているディーラーさんですので、普段は本当に忙しくされているようですが。
1週間に1回の休みは山登りをしたりと少しアドベンチャラスな非日常を経験するようにいしているのだそうです。
私も少しオフの時間ができるとよく山を登ったり(といっても京都の小さな山ですので片道一時間ぐらいの危なくない登山です)、自転車を飛ばして人があまり来ないような自然の中にいくのが好きなので似ているのかも。

普段、ルーペであまりに細かなものばかり見ているからでしょうか。
またジュエリーを持って歩くのは非常に危険を伴いますので(特にロンドンやパリでは)、そうした意味で、そうした日常の仕事から開放されることが必要だということはとてもよく分かります。
翌日に会ったディーラーさんは、仕事以外ではガーデニングをしているといっていました。
それもまたよく分かる!!!

そのまま一度ホテルに戻り、息もつかないままセントパンクラス駅へ。
友人と待ち合わせです。
同窓会をするのではなく、一緒に郊外の買い付けまでいってもらうのです☆


最近、イギリスに移住した彼女もアンティークには興味津々で快く一緒にいってくれることに。
あらかじめローカルの電車の予約について調べてくれたり、電車の中ではなぜかミカンにホット紅茶に色々持ってきてくれたりと。
異国で買い付けのたびに出ているとは思えないほど、アットホームな電車の旅でした。


ぺちゃぺちゃ話し込んでいるうちに、あっという間に郊外のフェア会場に到着。
残念ながらここはあまり私のお目当てのジュエリーはなかったですが・・・。
こうした郊外のフェアはイギリスもフランスも概して値段はリーズナブルなのですが、「これは!」と思うような個性的で頭一つ洗練されたジュエリーが見つかりにくいのです。

広大な会場から、翌日に行く予定のディーラーさんに一本電話、前回取引をはじめたばかりとまだあまりなじみの少ないディーラーさんです。
「tomokoだけど・・・(分かるかな?)」といったら
「tomoko、○○を買ってくれたよね」とすぐに思い出してくれる。

良いディーラーさんは概して記憶力がずば抜けて良いことが多いです。

郊外のフェアはとてものどかでなかば観光客になった気持ちで和みました。
一度様子をみにきたかったので、次回以降は多分来ないと思いますが良い経験になりました。

ロンドンに戻ってから、先の友人にいろいろと自然食品のお店などを紹介してもらい、おいしいオーガニックのお茶や自然療法のクリーム等(こういうの大好き!)を紹介してもらい、楽しいひと時を過ごしました。
ありがたやーー。
22:27  |  買い付け日記  | 

2015.11.04 (Wed)

そしてロンドンへ

買い付け日記、まだまだ終わりませんーーー。
パリからロンドンへの移動はユーロスター(新幹線)。
なんと二時間半でつくので、感覚的に京都から東京へ行くのと変わりません!

時間節約のために、いつも夜19時ぐらいにパリを出る電車にのっていきます。
そうしますとパリとロンドンの間には一時間の時差がありますから、ロンドンには20:30ぐらいにつくことになります。
前回は六月だったので到着したときもまだまだ明るかったのですが、今回はしっかり日が暮れています。

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ユーロスターは切符はフランスの国鉄のHPから日本でも予約ができます。
今は便利になったもので、切符もそのまま印刷して当日はバーコードを自動改札機にかざせばOK。
今回は遅延などもなく(しょっちゅう遅れるのですが・・・)、無事にロンドンのセントパンクラス駅へ。
ホテルは前回も今回もこの駅のすぐ近く、スーツケースをだらだら引きながら、ホテルまで五分ほどで到着!

アパルトマンタイプのホテルで簡易キッチンはついていますが、ロンドンはパリよりもショートステイですし、マルシェなどの事情もあまり分からないのでまず100%外食です!
スーパーなどでおいしそうなヨーグルトやジュースを買っても甘すぎたりと、イマイチまだイギリスのスーパーでおいしいものにあまりありつけていないというのもあります。


翌日に郊外のフェアに一緒に行く友人にだけ連絡をして、とりあえずこの日は眠るだけ☆
イギリスの携帯会社で無料のSIMカードを送ってくれるところがあったので依頼をしていたのですが、日本を出る前に注文していたのにまだ届いていないとのこと。
このホテルには前回も泊まっているのですが、レセプションってだめだめで、もしかして失くした!?


私がなぜフランスやイギリスの現地のSIMカードにこだわるかというと、これだけグローバルな時代になっても、そして日本の携帯が現地で通じても(今回は壊したので通じませんでしたが・・・汗)、何かとローカルの番号がないと不便なんです。
例えばディーラーさんも日本の番号だと、掛け方が分からないという方は多いですし。
タクシーなどを呼ぶときにも受け付けてくれなかったりします。

いずれ世界共通携帯番号、みたいなものができたりするんでしょうか。
そんな日が来そうな気もしますよね!

19:08  |  買い付け日記  | 

2015.11.03 (Tue)

東京でのオープンサロン お出かけくださりありがとうございます!

10/31と11/1のオープンサロンにお出かけくださいましたお客様、誠にありがとうございます。
いつもは京都におり、なかなか関東圏のお客様にお会いできないため、こうした機会にお出かけいただけますととても嬉しいです。


買い付けてきましたジュエリーもとても評判が良く、色々お話をする中で特に真珠と(仮に養殖であっても美しいもの)大きめのダイヤモンドの需要は非常に大き苦なっていることを感じます。
さてオープンサロンについても頂く、質問がいくつがございますのでまとめて記載させていただきます。

頻度:年に2回ぐらいを予定しております。
基本的には買い付け後、鑑別等ございますので買い付けから2-3週間後に設定させていただくことが多いです。

会期:2日間のことが多いです。
最近は働く女性がとても多く、土日に設定させていただいていることが多いです。

ちなみに次回は年内は予定がございません。
次回の買い付けの後、おそらく春に以降と思っておりますのでそれ以降になる予定でございます。


関西圏につきましては、下記を予定しております。

・宝塚ホテルのアンティークフェア(年に2回、夏と冬がございます。次回は2月です)

・京都アンティークフェア 
このフェアはくこれまで出展してはいないのですが、時々お友達のディーラーさんが年二4回は(諸々の用事と重なり)出れないとういことで声をかけていただくことがあり、代理で出展させていただくことがございます。
次回11/20~11/22は出展いたします。

場所:京都パルスプラザ
http://www.gomoku-do.com/
ブース番号:44Aです。
*友人のディーラーさんのお店の名前で名簿は記載されていますが、会場は分かりやすくどこかシェルシュミディの名前を書いておきます。


催事に関しましては、基本的に一人でやっておりますのでこれが限界とうことでこれ以上増やすことは予定しておりません。
皆様にお会いしてお話をさせていただく時間はとても楽しいひと時で、本当はもう少しできたらいいのですけど、物理的にこれが限界かと。
限られた時間ではございますが皆様にお会いできますのを心より楽しみにしております!

催事の間に、前回の買い付けでどうしても気になりながら予算の関係で購入できなかった真珠のネックレス&ブレスレットのセットに関して、ディーラーさんに連絡をいれていました。
何とかしてとっておいてもらうことに成功!
1940年代のフランスのパリュールで養殖真珠なのですが、留め具のところに他の色石が入っていたりととにかくゴージャスなジュエリーでした。
また次回の買い付けのときにピックアップしますのでだいぶ先になりますが、こうしたジュエリーは今、かなり需要があるようなきがいたします。
楽しみに(ずいぶん先ですけど)待っていてくださいね~~~。



17:32  |  催事オープンサロン  | 
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